【バンコク=田中一世】河野太郎防衛相は18日午前(日本時間同)、訪問先のタイのバンコクで、エスパー米国防長官と会談した。両氏は、弾道ミサイル発射を続けている北朝鮮が脅威であり、日米韓3カ国の連携強化が重要であると確認した。その中で、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を継続すべきだとの認識を共有したが、進展はみられなかった。 GSOMIAは、対北融和策をとる韓国の文(ムン)在寅(ジェイン)政権が破棄する方針を決めたため、23日に失効する。17日には日米、米韓、日米韓3カ国の防衛相会談をそれぞれ行い、韓国に再考を促した。だが、文氏は破棄通告を撤回しない方針で、失効は不可避な情勢だ。 18日の会談で河野氏は、政府が検討中の中東海域への自衛隊派遣について、初めてエスパー氏に説明した。米国が各国に参加を呼びかけた有志連合ではなく独自に派遣すると説明し、エスパー氏は謝意を述べた。「中東の安定に資する取り組み」(政府関係者)に対する謝意とみられる。 日米が掲げる「自由で開かれたインド太平洋」構想を推進する方針も確認した。 9月の就任後、河野氏がエスパー氏と個別に会談するのは初めてで、1時間行われた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
マラソン・競歩とも札幌・大通公園発着で合意 東京五輪
札幌で開催される2020年東京五輪のマラソンと競歩について、コースや日程などの課題を話し合う実務者協議が18日、札幌市であった。大会組織委員会は、「大通公園」(同市中央区)を発着点とする案を提示し、北海道や市と基本合意した。変更が検討された男子マラソンなどの日程は、引き続き協議する。 組織委、市、道の担当者による協議は2回目。組織委によると、この日の協議で発着点については合意。大通公園発着とすることで、機材などを置くスペースや仮設の設備を集約できるという。 マラソンは、8月に開催されている北海道マラソンのコースをベースに、日陰の少ない往復13キロの直線道路を外し、市中心部を2周する案が軸だが、大会関係者によると、国際陸上競技連盟が8周程度の周回案も示しているという。競歩は、札幌駅前通を往復する1キロコース、2キロコースの周回案をもとに準備を進める。 日程も、国際オリンピック委員会(IOC)などと協議していく。大会関係者によると、組織委は来年7月31日~8月9日の計5日間の従来通りの日程を軸に検討を進めているが、国際陸連は日程を集中させる案を提案しており、継続した議論が必要と判断した。 組織委は地元や関係団体との協… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
広さ4倍、ゆったり熱帯性植物 小石川植物園に新温室
「小石川植物園」(東京都文京区)として親しまれている、東京大大学院理学系研究科付属植物園に新しい温室が完成し、19日から一般公開される。老朽化し解体された旧温室があった、ほぼ同じ場所に建て替えられた。床面積は約1250平方メートルで、旧温室の約4倍(公開部分は約2倍)に広がった。 18日、大学関係者や報道関係者に公開された。ヒスイカズラやカカオノキなどの熱帯性植物や、東大が保全を進める小笠原諸島の植物が展示される。高山植物などを育てる約100平方メートルの冷温室も隣接して設けられた。塚谷裕一園長(東大教授)は「空間がゆったりしたので、以前は展示できなかった植物も見てもらえるようにする。QRコードなどを使った解説の充実もはかる」と話す。 入園料はこの機会に値上げされ、大人(高校生以上)500円、小人(小中生)150円と、それぞれ従来より100円、20円上がる。(米山正寛) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
高機能ポリマーを自在に合成、普及の決め手は日本の研究
小さな分子を真珠のネックレスのようにつなげてつくる高分子(ポリマー)に、狙い通りの機能を持たせる化学合成法「精密重合」が注目されている。日本の研究が普及を後押しし、これまでにない高機能なポリマーが生まれている。 高精細テレビの美しさ、実現のかぎに 臨場感のある鮮明な映像を楽しめる4K対応や8K対応の液晶テレビ。色の美しさを左右するカラーフィルターという部品では、繊細な色あいを表現するため、特殊な機能を持つポリマーが活躍している。「高精細なテレビのカラーフィルターは、『精密重合』の技術なしには実現できなかった」。このポリマーを製造する大塚化学ケミカルソリューション事業部の河野和浩課長は話す。 カラーフィルターは、赤と青と緑のごく小さなマスが集まってできた部品。バックライトの白色光を受けて、多様な色を作り出す。高精細テレビではわずかな色ムラも許されない。その品質を支えるのが、精密重合でつくった分散剤だ。色のもとになる顔料にくっつきやすい部分と、周りの液体になじむ部分をつなげて、顔料をより均一に分散させる。京都大の山子茂教授らとの共同開発で生まれた。 ポリマーとは、小さな分子が繰り返しつながってできた高分子のこと。たとえば、「ポリエチレン」のレジ袋は、「エチレン」という分子がたくさんつながったものだ。この分子同士をつなげる化学反応を「重合」と呼ぶ。「精密重合」なら反応を狙い通りに制御でき、大塚化学の分散剤のように性質の異なる成分をあわせ持つ高機能なポリマーなどを生み出せる。 化学メーカーのカネカが開発したのは、住宅で窓枠のすき間やタイルの間を埋める新型の充塡(じゅうてん)剤だ。シリコーンを使ったポリマーでできているが、従来のものはポリマーを形作る分子の数がばらばらで、小さいポリマーに汚れが付くと落ちにくくなる課題があった。改良した素材も熱に弱い弱点があった。 そこで、両端に架け橋になる部分を付けたひも状のポリマーを精密重合でつくった。分子の数がそろっているので、汚れの原因にはならない。しかも、元々は液状でゴムのように柔らかいのに、触媒を使うと空気中の湿気を吸って硬くなる。末端が橋渡しとなり、3次元の網目構造になるためだ。開発を担当したカネカの中川佳樹グループリーダーは「熱や光による劣化にも強く、高性能住宅や自動車の部品に使われ始めた」と話す。 ポリマーは極めてありふれた物質だ。プラスチックや合成樹脂など、身の回りの多くの物質がポリマーでできている。容器に使われるプラスチックなどでは、分子が数十万個つながっているものもある。 ポリマーを合成するための重合… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
織田信成氏が浜田美栄コーチをハラスメント行為で提訴(産経新聞)
フィギュアスケートの2010年バンクーバー冬季五輪男子代表の織田信成(のぶなり)氏(32)が18日、9月に関西大アイススケート部の監督を辞任したのは、関大所属の女性コーチのよるハラスメント行為が原因だったとして、同コーチに1100万円の慰謝料などを求め大阪地裁に提訴した。 訴状によると、コーチは浜田美栄(みえ)氏(60)。同氏は、18年のグランプリファイナルに初出場で優勝した女子の紀平(きひら)梨花選手(17)らの指導者として知られる。 関大出身の織田氏は平成29年4月にアイススケート部監督に就任。訴状で織田氏は、就任直前の同年3月ごろから指導方法などをめぐり、浜田氏による無視、陰口といったハラスメント行為が始まったと主張。精神的苦痛を受け、監督業を継続することができなくなった、としている。 織田氏は「フィギュアスケート界の悪弊へ一石を投じる思いで提訴に至った。裁判を通じ事実を明らかにしていきたい」とのコメントを出した。 関大は今年9月9日に織田氏の監督退任を発表。退任をめぐり、関大は「多忙」を理由としていたが、織田氏は自らのブログで「事実とは違う内容が関大側から発表された」と反論し、主張が食い違っていた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
大饗の儀2日目 山中教授ら出席(産経新聞)
天皇陛下が大嘗祭(だいじょうさい)の中心的儀式「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」(14、15日)への参列者を招いてもてなされる饗宴(きょうえん)「大饗(だいきょう)の儀」の第2日が18日、皇居・宮殿「豊明殿(ほうめいでん)」で行われた。各界代表ら約280人が参加。皇后さまと秋篠宮ご夫妻をはじめとする皇族方も臨席された。 この日は京都大iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授や、日本オリンピック委員会(JOC)会長の山下泰裕氏らが出席。陛下は正午ごろ会場に入り「この機会に、国民の幸せと国の一層の発展を祈ります」と述べられた。第1日は16日に催され、三権の長ら約290人が出席。大嘗祭に関わる主な行事はこれですべて終了した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
藤井七段「勝機」最年少タイトル挑戦へ19日竜王戦(日刊スポーツ)
将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)が史上最年少でのタイトル挑戦権獲得獲得を目指す、第69期大阪王将杯王将戦挑戦者決定リーグ最終局の広瀬章人竜王(32)戦が、明日19日午前10時から東京・千駄ケ谷「将棋会館」で始まる。 【写真】感想戦を行う藤井聡太七段 先後は事前に決まっており、藤井は先手。ともに4勝1敗とトップに立っており、勝った方が渡辺明王将(棋王・棋聖=35)への挑戦権を得る。17歳4カ月の藤井が勝てば、1989年(平元)11月に屋敷伸之現九段が17歳10カ月で第55期棋聖戦の挑戦者となった最年少記録を更新する。 両者は昨年2月の朝日杯決勝で初対戦。勝った藤井が、15歳6カ月での公式戦初制覇と六段昇段(ともに史上最年少)を果たした。 今回の対決について深浦康市九段(47)は、「終盤に強い藤井さんは、序~中盤を強化して工夫して指している。これが直近の勝利につながっている。広瀬さんは対局過多で対策ができてない上、初防衛のかかった竜王戦7番勝負で3連敗するなど、調子もひと息。藤井さんに勝機は十分ある」と、分析している。 19日は三浦弘行九段(45)対久保利明九段(44)戦、羽生善治九段(49)対糸谷哲郎八段(31)戦とともに、一斉対局として行われる。なお、久保、糸谷、三浦はリーグからの陥落が決定している。 持ち時間は各4時間。同日夜には決着の見込み。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
沢尻エリカさんの関係部分、NHKが公式サイトから削除 大河の出演「議論をしている最中」(ハフポスト日本版)
合成麻薬の所持容疑で沢尻エリカ容疑者が逮捕されたことを受け、NHKが11月18日までに、大河ドラマ「麒麟がくる」の公式サイトから沢尻さんの関連ページを削除した。ドラマは2020年1月から放送予定で、沢尻さんは織田信長の正妻・濃姫役で出演が決まっていた。 公式サイトには、沢尻さんが登壇した記者会見の情報が掲載されていたが、現在はページが閲覧できなくなっている。NHK広報部によると、該当部分は沢尻さんの逮捕後に削除したという。担当者は、「(ドラマ延期も含めて)まだ何も決まっていません。議論をしている最中」と話している。 沢尻さんは、濃姫役で出演している。濃姫はのちに織田信長の正妻となる人物。「美濃のマムシ」の異名を持つ斎藤道三の娘で存在感のある役どころだ。 撮影は既に始まっており、1月5日スタートの1話目には沢尻さんが登場予定だった。父である道三は本木雅弘が、主演の明智光秀は長谷川博己が演じている。 大河ドラマをめぐっては、現在放映中の「いだてん」では、出演していたピエール瀧さんが麻薬取締法違反で今年3月に逮捕され、代役に三宅弘城さんを立てて撮り直している。 ハフポスト日本版編集部 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
民事再生法違反容疑で逮捕 アパレル会社、残高改ざん(共同通信)
アパレルメーカー「アートヴィレッヂ」(東京)の民事再生手続きに関し、同社の預金残高を実際よりも多く見せる改ざんなど不正をしたとして、警視庁捜査2課は18日までに、民事再生法違反容疑で東京都目黒区、会社役員栗原博幸容疑者(57)ら男4人を逮捕した。 捜査2課などによると、アート社は経営が悪化したため、2015年4月、東京地裁に民事再生法の適用を申請。同6月、小売業を継承する事業譲渡会社が設立された。栗原容疑者はこの譲渡会社の実質的経営者だったという。 栗原容疑者らは、代理人弁護士に届けず、アート社と譲渡会社の間で資金を還流させていた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
中国上空で揺れ、乗客骨折 成田発の全日空便(共同通信)
国土交通省は18日、エアージャパンが運航する成田発中国・成都行き全日空947便ボーイング767が13日深夜、中国の上空で揺れ、乗客1人が左足の甲を骨折する重傷を負ったと明らかにした。同省は航空事故に認定した。発生場所は中国領空のため、中国の航空当局が原因調査をするかどうか判断する。 国交省によると、同機は13日午後5時50分ごろ成田を出発。午後10時55分ごろ、成都の東約160キロの上空約8500メートルで揺れた。乗客乗員計149人が搭乗し、負傷した乗客はトイレの近くで転倒したという。飛行を継続し、約25分後に成都の空港に着陸した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース