外国人が新成人の半数近くを占める東京都新宿区で13日、成人式が行われ、約1200人が出席した。華やかな民族衣装や振り袖を着た若者が多く見られた。 アイルランド人の父を持つ金森多思菜さん(19)は振り袖姿で式の司会を務めた。取材に「日本はまだ外国人への偏見が多いと感じる。国籍に関係なく、全ての人を尊重できる国であってほしい」と話した。 区によると、新成人は4266人で外国人は1932人。区全体の外国人比率は12.2%だが、大学や日本語学校が多いため若い留学生が集まり、今後も増える見通しという。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
熊本の新成人に宮城被災者が感謝 気仙沼から式典に、震災時励ます(共同通信)
成人の日の13日、東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市の千葉しげ子さん(73)が熊本県山鹿市で開かれた式典に駆け付け、震災の際に励ましを受けた新成人と初めて面会して感謝と祝福を伝えた。当時小学生だった新成人はうちわに励ましのメッセージを書き、そのうちわが千葉さんに届けられていた。 千葉さんは、気仙沼市で経営していたペンションが震災による津波で流される苦難を経験。山鹿市内の小中学生らのメッセージが添えられたうちわ約6千本が2011年に被災地へ送られ、当時小学6年だった福岡県岡垣町の会社員森正秀さん(20)が記入したうちわが千葉さんの手元に届いた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
産経・FNN合同世論調査 「3党独立した政党で」 立民支持層でも3分の1以上(産経新聞)
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査で、立憲民主党と国民民主党、社民党が合流を目指す野党のあり方について尋ねたところ、合流を主導する立民の支持層でも3分の1以上が「3党が独立した政党として協力」を支持した。3党は次期衆院選を見据えて合流を目指しているが、野党支持層でも理解は広がっていない。 立民の支持層で「3党の合流」を望んでいるのは39・0%で、「3党が独立した政党として協力」の35・1%と拮抗(きっこう)した。国民支持層は「3党の合流」支持が55・3%と半数を超え、「独立した政党」は7・2%。社民支持層は「3党の合流」が12・3%、「独立した政党」が11・4%で、「立民との2党の合流」が36・4%と最も多かった。 立民と国民は、党名や政策、理念、合流方式などで主張に隔たりがあり、立民支持層は譲歩してまで合流する必要はないとみているようだ。一方、国民支持層に「3党の合流」を望む回答が多いのは、政党支持率が低迷し、野党の中での埋没を懸念しているためとみられる。社民支持層が「立民との2党合流」を支持するのは、憲法改正に慎重であるなど政策や理念が近いことがあるようだ。 野党3党の合流に大義があると思うかとの質問に、立民支持層の49・1%が「思う」と回答する一方で、「思わない」との回答も38・9%あった。「思わない」との回答は国民支持層でも37・4%、社民でも39・2%に上り、「選挙目当て」との見方が野党支持層にもくすぶっている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
浦安市、ミッキーと成人式 TDLで19回目(共同通信)
千葉県浦安市の東京ディズニーランド(TDL)で13日、新成人1677人が参加し、恒例となった同市の成人式が開かれた。舞台「ショーベース」で1から20までの数字を数え上げた後、テープが舞うと歓声が上がり、ミッキーマウスと仲間たちが歌やダンス、ハイタッチで祝福した。 TDLでの成人式は19回目。内田悦嗣市長は「この先、前途洋々たる未来が広がっている。これまで経験した全てが財産となり支えてくれる」とエールを送った。 式は毎年市内の新成人が中心に企画する。実行委員の中村友梨香さん(20)は「不安も感じるが、理想の大人に向けて一歩ずつ歩んでいこう」とスピーチした。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
技術職、被災地へ応援拡充 総務省、土木・建築系不足に対応(共同通信)
災害の多発を受け総務省は2020年度、全国の自治体から被災地に駆け付け、中長期にわたって復旧・復興業務を担う技術系の応援職員拡充に乗り出す。災害のたびに土木や建築などを専門とする職員が現場で不足する事態が繰り返されているためだ。都道府県を中心とする大規模自治体が新規採用などで増員し、必要な人材を事前に確保するよう促す。国は人件費を地方交付税で財政支援する。 技術職員は災害で損壊した道路や橋、建物などの補修、再建を担うため、復興には欠かせない。増員数は都道府県などの判断に委ねる。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
白内障 術後に知った 妻のシワ 川柳や小論文で60歳からの主張(共同通信)
成人の日に、平和で豊かな国をつくる一端を担ってきた高齢者の意見にも耳を傾けてほしいと、全国老人福祉施設協議会が主催する「60歳からの主張」の表彰式が13日、都内で開かれた。川柳部門では山梨県市川三郷町の井上初美さん(63)が優秀賞に選ばれ、「白内障 術後に知った 妻のシワ」に会場が笑いに包まれた。他にも「久々の 妻の優しさ 身構える」などの入賞作が披露された。 エッセー・小論文部門では京都府精華町の網野俊賢さん(84)が優秀賞を受賞。80歳を過ぎて京都市から移住し、地域に溶け込むため町の「社会教育委員」を務めるなど、チャレンジを続ける大切さをまとめた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ブラピ目指す工藤阿須加はイノシシ男? カエル男で主演
タイトルからすでに、不気味さが漂う。関西テレビで放送中の連続ドラマ「連続殺人鬼カエル男」は無秩序に猟奇殺人を続ける「カエル男」の正体を追うミステリー。工藤阿須加(あすか)が、新人刑事役で主演する。 監督からは「映画『セブン』のブラッド・ピットに近づけたい」と言われたという。緊張感のある世界観を表現しようと、声のトーンを低くして撮影に臨んだ。「重厚感があって展開もスピーディー。センシティブな内容も扱うので覚悟を持って向き合うことが大事」と語る。 ドラマのタイトルにちなんで、… 【1/15まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
150年続く蔵元の灯、継いだ「よそ者」 涙した94歳
昨年12月26日。山口県下関市菊川(きくがわ)町の田んぼや川に囲まれたのどかな地域に、白と黒に塗り分けられた真新しい蔵が完成した。異業種、よそ者の杜氏(とうじ)による挑戦が幕を開けた。 日本酒造りに参入する「長州酒造」。杜氏になる藤岡美樹さん(44)は、蒸した酒米に種こうじを振りかけ、発芽させるこうじ室(むろ)の中で、工務店の担当者としゃがみ込んだ。床材のわずかな継ぎ目を繰り返し手でなぞり、「コメが床に落ちて詰まらないか、と。なるべく掃除の負担を軽くして、酒造りの技術の習得に時間を回したいんです」。 蔵人(くらびと)が効率よく動けるよう、洗米から仕込み、瓶詰めと、工程が時計回りに進む構造になっている。湿度の調節機能に優れる木造で、真夏以外は醸造が可能だ。2階にはガラス張りの通路があり、酒造りの様子が見学できる。 東京農業大醸造学科の出身。微生物の生態に関心があったが、酒造りの家系とは無縁だ。「日本酒なんて臭くて苦い」。全国の蔵元の跡取りが多く学ぶ大学で、そう言ってはばからなかった。 大学2年の冬、腹を立てた茨城出身の先輩に呼ばれ、実家の蔵を訪ねた。酒造りが盛んな時期。蒸したての酒米の甘いにおいや、仕込み中のタンクで音を出してはじけるもろみの香りを初めて感じた。搾りたての酒をひしゃくですくって飲んだ。 〈何てみずみずしいんだ… 【1/15まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
名門生まれ、なりたくなかった陶芸家 見つけた新しい形
陶芸家・奈良祐希さん 江戸時代から続く名門の窯の長男として生まれたが、陶芸家にはなりたくなかった。建築を学ぶと、「デザインが独善的」と言われた。立ち止まり、土に触れてみた。変化が起き始めた。 「小さな頃、おやじやじいちゃんを見て、才能が支配する厳しい世界だと思った」 実家は、大樋長左衛門窯。5代加賀藩主の前田綱紀が京都から裏千家の4代仙叟宗室(せんそうそうしつ)を招いた際、初代長左衞門が同伴し、金沢郊外の土で茶わんなどを作ったのが始まりとされ、350年の歴史を持つ。おやじとは11代大樋年雄さん、じいちゃんは10代大樋年朗さん。 小学校中学年の夏休み。奈良祐希さん(30)は、油絵でじいちゃんの似顔絵を描いた。絵を見た本人は、「なんだこれは」。自分の作ったものには人の評価がついてくる、と知った。学校の先生、友人からも「当然、うまいものを作る」という視線を感じた。 東京芸術大学の建築科に進んだ。高校時代、通学路で金沢21世紀美術館(21美)の建設が進み、やがて開館。県外からの人が増え、新しい店ができ、21美を核として街が変わっていく様を目の当たりにした。父も、背中を押してくれた。 成績は良かった。だが、根本の考えが問われる卒業制作で、再提出を求められた。「独善的で街に暴力的」と。表層の格好良さしか考えてなかった。同大大学院に進んでも、どんな建築をしたいか分からない。 ルーツを探ろう。初めて陶芸をしようと思った。 大学の時、父に連れられて21美に行き、若手陶芸作家によるオブジェなどを見た記憶も残っていた。「陶芸イコール茶わんと思っていたけど、固定観念だと気付いた。知らないのに嫌悪していたのが恥ずかしかった」 大学院を休み、岐阜県の専門学校・多治見市陶磁器意匠研究所へ。土に触れると、「生き物と対峙(たいじ)」する感覚があった。「あ、いま土が乾いたとか、質感とか、感じるもの、考えることがたくさん。表層だけ考えても完成しない」 同時に、疑問もわいた。「陶芸って、縄文や弥生の時代から、形や制作の技法に革命的な変化がない」 変わり続ける建築を学んだ目に、そう映った。大樋焼を継いだ祖父と父は時代ごとの表現を求めていたが、「根本的には変われない」ジレンマも感じた。 現代の価値観を反映させ、技術も用いて、新たな陶芸を考えよう。 その思いを原点に、二つの特徴的な造形を持つ陶芸作品を生み出した。とげとげしく切り抜いた板状の白磁が、底から上へと広がり、鋭く伸びる。モチーフは縄文土器だ。花のつぼみのように膨らむ、柔和な造形美。こちらは弥生土器。 先端はわずかに透き通る。光を当てるとつやを増し、反対側に柔らかな影が落ちる。角度や置く場所で曲線の見え方、陰影も変わる。本来の器と異なり、内外の境界はあいまいだ。 着想は建築から。「海外は、石を積み上げて内外をはっきり仕切る。日本は、透けた障子があり、縁側があり、ふすまがあり、内と外の境目が分からない」。そこに、「今っぽさ」と、「画一的にゼロ、イチで分けられない、多様性が認められる時代」のメッセージも重ねた。複雑なデザインは、パソコンの3Dイメージで作り上げた。 後世の人が「なんとか土器」と呼んでくれたら。そんな意気込みをぶつけた。 繊細で、はかなく、オリジナリティーあふれる作品は、すぐに美術評論家らの間で評判になった。 大学院に一度戻り、修了制作に取りかかった。現地に足を運んで話を聞き、その町の文化や歴史を表現するようなデザインを心がけた。プレゼンでは、実際に作った建物の土壁を見せた。「土にずっと触れていたから、素材や質感にこだわった。図形や模型ではなく、実際の『もの』を示すという方法は、建築のプロセスを陶芸的なアプローチから見直すという意味もあった」。修了制作は高く評価された。 2018年、パリで陶芸作品の個展を開催。海外でも評価され、今年も1月は台北、3月は香港、5月はニューヨークのアートフェアに出品する予定だ。 いま、陶芸にも建築的な方法をより多く加えている。作品の依頼者とはイメージを共有し、好みや意見を聞く。クライアントや工事関係者らとやりとりを重ねるように。「もともと陶芸って、作品と自分の世界で、他者が介入する余地はあまりなかった。でも、芸術ももう独裁的、抑圧的に自分の我を通して認めさせるだけの時代じゃない」 奈良さんはいま、都内の建築事務所で働きながら陶芸に取り組んでいる。建築事務所の横に陶芸アトリエがあるのが夢だという。 「子どもの頃からずっと自信がなかったけど、建築や陶芸に出会い、ようやく一つ、作品ができた」。まだ大樋焼の茶わんは作っていない。不安やプレッシャーは消えていない。でも、いまやっていることはきっと、「次の大樋焼」のためになると思っている。(堀越理菜) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
警察官が取り押さえ中に男性(57)死亡 3人がかりで…(FNN.jpプライムオンライン)
FNN.jpプライムオンライン 12日、愛知・稲沢市で、パトカーのサイドミラーを壊したとして現行犯逮捕された57歳の男性が、警察官に取り押さえられている間に意識がなくなり、その後、死亡した。 警察によると、12日午後5時前、稲沢市祖父江町で、近くに住む57歳の男性がパトカーのサイドミラーを手で壊し、公務執行妨害の現行犯で逮捕された。 その際、暴れたため、男性警察官3人がかりでうつぶせの状態にして取り押さえていたところ、男性は意識を失ったという。 男性は、釈放されたうえで病院に運ばれたが、およそ6時間後に死亡した。 男性は、飲食店であった会合で、町内会の草むしりを業者に頼むかどうかでほかの出席者と口論になり、仲裁に入った警察官に自宅近くまでパトカーで送られ、車を降りた直後だったという。 愛知県警稲沢署は、「意識を失った原因について調査を進めていきたい」としている。 (東海テレビ) Source : 国内 – Yahoo!ニュース