県営名古屋空港に隣接する愛知県の「あいち航空ミュージアム」で1月11日、特別企画展「日本の翼 YS-11展 ~半世紀以上飛び続ける、国産プロペラ機~」が始まった。4月13日まで。 【幻のYS-33も模型展示】 ◆幻の機体も模型やカタログ展示 あいち航空ミュージアムは、名古屋空港の旧国際線ターミナルを改修した商業施設「エアポートウォーク名古屋」の近くに2017年11月30日に開館。今回の企画展では、半民半官の日本航空機製造(日航製、1982年9月解散)が製造した戦後初の国産旅客機YS-11型機に焦点を当て、日本の航空史に同機が果たした役割や開発秘話などをパネル展示や映像で紹介している。 会場には、YS-11のフライトマニュアルやセールスカタログ、当時の写真、グッズなどを展示。また、構想のみに終わった3発ジェット旅客機「YS-33」の完成予想模型や、ジェットエンジンに換装した発展型「YS-11J」のプロジェクトを紹介するカタログ、YS-11の設計に使用された手回し式計算機も並べられた。 これらの資料類は、日航製でYS-11に携わった当社の吉川忠男会長が保管してきたもの。日航製が解散後、YS-11のサポート業務は同社に参画していた三菱重工業(7011)が引き継いだが、YS-33の模型や重複する大量のマニュアル類などは継承されることなく、廃棄処分されかかっていた。 1月18日と3月22日には、鈴木真二館長とゲストがYS-11と三菱スペースジェット(旧MRJ)、オリンピックなどについて語るトークショーが開かれる。 ◆空自VIP機を常設展示 YS-11は、1962年から1974年までに試作機2機を含む182機が製造された。日航製が設計・開発と生産管理、品質管理、販売、プロダクトサポートを行い、生産を重工各社など機体メーカーが分担して、最終組立を三菱重工が担当した。1962年7月11日に試作1号機(登録記号JA8611)が三菱重工の小牧工場(現・小牧南工場)でロールアウトし、同年8月30日に名古屋空港から初飛行した。 あいち航空ミュージアムには、航空自衛隊美保基地の第3輸送航空隊に所属していた要人用人員輸送機(機体番号52-1152)が常設展示されている。YS-11-100をベースとした機体で1965年3月30日に空自へ引き渡され、2017年5月29日に鳥取県の美保基地から小牧基地までラストフライトした。 開館時間は午前9時30分から午後5時までで、最終入館は閉館30分前。休館日は火曜で祝日の場合は翌日。3月4日から6日は臨時休館する。入館料のみで観覧できる。入館料は一般1000円、大学・高校生800円、中・小学生500円、未就学児と障がい者は無料。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
佐々木大地五段、菅井竜也七段下しベスト4入り 今年度対局数・勝数トップの実力発揮/将棋・叡王戦本戦(AbemaTIMES)
将棋の叡王戦本戦3回戦が1月11日に行われ、佐々木大地五段(24)が菅井竜也七段(27)に100手で勝利した。佐々木五段は準決勝で、豊島将之竜王・名人(29)と対戦する。 【映像】菅井竜也七段 対 佐々木大地五段 昨年度、最多勝利賞に輝いた佐々木五段だが、今年度もその輝きは増すばかりだ。本局はタイトル経験もある強敵・菅井七段から早指しのプレッシャーを受けながらも、相手の攻めにもしっかり対応。落ち着いてしのぎ切った。 佐々木五段は今年度、公表されている成績では51局、36勝15敗、勝率.706に。対局数・勝数では全棋士トップに立つなど、充実ぶりを見せている。棋王戦ではあと一歩で届かなかったタイトル初挑戦を、この叡王戦で成し遂げるか。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
20枚の短期決戦、5色で取り合う百人一首 福岡で250人が熱戦(西日本新聞)
福岡市などの小学生を対象に、百人一首の札を赤や黄など5色に分けて色札ごとの部門で取り合う「五色百人一首」の大会が11日、同市・天神のアクロス福岡であり、約250人が熱戦を繰り広げた。 【写真】手を伸ばして札を取り合う昭和学園の生徒たち 20枚の札で競い合うため、試合時間が短く、歌を覚えやすいのが特徴。会場は付き添いの親たちであふれ、子どもたちの真剣勝負を見守った。 昨年は緑札の部で、今年は青札の部で優勝した同県須恵町の6年生原瑞穂さん(12)は「うれしい」と満面の笑み。母の教えで百人一首を始めて6年。2年連続の快挙に、喜びもひとしおのようだった。 西日本新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「神様と仏様で二重のありがたさ」 僧侶が筥崎宮を参拝(西日本新聞)
博多の古刹(こさつ)、承天寺(じょうてんじ)(福岡市博多区)の僧侶が筥崎宮(同市東区)に参拝する「承天寺報賽式(ほうさいしき)」が11日あり、僧侶が列をなして神社境内に入る珍しい姿に、多くの参拝客が集まった。 【写真】筥崎宮で勢い水を浴び、掛け声を響かせながら陽玉を激しく奪い合う競り子たち 鎌倉時代の1241年、承天寺の開祖・聖一国師が宋から帰国する途中、船が遭難しかけた。筥崎宮の加護を祈願して無事に帰国できたことから、お礼参りが続いている。明治期の神仏分離令の際も鳥居の外からお参りしたという。 神職に出迎えられた僧侶19人は拝殿に上がり、読経しながら縦横に歩く「巡り経」を奉納。参拝客たちは「神様と仏様で二重のありがたさ」と喜び、僧侶とともに手を合わせていた。 (今井知可子) 西日本新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
周辺道路で特別街頭検査を実施へ、車検切れもチェック…東京オートサロン2020(レスポンス)
国土交通省関東運輸局千葉運輸支局は、自動車技術総合機構関東検査部、軽自動車検査協会、千葉県警察と連携して1月12日に幕張メッセ周辺道路で、不正改造車を排除するための特別街頭検査を実施すると発表した。 [関連写真] 例年1月中旬に幕張メッセで開催される「東京オートサロン」の周辺道路などで多数の不正改造車が集まり、暴走などの違法行為を行っており、道路利用者や近隣住民に多大な危険と迷惑を及ぼしていることから特別街頭検査を実施する。 2019年の東京オートサロン開催中に実施した特別街頭検査では、四輪車97台を検査し、半分以上となる58台に整備命令書を交付した。 一方、今回は特別街頭検査と平行して「可搬式ナンバー自動読取装置」を使って車検切れ車両を検知した場合、ドライバーに対して警告書を交付する。 《レスポンス レスポンス編集部》 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
大麻栽培器具の摘発強化 園芸用と称し販売、厚労省(共同通信)
厚生労働省の麻薬取締部が2016年から19年にかけ、大麻取締法違反(栽培)の疑いで立件した100人超の容疑者のほぼ全員が、大麻の水耕栽培キットや肥料、成長促進用の特殊ライトなどの器具を一般的な園芸用品と称して販売する業者から購入していたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。麻薬取締部は、器具の販売が違法栽培を助長している可能性があるとみて、各地の警察と連携しながら取り締まりを強化している。 10、20代を中心に広がり続ける大麻汚染を食い止めるためには違法栽培の根絶が急務。栽培器具の販売業者は全国で10前後あるとみられ、麻薬取締部が情報収集している。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
終点後の点検怠り…路線バス運転手が寝過ごした小学生気付かず回送運転 途中で降ろされ歩いて帰宅(東海テレビ)
岐阜バスの運転手が終点後の車内点検を怠って小学生を乗せたままバスを回送運転し、途中のバス停で降ろしていたことがわかりました。運転手は帰りのバスを教えましたが、小学生は歩いて帰宅したということです。 岐阜バスによりますと1月6日、50代の男性運転手が、終点で車内点検を怠り、寝過ごして残っていた小学生に気付かないまま営業所への回送運転を始めました。 途中で小学生に気付いたものの、運転手は別のバスに乗って帰るよう促し、この小学生が本来降りるはずだったバス停から数キロ離れたバス停で1人で降車させました。 小学生は、促された別のバスには乗らず、自宅まで歩いて帰ったということです。 岐阜バスは、小学生と保護者に謝罪し、東海テレビの取材に対し「真摯に受け止め深く反省しています」とコメントしています。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
かるた新クイーンに本多恭子さん 名人は粂原さん初防衛(共同通信)
小倉百人一首競技かるたの日本一を決める第66期名人位と第64期クイーン位の決定戦が11日、大津市の近江神宮で開かれた。兵庫県尼崎市の会社員本多恭子さん(28)が、新クイーンとなった。名人戦は、京都市の塾経営粂原圭太郎さん(28)が初めて防衛した。 どちらのタイトルも2勝2敗となり、決着は最終の第5戦までもつれ込んだ。クイーン戦は、東京都の自由業山下恵令さん(34)が2連続防衛を果たせず。京都市の会社員岸田諭さん(32)は、5期ぶりの名人位返り咲きを目指したが及ばなかった。 近江神宮は百人一首の第1首を詠んだ天智天皇を祭っており、かるたの聖地とされる。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
阪神大震災25年、「神戸の壁」ライトアップ 淡路島(産経新聞)
阪神大震災から25年を迎えるのを前に、兵庫県淡路市の北淡震災記念公園で11日、神戸市長田区で起きた大規模火災で焼け残った「神戸の壁」のライトアップが行われた。25人の参加者が両手を広げて十字架のように人影を投影し、鎮魂の思いを刻んだ。 壁は高さ7・3メートル、幅13・5メートル。昭和2年ごろに同区の若松市場に建てられた防火壁で、空襲や震災にも耐え残った。震災の“証人”として現代美術作家の三原泰治さんが「神戸の壁」と名付けて保存運動を展開してきたが、周辺の再開発に伴い、平成12年に津名町(現淡路市)に移設。21年に同公園へ再移設された。 式典では参加者全員で黙祷(もくとう)した後、壁に十字の人影を映し出した。三原さんは「震災の記憶と教訓を千年先まで生かすためにも、見て触れて感じてほしい」と語った。 壁のライトアップは17日までの毎日午後5時半~10時に実施される。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
役者は強く輝く、だけじゃない 中村隼人は猿之助に学ぶ
歌舞伎俳優の中村隼人さん(26)が「兄貴」のように慕うのが、大先輩の市川猿之助さん。芝居で演出を受け、共演も続き、縁が深い。「良き優しい先輩であり、怖い先輩でもあります。芝居では手取り足取りは教えてくれない。違う、と言うだけ。何も言ってくれない怖さがありますね」。だから演技は見て覚えていくのだそうだ。そんな猿之助さんから贈られた言葉とは。 目の当たりにした「覇気」 2017年にスーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」で共演した時のこと。猿之助さんが左腕を骨折、降板した。「自分の体がどうなるか分からない状況なのに、公演をどう続けるかを考えている。お見舞いに行くと、めっちゃ元気。僕らには気をつかってくれていたのかな。これぞ『座頭』って思いましたね」 この公演で、忘れられない光景がある。降板後、公演期間中に猿之助さんが左腕をつってカーテンコールで舞台に「復帰」すると、客席から歓声があがった。舞台の袖で見ていると、猿之助さんからザーッと波動のようなものが出て、お客さんからもザーッと戻ってくるのを感じた。「これが猿之助さんが言っていた、役者の『覇気』を身につけてください、ってことなのかなと思いました」 そんなあこがれの猿之助さんから、18年の新作歌舞伎「NARUTO ―ナルト―」の開幕前に送られてきたメッセージカードに言葉が書かれていた。 「スターではなく、太陽みたい… 【1/15まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル