芥川賞作家で、文化勲章受章者の田辺聖子さんが6日、91歳で亡くなった。亡くなったことが明らかになった10日、田辺さんの母校、樟蔭女子専門学校(現・大阪樟蔭女子大)では関係者が死を悼んだ。 【写真】田辺聖子さん(2004年2月20日撮影) 大阪樟蔭女子大学(大阪府東大阪市)の図書館にある「田辺聖子文学館」は10日が同館の開館記念日。8日から開館12周年記念企画「田辺聖子の樟蔭時代」が始まったばかりだった。兵庫県伊丹市の田辺さんの自宅を何度か訪れたことのある学芸員の住友元美さん(49)は「文学少女のまま大作家になられた方でした。いつまでも元気に活躍されると思っていた」と悼んだ。 同文学館の壁一面には作品が展示され、自宅の書斎を再現したコーナーには、乙女チックな小物、ファンにはおなじみのスヌーピー「スヌーちゃん」のそっくりさんの特大ぬいぐるみがある。住友さんは「田辺さんは少女時代に戦争を体験した。キラキラした、かわいいものを身の回りに置けることが平和の象徴でもあるんです」と話した。 初めて自宅を訪ねたときのことをいまも鮮明に覚えている。田辺さんは特大のスヌーピーのぬいぐるみを「スヌーちゃん」と呼んでいた。「初めてお会いしたとき、名刺をくださった。お仕事用の文字だけの名刺と大好きなスヌーちゃんの描いた名刺があった。『あなたはこちらのほうがいいわね』とスヌーちゃんの名刺をいただいた。やさしくて、すてきな方でした」と懐かしそうに振り返った。 ◇ ◇ ◇ 田辺さんの母校・大阪樟蔭女子大の図書館内に07年6月に開館した「田辺聖子文学館」。関係者は、同館が未来の作家を磨く拠点になることを切望する。08年4月には表現力豊かな若い世代の育成を目指し、「田辺聖子文学館ジュニア文学賞」が創設された。全国から応募があり、今年も募集が始まった。同館には田辺さんが作品執筆のために集めた資料も展示される。 小説を書くことが好きだという同大の学芸学部2年生の竹村花音さん(19)は「すてきな作品が多い。文学館で作品を手に取って参考にさせていただいています」と話した。 大阪樟蔭女子大の北尾悟学長は、田辺さんのパートナー、故川野純夫さんの愛称を引用し「天国で『カモカのおっちゃん』と安らかな時を過ごされることをお祈りする」とのコメントを出した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
緊急避妊薬、オンライン処方を条件付きで容認へ – 対面診療が困難な場合に限定、厚労省・検討会(医療介護CBニュース)
厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会」は10日の会合で、望まない妊娠を防ぐ緊急避妊薬のオンラインでの処方を条件付きで実施できるようにすることを了承した。地理的な要因や心理的な状態によって対面診療が困難と判断された女性に対し、産婦人科医など限られた医師が緊急避妊薬をオンラインで処方することを容認する。厚労省は、こうした内容を盛り込んだ指針の改訂版を7月にも公表する予定だ。【松村秀士】 厚労省は2018年3月にオンライン診療の適切な実施を促す指針を公表したが、不明瞭な部分が多いなどの指摘を受けたことから指針を見直す。当初は、その改訂版を5月に公表する予定だったが、調整が難航したため、公表がずれ込む。 オンライン診療については、初診は原則対面で行うことが指針で規定されているが、10日の会合で厚労省が示した指針の見直し案では、一定の条件の下で「例外的な対応が許容され得る」と明記している。 緊急避妊に関する診療については、女性健康支援センターなどの相談窓口が、リストなどを用いて対面受診が可能な医療機関を緊急避妊の必要な女性に紹介した上で、対面診療を受けてもらう。ただ、その例外として、地理的な要因がある場合や、相談窓口の医師らが女性の心理的な状態を踏まえて対面診療が難しいと判断したりした場合は、初診からのオンライン診療による緊急避妊薬の処方を認める。ただし、それが実施できるのは、産婦人科医と厚労省が指定する研修を受けた医師に限定される。 それらの限られた医師は、オンラインで緊急避妊薬を一錠のみ「院外処方」することとし、研修を受講した薬局薬剤師が調剤して面前での内服を確認する必要がある。また、処方医と調剤する薬剤師は、より確実な避妊法を適切に説明するとともに、内服3週間後の産婦人科医への受診の約束を取り付けなければならない。 さらに、緊急避妊のオンライン診療を行う医師は、対面診療を医療機関で行うことができないかどうかを再度確認するほか、性的被害を受けた可能性がある場合には、心理面や社会的な状況などに配慮して支援センターなどを紹介し、適切な支援につなげる必要がある。 厚労省では今後、指定する研修を受講した医師と薬剤師のリストをホームページで掲載。また、初診からのオンライン診療による緊急避妊薬の処方に関する実態調査を実施し、適切に運用されているかどうかを確認する予定だ。 CBnews 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
五輪聖火ランナーの応募方法を発表(TOKYO MX)
開催まであと1年余りとなった東京オリンピックに向け、聖火ランナーの応募方法の1つが発表されました。また、東京都庁ではパラリンピックに向け、各界の著名人たちの懇談会が開かれるなど、大会に向けた動きが加速しています。 東京・品川区で6月10日、聖火ランナーの応募方法を発表するイベントが開かれ、オリンピックの金メダリストの北島康介さんや、サッカー日本代表の堂安律選手らが参加しました。 聖火ランナーは4社の大会スポンサー企業と各都道府県が募集します。イベントの中で、スポンサー企業の日本コカ・コーラは、専用のアプリで、ペットボトルに付けられる「オリンピック応援マーク」を読み取ることで、応募できることを発表しました。 また、都庁ではパラリンピックに向け、バリアフリーについて話し合う懇談会が開かれ、タレントの高橋みなみさんや歌舞伎俳優の市川海老蔵さんなど、各界の著名人およそ20人が出席しました。出席者は今後、バリアフリー化の推進に向けて、東京都に政策を提言します。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
高齢ドライバー事故を防げ! 小池都知事が制御装置車を体験(TOKYO MX)
全国で相次ぐ高齢ドライバーによる交通事故を防ぐ政策を検討するため、東京都の小池知事は、ブレーキとアクセルの踏み間違えを防止する装置を取り付けた車を試乗しました。 4月に池袋で起きた暴走事故は、87歳の高齢ドライバーがブレーキとアクセルを踏み間違えたことが原因とみられ、松永真菜さんと3歳の娘・莉子ちゃんの、親子2人の命が奪われました。相次ぐ痛ましい事故を受けて小池知事は、急な加速や誤った発進を防ぐための装置を車に取り付けるための補助金の導入を検討しています。 小池知事は6月10日、都内の大手カー用品店で実際に制御装置を付けた車を試乗し、アクセルを踏み込んでも急発進しないことを体験しました。この装置はペダルからエンジンへ流れる信号を制御することで、ブレーキとアクセルを踏み間違えても車の急発進を防ぐことができます。 店によりますと、池袋の事故が起きた後、商品への問い合わせが相次いでいて、最近になって特設コーナーを設置しています。装置の売り上げも急激に伸びていて、事故があった4月と5月を比べると売り上げが13倍になったということです。 小池知事は今後、補助の対象や割合を決めて、なるべく早く制度化する考えです。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Walker Buehler, Max Muncy lead Dodgers to shutout of Giants
SAN FRANCISCO – Walker Buehler and two relievers combined on a five-hitter, and the Los Angeles Dodgers beat ace Madison Bumgarner and the San Francisco Giants 1-0 on Sunday. Max Muncy homered into McCovey Cove off Bumgarner (3-6) in the first inning, then exchanged words with the ace as he […]
消費税3000万円脱税、アニメ制作会社を告発 東京国税局(産経新聞)
消費税約3000万円を免れたとして、東京国税局は消費税法違反などの罪で、東京都杉並区のアニメ制作会社「ティーエーピー」と、同社の実質的経営者、熊瀬哲郎氏(68)=横浜市青葉区=を東京地検に告発した。3月28日付。 関係者によると、平成28年7月から30年6月までの2年間、消費税が課税されない中国や韓国の下請け業者に動画制作業務を外注していたにもかかわらず、実体のない国内の業者に発注し、消費税を支払ったように偽装。仕入れにかかった消費税の控除を受けることで約3000万円の消費税を免れたとしている。 事業者は消費税を納める際、仕入れにかかった分の税額を控除することができるが、国外の事業者にサービスの対価を支払う取引は対象外。 課税を免れた資金は事業資金や自宅のローン返済に充てたとみられるという。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
社民幹事長、安倍政権終焉契機に 夏の参院選で会見(共同通信)
社民党の吉川元・幹事長は10日、日本記者クラブで記者会見し、夏の参院選について「安倍政権を終焉させるきっかけにしていく」と表明した。比例代表の有効投票総数で2%以上を獲得できるかどうかが党存続の鍵を握ることについては「覚悟を持って向かう決意だ。候補者の持ち味や主張を有権者に伝えれば、党を残せると確信している」と述べた。 32ある改選1人区のうち、社民がこだわった鹿児島選挙区での独自候補擁立を断念する方向となったことには「苦渋の判断になるが、安倍1強を倒す大義を最大限尊重すべきだと考えた」と説明した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
熊谷6人殺害 ペルー人の男 控訴審初公判(テレ玉)
2015年9月、熊谷市で、住宅に侵入し小学生を含む男女6人を殺害したとして、強盗殺人などの罪に問われ、一審のさいたま地裁で、死刑判決を言い渡されたペルー人の男に対する控訴審の初公判が10日、東京高裁で開かれました。 この裁判は、2015年9月、ペルー人のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告(33)が、熊谷市で、小学生を含む男女6人を相次いで殺害したとして、強盗殺人などの罪に問われています。弁護側は、「被告は犯行当時、心神喪失状態だった」とし、無罪を主張しました。これに対し、一審のさいたま地裁は「被告に精神障害があったにせよ、自己の判断能力に基づいて犯行に及んでいる」などと、完全責任能力を認め、検察側の求刑通り死刑判決を言い渡し、弁護人が控訴していました。 東京高裁で開かれた10日の控訴審の初公判で、弁護側は「被告は事件当時、心神喪失状態であった」と改めて、無罪を主張しました。また、弁護側の依頼を受け、一審に続き、ナカダ被告の精神鑑定をした医師が出廷しました。医師は、犯行当時、妄想があったのか問われると、「あった可能性がある」と証言しました。また、医師は現在の被告の様子について「一審の際は、鑑定のため面会することができたが、今は面会すらできない。拘置所内での様子を聞いていると、悪化したと思う」と話し、弁護側は、訴訟能力の有無も争う姿勢を示しました。 検察側は、控訴棄却を求めています。 テレ玉 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
田辺さん作品「現代女性をも元気づける」 酒井順子さん
91歳で亡くなった田辺聖子さんと親交が深かったエッセイストの酒井順子さん(52)が10日、朝日新聞の取材に対し、田辺さんとの思い出などを語ってくれた。 酒井さんは、朝日新聞夕刊紙上で2006年に田辺さんと往復書簡のやりとりをした。「品性と教養を備えつつ、ユーモアと共に文学を紡いだ稀有(けう)な女性作家。重しが外れたような寂しさを感じます」と語る。 婚期を過ぎた「ハイミス」の女性をいきいきと描いた作品に10代の頃から親しんだ。独身でいることを積極的に楽しみ、人生の力に変えていく女性が主人公の作品は「現代を生きる女性たちをも元気づける力を持つ」と評する。 15年ほど前に兵庫県伊丹市にある田辺さんの自宅を訪ねたという。田辺さんの印象について「かわいらしさと知性が両立していた」。そのときに投げかけられた、「小説って、せっけんやタオルのように人生でザブザブ使うものよ」との言葉がいまも心に残っている。「小さな存在でも、気持ちよく、爽快にさせてくれる。創作にはそのような力がある、と教わりました」 古典にも詳しかった田辺さん。「深い知識に基づき、古典を現代に生かす手法に感銘を受けていました。私にとって目標となる、遠くに輝き続ける暖かな光のように感じていた。ずっとお元気でいらしていただきたかったです」と別れを惜しんだ。(机美鈴) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Hanshin’s Fumihito Haraguchi has already written inspiring story in comeback from cancer
The past week was one of returns in Japanese baseball. Interleague play is back, with the annual competition between the Central and Pacific Leagues having kicked off on June 4. So is Fukuoka SoftBank Hawks pitcher Rick van den Hurk, who returned from a nagging ailment, and his teammate Tsuyoshi […]