中国・武漢市で新型コロナウイルスによる肺炎患者が集団発生している問題で、厚生労働省は16日、武漢市に渡航歴のある神奈川県在住の30代男性が日本国内で肺炎の症状を訴え、ウイルス検査で陽性反応が出ていたと発表した。国内で患者が確認されるのは初めて。 厚労省によると、男性は3日に発熱した後、6日に武漢市から帰国。同日、医療機関を受診し、10日から治療のため入院した。症状は回復し、15日には退院したという。国立感染症研究所が調べたところ、男性から新型コロナウイルスに感染していることを確認した。 これまで中国国内で新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは41人で、うち男性1人が死亡、6人が重症となっている。中国以外では、武漢市からタイを訪れた中国人の女性からウイルスが検出されている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ロリータ服着る私、気軽に否定される 「普通」との闘い
お姫様スタイルを基調にした日本独自のロリータ服で、20年以上「カワイイ」を発信してきた青木美沙子さん。「個性重視」が建前に過ぎない日本社会で、同調圧力にあらがって生きる方法とは? ――青木さんは私と同世代の36歳です。失礼な質問ですが、普段からその格好なんですか。 「『年相応じゃない』と言いたいわけですよね。30代でフリルがついたピンクの服を着るのは変だろう、って。ロリータ服を着ていると、『こりん星から着たの?』『毎日マカロンでも食べているの?』なんて言葉が飛んできます。面と向かって『馬鹿なの?』とまで言われたこともあります。総じて男性からです」 「ロリータ服は日本発の独自の服装です。ヨーロッパや、最近は中国でも人気で、市場も大きくなってきています。国内外のイベントに呼んでもらっているので着るのは仕事でもあるけど、日常生活もこの格好で街を歩いています」 ――きっかけは何ですか。 「高校1年生の時に原宿で読者モデルとして声をかけられて、初めて仕事でロリータ服を着ました。袖を通した時に胸がときめいたのをよく覚えています。当時は(安室奈美恵さんにあこがれた)アムラー全盛期でギャルっぽい服が人気。ロリータ服を着て『これなら大人になってもお姫様のままでいられる』と思いました」 「女の子は大人に近づくと『モテ』、つまり男性の視線を意識した方向にいってしまいます。でもロリータ服は違う。子どものころに憧れた『お姫様』という私だけの欲望をかなえてくれる格好でした」 ――そこからモデルをめざした、と。 「違います。私はモデルと同時に看護師としても働いています。読者モデルをしていても、プロのモデルとは全然違いますし、仕事としては医療の世界で働きたいと中学生の時から考えていました。テレビドラマ『ER緊急救命室』や『ナースのお仕事』の影響ですが、医療の現場で働く女性に憧れたんです。白衣を着て自分が身につけたスキルで人の命を救う、自立して働く女性の姿が本当にかっこよかった。看護科がある高校を選び、短大に進みました。大学病院での勤務などを経て、今は訪問看護の現場で働いています」 ――そのときの格好は……。 「もちろん医療の現場ではナースの服装をしています」 ――子どものころから個性的だったんですか。中学・高校時代に決めたスタイルを今も貫くのはたやすくありません。 「『普通』でした。ファッションは確かに好きでしたが、たいして目立つわけでもない。目立ちたいわけでもない。勉強、スポーツともに本当に普通。医療現場に憧れましたけど、『頭が足りない』ので医者を目指したことはありません。特技もなかったですし、周囲の空気を読む子どもでした」 「だからこそ、女の子の欲望にまっすぐ答えるロリータ服にひかれたのかもしれません。私、中学生の時に太めだったんです。ロリータ服は、体のラインとか女の子のコンプレックスを隠してくれます。私は仕事柄、薬品で手が荒れてしまいます。それもフリルやレースの手袋で隠れるから、気にならない。誰でもかわいくなれる、自分を肯定できる服です」 ――モデルと看護師のどちらかにしようと思いませんか。 「ロリータ服は私にとって戦闘服なんです。私はこれを着ることで自分が自分でいられる。人前にも堂々と出られるし、こんなふうにインタビューにだって答えられる。でも看護師として信頼関係を築いた患者さんに『ありがとう』と言われる喜びは、モデルとして『かわいいね』『素敵だね』と言われてうれしい気持ちより圧倒的に上です。だからどちらも必要なんです。モデルは自分が主役、看護師は患者さんを助ける正反対の仕事。だから世界の見え方も全然違います」 ――自分のスタイルを貫くのはかっこいいですが、「TPO」も必要では。 「TPOを無視しているわけで… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
夜の渋谷、車いすでも楽しめる? ジョシュさんが体験
来日する外国人観光客が増える中、日中だけでなく、夜の観光にも力を入れる動きが広がっています。東京・渋谷で行われているナイトツアーもその一つ。車いすで生活し、外国人障害者向けの日本観光サイト「アクセシブルジャパン」を運営するバリージョシュアさん(38)が体験しました。 ツアーは、とある平日の午後6時、JR渋谷駅の駅前から始まりました。約1時間半かけて街を巡ります。ジョシュさんは2007年から日本に住んでいますが、「夜の渋谷は初めて」とのこと。案内してくれたのはツアーを主催する渋谷区観光協会から事業を委託されている企業の杉村茉侑佳(まゆか)さん(27)で、1年半前までは米国のディズニーランドで働いていたそうです。 拡大するツアーガイドの杉村茉侑佳さん(左)の案内でのんべい横丁を観光するバリージョシュアさん=東京都渋谷区、西畑志朗撮影 まずは飲食店が軒を連ねる「のんべい横丁」に向かいました。駅前のスクランブル交差点を渡り、JR線のガードをくぐって線路脇の小道に入ると、木造2階建ての長屋が並んでいました。のんべい横丁は渋谷駅周辺で商売をしていた屋台が集まり、1951年ごろにできたといいます。そのため、今も1店あたりの面積は屋台のサイズで、10人も入るといっぱいに。39店が営業し、再開発で新しいビルがどんどん建つ渋谷駅周辺にありながら、昭和の雰囲気を残しています。 ほろ酔い客を横目に、今度は若… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
新型コロナウイルスとは? 日本上陸が判明、予防法はあるのか。(ハフポスト日本版)
中国内陸部の湖北省武漢で2019年12月以降、原因不明の肺炎の患者が相次いでいる問題で、日本やタイでも新型のコロナウイルスが検出され、感染拡大が懸念されている。 世界保健機関(WHO)は1月14日、中国当局からの情報提供を受け、中国の武漢市で発生している原因不明の肺炎の患者から検出されたウイルスは、新型のコロナウイルスと確認されたと明らかにした。コロナウイルスは、深刻な大流行を起こしたSARS(サーズ)やMERS(マーズ)を引き起こす病原体で、今回の新型はこうしたコロナウイルスと多くの共通点があるという。 今回の肺炎は、これまでに武漢市で41人が発症し61歳の男性1人が死亡している。患者は、同市中心部の海鮮市場(華南海鮮城)に出入りする人々が中心で、3日以降は中国で新たな患者は確認されていない。 ■WHO 現在は、対処療法のみ 水際対策の徹底を 世界保健機関(WHO)によると、肺炎患者の治療法については、現在のところ対症療法しかないとしています。新型ウイルスの発生や、人にどのように感染するのかは調査中だ。現時点で人から人への感染は確認されていないというが、WHOは今後も分析が必要だとしている。 現状がわからない現時点では、WHOは、国は旅行や国際などで人が移動する際に、感染者を水際で阻止することに傾注するよう指摘している。 ■日本にも初上陸 タイでも確認 13日には、タイを観光で訪れていた武漢市の女性も感染していたことが確認されている。日本でも16日、国内初の患者が確認された。患者の30歳代男性は、武漢市への渡航歴があるという。厚生労働省によると、男性は武漢市の海鮮市場には立ち寄っておらず、中国で肺炎患者と濃厚接触の可能性があるという。国立感染症研究所で検査で確認された。 ハフポスト日本版編集部 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
リーチ像を母校でお披露目、札幌 ラグビー代表主将、ボール手に(共同通信)
昨年のラグビー・ワールドカップ(W杯)日本代表の主将を務めたリーチ・マイケル選手をかたどった像のお披露目式が16日、札幌市の母校、札幌山の手高で開かれた。像はリーチ選手が寄贈した。 リーチ選手を見いだした同高ラグビー部の佐藤幹夫監督は「日本代表になったら銅像を建ててあげると約束していたが、引き延ばしているうちに本人からもらってしまった。後輩たちの刺激になれば」と期待する。 像は、ほぼ等身大でボールを手に駆け抜けるリーチ選手をイメージした。佐藤監督によると、職員用の玄関に飾った後、ラグビー部が練習するグラウンドにある桜の木の下に設置する予定。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
武漢市で患者と濃厚接触した可能性(共同通信)
1/16(木) 10:22配信 厚生労働省によると、国内で新型肺炎への感染が確認された中国人男性は多くの患者が出た武漢市の海鮮市場には立ち寄っていないという。同省は現地で患者と濃厚接触した可能性があるとみている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
藤井聡太七段、無傷の8連勝なるか?残り3局、2勝1敗で昇級/将棋・順位戦C級1組(AbemaTIMES)
将棋の藤井聡太七段(17)が1月16日、順位戦C級1組の対局で小林裕士七段(43)と午前10時から対局を開始した。藤井七段は今期、ここまで唯一の7戦全勝。B級2組昇級に向けて、さらに前進できるか。 【中継映像】藤井聡太七段、8連勝なるか 藤井七段は昨期、9勝1敗の好成績ながらあと一歩のところで昇級を逃した。今期は開幕から快勝を続け、無傷の7連勝。残り3局も勝ち、全勝すれば文句なしの昇級だ。既に他の棋士は8回戦を終え、7勝1敗が3人。藤井七段はこの3人に前期の成績を元にした順位で上回るため、勝敗数が並んでも優先される。よって、本局を含めて残り3局を2勝1敗でいけば昇級だ。 小林七段とは過去に3回対戦し、いずれも藤井七段の勝利。先手番で迎えた本局でも白星をつなげられるか。持ち時間は各6時間。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
大学入試用サイトに企業の影 文科省が導入、利用にベネッセID必須 利益誘導の懸念も(西日本新聞)
「早期の是正が必要だ」の声も 大学入試改革の一環として文部科学省が2017年、高校生の部活動や留学経験などを評価できる記録サイトを新たに導入したが、高校生がベネッセコーポレーション(岡山市)のIDを取得しないと利用できない状況が続いていることが分かった。記録サイトは全国100以上の大学が活用しており、20年度入試では同志社や立命館、九州共立大など約20校が合否判定に用いる予定。「特定企業への利益誘導にならないよう早期の是正が必要だ」との指摘が出ている。 【画像】受験生のいる保護者、言ってはいけない言葉とは この記録サイトは「ジャパン e-ポートフォリオ(JeP)」。文科省が「主体性」を評価できる手段として採用した。高校生が生徒会活動やボランティア活動、取得した資格や検定などについて書き込み、大学側はその記録を入試の際に確認し、選抜に活用できる。 ところが、高校生が記録サイトにアクセスするには、まず学校単位や個人でベネッセのID(無料)を取得しなければならない。このIDは、ベネッセの主力商品である進研模試や教材と共通のものだ。 ベネッセ広報部は「IDを当社の営業活動に活用することはない」と説明する。だが、東京都内の高校教諭は「多くの生徒は、1年生から記録サイトに登録した方が受験に有利と判断するだろう。ベネッセのIDだけ取得して、進研模試は受けないということは考えにくい」と、同社に有利に働いていると話す。教育関連大手企業の関係者によると、記録サイトの導入以降、実際に他社の模試から進研模試に切り替える学校も出てきているという。 ベネッセのIDを選んだ理由 記録サイトは文科省が16~18年、入試改革の中で関西学院大学など8校に委託して構築させた。ベネッセのIDを選んだ理由について、関西学院大は「既にシステムとして確立しており、個人情報保護と、別人が受験生になりすますことを防ぐ点などでメリットが多かったため」としている。 文科省は当初、委託が終了した19年度から独自のIDに切り替える予定だったが、「新しいIDシステムの研究開発が遅れており、現時点でいつ移行できるかは分からない」(大学振興課大学入試室)という。 記録サイトを活用する大学数は年々増えており、公的な役割が高まっている。東京学芸大ICTセンターの森本康彦教授(教育工学)は「学生の主体性と幅広い成長を促すことが出発点である以上、『JeP』だけでなく複数の記録サイトを立ち上げ、生徒や高校、大学がそれぞれに合ったサイトを選択できるような仕組みにするのが健全な在り方ではないか」と提案している。 (下村ゆかり) 西日本新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
潜伏支援の疑いで町議ら書類送検 71年渋谷暴動で指名手配の被告(共同通信)
1971年の渋谷暴動事件で、警察官を殺害したとして殺人罪などに問われた過激派「中核派」の活動家大坂正明被告(70)が潜伏していた広島市のマンションの家賃支払いに使う銀行口座を不正に開設したとして、大阪府警公安3課が詐欺容疑で広島県安芸太田町の大江厚子町議(63)ら3人を書類送検したことが16日、捜査関係者への取材で分かった。 大坂被告は72年に指名手配され、2017年5月に広島市安佐南区のマンション一室にいたところを大阪府警に現行犯逮捕された。公安3課は、45年以上に及んだ逃亡の実態や大江町議らが一端を担ったとみられる支援態勢の解明を目指す。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「ゲーム1日60分」条例、二つの根拠 専門家の意見は
「子どもの家庭でのゲームは1日60分まで」。こんな条例が香川県で4月にも施行される見通しだ。家庭内の行為への規制に問題はないのか。効果はあるのか。 県議会がまとめた条例の素案では、ゲームやスマートフォンの使用を平日60分、休日90分に制限する。中学生以下は午後9時、高校生は午後10時までにやめさせるように保護者に求める。来月から始まる県議会での成立と、4月施行をめざす。県によると、制定されれば全国初の条例という。 目的は子どものネット・ゲーム依存の防止だ。世界保健機関(WHO)は昨年、ギャンブル依存症などと同じ精神疾患として、「ゲーム障害」を認定した。「ゲームをする時間や頻度を自分で制御できない」「日常生活に支障をきたしてもゲームを続ける」といった状態が12カ月続く場合を疾患と位置づける。 香川県では地元紙がゲーム依存を題材にキャンペーン報道を展開。県議会も同調し、全41人が参加する超党派の議員連盟を作り、条例制定の検討委員会を立ち上げた。 「理念条例では拘束力がなくなる。将来的に国に法整備を求める上でも必要」(大山一郎議長)と、素案では「時間制限」も盛り込んだ。 根拠にしたのは県独自の調査で… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル