JR町田駅前、警視庁が暴排呼びかけ 暴力団組員銃撃事件の現場

山口啓太

 5月に近くで発砲事件が起きたJR町田駅東京都町田市)の駅前で、警視庁が26日、市民らに暴力団排除を呼びかけた。上野良夫・組織犯罪対策部長は「暴力団を利用しない、暴力団と交際しないということを再認識し、ささいなことでも暴力団に関する情報提供を」と話した。

 町田駅前に同庁暴力団対策課の警察官や町田市の職員ら約30人が集まり、「暴力団に金を出さない」などと書かれたウェットティッシュ1千個余りを通行人に配布した。同課は、暴力団に関する相談や情報について警視庁暴力ホットライン(03・3580・2222)まで寄せてほしいとしている。

 発砲事件は今年5月26日夜、JR町田駅近くで発生。指定暴力団山口組系組幹部の男性(当時51)が拳銃で撃たれ死亡し、知人の男(58)が殺人容疑などで逮捕・起訴された。(山口啓太)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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