JR東日本は18日、台風19号の影響で不通が続く北陸新幹線の長野―上越妙高で、25日始発から運転を再開すると発表した。東京―金沢の全線で直通運転が再開されることになる。 ただ、長野市の車両基地内で浸水した10編成はいずれもシートまで水につかっていることが判明。JR東は廃車になる可能性もある状態としている。 北陸新幹線はJR東の「E7系」19編成、JR西日本の「W7系」11編成の計30編成で運用してきたが、このうちE7系8編成、W7系2編成の計10編成が被災して使えなくなっている。 JRは予備車両の運用を工夫するなどして、25日以降は通常の8割の運転本数を確保。東京―金沢を直通する「かがやき」「はくたか」は9割を維持する。詳細なダイヤは23日に発表する予定。今後、上越新幹線用に建造中の新車を転用するなどして運転本数を増やす方針という。 一方で、車両の被害の大きさも分かってきた。 JR東によると、千曲川の氾濫(はんらん)で浸水した長野市の長野新幹線車両センターには、屋外に7編成、車庫内に3編成が止めてあった。 いずれもモーターやブレーキを制御する電子機器や配線を含めた床下機器が完全に水没し、車内はシートの座面上部付近まで水につかっていた。また、2編成の車輪のうち約8割にあたる計78軸が脱線し、千曲川に最も近い位置に止めてあった1編成は停車位置から10メートルほどずれていた。E7系やW7系は1編成約33億円とされるが、JR東は「廃車の可能性もある」としている。 センター内にある車輪研削などのメンテナンス施設にも泥水が流れ込み、当分は検査や修繕ができない状態という。全線で運転を再開した後も、北陸新幹線の車両は、東北、上越新幹線の車両基地に振り分ける予定だ。(細沢礼輝) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
返礼品なし。台風19号の寄附を「ふるさと納税」で受付…すでに1億3000万円超 その仕組みを聞いた(FNN.jpプライムオンライン)
台風19号で被災した各地を支援するため、テレビ局をはじめSNSやポータルサイト、クラウドファンディングなどで様々な募金や寄附が行われている。 【画像】過去の災害時もたくさんの寄附が… その一つに「ふるさと納税」を利用した寄附の仕組みがある。「ふるさと納税」といえば、地方自治体に寄附をすると税金の一部が控除されて特産物などの返礼品がもらえるお得な制度として知られているが、どうやって寄附をするのだろうか。 「ふるさとチョイス災害支援」 全国1,788の自治体から20万点以上の名産品を集める「ふるさとチョイス」のサイトでは、その名も「ふるさとチョイス災害支援」という特集ページで様々な災害への寄附を募っている。一般的な「ふるさと納税」と災害支援の違いは、原則として自治体からの返礼品がなく、支払った寄附がそのまま自治体に届くということ。ふるさとチョイス側は、自治体から手数料を一切受け取らず、支援のプラットフォームを無償で提供しているという。 現在では、他のふるさと納税サイトでも同じようなことをしているが、2014年9月に初めて寄附金を被災地に届けるプラットフォームを立ち上げたのは「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクだという。その年の11月には長野県北部で最大震度6弱を観測した地震が発生。震度5強の揺れを観測した長野県白馬村からの連絡を受け、地震発生2日後に寄附の受付を開始すると1カ月間で約6000万円の寄附が寄せられた。 今回の台風19号の場合、上陸した翌日の10月13日から寄附の受付をはじめ、すでに総額1億3000万円を突破。(10月18日現在)寄附の申し込みホームを開設した県や市などの自治体は計80に及ぶという。 「ふるさとチョイス災害支援」に寄せられた災害ごとの合計寄附金額はサイト上で常に公開されてる。ちなみに編集部が確かめた限りで高額だったのは2016年の熊本地震で、寄附金は約19億円。そして、2018年に起きた西日本豪雨は、自治体に寄せられた寄附が約16億円、「代理自治体」に寄せられた寄附が約8億円で、合計すると約24億円となる。 この「代理自治体」とは何なのか?そして、ふるさと納税サイトが災害支援を始めたきっかけは?「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクの担当者に聞いてみた。 次ページは:ふるさと納税は災害支援に大きな役割を果たすと思っていた 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
静岡県をワクチン接種推奨地域に選定(共同通信)
10/18(金) 19:28配信 農林水産省は18日、豚コレラに感染していた野生イノシシが見つかった静岡県を、豚にワクチンを接種する「推奨地域」に追加したと明らかにした。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
即位礼、令和考案の中西氏参列へ 林真理子氏も(共同通信)
政府が18日に発表した天皇陛下の「即位礼正殿の儀」の参列者には、新元号「令和」を考案した中西進元大阪女子大学長も含まれていた。「各界代表」枠での選出。4月1日の新元号決定に先立つ「元号に関する懇談会」のメンバーも多数含まれ、榊原定征前経団連会長や作家の林真理子氏、宮崎緑千葉商科大教授らも参加する予定だ。 安倍晋三首相が初の国書(日本古典)からの元号採用を希望する中、中西氏が現存する日本最古の歌集「万葉集」から令和を提出した経緯がある。天皇、皇后両陛下と食事を共にする25日の「饗宴の儀」には山中伸弥京都大教授が出席する。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
台風19号 都道10路線なお通行止め 奥多摩では断水続く(産経新聞)
記録的な大雨となった台風19号で、土砂の流出や倒木などの影響により都道で計10路線の通行止めが続き、復旧に数カ月かかる見通しの路線も出ている。19日に台風上陸から1週間がたつが、特に被害が大きかった東京都奥多摩町では断水も続いており、懸命の復旧作業が進められている。 都によると、通行止め区間は、八王子市、あきる野市、青梅市など7市町10路線10カ所と、幅広い地域で生じている。奥多摩町の都道204号や、日の出町の184号の通行止め区間は損傷が激しく、復旧には数カ月かかる可能性があるという。 立川市と日野市の市境に架かる日野橋は、多摩川の増水で損壊。日の出町では道路の陥没で、住民約200人と福祉施設の約80人が孤立状態となったが、近くの仮設歩道を使い物資の輸送などを行っている。 奥多摩町では、日原街道の崩落に伴う水道管損傷や取水施設の損傷のため、約2700戸が断水中。都によると現在、13台の給水車が稼働しているが、仮設の水道管を設置し、21日から順次、通水を開始するという。トイレや清掃などに使うため、給水用のポリタンク約6000個も用意している。 18日に都がまとめた被害状況によると、江戸川区や足立区などから新たな情報が入り、けが人は計10人に増え、住宅被害は計1566棟となった。避難所があきる野市に1カ所あり、26人が避難している。 台風19号は12日夜から13日未明にかけて東京に接近し、都内では檜原村で1日当たりの降水量600ミリを超える記録的な大雨をもたらした。都は三宅島の噴火以来という、約20年ぶりとなる災害対策本部を設置し、対応に当たっている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
両陛下、上皇ご夫妻にごあいさつ(産経新聞)
10/18(金) 19:19配信 天皇、皇后両陛下は18日、「即位の礼」の中心儀式「即位礼正殿の儀」を前に皇居・吹上仙洞御所を訪れ、上皇ご夫妻にあいさつをされた。即位礼正殿の儀に出席されないご夫妻に、儀式の実施を事前に報告されたという。両陛下はその後、15日に続き皇居・宮殿「松の間」で儀式の所作を確認する「習礼(しゅらい)」とよばれるリハーサルにも臨まれた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
台風19号の激甚指定表明 首相、農業や土木施設被害(共同通信)
安倍晋三首相は18日の非常災害対策本部会議で、広い地域で甚大な被害をもたらした台風19号に伴う農業や公共土木施設、中小企業被害を激甚災害に指定する方針を表明した。地域は限定しない。政府は近く閣議決定する。 復旧作業の長期化が見込まれており、被災者や自治体への支援を強化する。 激甚災害は、インフラなどの被害額が一定基準を超えると対象となる。復旧事業の国庫補助率がかさ上げされ、被災自治体の財政負担が軽減される。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Astros pounce on Mashiro Tanaka, Yankees in Game 4
NEW YORK – Masahiro Tanaka yielded a go-ahead home run to George Springer in the third inning in the New York Yankees’ 8-3 loss to the Houston Astros in Game 4 of the American League Championship Series on Thursday. Tanaka allowed four runs — three earned — on four hits […]
「パ・リーグ生まれ変わった」あの熱戦 ラジオ番組受賞
プロ野球の歴史で語り継がれる1988年の熱戦「10・19(じってんいちきゅう)」。朝日放送ラジオ(https://www.abc1008.com/)が昨年制作したドキュメンタリー番組が、二つの賞を受賞した。これを受け、同局が19日に番組を再放送する。 番組は「『10・19』~7時間33分の追憶~」。優れた放送作品に贈られるギャラクシー賞のラジオ部門で大賞、優秀賞に次ぐ「選奨」を受賞。さらに今年度の民間放送連盟賞のラジオ報道番組部門で優秀賞となった。 88年、昭和最後のパ・リーグは、近鉄と西武が激しい優勝争いを演じた。近鉄はこの年の10月19日、川崎球場(神奈川)でロッテと1日に2試合するダブルヘッダーに臨んだ。近鉄が逆転でリーグ優勝するには、2連勝が絶対条件だった。 30周年を機に昨年制作された… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
他国から誘客、W杯で様子見…韓国客減、自治体対応に差
日韓関係の悪化で日本を訪れる韓国人観光客が激減するなか、韓国以外の国からの誘客に力を入れる動きが出始めている。九州は外国人旅行者の半分を韓国客が占めてきただけに、自治体の危機感は強い。とはいえ、ラグビー・ワールドカップ(W杯)の開催地では欧米豪などの客が増え、短期的な対策を見合わせている地域もある。 長崎県は11月から来年2月末まで、対馬市内を訪れる国内客の宿泊料金を3千円割り引くクーポンを発行する。原資は県予算約5800万円を充てる。熊本地震などの際に国が実施した「ふっこう割」を参考にした緊急対策で、国内から対馬に観光客を呼び込むのがねらいだ。 対馬市は韓国・釜山から約50キロ。昨年は外国人宿泊者数延べ約35万人の99%を韓国人が占めたが、日本が今年7月に対韓輸出規制を強化したことをきっかけに客が減り始め、9月は前年同月比で9割も減少した。市の担当者は「これまで韓国人客に頼りすぎだった」。 佐賀県では、8月の大雨の影響で9月初めまでに国内外からの約1万2200人分の宿泊キャンセルが発生し、追い打ちとなった。このため県は補正予算計3100万円を組み、県内を訪れる国内客を対象に長崎と同様の宿泊クーポンを発行する。 さらに2500万円をかけて中国やシンガポールなどの旅行業者に対しても、佐賀へのツアーをつくるよう働きかける。県の担当者は「日韓関係は先が読めない。韓国への依存度を下げて、多角化しなければならない」と話す。 反対に、韓国へのPRを強める自治体もある。沖縄県は「緊急プロジェクト」と銘打ち、9月末、ソウルで官民合同の商談会を開いた。韓国の旅行業、航空業者ら約100人に沖縄の新しいホテルや観光の魅力を伝えたという。沖縄は避寒地として韓国客に人気で、本来はこれからがかき入れ時。「韓国人の利用が多い観光施設は、急にやり方を変えられない。引き続き韓国側へのアプローチは必要だ」と担当者は言う。 一方、ラグビーW杯の開催地では一時的に外国客が増えているため、様子見しているところが目立つ。 5試合の開催地である大分県では、準々決勝2試合がある10月19、20日、大分市と別府市のホテル稼働率は9割近い。欧米豪からの客が昨年は県内宿泊者の0・7%だったが、今年10月19、20日に限れば15・4%を占めるという。県は「ホテルが埋まっているので、今すぐ韓国客を呼び戻す施策を打つことは考えていない」と説明する。 3試合がある福岡県も「しばらく様子見」。熊本県も2試合があり、「ホテルはほぼ埋まっている。韓国客が減った時期と重なったのでありがたい」。 ただ、韓国人に人気の温泉地・別府市のホテル関係者は「欧米人で満室になるのはラグビーの試合前後だけ。今の盛り上がりもW杯とともに終わるだろう。年間売り上げは昨年をはるかに下回る」と話す。 いずれの県も、中長期的には「韓国以外の国から客を呼び込む施策が必要」との立場で、今後現地商談会を開くといった対策を予定しているという。(枝松佑樹) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル