経済インサイド 半世紀近く前、高度経済成長期に整備計画が決まった整備新幹線。地方の夢をのせ、北は北海道から南は鹿児島まで、都市圏と地方を結んできました。ところが、九州新幹線西九州ルート(長崎新幹線)の場合は事情がちがいます。佐賀県の山口祥義知事が、地元を走る線路の整備に反対の姿勢を鮮明にし、与党や長崎県と鋭く対立しているのです。いったい何が起きているのでしょうか。 「新幹線整備、求めていない」 4月下旬、東京・永田町の衆院議員会館。長崎新幹線の整備を検討する与党の委員会で、居並ぶ国会議員や国土交通省幹部らを前に、佐賀県の山口知事の口から出たのは強烈な反対の意思表明だった。 「(長崎新幹線で佐賀県内を走るルートの)新鳥栖―武雄温泉の間に、これまで新幹線整備を求めたことはないし、いまも求めていない」 与党の検討委員会はこれまで、新幹線を整備したときの佐賀県の負担額をいかに軽減するかを議論してきた。山口知事はかねて整備に反発してきたが、検討委側は、それはあくまで地元に有利な条件を引き出す「交渉戦略」だとみていた節もある。それが、「ちゃぶ台返し」(検討委のある国会議員)のような事態に陥ったのだ。 会合の終了後、検討委の委員長を務める自民党の山本幸三衆院議員(元地方創生相、福岡10区選出)は「今後は委員間で議論を深めていきたい」と言葉少なに話し、報道陣の囲み取材に応じる山口知事を横目に、足早にエレベーターへ乗り込んだ。 「もうどうすればいいのかわからない。佐賀県知事の話を聞いて、みんなが頭を抱えてしまった。計画を止めるしかないのか……」。国交省関係者は会合後、山本氏の言葉を代弁するようにこうもらした。 そもそも長崎新幹線って? 長崎新幹線の整備計画は197… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
藤井聡太七段“詰将棋名人”ゆえの超感覚 羽生善治九段が「非常に優れている」と絶賛する危険察知能力(AbemaTIMES)
どうすれば相手に勝てるかを突き詰めると、どうなってしまうと自分が負けるかを知ることにもなる。そんな力を、将棋の藤井聡太七段(17)はハイレベルで身につけている。七冠独占・永世七冠などの記録を樹立した羽生善治九段(48)によれば「自玉が危ないという危険感覚も非常に優れている」という。詰将棋解答選手権を5連覇している“詰将棋名人”の藤井七段が持つ危険察知能力は、棋界の第一人者を驚かすほどのものだった。 【画像】AbemaTVトーナメント決勝 糸谷哲郎八段 対 藤井聡太七段 第1局 投了図 そもそも将棋は、相手の玉を動けない「詰み」の状態にすれば勝ち。正解の手を指し続けることで、その「詰み」にたどり着くのが「詰将棋」だ。藤井七段は、超難問のパズルのような詰将棋でも、小学生時代から圧倒的な速度で解くことで、将棋界ではプロデビュー前から有名だった。趣味でも自ら作ることもあるだけに、この「詰み」に対する感覚はプロの中でも断トツと言える。 この感覚が、自玉の危険度を察知することにも活きると羽生九段が指摘したのは、7月21日に放送されたAbemaTVトーナメント決勝、糸谷哲郎八段(30)との第3局だ。解説を務めていた羽生九段は、こう語った。 羽生九段 受けのスキルの高さも証明した。詰みのところで、非常によく読めるので、自玉が危ないという危険感覚も非常に優れている。あと1枚駒を渡したら詰みとか、2手余裕があるとか、瞬間的に読み切っている。 難問の詰将棋を瞬時に解き、自作もするということは、実際の対局においても盤上がどう変化すれば詰みが生じるかを、圧倒的な速度で読めることにつながる。現状が詰んでいるかを考えるのとでは、実戦において決定的とも言える違い、差が出る。 実は藤井七段、公式戦の最終盤、負けを悟ったと思われる場面である行動に出たことがある。状況は、お互い持ち時間を使い切った後の1分将棋。解説していた棋士からも、藤井玉に詰み筋があると指摘されるほど追い込まれていた。ここで藤井七段は、相手に考える時間をなるべく与えないように、60秒のうちほんの数秒だけ使って指し、相手の手番とした。結果はある一手から詰み筋が消え、一気に逆転勝利。相手よりも先に自玉の詰みを見つけられることで、こんな大逆転劇を“演出”できる可能性もあるのだ。 1時間以内で終わる早指し戦でも、12時間に渡る長時間対局でも、目指すものは「詰み」。この点において究極レベルのスキルを持っているからこそ、攻守にいきる一手を、あっという間に見つけ出す。受けに回った藤井七段の一手も、決して目が離せない。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
アバター使ってテレワークをもっと楽しく ビデオ会議、すっぴん気にせず参加可能に(47NEWS)
2020年東京五輪・パラリンピックの混雑回避策としても注目が高まる「テレワーク」。在宅勤務のまま会議にも参加できる「ビデオ会議(ウェブ会議)」のシステムが普及するにつれ、思わぬ課題が浮上している。「ノーメークのすっぴんをみられたくない」「部屋を見られたくない」―。会議のためだけに化粧をするのも手間だし、何よりプライバシーの問題でもある。女性らのこうした声に応えようと、「アバター(分身)」を使ったビデオ会議を提案するベンチャー企業がある。 「時空テクノロジーズ」(以下時空、東京)が開発中のコミュニケーションサービス「vmeets(ブイミーツ)」のビデオ会議では、画面に参加者全員がかわいいアバターで登場する。どれもアニメのキャラクターのようなイメージだ。 ▽和む会議 デモで見せてもらったアバターは犬や女の子。CEOの橋本善久(はしもと・よしひさ)さん(46)自らが女の子のアバターを使い、いろいろな動きを実演してくれた。記者が「女の子にもなれるんですね?」と聞くと「なれますよ」と笑った。 パソコン付属のカメラが人の動きを認識し、顔の向き、目や口の動きが再現される。笑ったり、驚いたりを自動判定するほか、LINE(ライン)スタンプのように手動で「びっくり」といった派手なアクションをさせることもできる。 これらの機能には、プライバシー問題の解決のほかに、実はもう一つ大きな狙いがある。それは、仕事に「和み」の要素を取り入れることだ。 「和むのは重要です。ワンちゃんのアバターでまじめな顔はできないじゃないですか。むしろ深刻な話をするときに向いているかもしれません」 このソフトを使えばどんな会議でも楽しくなる。会議のストレスを和らげることで、生産性やクリエイティビティを高められると考えている。「働き方改革」は、とかく残業削減の話になるが「それって最悪ですよね。みんな苦しいだけ。数字だけ減らしにいってもしょうがない」。テクノロジーを使って働き方そのものを変えることを重要視している。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
自分の髪を抜き続けた30年 夫にも秘密だった私が「素の頭でも、生き生き輝ける」と思えるまで(withnews)
髪がなくても、女性は生き生きと輝ける――。かつて髪に強いコンプレックスがあった土屋光子さん(39)は今、そんな信念を持っています。土屋さんは約30年間、自分で自分の髪を抜くことをやめられない「抜毛症」に悩んできました。3年前にブログで公表し、自ら髪を剃(そ)り上げ、病気を治そうとしない道を選びました。「抜毛症と向き合わず、幸せを他人に依存する自分と決別するためだった」と言います。(朝日新聞記者・岩井建樹) 【写真】スキンヘッドパフォーマンスにも挑む土屋さん 「ファッションの一部」としてウィッグも 〈抜毛症〉「髪を抜くことをやめよう」と思っても、衝動を抑えることができない疾患。抜毛を繰り返した部位は、髪が生えてこなくなる恐れがある。まつげや眉毛を抜く人や、抜いた髪を口に入れてかんだり飲み込んだりする人もいる。ストレスが原因の一因とされる。恥ずかしさから、病気を隠す人も多い。 「プチッ」。やめられなくなった抜毛 土屋さんが髪の毛を抜き始めたのは、小学校低学年のころ。姉が枝毛を抜く姿を見て、まねをしたのがきっかけでした。「プチッ」という感覚が気持ちよく、やめられなくなってしまいました。 「父と母が不仲で、よく言い争いをしていました。それが原因かどうかはわかりませんが、ストレスを感じていたのは確かです。母は髪を抜く私を見て『私のせいでこうなっちゃった。ごめんね』と言いました。私は母のことが好きだった。でも、母に『ごめんね』と言われ続けたため、私もいつしか、『お母さんのせいだ』との思いが強くなってしまいました」 「抜毛を『してはいけないこと』と思いました。髪を抜かないように、寝るときに手袋をしたり、テレビを見るときに手に物をもったりと、いろいろ工夫もしました。でも、やめられない。『どうしてだろう……。私はダメな人間なんだ』と自分を責めました」 追い詰められ、母に「あなたのせい」 髪の毛は頭のてっぺんから、徐々になくなっていきました。髪の毛を結んだり、襟足ウィッグを使ったりして隠しました。「ばれてはいけない」との思いが強かったと言います。 「日に日に醜くなっていく恐怖心。周りの視線が気になりました。はげ頭を見られることは、私にとって下着を見られるのと同じくらいの恥でした。背の高い男子が近づいてきたら避けました。ばれないことが何より重要なことでした」 「小学校高学年のとき、両親が離婚。父親と姉の3人で暮らすことになりました。中学生のころ、父が育毛剤を買ってきました。父なりの気遣いだったと思います。でも『余計なことをしないで』『その話題に触れないで』とうっとうしく感じました」 高校生になると、髪の毛がない範囲がサイドまで広がり、ヘアスタイルでは隠すことができなくなりました。焦った土屋さん。数十万円するカツラを購入するため、母親からお金をもらいました。 「母に『あなたのせいでこうなったからお金を出して』と詰め寄りました。当時は精神的に荒れていて、親の事情を考えたり、思いやる気持ちを持つことはできませんでした」 次ページは:夫にも秘密に 隠し続けることへの疑問 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
23日の天気(西日本)(共同通信)
7/22(月) 7:00配信 ◆大阪 曇り時々晴れ ◆京都 曇りのち時々晴れ ◆広島 曇り ◆高松 曇り時々晴れ ◆福岡 曇りのち時々晴れ ◆鹿児島 曇りのち時々晴れ ◆那覇 晴れ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「天声人語 2019年7月22日」(朝日新聞デジタル)
大相撲名古屋場所は、モンゴル出身の横綱同士の対決を鶴竜が制して幕を閉じた。白鵬ともども全身を紅潮させてぶつかった結びの一番は見応え十分、手に汗を握った▼残念だったのは大関、関脇、小結陣のふがいなさだ。とりわけ大関は4人全員が休場。昭和以降の相撲史で初めてという異常事態となった。星取表に並ぶ「ややや」「●●●」の列には目を覆いたくなる▼床屋や居酒屋の談議で、政界はしばしば角界にたとえられる。「横綱自民党。もう大関も小結もいないんですから」。今月初め、与野党の党首らが出演したTBSの番組では、そんな発言が出た。…… 本文:603文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。 朝日新聞社 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
自民最終当選者は赤池氏 比例(産経新聞)
7/22(月) 6:52配信 参院選は21日、開票の結果、比例代表で自民党の赤池誠章氏の当選が確実となった。となることが確実になった。自民党の最終当選者。 」 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
吉本興業の岡本社長が会見へ フジ番組で「申し訳ない」
振り込め詐欺グループの宴会に出席して現金を受け取るなど一連の問題で、吉本興業から契約を解消されたお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之さんらが謝罪会見したことを巡り、吉本興業の岡本昭彦社長が22日に会見する、と明らかにした。21日午前放送のフジテレビ系「ワイドナショー」の取材に答えた。 岡本社長はVTRで「弊社の問題につきまして、大変ご迷惑をおかけしておりまして、誠に申し訳ありません」とコメント。「反社会勢力からタレントが金銭を受け取ってしまった件につきまして、被害者の方々に対しまして、事務所を代表してお詫び申し上げます。ファンの皆様、関係者の皆様にご心配、ご迷惑をおかけしまして、申し訳ありません」と述べ、「昨日のような会見をタレントにさせてしまったことを大変心苦しく思っており、あす私の方から会見を開かせていただき、ご説明させていただきたい」と話した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
飲食店で2人刺され重体、刃物持った男逃走 静岡・沼津
21日午後7時25分ごろ、静岡県沼津市大岡の飲食店「びっくり仰天」で「人が刺された」と、近所の人から110番通報があった。沼津署によると、40~50代とみられる客の男が、店の経営者の菊地加代子さん(68)と、長泉町下長窪、職業不詳笠間明さん(71)を刃物のようなもので刺すなどし、刃物のようなものを持ったまま逃走したという。2人は腹部を刺されるなどし、重体。署は殺人未遂事件として逃げた男の行方を追っている。 署によると、逃げた男は細身で短髪。店内には事件当時、3人しかいなかったという。店の近くの男性によると、店の前で女性が倒れており、男性客が「警察呼んで」と助けを求めに来たという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
高出力のレーザー販売容疑で男逮捕 米軍機事件で使用か
米軍横田基地(東京都福生市など)周辺で訓練飛行中の米軍機にレーザー光を照射する妨害行為が相次いだ事件で、安全規制を超える高出力のレーザーポインターを販売したとして警視庁は、横浜市鶴見区に住む50代の会社経営者の男を消費生活用製品安全法違反の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。警視庁は事件で逮捕された男が使ったレーザーポインターの入手経路を捜査していた。 捜査関係者によると、経営者は国の安全規制に違反した高出力タイプのレーザーポインター数本を問屋に販売した疑いがある。中国から輸入していたとみられる。強いレーザー光を目に受けると、視力の低下や失明の恐れがあるという。 一連の妨害事件で、警視庁は今… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル