8mの巨大ねぷたが回る、縮む、折り畳む こんぴら歌舞伎の町に出張

多知川節子

【動画】四国金毘羅ねぷた祭り 初運行=紙谷あかり、多知川節子撮影

 青森県弘前市とのコラボで、香川県琴平町で27日から初めて開催された「四国金毘羅ねぷた祭り」。28日夜には、ライトアップされた勇壮なねぷたが、「こんぴらさん」の愛称で知られる金刀比羅宮(ことひらぐう)の門前町を練り歩いた。

 現存する日本最古の芝居小屋・旧金毘羅大芝居(金丸座)=琴平町=を舞台に毎春開かれていた「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が、コロナ禍などのため3年連続で開催できなかった代替のイベントだ。

 2020年春に上演するはずだった演目「義賢(よしかた)最期(さいご)」を題材に新たに描き下ろした大型のねぷたなど、3台が登場。レトロ駅舎として人気のJR琴平駅前のほか、金刀比羅宮参道近くの土産店の通りなどを約2時間かけて巡った。

 笛や太鼓のおはやしにあわせ、回転などのダイナミックな動きを見せると、沿道の地元住民や観光客からは大きな歓声が上がり、「観光の町」に光と活気を呼び戻した。

 電線を避けるため、ねぷたが電動で縮んだり、絵を折り畳んだりする場面も。高さ約8メートルもあるねぷたが、半分ほどに小さくなる姿に感嘆の声も上がった。土産物店で働く小野綾子さん(74)は「あんなに大きなねぷたがくるくる回ってね。本当に感動した。町に活気が戻ってうれしい」と話した。(多知川節子)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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