政府が検討する医療制度改革で、75歳以上が受診時に払う窓口負担への「2割負担」導入をめぐる攻防が激しくなっている。いまは原則1割で、患者の負担増に慎重な医師会側は、一定の所得層だけ2割負担にすることを視野に入れる。経済界などは原則2割にするべきだと主張。改革の是非に加え、「収入で区分」か「年齢で一律」かでも意見が割れている。 75歳以上が対象の「後期高齢者医療制度」には、約1800万人が加入する。窓口負担は原則1割で、現役並み所得がある人(約7%)は3割負担だ。 現役世代の保険料負担や財政悪化を懸念する健康保険組合や経団連、財務省などは、70~74歳は2割負担であることから、新たに75歳になる人から順に2割負担とするよう主張。年齢での線引きを求めている。 一方、日本医師会(日医)はこ… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日韓外務省局長、きょう協議 徴用工、輸出管理巡り(共同通信)
外務省の滝崎成樹アジア大洋州局長は15日午前、韓国外務省の金丁漢アジア太平洋局長と日本外務省で協議する。韓国人元徴用工訴訟問題や、双方が輸出管理の優遇対象から相手国を外した措置を巡り議論。韓国が破棄を決定し、23日に失効期限を迎える日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA=ジーソミア)も議題に上るとみられる。 日韓外務省の局長級協議は10月16日にソウルで開いて以来。両国関係が悪化の一途をたどる中、歩み寄りの糸口を探れるかどうかが焦点だ。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「大阪都」20局前後設置へ 消防庁、危機管理局など(産経新聞)
大阪市を廃止し、特別区に再編する大阪都構想をめぐり、制度移行後の新たな大阪府の組織概要案が14日分かった。府市で別々に行ってきた広域行政を府に一元化し、新たに消防庁やICT(情報通信技術)戦略を担う部署を設置。全体で20局前後にすることが検討されている。都市計画や住宅関係など、まだ機構案が固まっていない部門もあり、府市事務局で詳細を詰めた上で、都構想の制度案(協定書)を作る22日の法定協議会で素案を示す。 特別区に再編された場合、大阪市が担っていた都市基盤整備や交通、防災、観光などの広域行政機能は府に移管される。現行案では特別区に2503、府に428の事務が振り分けられることになっている。 関係者によると、新たな府の組織では、将来的な府内消防の一元化を目指して4千人規模の消防庁を設置。現状の危機管理室も局に格上げして、防災力の強化を図る。また府域水道事業の統合を目標にして水道局も設ける。 また吉村洋文知事が掲げる「スマートシティ」の実現に向け、ICTやAI(人工知能)を都市機能強化に反映させるスマートシティ戦略局を新設。このほか特別区連携局や経済労働局を置くことが検討されている。 現在の府組織は計12部局(府市共同の副首都推進局を除く)だが、都構想実現後は20局前後になる見込み。このほか教育庁などの組織体制はそのまま維持されるとみられる。 都構想は、広域行政を府に一元化し、教育や福祉など住民に身近な行政を特別区にゆだねることで、府市の「二重行政」の弊害をなくすことが最大の目的とされる。大阪維新の会幹部は「広域一元化のための局を設置していく」としている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
17歳男子高校生が“ゲイバー”で接客…午後10時以降に店で働かせた経営者と店長の男逮捕(東海テレビ)
名古屋のゲイバーで17歳の男子高校生に法定時間外に接客させていたとして、経営者と店長の男が逮捕されました。 逮捕されたのは、名古屋市中区栄のゲイバー「CARNET」の経営者・青山裕樹容疑者(39)と、店長の溝口靖人容疑者(24)です。 今年6月、17歳の男子高校生が18歳未満と知りながら、午後10時以降に青山容疑者が経営するゲイバーで接客業務をさせた疑いが持たれています。 今年6月、男子高校生の知人から「高校生がゲイバーで働いている」などと情報提供があり、警察が捜査を進めていました。 調べに対し、青山容疑者は「溝口容疑者に任せているので共謀とは納得できない」と容疑を否認。溝口容疑者は「18歳と聞いていた」と一部を否認しています。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ハンセン病補償法、午後成立へ 家族に最大180万円(共同通信)
ハンセン病元患者家族に最大180万円を支給する補償法案と、名誉回復を図るハンセン病問題基本法改正案が15日午後、参院本会議で可決、成立する。元患者への補償金支給法施行から18年遅れ、家族補償がようやく実現。補償対象者は厚生労働省の試算で約2万4千人、支給開始は来年1月末を見込む。今後は家族関係の修復や差別解消への啓発活動が課題となる。 両法案は議員立法。補償法案は国の強制隔離政策で家族が受けた苦痛や苦難に対し、国会と政府による反省とおわびを前文に明記した。精神的苦痛への補償金として元患者の親子や配偶者らに180万円、きょうだいらに130万円を支給する。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
安倍事務所ツアー、参加者が証言 バス内受付、荷物検査なし(共同通信)
安倍晋三首相の地元山口県の事務所を通じ、首相主催の「桜を見る会」に参加した複数の後援会関係者が15日までに、前夜祭などを含めた「ツアー」の実態を証言した。会場に向かうバス車内で事務所の職員が案内状を回収し「受け付け」を実施、手荷物検査もなく、下車後は次々と首相夫妻と記念撮影するなど優遇ぶりがあらわになった。 地元事務所の秘書から誘われ、2015年4月の会に参加した男性は、事前に代金を事務所職員に手渡していた。会の当日、地域ごとにバスに乗り、午前7時に東京都内のホテルを出発。 バスは新宿御苑内の駐車場に乗り入れ、手荷物検査をする受付には立ち寄らなかった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
15日の天気 朝晩の冷え込み厳しい 北日本・北陸は雨や雪に(ウェザーマップ)
きょう15日(金)は、北日本と北陸では日本海側を中心に天気が崩れやすくなる見込み。北海道では、大雪や猛ふぶきによる交通障害に警戒が必要だ。 東~西日本は広い範囲で一日を通して晴れるが、朝晩は冷え込みが厳しくなる。けさは今季最低気温を観測している所が多く、体調管理に注意したい。 北日本・北陸 天気崩れやすい 北海道は大雪に警戒 北日本の上空には真冬並みの寒気が流れ込み、北海道は日本海側を中心に、あす16日(土)にかけて雪が降り続く見通し。大雪となる所もある見込みで、猛ふぶきによる交通障害にも警戒が必要だ。 また東北や北陸は午前中、雨や雪が一旦止む所が多い見込み。ただ、東北は北部を中心に昼過ぎから、北陸は夜から再び広く天気が崩れる予想。 一方で、東~西日本は高気圧に覆われるため、安定した晴天が続きそうだ。 朝 各地で今季一番の寒さに 帰宅時間も冷え込む けさは全国的に冷え込みが強まり、午前5時現在ほとんどの地点で10℃を下回っている。また、午前4時までに330地点で(全924地点中)、今季最低気温を観測した。 全国的に日中もきのう14日(木)より気温が下がり、西日本は広い範囲で、最高気温が平年を下回る16℃前後の予想。 通勤通学、そして帰宅の時間帯はかなり気温が低くなるため、上着に加えてマフラーや手袋などの小物もあるとよさそうだ。(気象予報士・保科 宗一朗) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
父親の遺体焼き捨てた疑い、長男逮捕 焼却炉に大量の灰
老犬の世話をする会社を営む父親の遺体を、高松市の会社兼自宅の敷地で焼いて捨てたとして、香川県警は14日、次男で同社役員の林田崇容疑者(29)=同市香南町西庄=を死体損壊と死体遺棄の容疑で逮捕し、発表した。容疑を認め、「仕事上で意見の食い違いがあった」と話しているといい、県警は殺人容疑も視野に捜査する方針。 県警によると、林田容疑者は10月30日から11月13日の間、会社兼自宅の敷地内で父昭さん(70)の遺体を焼き、遺棄した疑いがある。遺体は見つかっていないが、敷地内の焼却炉から大量の灰が見つかったといい、関連を調べている。 昭さんは老犬の預かりサービスのほか、香川県内の大型商業施設でペットホテルなどを経営。県警は11月1日、知人から捜索願が出されたのを受け、林田容疑者からも事情を聴いていた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
福井で発見の鳥類化石は新種 始祖鳥に次ぐ原始的な鳥類
福井県勝山市の白亜紀前期(約1億2千万年前)の地層で見つかった化石が、新属新種の鳥類だと分かった。鳥類の系統の中で、最古の鳥とされる始祖鳥(ジュラ紀後期)に次いで古いグループとみられる。福井県立大などが15日付の科学誌コミュニケーションズ・バイオロジーに論文を発表する。 同大恐竜学研究所の今井拓哉助教や東(あずま)洋一特任教授らの研究チームは、2013年8月に同市北谷町の河川性堆積(たいせき)物の地層で見つかった鳥類の化石45点を調べた。尾端骨や上腕骨などに他の鳥類には見られない固有の特徴があったため、新属新種と判断した。「原始的な福井の翼」を意味する「フクイプテリクス・プリマ」と学名を付けた。 翼を広げた大きさは約50センチと推定され、骨組織の研究から1歳未満の若い個体とみられる。他の鳥類の化石も検討した結果、始祖鳥に次いで古く、白亜紀前期としては最も原始的なグループだと分かった。川だった場所から見つかっており、鳥類がすでに森以外の幅広い環境に適応できていたとみられる。 研究チームによると、鳥類はジュラ紀後期(約1億5千万年前)に始祖鳥が出現した後に多様化し、白亜紀前期のものは60以上が知られている。その9割以上の化石が中国東北部で発見されており、地球全体の鳥類進化の理解は進んでいない。今回の研究で、中国東北部以外にも非常に原始的な鳥類が存在していたことが分かった。今井助教は「鳥類の進化を解き明かす上で極めて重要な発見だ」と話している。(平野尚紀) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
皇居で即位の中核行事「大嘗宮の儀」 510人が参列
天皇陛下の即位に伴う皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」の中核儀式「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」が14日午後6時半過ぎから、皇居・東御苑に建てられた祭場「大嘗宮」で執り行われた。即位に伴う一連の行事のクライマックスと言える行事で、前半の「悠紀殿(ゆきでん)供饌(きょうせん)の儀」には安倍晋三首相ら三権の長や各地の知事ら510人が参列した。 新たに即位した天皇が、皇祖神とされる天照大神と全ての神々に新穀を供え、自らも食して国家の安寧と五穀豊穣(ほうじょう)を祈る一世一代の儀式だ。大嘗宮は大小30余りの建物からなる祭場で、天皇陛下は東の神殿「悠紀殿」で「悠紀殿供饌の儀」を、西の神殿「主基殿(すきでん)」で「主基殿供饌の儀」を行う。両儀式は同じ内容だ。 午後6時半すぎ、大嘗宮北側の廻立殿(かいりゅうでん)を出発した天皇陛下の行列が、悠紀殿に到着した。薄明かりの中をゆっくりと進む陛下は、最も清浄で神聖とされる白絹の「祭服(さいふく)」姿だった。悠紀殿内部の陛下の様子は外からは見えないが、天皇陛下が神々に新穀などを供えて拝礼。五穀豊穣や国家安寧を祈る内容の御告文を読み上げ、自らもお供え物を食す。後半の「主基殿供饌の儀」は15日午前0時半過ぎに始まった。 宮内庁によると、今回の儀式にかかる費用は総額で約24億4千万円にのぼる見通し。政府は、宗教儀式としての性格があるため国の儀式としなかった一方で、「皇位が世襲であることに伴う極めて重要な皇位継承儀式」であり、憲法で皇位の世襲制をとる以上、国が「挙行を可能にする手立てを講ずることは当然」として公費支出に踏み切った平成の方針を踏襲した。 だが、公費支出をめぐっては、今も「憲法の政教分離原則に反する」との批判が根強くある。皇嗣の秋篠宮さまは、昨年の記者会見で「公費を支出するべきでない」との考えを表明。以前から宮内庁長官に伝えてきたことも明かしたが、宮内庁を含む政府内でこの方針について改めて議論された形跡はなかった。 一方で宮内庁は経費節減のため、大嘗宮の建設にあたっては、屋根を萱葺(かやぶ)きから板葺(ぶ)きに変更したり、一部の建物を組み立て式にしたりするなど一部の仕様や工法を変更。大嘗宮の儀に招く人数の規模を前回の1千人から約670人に縮小した。大嘗宮は21日~12月8日に一般公開され、その後取り壊される。(中田絢子、長谷文) 【悠紀殿(ゆきでん)供饌(きょうせん)の儀の主な内容】 (『平成大禮要話』などによる) ・神饌(しんせん)(お供え物)を調理する膳屋(かしわや)で、采女(うねめ)と呼ばれる女性らが臼と杵(きね)で、稲をつく所作をする「稲舂(いなつき)の儀」を行う ・東日本各地から届いた農林水産物が神々に示す供え物「庭積机代物(にわづみのつくえしろもの)」として並べられる ・楽師が古くから大嘗祭(だいじょうさい)で歌われてきた「国栖(くず)の古風(いにしえぶり)」、今回「悠紀地方」とされた栃木にちなんだ「風俗歌(ふぞくうた)」を歌う ・皇后雅子さまが帳殿(ちょうでん)で拝礼する ・膳屋から神饌を持った采女らの行列が悠紀殿に着く ・天皇陛下が悠紀殿の奥の間、内陣(ないじん)に進み、采女と呼ばれる女性らも悠紀殿内に入る ・内陣で天皇陛下が、新穀の米やアワのご飯、海産物や干し柿などを、竹製の箸を使い、カシワの葉の器に乗せて神々に供える。この所作に約1時間20分はかかるとされる ・天皇陛下が拝礼し、五穀豊穣(ほうじょう)や国家安寧を祈る御告文(おつげぶみ)を読み上げる ・天皇陛下が米とアワのご飯、これら新穀を用いた酒を口にする ・天皇陛下が悠紀殿を退出する Source : 社会 – 朝日新聞デジタル