電車内で足を投げ出し怒声、威嚇… おびえる乗客、そのとき職員は

 東京都内を走る京王線の電車内で、乗客17人が重軽傷を負った事件から約1週間後となる今月上旬の夕方、東京都心と横浜を結ぶ東急東横線の各駅停車の車内で、男性客が他の乗客に怒鳴り散らしていた。

 男性はシートに座ったまま両足を前に投げ出し、両脇には大きなポリ袋を2、3個置いていた。近くに座った人、ドア付近に立つ人を次々と威嚇していく。帰宅の時間帯にさしかかり、6、7人が座れるシートの大半は埋まっていたが、男性がいたシートだけほとんど誰もいなくなった。

 多くの乗客が視線をそらしたり、うつむいて携帯電話を見たりしてやり過ごした。同じ車両から下車する子どもが小声で母親に「なんで怒るのかな」。おびえた様子だった。

「停車します」日吉駅でアナウンス、そして……

 記者が偶然、居合わせた。10月31日夜に東京都調布市内を走る京王線の車内で、男が刃物を使うなどして17人が重軽傷を負った事件が頭によぎった。

 記者が乗ってから数分後、電…

この記事は会員記事です。残り1929文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment