1/11(土) 23:01配信 台湾総統選で蔡英文氏が再選したことを受け、茂木敏充外相は11日夜、「祝意」を表する談話を発表した。 茂木氏は談話で「台湾はわが国にとって基本的な価値観を共有し、緊密な経済関係と人的往来を有する重要なパートナーであり、大切な友人だ」とし、「日台間の協力と交流のさらなる深化を図っていく」との考えを示した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
2020年、日本外交最大のポイントは日中関係!?(TOKYO MX)
TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月~金曜7:00~)。1月6日(月)放送の「オピニオンCROSS neo」のコーナーでは、国際ジャーナリストの高橋浩祐さんが“2020年の日本の外交”について見解を述べました。 ◆2020年の日本外交におけるポイントは日中関係 まず1月11日に控えているのが台湾の総統選。現状、中国との対決路線を強める蔡英文氏が有力視されていますが、圧勝の場合「香港デモも絡み、中国に対し厳しめの政権がまた力を付けていく」と高橋さんは言います。 1月中旬には安倍首相の中東歴訪が予定されていますが、今の情勢を考えるとどうなるかわからないとか。しかし、もし歴訪が決定した場合は中東関係に対する日本のスタンスを明示しなければならないだけに、MCの堀潤は「今までのように『仲介役を』と言っているほど、楽観はできない」と述べます。 2月には護衛艦たかなみの中東派遣もあります。緊張高まるホルムズ海峡を避け、オマーン湾などに派遣する予定で、余談を許さない状況だけに高橋さんも注目しているそう。 また、韓国の元徴用工訴訟問題に関し、早ければ2月にも日本企業の資産現金化がなされます。12月に1年3ヵ月ぶりの日韓首脳会談が行われ、対話ムードが生まれたものの、もしこの動きが出れば台無しになると高橋さんは指摘。さらには、「また日本も厳しい対応をとらざるを得ない」と言及します。 そして、「2020年の日本外交の一番大きなイベント」と語るのが4月、中国・習近平主席の国賓来日です。米中関係が悪化しているだけに、アメリカの牽制が予想されますが、高橋さんの経験上、日米関係が良好の場合、中国は日本に歩み寄る傾向があるそう。香港デモやウイグル問題などさまざまな問題があるなか、日本がどんな対応をとるのか高橋さんも注視し、「1972年の日中共同声明のような、日中新時代を表すような文書化できるのかどうかにある」と要点を述べます。 ◆海洋国家と大陸国家によるせめぎ合い 日中関係にも繋がる、国際関係で今一番の問題と高橋さんが指摘するのが「大陸国家と海洋国家のせめぎ合い」。 日本を含め海洋国家であるアメリカやオーストラリアは、現在ともに「インド太平洋戦略」を進めています。一方、大陸国家は中国を中心にロシアや一部のヨーロッパ諸国と「一帯一路」で繋がりを深めているそう。 そんななか、今微妙な立場にあるのが朝鮮半島。なかでも韓国は「北朝鮮と分断されているから大陸国家に見えて、実は陸の孤島」と高橋さん。しかも、文政権は北朝鮮と仲良くし、大陸国家になろうとしているもののその関係も微妙。ただ、高橋さん曰く、韓国は徐々に中国に吸収されているそうで、「日本はそうしたなかで中国とどのようにしていくのか……」と案じます。 また、中東情勢も大きく動き始めています。そのなかでイランも大陸国家であり、実はインドもそうなんだとか。「インドは今ロシアとも仲がいい。インド太平洋戦略に巻き込まれているけれど、インドもしたたか」といぶかしむ高橋さん。さらには、海洋国家であるイギリスもインド太平洋戦略に介入しており、「世界は今せめぎ合いになってきている」と改めて主張。 最後に、日本外交の肝となる日中関係について高橋さんは「関与とヘッジ」がキーになると言います。貿易や投資を一緒に行い“関与”する一方で、“ヘッジ”として軍事力の重要性を示唆。そうなると憲法改正議論も関わってきますが、高橋さんは安倍首相が進めているようなアメリカ追従ではなく、「日本の自主・独立に果たすような憲法9条の改正ならいい」と話していました。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
台湾・総統選 「価値観共有」の日本、協力深化へ(産経新聞)
台湾総統選で蔡英文政権の継続が確実になったことで日本政府は引き続き「基本的な価値観を共有する重要なパートナー」として台湾と連携していく方針だ。 安倍晋三首相は、中国の台湾統一策「一国二制度」を拒否する蔡氏とツイッター上でたびたび交流してきた。台湾を「友人」と呼び、「自由、民主主義、人権、法の支配といった普遍的価値を共有」していると述べたこともある。 日米同盟の抑止力で中国の軍拡を牽制(けんせい)する上でも、中国と距離を置き日米との関係強化を志向する蔡氏が勝利を確実にした意義は大きい。超党派「日華議員懇談会」の古屋圭司会長(自民党)は11日、産経新聞に「喜ばしい。安全保障面でも台湾や米国との連携は重要だ。今後も議員外交を通じ日台の連携強化を進めたい」と述べた。 首相は日中関係の改善も進めてきた。だが、一党独裁の下、少数民族弾圧を強める習近平指導部と価値観まで共有しているわけではない。中国公船の尖閣諸島(沖縄県石垣市)沖での挑発行為は増加し、日中関係の改善は安保分野には及んでいない。 とはいえ、日台に正式な外交関係がないこともあり、日台の安保対話に向けた動きは日本側にはない。関係強化は今後も貿易など経済面が中心となりそうだ。台湾は福島など5県産の日本食品の禁輸措置を継続している。日本政府は日台の協力深化を図る上で、2期目の蔡氏が禁輸措置を解除するかにも注目している。(原川貴郎) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
相模原事件でシンポジウム、横浜 「自分の問題と考えて」(共同通信)
相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人が殺傷された事件の裁判員裁判が始まったのに合わせ、障害者やその家族、支援者らでつくるグループが11日、横浜市内でシンポジウムを開き、「自分は良識があると思い込まず、全ての人が自身の問題として考えるべきだ」などと意見を交わした。 植松聖被告(29)は意思疎通のできない障害者を狙ったとされる。 車いすを利用する障害者で、グループホームを運営する千田好夫さんは、被告が施設職員だったことを念頭に「支援者だけでなく、多くの人が関わる仕組みをつくらないといけない」と訴えた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
性暴力撲滅、各地でフラワーデモ 広がる連帯「社会動かす」(共同通信)
1/11(土) 22:15配信 花を持ち、性暴力撲滅を訴える「フラワーデモ」が11日、各地で開かれた。呼び掛け人によると、34都道府県で実施。昨年4月に始まったデモは今回で10回目だ。賛同者が、それぞれの街で実施する動きが広がり、開催場所数は増加傾向にある。福岡市では臨床心理士の黒瀬まり子さん(42)が呼び掛け人となった。セクハラ被害者の支援を続けるグループのメンバーとも連携し、学生など若い参加者もいる。世代を超えた連帯に「社会を動かす力に」と期待も寄せられている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
沖縄で新たに豚コレラ 殺処分6600頭に(共同通信)
沖縄県は11日、沖縄市の養豚場2カ所で新たに豚コレラ(CSF)の感染を確認したと発表した。殺処分の対象は約1900頭増え、計約6600頭となった。うち1カ所は、8日に感染が判明した、うるま市の養豚場と所有者が同じで、同一車両で巡回していた。 玉城デニー知事は11日の対策本部会議で、ワクチン接種の必要性について「周辺の養豚農場における感染状況を確認した上で、農家の方々の意見も聞きながら検討する」と述べた。 県は11日までに、うるま市の計2001頭の殺処分と埋却を終えた。豚コレラは人にはうつらず、感染した豚の肉を食べても人体に影響はない。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
首相、サウジアラビアに到着 12日に首脳と会談(共同通信)
【リヤド共同】安倍晋三首相は11日午後(日本時間同日夜)、中東3カ国歴訪の最初の訪問国サウジアラビアに到着した。12日にサルマン国王、ムハンマド皇太子とそれぞれ会談し、米イラン対立で緊張状態が続く中東地域の安定化に向け連携を呼び掛ける。 サウジは中東の大国で、イランとは対立関係にある。首相は、米イランの全面衝突が回避されたことを踏まえ、さらなる緊張緩和に向けてサウジが役割を果たすよう促したい考えだ。 ペルシャ湾での日本船舶の安全確保に向けた協力も求める。日本独自の取り組みとして海上自衛隊が中東海域で情報収集活動を実施する方針も説明する。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
イノシシの罠にかかるクマたち 人間が襲われるケースも
CSF(豚コレラ)の感染源の一つとされるイノシシ対策に新たな脅威が現れた。イノシシを捕まえようと仕掛けたわなにツキノワグマが引っかかってしまう事例が相次いでいる。岐阜県は、調査捕獲にあたる人たちがクマの被害に遭わないよう、クマの痕跡を見つけたらわなを撤去するなどの対策を呼びかけている。 県によると、昨年6月以降、イノシシの調査捕獲のわなにクマがひっかかる事例が各地で続発している。昨年12月27日現在で、岐阜市、下呂市、中津川市、揖斐川町、垂井町、白川村などで計21頭の錯誤捕獲の報告があったという。 県はCSFの感染拡大を防ぐためにイノシシの調査捕獲に力を入れており、捕獲頭数は2千頭を超えている。県によると、イノシシのわなには「箱わな」と「くくりわな」があり、クマがひっかかっているのは主にくくりわな。イノシシ用のくくりわなは、イノシシより大きな動物がひっかからないよう太い脚は入らないよう設計されているが、比較的脚が細い若いクマがひっかかってしまったとみられる。 昨年はクマの好物のドングリが県内全域で凶作で、冬眠前のクマがえさを求めて里山に出没する事例が増えている。昨年4~9月の県内のクマの出没件数は597件で、一昨年同期の270件を大きく上回る。昨年9月末時点で11人(10件)が襲われ、過去10年で最悪のペースになっている。豚コレラの調査捕獲ではないが、昨年6月には高山市で有害鳥獣捕獲のイノシシ用のわなにひっかかったクマに猟友会の男性2人が襲われてけがをした事例もあった。 わなにイノシシ以外がひっかか… 【1/15まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
競技かるた、新クイーンは28歳会社員 名人は初防衛
小倉百人一首競技かるたの日本一を決める第66期名人位と第64期クイーン位の決定戦(全日本かるた協会主催)が11日、大津市の近江神宮で開かれた。 名人位は、名人の塾経営粂原(くめはら)圭太郎さん(28)=京都市、8段=が挑戦者の会社員岸田諭さん(32)=京都市、8段=を破って初防衛を果たした。 クイーン位は、挑戦者の会社員本多恭子さん(28)=兵庫県尼崎市、6段=が、クイーンのかるた講師山下恵令(えれ)さん(34)=東京都、6段=の3連覇を阻み、新クイーンになった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「神戸の壁」でライトアップ始まる 住民らが影を投影
阪神・淡路大震災の大火に耐えて残った「神戸の壁」(高さ約7メートル、幅約14メートル)のライトアップが11日、兵庫県淡路市の北淡震災記念公園で始まった。震災から25年になる17日まで照らされる。 昭和初期に神戸市長田区の公設市場に建てられたコンクリート製の防火壁で、神戸空襲の戦災と震災を乗り越えた。震災後の再開発で解体の危機に直面し、2000年1月に淡路島の旧津名町(現・淡路市)の音楽ホールの隣へ移された後、08年11月に、現在の公園に移された。移設から今年で20年になる。 11日夜の追悼行事では、保存に取り組んだ市民団体「リメンバー神戸プロジェクト」代表の三原泰治さんが「みんなの力で残した神戸の壁を千年先まで生かそう」と呼びかけた。住民らが壁の前で、両手を広げて自分たちの影を投影し、震災の教訓の継承を誓った。(吉田博行) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル