平安時代の887年に南海トラフで発生したとされる巨大地震「仁和地震」を巡り、この際に起きた津波に静岡県西部が襲われた痕跡を初めて確認したと、産業技術総合研究所(茨城県)などの研究チームが19日、発表した。 論文は海外専門誌に掲載。当時の歴史書などから、南海トラフ西側の南海地域だけでなく、東側の東海地域でも地震があったと考えられているが、チームの藤原治さんは「津波の痕跡は、東海地域でも地震が起きたという物証だ」としている。 調査は、2011年から実施。地元の高校生や教員から「津波が運んだとみられる貝殻や砂を含む地層がある」との連絡があり、共同研究を始めた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【直撃】今も午後3時に退社、パタハラでアシックスを訴えた男性のその後(BUSINESS INSIDER JAPAN)
国家公務員男性の育児休業取得を促進するよう政府が打ち出すなど、男性の育休取得に注目が集まっている。一方で、父親の育休取得や子育てによる嫌がらせ、いわゆるパタニティー(父性)ハラスメントの相談も増え、パタハラ問題への関心も高まっている。 【全画像をみる】【直撃】今も午後3時に退社、パタハラでアシックスを訴えた男性のその後 スポーツ用品大手アシックスの男性社員(38)は、育休後に部署を変えられるなどのハラスメントを受けたとして、2019年6月、アシックスに慰謝料440万円などを求めて東京地裁に提訴した。11月14日にも裁判が開かれ、パタハラの有無などが争点になっている。男性は11月、Business Insider Japan の取材に応じ、公判中の率直な心境を語った。 育休明け、経験のない倉庫勤務に 「育休から職場復帰する3日前になっていきなり、倉庫での勤務を言い渡されました」 男性は2011年からアシックスに勤務。東京都渋谷区のオフィスでプロモーション業務などを担当していた。2015年に長男が生まれ、約1年間の育児休業を取得したが、職場復帰後、茨城県つくば市の物流センターへの出向が言い渡された。通勤時間は短くなったが、荷下ろしや梱包などこれまでの業務とは全く違う内容を命じられたという。その後、出向が解かれ渋谷区のオフィスに戻ったが、業務命令がなくなり、社則の英訳作業などをしていた。 男性は2018年に次男を授かり、約1年間の育児休業を取得。現在も渋谷のオフィスで働きながら、社外の労働組合とともに会社前でパタハラを訴えるビラを配るなどして、会社側と争っている。 計2年間の育休「価値観が広がった」 男性は時短で勤務し、家事は妻と分担している。午前5時に家を出て、7時にオフィスに到着。子育てのために時短勤務をしているため、午後3時過ぎには退社し、帰宅後は夕食の準備をしたり掃除したりして家族の帰宅を待つ。同じく時短勤務をしている妻が、保育園から子ども2人を連れて帰宅。家族そろって夕食を食べるのが日課だという。 男性は育休について次のように語った。 「特に次男の出産後は、長男の世話や家事をして妻を支えることができた。寝返りができるようになったり、手をたたいて喜ぶようになったり、日々の成長を見守ることができて、育休を取ってよかったと思っている。子育てをする同世代の父親との交流もできて、価値観が広がった」 次ページは:「長すぎる」ネットで批判も 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
雨あがりの朝 群馬県に白虹が現れる(ウェザーニュース)
昨夜の強い雨が止んで、関東各地は19日(火)朝になり急速に天気が回復しています。 霧が発生した群馬県桐生市には七色ではなく白く弧を描く虹が出現しました。これは、『白虹(しろにじ)』もしくは『霧虹(きりにじ)』と呼ばれる現象です。 白虹は霧解消で晴れるサイン 通常の虹は太陽の光が雨に反射する際、雨粒がプリズムの役割を果たして太陽光が分光されるため、七色に見えます。 一方、白虹は太陽の光が霧に反射して見られます。霧の粒は雨粒より細かいため、プリズムのように分光されず、全ての波長(色)の光が同じように散乱されます。このため白く見えるのです。 前線に向かって非常に暖かく湿った空気が流れ込んだため、雨が止んだ後も空気中の水蒸気の量が多く霧が発生。その霧が晴れつつあるタイミングで日が差し込んだために、白虹が現れたと考えられます。 朝に見られる七色の虹は雨のサインとも言いますが、今回見られた白い虹の場合は霧が解消に向かい晴れるサインとなります。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
”仁義なき戦い 祈りの杜へ” JR西日本社員が脱線事故慰霊施設を揶揄するような写真(関西テレビ)
関西テレビ JR西日本の駅で、福知山線脱線事故の慰霊施設「祈りの杜」を揶揄するような写真が掲示されていたことが分かりました。 掲示されていた写真は兵庫県尼崎市の「祈りの杜」の近くで先月下旬に撮影され、「仁義なき戦い祈りの杜へ」と記されています。 映っているのは社員で、広島県にある海田市駅の事務室の掲示板に数日、掲示されていました。 JR西日本によると、撮影した海田市駅の駅長は「他の社員にも事故現場を訪問してもらいたいと思い、深く考えずに表題を付けた。表題は広島を舞台にした映画から取った」と話したということです。 JR西日本は、脱線事故の車両を社員の研修施設で保存する方針を示したばかりで、「誤解を招く表現で、駅長を厳しく指導した」と説明しています。 関西テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【動画】北日本は荒れた天気 北海道は猛ふぶきに警戒を 全国的に北風冷たい 気温差に注意(19日7時更新)(ウェザーマップ)
きょう(火)は、冬型の気圧配置が強まり、北日本を中心に荒れた天気となるでしょう。北海道では猛ふぶきに警戒が必要です。北陸や北日本では雨や雪の範囲が広がり、全国的に北よりの風が強まるでしょう。きのう(月)に比べて気温は大幅に低く、晴れる太平洋側でも北風が冷たく感じられそうです。 前線に伴う雨雲は東へ離れ、太平洋側は、日中は晴れる所が多いでしょう。次第に強い寒気が流れ込んでくるため、日本海側は雲が広がりやすく、北陸や北日本では雨や雪となりそうです。北陸では雷を伴って雨脚の強まる所もあるでしょう。 夜にかけて雨や雪の範囲が広がり、東北北部も次第に雪に変わり、太平洋側にも雪雲が流れ込みそうです。また、あす(水)の朝にかけて東北南部でも雪に変わる所があるでしょう。 あすの朝にかけて予想される雪の降る量は、北海道の日本海側で30センチ、東北北部は山沿いで40センチ、平地で15センチの予想です。積雪や路面の凍結に注意してください。 また、全国的に北よりの風が強まり、特に北日本の日本海側では非常に強い風の吹く所があるでしょう。北海道ではふぶいて見通しが悪くなるおそれがあるため、車の運転には注意が必要です。 日中の気温は全国的にきのう(月)より低く、暖かくなった北陸などでは大幅に低くなりそうです。きのうは南風が吹いて気温が上がりましたが、きょうは晴れる所でも15℃前後の所が多く、北風が冷たい一日になるでしょう。東京は21℃まで上がりますが、夕方以降はこちらも風が冷たくなってきそうです。体調管理にお気をつけください。(気象予報士・及川藍) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「RNAワールド仮説」を支える発見 隕石から糖検出
東北大や北海道大、米航空宇宙局(NASA)などの研究チームが、隕石から生命の材料に必要な糖を見つけた。米科学誌に19日発表されたこの発見は、原始の生命が、リボ核酸(RNA)を主役に生命活動を維持していたのではないかという仮説を支持するデータだ。 地球上で現在いるほとんどの生き物は、DNAの情報をコピーしたRNAをもとにたんぱく質をつくっている。一方、太古の生き物はこのような複雑なシステムを持っておらず、DNAとたんぱく質の両方の役割をRNAが担っていた、というのが「RNAワールド仮説」だ。単純だった原始の生命が少しずつ進化を重ね、複雑になっていったという考え方で、多くの研究者が支持している。 研究チームの古川善博・東北大… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
宇宙の恵み? 隕石から糖を初検出 生命誕生の材料か
隕石(いんせき)からリボ核酸(RNA)を構成するのに必須な糖を検出したと、東北大と北海道大、米航空宇宙局(NASA)などのチームが19日、米科学誌に発表する。これまでにもアミノ酸などの有機物が見つかったことはあったが、生命の根幹を担うRNAを構成するのに必要な糖が見つかったのは初めて。地球で生命が誕生したときの材料となった可能性があるという。 この糖は「リボース」と呼ばれる物質。豪州などで見つかった隕石を粉砕し、特殊な方法で気体にして成分を分析したところ、見つかった。地球の生物由来の糖とは炭素の同位体の割合などが違っており、隕石が地球に落下してから混ざったのではなく、もともと隕石内にあって宇宙から飛来したと考えられるという。 この隕石は地球で生命が誕生したより昔の40億年以上前に形成されたらしい。地球でも当時、この糖がつくられた可能性はあるが、証拠は見つかっていない。(合田禄) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
京大iPS細胞備蓄事業、国支援打ち切りか 年10億円
拒絶反応が起きにくい再生医療をめざす京都大のiPS細胞の備蓄事業について、政府が、年約10億円を投じてきた予算を打ち切る可能性を京大側に伝えたことがわかった。ノーベル賞受賞から7年たって基礎研究から事業化の段階になってきたことや、企業ニーズとの違いが浮き彫りになったことが背景にある。 iPS細胞は、体のどんな細胞にもなることができる万能細胞。京大の山中伸弥教授が2006年に初めて作製し、12年にノーベル医学生理学賞を受けた。患者自身の皮膚や血液からiPS細胞をつくり、網膜や心筋などにして移植すれば、他人から臓器提供を受けた際のような拒絶反応が起きにくい。夢の再生医療につながると期待された。 しかし、患者自身からiPS細胞をつくって移植すると、数千万円の費用と数カ月の時間がかかる。重篤な患者では間に合わない可能性もある。そこで京大iPS細胞研究所が打ち出したのが、献血のようにあらかじめ複数の型のiPS細胞をそろえておく備蓄事業だった。 短期間に低コストで移植できるとして、140種類のiPS細胞をそろえて日本人の9割をカバーする目標が設定され、13年に始まった。国も10年間は支援することにし、昨年度は13億円、これまでに計90億円以上を投じてきた。 しかし、多くの型の提供者を捜すのに難航し、供給が始まったiPS細胞は4種類にとどまる。京大は140種類そろえる方針をやめ、この4種類と、拒絶反応が起きにくいようゲノム編集した6種類のiPS細胞で日本人のほぼ全員をカバーする方針に転換した。 ところが、iPS細胞から移植用の細胞をつくる企業の側は、複数の型を使うことに慎重なことが明らかになった。移植用の細胞ががん化しないか、別の細胞が混じっていないかといった安全性を型ごとに確認するのは大変で、多額の費用と試験の手間がかかる。免疫抑制剤の進歩もあり、それなら1種類のiPS細胞だけを使い、免疫抑制剤で拒絶反応を抑える方が事業として成り立ちやすい、という判断だ。 iPS細胞からつくった細胞が臨床研究で目や神経の難病患者に移植されるようになったことで、政府は事業化の段階に入りつつあると判断。複数の関係者によると、医療政策を担う内閣官房の幹部らが今夏、京大を訪れ、来年度から研究開発費を打ち切る可能性を山中教授に伝えたという。 一方、いきなりゼロにするので… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
夫と義父母殺害71歳女 2年前から1人で世話「首を絞めた」(スポニチアネックス)
福井県敦賀市の住宅で高齢の3人が殺害された事件で、夫に対する殺人容疑で逮捕された妻で会社役員の女(71)が「3人の首を絞めて殺害した」と供述していることが18日、県警への取材で分かった。 2年前から1人で夫と義父母3人の介護などの世話をしていたとも話しており、県警は、世話に疲れ、事件に及んだ可能性もあるとみて調べている。県警は18日、住宅を現場検証するとともに、女を送検した。 殺害されたのは、夫の会社役員(70)と、義父(93)、義母(95)の3人。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
入手は別のイベント会場 MDMA、沢尻容疑者(共同通信)
合成麻薬MDMAを所持したとして麻薬取締法違反容疑で警視庁に逮捕された女優沢尻エリカ容疑者(33)が調べに対し、MDMAを入手したのは逮捕前日の15日夜に訪れた東京・渋谷のクラブではなく、別のイベント会場だと説明していることが19日、捜査関係者への取材で分かった。 沢尻容疑者が15日に行ったクラブでは、警視庁渋谷署が10日、店から出てきた金融トレーダーの男(30)をMDMAの使用容疑で逮捕している。クラブやイベント会場で「パーティードラッグ」と呼ばれるMDMAが乱用されている恐れがあり、組織犯罪対策5課が実態解明を進める。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース