ひとりで子どもを育てる親の所得税などが軽減される「寡婦(寡夫)控除」をめぐる論争が、年末の税制改正に向けて注目を集めそうだ。婚姻歴のないひとり親が対象外であるため、当事者らは「不公平だ」と改善を求め、公明党も税制改正を求める考えを示すが、自民党は「未婚のまま子どもを生むことを助長する」と譲る気配はない。 5日午前、婚姻歴のないひとり親世帯に適用されない「寡婦控除」の見直しを求める集会が国会内で開かれた。 未婚の母に育てられた大阪府箕面市の渡剛さん(30)は「『未婚の出産を助長する』という言葉に、『僕が生まれてきたのは間違っていたことだったのか』という苦しみを経験した」と語った。 寡婦控除は、配偶者との死別や… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
札幌 手稲山で最晩の初冠雪 旭川も初雪(tenki.jp)
今朝(6日)、札幌管区気象台で手稲山の初冠雪が観測されました。1876年の統計開始以来、最も遅い観測となっています。また、札幌からニセコなど後志方面につながる中山峠でも雪が積もっています。本州方面から北海道に訪れ、レンタカーなどで車を運転を予定する方は、週末にかけて路面状況に注意が必要です。 北海道は週末にかけて断続的に雪 旭川でも初雪 今日(6日)の午前4時前に、旭川地方気象台では、初雪が観測されました。平年より2週間も遅い観測となっています。今日これからも、道内では上空の寒気の影響で、旭川など日本海側では湿った雪が降りやすく、平地でも積雪状態となる恐れがあります。うっすらと積もる程度ですが、雪が解けて濡れている路面では凍結する恐れもあります。車の運転は十分な注意が必要です。 峠 週末まで積雪状態 明日(7日)午後は、峠や山間部でも、かなり雪の降り方が強まる時間があり、見通しの悪くなる恐れがあります。北海道の上空には寒気が居座る影響で、土曜日まで峠や山間部では雪の降りやすい天気が続くでしょう。札幌からニセコなど後志方面に向かう中山峠でも積雪状態の続く恐れがあります。週末にかけて観光などで北海道で車を運転する機会のある方は、慎重な運転が必要になりそうです。 日本気象協会 北海道支社 森 和也 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
藤井七段順位戦6連勝、今季最大級ヤマ場乗り越えた(日刊スポーツ)
将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)が5日、大阪市の関西将棋会館で指された第78期名人戦順位戦C級1組6回戦で青島未来五段(24)を95手で破り、開幕から無傷の6連勝とした。各10局を戦う順位戦C級1組は今期36人が参加し、上位2人がB級2組へ昇級する。青島は藤井戦を迎えるまで4勝1敗。今期の昇級のヤマ場で若手実力者に完勝した。 終盤に入り、容赦なく相手を追いつめた。威風堂々…。次々に鋭い攻めを繰り出していった藤井は「序盤は少し自信がなかったが、中盤からペースを握れた」と振り返った。 順位戦は最上位のA級からC級2組までの5クラスに分かれて戦い、A級の優勝者が名人挑戦者となる。昇級には9勝1敗、10戦全勝の好成績が必要になる。谷川浩司九段が持つ名人獲得の史上最年少記録は21歳2カ月。これを更新するには、今後の順位戦をすべて1期で昇級する必要がある。今期の大きなヤマ場を乗り越え、残り4局は昇級戦線に絡まない棋士との対戦となる。 さらに屋敷伸之九段が持つ最年少タイトル挑戦記録(17歳10カ月)、獲得(18歳6カ月)の更新の期待も高まる。現在、藤井は第69期王将戦挑戦者決定リーグで通算成績3勝1敗。4勝1敗で暫定単独トップに立つ広瀬章人竜王を追っている。同リーグで藤井は11月14日に久保利明九段、同19日の最終戦で広瀬と対戦する。「周りの結果は気にせずに、自分の対局に全力を尽くしたい」。高校生プロが初タイトル挑戦へ弾みをつけた。【松浦隆司】 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
重傷の元ラガーマン巡査退院、古巣応援に花園目指す(日刊スポーツ)
大阪・吹田市の千里山交番で、勤務中の巡査が包丁で胸などを刺され、拳銃を奪われた事件から間もなく5カ月。当時、重傷を負って入院していた古瀬鈴之佑巡査(27)が5日、退院した。一時意識不明の重体に陥った古瀬巡査は高校、大学とラグビーで活躍したラガーマンで母校の恩師や後輩、ラグビーワールドカップ(W杯)の日本代表たちからも相次いだ「頑張れ!」の熱い応援メッセージに支えられた。 熱い応援のスクラムとラグビーで鍛えた強靱(きょうじん)な心身が古瀬巡査を回復へと導いた。6月、包丁で胸や太もも、腕など7カ所以上を刺され、胸の傷は肺を貫通して心臓まで達した。一時は意識不明に陥った。現在は生活に支障がないレベルまで回復し、リハビリの一環で軽いジョギングまで可能になった。 名門・佐賀工で全国高校ラグビー大会(花園)にWTBで出場し、東海大でも日本代表リーチ・マイケル主将(31)の後輩としてBKでプレーしたラガーマンは不屈の闘志で再び立ち上がる。母校佐賀工高の後輩たちは意識不明の先輩の一刻も早い回復を祈り、武骨で不慣れな手つきで小さな千羽鶴を折り、部訓である「不撓不屈(ふとうふくつ)」と記したリボンを付けて病室に届けた。 事件から約1カ月後の7月17日、佐賀工を率い、元日本代表FBの五郎丸歩(33)らを育て上げた小城博総監督(69)は意識が回復した古瀬巡査を初めて見舞った。古瀬巡査は恩師を前に「花園に応援に行けるようにリハビリを頑張ります」と気丈に話した。10月26日、リハビリを続ける先輩の熱い思いに後輩たちが応えた。県予選決勝で鳥栖工に209-0と大勝し、38大会連続48回目の全国大会「花園切符」をつかんだ。 ラグビーW杯で列島を沸かせたラグビー日本代表もツイッターで「頑張れ!」と呼びかけた。五郎丸、リーチ、高校時代に同じ福岡県選抜だったWTB福岡堅樹(27)らが激励の動画メッセージを掲載し、代表ジャージーも贈った。古瀬巡査は熱い応援のスクラムに感謝し、「頂いた応援メッセージが励みになり、これからも頑張りたい。よろしくお伝えください」と話していた。今後は週に数回程度、通院しながらリハビリを続け、復帰を目指す。【大上悟】 ◆鑑定留置 6月16日、大阪・吹田市の千里山交番で勤務していた古瀬巡査が包丁で胸などを刺され、拳銃を奪われた。強盗殺人未遂の疑いで逮捕された飯森裕次郎容疑者(33)は事件当時の刑事責任能力の有無などを調べるため、12月2日まで鑑定留置されている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
駅構内で鉄筋落下、電車に接触 福岡の西鉄白木原駅(西日本新聞)
5日午前10時50分ごろ、福岡県大野城市白木原1丁目の西鉄天神大牟田線白木原駅構内で、高架工事の足場に仮置きされていた鉄筋(長さ約4・5メートル、直径16ミリ、重さ約7キロ)が、約10メートル下の線路と下りホームにまたがる形で落下、直後に入ってきた下り普通電車(7両編成)と接触した。電車に約50人、下りホームに3人の客がいたが、けが人はなかった。 西日本鉄道(福岡市)によると、運転士が急ブレーキをかけたが間に合わず、先頭車両の前面と接触した。足場には当時、鉄筋8本が仮置きされており、作業員が、別の建設資材を足場に接触させた衝撃で、1本が落下防止の囲いを越えて落ちたとみられる。 電車に異常はなく、約25分後に運転を再開。事故の影響で、計31本が運休や部分運休し、約4千人に影響が出た。 (吉田真紀) 西日本新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ハンセン病家族補償法案、15日にも成立へ(共同通信)
11/6(水) 10:03配信 衆院厚生労働委員会は6日の理事会で、ハンセン病元患者家族に最大180万円を支給する補償法案を委員長提案で衆院本会議に提出する方針を決めた。早ければ15日にも参院本会議で可決、成立する見通し。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
大迷惑!「代引き」注文で受取拒否…トンデモ客を排除できる?(弁護士ドットコム)
ネットショッピングは浸透してきたが、その支払いをめぐってトラブルも相次いでいる。支払い方法は幅広く、クレジットカード、銀行振込、最近ではキャリア決済も一般的になってきた。この中で、トラブルが多発しているのが、代引きを使った取り引きだ。 弁護士ドットコムに寄せられた、ネットショップや通販の担当者たちからの相談をみると、被害は深刻だ。中には、長期不在を理由にしてキャンセルすることを繰り返す常習犯もいるという。 客としては軽い気持ちでやっているのかもしれない。しかし産経WESTによれば、代引きの中止に踏み切ったネットショップもあるという。 店側としては「商品をキープされるのに、支払ってもらえない」「戻りの送料がかかって困っている」など損害も出ているようだ。法的にはどう考えられるのだろうか。大久保誠弁護士に聞いた。 ●注文によって「商品を受領する義務」が生じる 「ネット通販は、購入者の『申込み』(注文)と店側の『承諾』(「注文を承りました」など、「売ります」という意思)とで売買契約は成立します。 代引き購入では、売主(店)が売買の目的物(商品)を送付している以上、買主(購入者)には売買代金の支払いとともに、目的物を受領する義務が生じます」 ーー代引きで注文しながら、受け取らなかった場合には、店側は費用を請求できるのでしょうか 「正当な理由なく受領義務に応じない場合は、売主は費用を請求できます。具体的には、返送料や増加した保管費用などです。注文をした買主には返送料を負担する義務があります」 ●「以後は売らない」という方法も ーー相談事例の一つは、受け取り拒否を繰り返してくる客についてでした。 「何度も代引きの受け取りを拒否する悪質な客は、その商品を受領する意思がないことを表明していると言えます。店側は、その客との契約を解除して、これまでの損害賠償を請求することができます。 具体的には、売買代金と仕入値との差額(利益)や送付に要した費用、増加した保管費用などを損害として請求できます」 ーー店側はどう対応したらよいのでしょうか。 「ネット上に商品を掲示することは、厳密に言えば契約の申込みの誘引です。 したがって、ネットを見た人が注文をする行為は契約の申し込みに過ぎませんから、店側がそれに対して承諾をしない限り売買契約は成立しません。このような悪質な行為を繰り返す人については以後は売らないとする方法もあるでしょう。 また、損害賠償請求するにしても、店側の負担は少なくありません。客もそのことを念頭におき、取引きをしてほしいと思います」 【取材協力弁護士】大久保 誠(おおくぼ・まこと)弁護士ホームページのトップページに写真を掲載しているように、野球が趣味です。事務所名:大久保法律事務所事務所URL:http://www.ookubolaw.com/ Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「冠水しやすい」低地に避難所 向かった住民を襲った水
台風19号で10人が犠牲になった宮城県丸森町で、町が開設した避難所4カ所は浸水か土砂災害の危険があると、町のハザードマップ上で指摘されていたことがわかった。この4カ所で町全体の避難者の半数近くを受け入れ、うち1カ所は周辺が水没。向かっていた複数の住民が車の水没などで命の危険にさらされていた。 2016年12月に町が作成した防災マップによると、町内には指定避難所が39カ所あり、想定する対象災害に応じて、「洪水」は28カ所、「土砂」は32カ所を指定している。 台風が近づいた10月12日、町内では大雨特別警報や土砂災害警戒情報が出され、町は指定避難所13カ所を開設した。だがこのうち、町役場隣の「丸森まちづくりセンター」と、舘矢間(たてやま)まちづくりセンターは浸水想定エリア内にあり、マップでは洪水時の避難先ではなかった。丸森小学校と耕野まちづくりセンターも土砂災害の危険があるエリア内で、土砂災害時の避難先にはなっていなかった。 この4カ所には12日午後10時すぎ、全13カ所の避難者(425人)の半数近い計204人が身を寄せた。丸森まちづくりセンターは最多の92人がいた。 同センターはマップでは3~5メートル未満の浸水が想定されていた。雨漏りのため、避難者全員が隣の町役場に移ったが、町役場も含めて周囲は冠水し、出入りは消防や警察、自衛隊のボートを使った。冠水が解消したのは15日未明で、町役場に設置された災害対策本部は外部からの固定電話がほぼ通じなくなった。役場庁舎と外部のやりとりには、わずかに通じた職員の私用携帯電話に頼った。 同センター周辺は08年8月の… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
都道府県・指定市議会、5割超が「車いす対応議席なし」
重度障害があり、今年夏の参院選で初当選したれいわ新選組の木村英子参院議員が5日、国会で初質問した。参院は議席の改修や、介助者の入場を認めるといった対応をとったが、全国の地方議会では障害がある議員への対応はどこまで進んでいるのか。朝日新聞が都道府県と政令指定市の計67議会を対象にアンケートをしたところ、車いすに乗ったまま使える議席がある議会は全体の43%であることがわかった。点字や手話で情報提供できる議会はわずかで、障害がある人が議員になることを想定してこなかった実情が浮かび上がった。 今夏の参院選で、重度障害や難病の候補者が当選したことを受け、議場のバリアフリー化などについて聞いた。 車いす利用者が車いすに乗ったまま使える議席が現在あるかを尋ね、「ある」と回答したのは29議会。広島市は一時的に車いすを利用していた議員のため、議場入り口近くの議席のいすを撤去し、そのまま車いす用にしているという。このほか、職員による座席の移動や簡易な取り外し作業で対応可能との回答が目立った。 「ない」と答えたのは38議会。理由は「設ける必要性について検討されていない」(岐阜県)▽「車いす利用者について想定していなかった」(北九州市)などで、うち25議会はこれまで車いすを使う議員がいたことがなかった。12議会では、車いすを使う議員が自力で議席に移るなどしていた。東京都は車いす利用者の議員がいたかどうかは不明という。 また、車いす利用者が議場内を… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
激戦地・ペリリュー島から生還、永井敬司さん死去
太平洋戦争で戦場となり、約1万人の日本兵が戦死したパラオ・ペリリュー島から生還した永井敬司さん(98)=茨城町=が4日朝、入院先の同町内の病院で、S状結腸がんで死去した。令和まで生き抜いた数少ない戦争の語り手が世を去り、関係者からは惜しむ声が聞かれた。 永井さんは笠間市出身。水戸市に拠点を置く陸軍歩兵第二連隊の軍曹で、太平洋戦争中にペリリュー島で米軍と戦った。敗戦後も33人の仲間と島の洞窟に潜み続け、1947年5月に帰還。戦後は茨城町内で和菓子屋を営んだ。 44年9月から約2カ月にわたるペリリュー島の戦闘では、日米合わせて約1万2千人が死亡したとされる。資料や生存者の少なさから語られる機会が少なく、長く「忘れられた戦場」とされてきた。 2015年4月の上皇陛下ご夫… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル