【動画】約1カ月ぶりに公開されることになったレッサーパンダの「ミンファ」=鯖江市西山動物園提供 「脱走の女王」の異名を持ち、くりっとした瞳にあざやかな毛並みで人気の福井県鯖江市西山動物園のレッサーパンダ「ミンファ」(メス・13歳)。体調不良が疑われて8月から非公開のスペースにいたが、約1カ月ぶりに来園者に姿を見せてくれることになった。 曽祖父が同園生まれという縁で、ミンファは千葉県の市川市動植物園から2008年にやってきた。5頭を出産。移った神戸市の王子動物園でも3頭を産み、同園のレッサーパンダとしては25年ぶりの繁殖と話題になった。 穏やかな性格ながら抜群の運動神経も人気の一つだ。1歳の時にフェンスを飛び越えて脱走。翌日に近くの住宅街で発見され、神戸でも脱走を試みて飼育員を悩ませたという。その様子がテレビなどで取り上げられ、「脱走の女王」として人気者になっていった。 今年2月に神戸から鯖江に里帰り。13歳と人間でいえば70歳に近いが、県外からファンが見に訪れるなど、今もなお人気は高い。 異変が見受けられたのは夏ごろだった。ファンから「足をひきずっている」「食べ物が口からこぼれている」などの声が寄せられた。園が様子を確認したところ、病気の可能性もあるものの、早急に治療を施すほどではないと判断。加齢による影響が大きいと考え、少しでも過ごしやすいようにと、先月上旬、高低差の少ない非公開の飼育スペースに移動させた。 周囲の心配をよそに、ミンファは元気そうだ。食欲旺盛で、大きくても6キロ程度の一般的な体重に対し、ミンファは約7・5キロまで増加。負担軽減のためにも今はダイエット中という。 園では暑さのやわらぐ9月上旬から、今いる非公開のスペースを遠目から見えるようにするという。10月からは高低差の少ない場所に移し、本格的に公開を再開する予定だ。 その作業と並行して、ミンファ… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
横浜市が突如IR誘致を正式表明した背景は?(THE PAGE)
横浜市の林文子市長が、カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致について正式表明しました。林氏は、これまでIR誘致については「白紙」と言い続けてきましたが、ここに来て突如、誘致する方針を打ち出したことにはどのような背景があるのでしょうか。 【中継録画】横浜市がIR誘致を正式表明 林市長が会見 「白紙」から一転した横浜市 誘致争いは激化 日本は公営ギャンブルを除いて、原則として賭博を禁止していますが、昨年7月、統合型リゾート(IR)実施法が、可決成立したことで、全国3カ所を上限にカジノやホテルを一体化した施設の整備が認められることになりました。3カ所という制限については将来的に拡大させるという議論もありますが、今のところは、限定された3カ所をめぐって、各自治体や関連企業が激しい誘致合戦を繰り広げることになります。 これまでに、大阪、和歌山、長崎などが誘致を表明しており、北海道や愛知なども誘致を検討しているとされます。横浜市でも経済界を中心にIR誘致を求める声は大きく、議論が続けられてきましたが、林氏は「白紙」であるとして、方向性を明らかにしてきませんでした。林氏が方針を曖昧にしてきた理由は、市民の中にはカジノ誘致に反対する声も多いことに加え、候補地とされる横浜港の山下ふ頭を長年にわたって仕切り、「ハマのドン」ともいわれた藤木幸夫横浜港運協会会長がカジノ誘致に猛反発しているからです。 “ハマのドン”藤木氏「命をかけて反対」 元々は賛成の立場 藤木氏は林氏の誘致表明を受けて記者会見に臨み、眼光鋭く「命をかけて反対する」「私の顔に泥を塗らせた人がいることははっきり分かっている」と穏やかではない発言を行っています。 藤木氏がカジノに猛反発していることについては、首をひねる人もいるのですが、もともと藤木氏はカジノについては賛成という立場でした。ところがギャンブル依存症の深刻さを知り、反対の立場に転じたそうです。ただ、一部には藤木氏が菅官房長官と対立しているという報道もあり、誘致の方針や事業の進め方などについて意見の相違があったとする見方も出ているようです。 カジノについては大きな経済効果が見込めるという試算がある一方、入場料など制限が多く、大量の外国人客を動員できなければ採算ラインに乗らないとする指摘もあり、実際のところフタを開けて見ないと分からない部分も多いのが現実です。本来であれば、すでに国が基本方針を公表しているタイミングですが、微妙な問題であることから、公表は先送りされた状況にあります。 (The Capital Tribune Japan) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
JR西日本のHPの一部が改ざんされ、個人情報を不審なサイトが表示されていた(読売テレビ)
読売テレビ JR西日本のホームページの一部が改ざんされ、個人情報をだまし取る不審なサイトが表示されていたことがわかった。 改ざんが見つかったのは、和歌山と京都を結ぶ特急列車「パンダくろしお」の運行スケジュールを案内するページ。JR西日本によると、何者かの不正アクセスにより改ざんされ、今月1日、ホームページ上にアンケートを装って、クレジットカード番号などの入力を、利用者に求める画面が表示されていたという。 担当者が異変に気付き、改ざんが発覚したが、これまでに被害は確認されていないという。 JR西日本は現在、改ざんされたページを閉鎖していて、原因について詳しく調べている。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ジャニーさんお別れ会、東京ドームで始まる。一般の部は午後2時から、ファンは筆記用具持参を(ハフポスト日本版)
7月に亡くなったジャニー喜多川さんの「お別れ会」が9月4日、東京ドームで執り行われる。「関係者の部」の開始時刻直前には、東京ドーム付近に多数の喪服姿の関係者が集まった。 「一般の部」は何時から? 午前11時からは「関係者の部」が開かれ、ジャニーズ事務所の所属タレントや、親交のあった芸能関係者、メディア関係者などの招待客が参列するという。 午後2時から午後9時まで(※最終受付は午後8時)は、案内状のないファンら一般が参列できる「一般の部」が執り行われる予定だ。 詳細はジャニーズ事務所の公式サイトに掲載されているが、「平服」で参列するように呼びかけている。 また、お別れ会ではジャニー喜多川さんへのメッセージを贈ることができるという。入場の際に1人1枚ずつメッセージカードが配布されるが、カード記入用の筆記具は参列者が持参するように呼びかけているため、注意が必要だ。 男性アイドルの礎を築いたプロデューサー ジャニー喜多川さんは、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血により7月9日、亡くなった。 ジャニーさんは1931年、アメリカ・ロサンゼルスで生まれ。 1962年のジャニーズ事務所創業以降、ジャニー氏は数多くのトップアイドルグループを結成し、戦後日本の芸能文化の発展に大きく貢献した。「最も多くのNo.1シングルをプロデュースした人物」として、ギネス世界記録にも認定された。 生田綾 / ハフポスト日本版 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
関西空港台風被災1年 旅客回復、ターミナルに活気(産経新聞)
関西国際空港は4日、昨年9月の台風21号で浸水被害を受けてから1年を迎えた。外国人の訪日意欲は関空の被災を経ても衰えず、空港のターミナルはにぎわいを増している。 昨年9月の国際線・国内線を合わせた関空の総旅客数は前年の約半分に落ち込んだが、翌月には前年比3%増に回復。平成30年度は過去最高の2940万人(2%増)となった。この日、タイに向かった大阪府箕面市の女性会社員(49)は「さらに使いやすい空港になってほしい」と期待を込めた。 台風21号では、高さ5メートルに達する波が護岸を乗り越えて滑走路などが浸水。対岸との連絡橋にタンカーが衝突して通行不能となり、停電したターミナルに利用客や従業員ら最大約8千人が取り残された。運営する関西エアポートは浸水した1期島護岸のかさ上げ、電気設備の地上化などの防災工事を令和4年度末までに完成させる方針だ。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
紀伊半島豪雨8年 難逃れた廃校舎をにぎわい拠点に(産経新聞)
11人が死亡・行方不明となった奈良県五條市大塔(おおとう)町では、奇跡的に難を逃れた旧大塔小中学校の廃校舎が、地域のにぎわい拠点として生まれ変わろうとしている。「復興のシンボル」として、さまざまな催しが企画され、8年という年月を経て、活気が戻ってきた。 平成23年9月4日朝、大塔町を大規模な山腹崩壊が襲った。土砂にのみ込まれて8人が死亡し、3人が行方不明のまま。大塔小中学校ではプールの管理棟が流され、運動場の一部も崩れた。この日以降、16人いた児童・生徒らは校舎で再び学ぶことはかなわず、同校は26年4月に休校、昨年3月末で廃校となった。 学校周辺の風景は一変したが、意匠を凝らした木造校舎だけは奇跡的に被害を免れ、無傷で済んだ。16年に完成し、使用期間はわずか7年余り。地域住民からの要望があり、市は昨秋、「大塔ライフハウスプロジェクト」を発足させた。 第1弾は昨年12月、廃校舎に宿泊してリースづくりを楽しんだり、地元で取れたイノシシやシカを鍋にしたりする催しだった。県内外から集まったのは15家族約50人。プロジェクトを立ち上げた五條市大塔支所の地域おこし協力隊、村上祥隆(よしたか)さん(55)は「町ににぎわいが戻った感じだった。人が集う場所にできると思った」と振り返る。 その後は障害のある児童の発達をサポートする「森のがっこう」や、地元住民を対象とした「健康体操」などを企画。今月7日まではドイツ在住のダンサー、布谷佐和子さんら男女7人が廃校舎に短期滞在し、コンテンポラリーダンスの創作活動に没頭中だ。 今後は看護小規模多機能型居宅介護の事業所開設を目指しており、村上さんは「廃校舎を拠点に地域の皆さんが助け合えるようなコミュニティーを作り、町を元気にしたい」と力を込めた。(石橋明日佳) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
元町長の長男、県職員に転職し防災に奮闘 紀伊半島豪雨8年 (産経新聞)
和歌山県那智勝浦町の慰霊祭には、豪雨で家族を亡くした元町長、寺本真一さん(66)の長男、圭太さん(30)の姿があった。当時、自身も被災しながら復興の陣頭指揮に立ち続けた父の姿に「自分も地域のために」と決意。一度は県外の企業に就職したが、昨年4月、同県庁に転職した。現在は国際課で、外国人観光客らが被災した場合の対応訓練の運営などに携わっている。(前川康二) 圭太さんの実家は豪雨の土砂災害で流され、母の昌子さん=当時(51)=と姉の早希さん=当時(24)=が亡くなった。当時、東京の大学に通っていた圭太さんはバイクで数日かけて和歌山へ。役場では、妻と長女を失った真一さんが町長として気丈に復旧作業にあたり、被災者にねぎらいの言葉をかけていた。その姿に「強い人だな」と感銘を受けた。 大学卒業後、米国留学などを経て民間企業に就職。北海道で働いていたが、高齢となった真一さんを気遣い、帰郷を決断。平成30年1月の真一さんの町長退任後に帰郷し、同年4月、同県庁に採用された。得意の英語力が生かせる国際課に配属された。 今年8月には、県内で外国人観光客らが被災した場合に備えた訓練の運営を担当。参加した外国人らに対し、訓練内容を説明したり、けがの有無などを記載するカードの作成を支援したりした。 「被災経験があるからこそ、災害で困り、悲しんでいる人の気持ちが分かるはず。そういう人に寄り添う仕事をしていきたい」と寺本さん。この日の慰霊祭には真一さんとともに出席し、「1年間、県庁で無事に働くことができたと母と姉に報告した。いつ何が起きるか分からない分、精いっぱい生きて、県の職員として地域の方々に恩返ししたい」と決意を語った。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
リクナビに「腹が立つ」けど… やめられない就活生
リクルートキャリアが運営する就活情報サイト「リクナビ」が、学生の内定辞退率を予測して企業に販売していた問題の波紋が広がっている。連携してきた大学では「信頼が損なわれた」として、就活イベントからリクナビを排除する動きが出てきた。厚生労働省は職業安定法に反するとして行政指導する見通しだ。個人情報を巨大IT企業が分析し、利益を上げる手法が広がる中、立場が弱い個人を保護する法整備の必要性も指摘される。 「学生一人ひとりの情報を勝手に提供しているとは思わなかった。大学は学生を守る立場であり、信頼関係が崩れた」。中央大学キャリアセンターの池田浩二副部長はこう憤る。 一連の問題を受け、中央大は今後、就活イベントにリクルートキャリアは呼ばないとし、学生にリクナビ登録を紹介することもしないという。明治大も学生にリクナビの紹介をしない方針だ。 リクナビを利用するには、会員登録の際に約5千字に及ぶプライバシーポリシー(個人情報保護方針)に同意する必要がある。この中には「採用活動補助のための利用企業等への情報提供」とある。リクナビ側はこの一言をもって「内定辞退率(スコア)」を企業に売ることに「同意」したとみなしていた。 都内の私立大キャリアセンターの担当者は「同意したら情報がそんな風に使われるとは誰も思わない。企業だけを見たビジネスだ」と話す。リクナビ側がスコアを選考に使った企業はないとしている点にも、「信じろというのは無理だ」。秋に開く就職説明会にリクナビを呼ばないという。 就活中の早稲田大の男子学生(22)は、リクナビを含め三つの就活情報サイトに登録している。登録の際にはそれぞれ「同意」を取られたが、詳しい内容は読んでいない。「就活情報サイトは利用せざるを得ない。そこにつけ込まれたという思いだ」 リクナビを大学が排除するといっても、ばっさり切れない就活生の事情とは。専門家の意見も聞きました。 ■「就活に不… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
警告と思ったら切符 シートベルト免除、基準あいまい?
車に乗るときは、必ずシートベルトをしなければならない。でも、米屋さんや酒屋さん、クリーニング屋さんなど、状況によっては装着義務を免除される業種の人たちがいる。ただ、実際に免除されるかどうかはその時の「状況」によって異なるようだ。(笹山大志) 2時間後、警察官が店に 5月のある土曜日、兵庫県姫路市の酒屋を営む男性(59)は軽トラックで店を出た直後に、県警飾磨(しかま)署員に停車を求められた。男性はシートベルトをしていなかった。店から約100メートルの公道上。約1キロ離れた居酒屋にビールジョッキやグラスを配達する途中だった。 道路交通法はシートベルトの装着を義務づけ、違反すると違反点数1点が科される。だが、男性が「配達中」と伝えると、署員は点数切符を交付せず、警告だけにとどめた。 実は道交法上のシートベルトの装着義務には免除規定がある。道交法施行令では、業務のため「頻繁に自動車に乗降すること」を要する区間で、「当該業務のために使用される自動車を運転する」場合がそれにあたる。該当するケースは、酒類や米、清涼飲料の小売業で戸別配達する場合――などと国家公安委員会規則で定められている。 署員は男性が酒屋で、かつ配達… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
患者向け情報発信、がん対策情報センターに朝日がん大賞
ウェブサイトを通じて、がん患者向けの情報を発信し続けている「国立がん研究センターがん対策情報センター」が、日本対がん協会の朝日がん大賞に選ばれた。正しい情報に基づく患者支援と、がん統計の集計に貢献したことが評価された。 センターは2006年、信頼できる情報や相談場所がほしいという要望を受けて開設された。当時、医療の地域格差や、欧米に比べ薬の承認が遅いドラッグ・ラグが問題になっていた。 「がん情報サービス(https://ganjoho.jp/public/index.html)」は、様々ながんの診断や治療の解説、支援制度などを掲載する。各学会の診療指針をつくる専門家に加え、100人の患者や家族らからなる「患者・市民パネル」の声を反映させている。全国の相談窓口や臨床試験を探すこともできる。 また、全国のがん拠点病院などで行う「院内がん登録」をもとに、がんの種類やステージごとの生存率、「全国がん登録」をもとに患者数も公表している。 若尾文彦・センター長は「医療者の独りよがりではなく、患者にとって読みやすいか、つらく感じる表現はないか確認して作っている。治療や療養の情報だけでなく、就労支援など社会的支援についても、幅広く情報を提供している。NPO法人や患者会とも協力し、さらに充実させたい。正しい情報への入り口として活用してもらえれば」と話す。(月舘彩子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル