それぞれの最終楽章・病院の牧師として(8) 淀川キリスト教病院チャプレンの藤井理恵さん 「なぜこの年で死ななければならないのか」「死んだらどうなるのか」といった「たましいの痛み」に苦しむ方々と、どのように関わってきたかを7回にわたりお話ししてきました。 人は、人間同士の関わり、「水平の関係」の中で生きています。それを「垂直の関係」とでも言いますか、宇宙とか大自然とか「人間を超えた何か」といった絶対的存在との関係の中で命や人生を眺めると、見方が全く変わってくると思います。牧師である私にとって、それは神様です。 命を与えた存在が「この時代に… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
市立体育館の修繕、足場に10億円? 苦悩する秋田市
市民の愛するシンボルが、雨漏りに悩まされている。神殿のようなデザインが特徴のCNAアリーナ★あきた(秋田市立体育館)のメインアリーナだ。巨大施設の修繕工事に向けた新提案もなされたが、その行方は定まっていない。 「多目的ホールには大きな鏡もあるし、駐車場も広い。もし使えなくなったら、すごく不便です」。健康体操の活動で月2回ほど体育館を訪れる女性(69)は、施設の長所を連ねる。唯一の不満は、入り口の数が少ないことという。 バドミントンの国際大会やプロバスケットボールチーム「秋田ノーザンハピネッツ」のホームアリーナとして使われ、日中には館内をジョギングする市民もみられる。昨年度は延べ約24万人が体育館を利用した。 総事業費38億円超をかけた市立体育館が完成したのは、1994年。延べ床面積は1万1432平方メートル。体育館としては当時の東北最大級だった。 そのモチーフは「縄文首都のオリンピア神殿」だ。当時の週刊誌「AERA(アエラ)」には、「縄文時代に海洋文化圏を形成していた秋田県の首都に、古代ギリシャで始まったオリンピックの精神をよみがえらせる」との文言と、「バブルの神殿」との声が紹介されていた。 市によると、2012年の調査でメインアリーナ内の8カ所ほどに雨漏りを確認。18年には、さらに14カ所が確認された。 雨漏りの地点は観客席や通路に集中し、観客席部の天井にはビニールシートをかぶせたり、通路にはバケツを置いたりしている。隣接するサブアリーナでは昨年度、1億6387万円をかけてステンレス製の屋根部分の工事などを実施。だが最大高さ47メートル、屋根の直径60メートル超のメインアリーナでは、さらなる大工事となる。 8月に同市内であったインフラがテーマの会議では、東京の建設会社などが足場を組むのに10億円ほどかかると試算し、「代替策」を提示した。建物内に軽い鉄骨と膜でドーム形の屋根を新設するというもので、屋外に足場を組む必要がない。大まかな工事費を問われると、「2・5億~3億円が目安です」。 ただ、市の担当者は「できるだけ早く対策に取り組めればいいんですが、まだ決まっていない」と話す。長期の施設閉鎖は利用者目線で難しい一方で、多額の費用も二の足を踏ませるからだ。現時点で具体的な修繕案は固まっていないという。市民のシンボルの行方に、注目が集まる。(神野勇人) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「年を重ねるのは怖くない」出版不況の中、60代女性向けファッション誌が創刊された理由(BuzzFeed Japan)
9月14日、60代女性向けのファッション誌『素敵なあの人』(宝島社)が創刊しました。 【写真】世界が憧れる日本人カップル 「オシャレ」「ステキ」とInstagramで大人気 同世代をターゲットにした健康情報誌などはありますが、明確に60代向けをうたう「ファッション誌」は、意外なことに同誌が業界で初めて。 人生100年時代とも言われる今、60代の女性たちのライフスタイルは従来の「シニア」「おばあちゃん」のイメージとはずいぶん変わっています。 休日には子どもや孫と連れ立って出かけ、友達と海外旅行に行き、プチプラファッションにも挑戦する――まだまだ元気でアクティブで、そしてファッションにも興味津々です。 「やっと私たちのための雑誌が出てきた」「ほしかった雑誌にようやく出会えました!」 これは、読者アンケートにしたためられた熱のこもった感想の一部。今、彼女たちはどんな思いで「私たちのための雑誌」を読み込んでいるのでしょう? 編集長の神下敬子さんに聞きました。 ファッション誌とともに育ってきた世代 素敵なグレーヘアが印象的な結城アンナさんの写真。マットで上質感のある表紙をめくると、そこに踊るのはこんな見出しです。 「60代から、もう一度おしゃれを楽しもう!」「この秋ほしいのは、ナイロンバッグ&ショートブーツ」「秋からはじめる、本気の美白」 トレンドのファッションについて、スキンケアやメイクについて、そして読者が登場する私服紹介やスナップ。通常のファッション誌よりは少し大きめの字で、びっしりと情報が詰まっています。 60代の女性たちと雑誌の関係について、神下さんはこう話します。 「今60代の女性たちは、若い頃にちょうどananやnon-noなどが生まれた時代(注:それぞれ70年、71年に創刊)。つまり、ファッション誌とともに育ってきた世代なんです」 「教科書のようにファッション誌を読んで学んできたのに、60代になった途端、自分たちの世代に向けた雑誌がなくなった。突然放り出されて困っている……そう感じている人も多いようです」 次ページは:第1弾は3日で重版、5万部の大ヒット 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
(日曜に想う)忍び寄る「危うい言葉」の支配 編集委員・福島申二(朝日新聞デジタル)
政治家の言葉をどう受け取るかの判断は難しい。先月、米紙ニューヨーク・タイムズの1面トップの見出しに非難が殺到したそうだ。トランプ大統領のスピーチを報じた記事だった。 テキサス州などで計31人が死亡する銃乱射事件が相次いだ。事件を受けてトランプ氏は人種差別と白人至上主義を非難し、いつになく強い調子で「この国に憎悪の居場所はない」などと述べた。 同紙は翌日の朝刊の早版用に「トランプ氏、人種差別に対する結束を促す」と見出しをつける。その見出しが前夜のうちにネットで公開されるや、ツイッターなどで抗議がわき起こった。…… 本文:1,654文字 【販売終了のお知らせ】 こちらの有料記事配信サービスは、販売を終了いたしました。 ご購入いただいた記事を読むには、こちらからログインしてください。 朝日新聞社 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
(大志 藤井聡太のいる時代)激闘編:10 45歳苦労人、スーパースター相手に「奇跡」(朝日新聞デジタル)
「やってみたい相手でした。でも、(勝つ可能性は)いいとこ2割だと思いましたよ」 藤井聡太七段(17)との初対戦について、今泉健司四段(46)はそう述懐する。 2018年7月15日に全国放送された「NHK杯テレビ将棋トーナメント」の1回戦。45歳と15歳の両者が、将棋ファン注目の舞台で顔を合わせた。 中学生でデビューした藤井とは違い、今泉は棋士になるまで回り道を強いられた。年齢制限でプロになれず、アマチュアの頃には介護の仕事も経験した。プロ編入試験を経て四段になったのは15年、41歳の時。藤井とは親子ほどの年の差があるが、「苦労人がスーパースターに挑む」という構図だった。…… 本文:802文字 【販売終了のお知らせ】 こちらの有料記事配信サービスは、販売を終了いたしました。 ご購入いただいた記事を読むには、こちらからログインしてください。 朝日新聞社 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
(いま子どもたちは)「教育の島」で学ぶ:3 見つけた、ちょうどいい距離感(朝日新聞デジタル)
(No.1608) 徳島県出身の槙山千慧(ちさと)さん(13)は、広島県立広島叡智(えいち)学園(同県大崎上島町)のプロモーションビデオを見て、「楽しそう」と思って受験した。 幼児期から英会話を習い、小学校高学年からは海外とつないだオンライン英会話で話す力を磨いてきた。英語にも大きな魅力を感じて入学したが、「入学してみて一番いいなあと思うのは、先生との心の距離感の近さです」と言う。 小学校ではなんとなく「先生との距離が遠く感じていた」と振り返る。教室の中でじっと座って聞く授業もあまり好きではなかった。…… 本文:851文字 【販売終了のお知らせ】 こちらの有料記事配信サービスは、販売を終了いたしました。 ご購入いただいた記事を読むには、こちらからログインしてください。 朝日新聞社 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
15日(日)夜以降は千葉・伊豆諸島で激しい雨のおそれ 東海から西では猛暑に注意(ウェザーマップ)
千葉県や伊豆諸島では、前線や熱帯低気圧の接近に伴い、15日(日)夜から16日(月)昼前にかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となるおそれがある。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷、竜巻などの激しい突風に注意が必要。また、15日日中は東海から西の地域を中心に猛烈な暑さとなる見込みで、熱中症にも注意が必要となる。 千葉や伊豆諸島 今夜以降は荒れた天気のおそれ 前線や熱帯低気圧が日本の南の海上を北上し、16日にかけて伊豆諸島から関東に接近する見込み。熱帯低気圧の影響で、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発となりそうだ。このため、伊豆諸島や千葉県では16日にかけては大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴って1時間に30ミリ以上の激しい雨が降り、大雨となる所がある見込み。土砂災害に注意・警戒し、低い土地の浸水や河川の増水に注意が必要。 また、落雷や突風が発生したり、ひょうの降るおそれもあり、農作物や農業施設の管理にも注意が必要となる。台風15号による大きな被害を受けた地域でも今夜遅くからは広い範囲で雨が降り、風も強まるおそれもあり、早めの備えを心掛けたい。 東海から西では猛暑に 15日日中は東海から西の地域を中心に強い日ざしが照りつけ、気温は33℃から35℃前後まで上がる見込み。土曜日と比べても3℃前後高くなる所が多いため、体にこたえる暑さになりそうだ。こまめに水分や休憩をとるなど、熱中症には十分な注意が必要となる。(気象予報士・佐々木聡美) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
住宅に車突っ込み2人死亡、広島 見通し良い五差路(共同通信)
15日午前1時10分ごろ、広島県福山市柳津町で、同市神辺町、解体作業員松田海馬さん(20)の乗用車がガードレールを突き破り、住宅に突っ込んだ。松田さんと同乗していた同市の女子中学生(14)が死亡し、男性(19)が重体となった。住宅には2人がいたが、けがはなかった。 福山西署によると、車には計5人が乗っており、他に19歳と20歳の男性が重軽傷を負った。 現場は信号がある見通しの良い五差路。同署が詳しい事故原因を調べている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「ばり」は博多弁じゃない?「あえて言えば新方言」(西日本新聞)
記者コラム<風向計> ラーメンの「ばり硬(かた)」、気温が30度を超えて「ばり暑」。「非常に」「とても」の意味で使う「ばり」は福岡の生活に定着しているようだ。けれど、テレビで「『ばり』は博多弁だ」との発言を聞くたび、強い違和感を覚える。生まれて40年程度の言葉は、方言じゃなかろうもん! 福岡に「ばり」が登場した頃のことはよく覚えている。中学生だった1980年前後、いきなりクラスのみんなが「ばりばり」言い始めた。聞いたことも使ったこともない言葉に最初は戸惑ったが、若者の間ですぐに浸透した。「ここから一番遠い島は?」「バリ島(遠)」といったクイズもあった。ただ使用範囲は当初、福岡市周辺に限られていたようだ。梅光女学院大文学部教授だった岡野信子さんが84年、北九州市域で実施した「中学生ことばの調査」では、使用例はなかった(「福岡県ことば風土記」)。 「語源」も当時から諸説あった。今も有力で、個人的にもふに落ちるのは英語の「very」。ある生徒がベリーをバリーと読み間違えて広まったという話は聞いた。 九州以外から伝わってきたと言う人もいた。インターネット上では漫画「バリバリ伝説」だという説もあるが、連載開始が83年だから福岡の方が先。地元ラジオ局のアナウンサーが言い出して自分の番組ではやらせた、という説もあった。このアナに尋ねたことがある。「作ってはいないけれど、新しい言葉としてよく使いました」。若者の人気番組だったので、電波が届く範囲に広がったのだろう。 そんな歴史の浅い言葉を「よか」「ばってん」などと同じ博多弁と呼んでいいのか。福岡の方言に詳しい筑紫女学園大の中村萬里(まさと)教授に聞くと「方言ではありません。あえて言えば新方言でしょう」。新方言は文字通り、主に若者が特定の地域で新しく使う言葉だという。「使っている人に地域差があるのが方言ですが、『よか』『ばってん』のようにすべての世代が使うわけではありません」 40年前「ばり、て何ね?」と、ある種の反発もにじませつつ不思議そうに尋ねたベテランの先生や親の姿を思い出す。この世代は今も使わないし、若い人のはやり言葉にすぎないと思っているだろう。 言葉は時とともに移ろい、姿を変える。広辞苑の最新版には方言だった「がっつり」などの新語が収録された。「ばり」も将来、博多弁として認められ広辞苑に載るのかもしれない。その時は方言か否かの思索や、生涯使わなかった人の存在は忘れられているだろう。少し切ない。 (編集委員) 西日本新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
難病の18歳が描く夢 きっかけは2年前のファッションショー 車椅子でも着られる服を(西日本新聞)
いつか、体が動かなくなるかもしれない難病でも。5歳から車椅子暮らしだけど。幼いころ夢見た服飾デザイナーとして一歩を踏み出すと、「世界」が違って見えてきた。脊髄性筋萎縮症(SMA)の樋口夏美さん(18)=福岡県八女市=は言う。「まだまだ自分中心にしか考えられないけど…。誰かの憧れや共感の対象になれたら、すごくうれしい」。すまし顔を、少しだけほころばせて。 【写真】車椅子利用者の発案で生まれたワンピース 「人や生き物はいずれ死ぬということも、よく考えてた」 保育所や施設でも過ごした幼少期。夏美さんは何か支えがなければ、1人で歩けなかった。母リカさん(40)は「育て方が悪い、栄養が足りていないと周りに言われ、私のせいなのかと悩みました」。 車椅子で小学校の特別支援学級に通った夏美さんに、SMA(〓(ローマ数字の2)型)と診断が付いたのは10歳のとき。大学病院の検査入院は過酷だった。筋肉に針を通して反応をみるため、鎮痛剤もおいそれと使えない。痛みで過呼吸になり、高熱も出て1週間かかった。 「治療法は現段階ではない。舌の力が落ちると嚥下(えんげ)障害になり、全身も衰えていく」…。まずリカさんが医師から説明を受け、夏美さんに伝えた。 話すうちに涙が止まらなくなった母の前で、夏美さんはけろっとしていた。「その頃はもう手の震えも出ていたので、ふーん、そうなんだ、なるようになるか、みたいな」(夏美さん) 周りに大人ばかりがいた環境からか、夏美さんは大人びた子どもだった。「人や生き物はいずれ死ぬということも、よく考えてた」 既にその頃、学校に行かなくなり始めていた。大人の前でだけ、車椅子を押す女友だち。漢字100文字を1ページ書く宿題に5時間かかった。ハンディーがあるのに周りに合わせようとして、気持ちが切れた。「人と群れるのはあまり好きじゃない」。中学校も不登校が多く、家の中で母と2人の暮らしが全てだった。 転機は2年前 転機は2年前。車椅子ユーザーだけが集まるイベントが福岡市・天神であることを会員制交流サイト(SNS)で知った。母に背中を押され「何となく」参加。すると、車椅子に乗ったモデルによるファッションショーが始まった。 「すごく驚いて…。そこで思い出したんです。小学生のころ、服飾デザイナーになりたかった夢を」。車椅子でもきれいに着られるような服を作りたい-。そんなファッションに身を包んだ人がスポットライトを浴びて、目の前にいる。 ショーを企画した鈴木綾さん(43)は、障害者の服をオーダーメードで製作していた。「モデルもやってみたい」「デザイナーになりたかった」。夏美さんの思いを、鈴木さんは二つ返事で受けてくれた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース