愛知県武豊(たけとよ)町の町立中央公民館で2019年3月、講堂の緞帳(どんちょう)が落下して保育園児らがけがをした事故があり、愛知県警は、公民館の管理者の男性を業務上過失致傷の疑いで書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材でわかった。 事故は19年3月8日に発生。町職員が電動ボタンを操作して緞帳を最上部まで上げた際、異音がして閉まるように落下した。緞帳を巻き上げるチェーンが切れており、講堂の舞台上にいた園児ら34人のうち約10人が頭や体を打つなどの軽傷を負った。捜査関係者によると、公民館の管理者は、落下防止の対策を取らず、園児らにけがを負わせた疑いが持たれている。 町教育委員会生涯学習課によると、緞帳は幅約11メートル、高さ約5・5メートル、重さ約350キロ。1976年に公民館が開館して以降、部品などを交換した記録はなかった。事故前年の18年12月に点検した時には異常はなかったという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
走り高跳び王者は「ドクター」 亡き恩師の研究支えに
2回失敗し、最後の跳躍だった。右腕を振り上げ、勢いよく踏み切ると、身長194センチの体はふわりと高さ2メートル35のバーを越えた。 2019年2月、ドイツで行われた陸上世界室内競技会。走り高跳びの戸辺直人選手(27)=千葉県野田市、JAL=は13年ぶりに日本記録を塗り替え、優勝した。 リオデジャネイロ五輪の結果に照らせば、銅メダルに相当する好記録だった。 ◇ 「日本記録保持者」であり、筑波大学の博士号(コーチング学)を持つ。海外の選手から「ドクター トベ」と声をかけられることもある。走り高跳びの動作を分析し、より高く跳ぶために必要な技術やトレーニング理論を研究。コーチはつけず、それを自ら実践している。 このスタイルになったのは、筑波大陸上競技部の前監督、図子(ずし)浩二さん(故人)との出会いがきっかけだ。同大教授で、陸上跳躍選手のトレーニング理論が専門だった。戸辺選手の学生時代のコーチで、研究の指導教員でもあった。 口癖は、科学的な根拠に基づく… 【1/15まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大人になって気づいた虐待 憎んでいた母も被害者だった
子どもの頃に受けた虐待の「後遺症」で、大人になってからも苦しむ人は少なくない。壮絶な虐待を経験し、幼少期の体験と、今も続く困難さを「虐待サバイバー」(虐待の生存者)として描いた本を昨夏出版した羽馬千恵さん(36)=札幌市=は、虐待を防ぐには「加害者側の大人の支援が必要」と訴える。その思いを聞いた。(天野彩) ――ここ数年、子どもが親に虐待されるなどして亡くなる事件が相次いでいます。2018年3月には東京都で船戸結愛ちゃん(5)が、19年1月には千葉県で栗原心愛(みあ)さん(10)が、6月には札幌市で池田詩梨(ことり)ちゃん(2)が亡くなりました。 私の経験では、虐待が起きる場合は、母親が貧困状態にあり、父親らが暴力を主導していたりします。本当は子どもを愛している母親が孤立して、夫や恋人の暴力で追い詰められ、SOSをうまく出せないのです。虐待のある家庭に多いパターンです。 虐待の問題は一様ではありません。貧困やDV(家庭内暴力)にも理解と支援が必要です。社会に問題があり、そこから派生するのが虐待なのです。 虐待を受けた人は、適切な愛情のかたちを知らないために、虐待を連鎖させてしまうことがあります。加害者側の大人を助ければ、子どもを同時に救える。親だけをバッシングしても仕方ないのです。虐待を社会の問題、みんなの問題として考えてほしいです。 ――羽馬さんは2年前、子どもの頃に虐待を受けた大人の当事者の団体を作りました。 18年3月、「大人の未来」(全国虐待被害当事者の会)を立ち上げました。社会への啓発が目的で、350人を超える会員がいます。虐待をしなくてはいけない状況に追い込まれる大人のほうにこそ、支援が必要です。大人の支援をしなければ根本的な解決にはならないのです。 ――自分は虐待被害者だと気づ… 【1/15まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
動画解説 日本海側は雨具が活躍 朝晩はヒンヤリとした体感に(ウェザーニュース)
1/10(金) 8:27配信 ウェザーニュース 北陸や山形県では湿った雪や雨が降ったり止んだりします。雷や突風、あられを伴うおそれがあるので注意が必要です。外出の際は大きい傘をお持ちください。また、朝晩はひんやりとした体感となります。 動画で詳しく解説します。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ゴーン被告の違反罪、教授が異論 会社法が専門の東大田中氏(共同通信)
前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告(65)が8日の記者会見で、自身の訴追に異論を唱えた人物として紹介した東大の田中亘教授(会社法)が10日までに共同通信の取材に応じ、ゴーン被告が問われている金融商品取引法違反罪について「検察側の主張に疑わしいところがある。違和感を持っていた」と話した。 田中教授は「ゴーン被告に決定権があったのは在職中の報酬額だけだ。退任後に報酬を受け取るためには、取締役会に諮った上で株主総会の承認を得る必要がある。それがない時点で、支払いが確定したという考え方は成り立たないのではないか」との見解を弘中惇一郎弁護士に伝えたという。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
海自にきょう中東派遣命令 河野防衛相、活動期間は1年(共同通信)
河野太郎防衛相は10日、海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」とP3C哨戒機に対し、中東海域への派遣命令を出す。防衛省設置法の「調査・研究」を根拠にした情報収集が任務。活動期間は1年で延長もできる。哨戒機は11日に出発し、月内に現地で活動を開始。たかなみは2月上旬に出航する予定だ。 活動海域は、オマーン湾やアラビア海北部、バベルマンデブ海峡東側の公海に限定。活動中に不測の事態が起きた場合、自衛隊法に基づき、海上警備行動を発令する。 護衛艦と哨戒機を合わせた派遣規模は計260人程度。哨戒機は、アフリカ東部ソマリア沖のアデン湾で海賊対処活動も実施する。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
センター試験日に痴漢が増えるってホント?受験生のSOSがスマホに届く画期的サービスも(BUSINESS INSIDER JAPAN)
近くの痴漢被害がスマホに通知 プロジェクトを立ち上げたのは、痴漢被害をワンクリックで報告、情報共有できるアプリ「痴漢レーダー」のメンバーだ。プロジェクト名は「#withyellow」。性被害を告発した人への連帯を示す#Withyouのハッシュタグに着想を得たという。黄色は痴漢レーダーのキーカラーだ。「痴漢から受験生を守ろう」を掛け声に、 黄色の物を身につけて電車に乗ること #withyellowのハッシュタグをつけ、SNSに「痴漢を許さない」など受験生への連帯を示す投稿をすること アプリをインストールし、近くで被害にあっている人からSOSの通知が届いたら助けること などを呼びかけている。これまでもアプリユーザーから報告される痴漢被害がどこで起きているのか、地図上でリアルタイムで見ることができたが、同じ車両に乗っている人など、近くにいる人からのSOS通知も新たに受け取れるようになる。 新機能は、2020年の大学入試センター試験が実施される1月18日(土)・19日(日)までに追加される予定だ。 第三者が連帯することが抑止力に 使い方は簡単。「痴漢」「盗撮」「不快行為」などの中から被害状況を選択して登録すると、自動的に近くにいるアプリユーザーに知らせが届くという。 被害にあった人だけでなく、被害を見かけた人も利用できる。 痴漢レーダーを開発したキュカ社長の禹ナリ(ウ・ナリ)さんによると、同アプリユーザーには痴漢被害の経験者も少なくない。助けたくとも、自身の過去を思い出して足がすくむこともあるだろう。そんなときでも、被害者の代わりにSOSを発信できる仕組みだ。 また具体的な被害状況や行為者の風貌なども任意で書き込めるようになっており、閲覧設定したユーザーのみが見られる。 キュカ・プロデューサーの片山玲文(れもん)さんは言う。 「痴漢は被害者・加害者だけの問題に見えがちですが、電車でも駅でも、被害を止めることができる第三者がいる空間で起きているのだということを、改めて考えるべきです。 受験生に自己防衛を求めるのではなく、第三者が動くことこそが大事なのだと伝えたい。痴漢を絶対に許さないという社会の意識を高め、もしもの時に助け合える仕組みをつくることが、このプロジェクトの目的です」(片山さん) 次ページは:「センター試験日は痴漢が多い」は本当か 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ゴーン被告に突かれた日本の弱点。東京五輪は安全に迎えられるのか(BUSINESS INSIDER JAPAN)
「日本からどのように脱出したかについては話すつもりはない」 日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告は、1月8日午後10時(日本時間)にレバノンの首都ベイルートで開いた記者会見で、日本からどう出国したのかについて、一切語らなかった。 【全画像をみる】ゴーン被告に突かれた日本の弱点。東京五輪は安全に迎えられるのか 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルなど一部報道によると、ゴーン被告は箱の中に身を隠し、プライベートジェットでレバノンに逃亡したという。保釈中の被告が、他国に逃れるという前代未聞の事態によって、日本の危機管理の甘さが露呈する結果となった。 半年後には東京五輪が開催され、多くの外国人観光客を迎えることになるが、日本の安全は守れるのか。3人の専門家に日本の課題を聞いた。 プライベートジェット「日本遅れている」 「日本はプライベートジェットの発着数が少なく、体制が整っていると言えない。ゴーン被告は今回そこを突いてきた。東京五輪では多くのプライベートジェットを受け入れることになるが、保安確認の徹底など受け入れ体制を早急に整える必要がある」 航空政策に詳しい桜美林大学の戸崎肇教授はそう指摘する。 戸崎教授によると、欧米では時間を節約する観点から、プライベートジェットはビジネスツールとして普及しているが、日本では贅沢とみられがちで普及は進んでいない。そのためプライベートジェットの保安検査などに専属のスタッフはおらず、普段は通常の運航便を担当するスタッフが利用時に対応しているのが現状という。 国土交通省によると、これまでプライベートジェットの保安確認は、機長の判断で行われていた。同省ではゴーン被告の逃亡劇を受け今後、プライベートジェットの機内に持ち込む大きな荷物はすべて保安検査を義務化する通達を出した。 戸崎教授は「検査を厳重にするためには、人手を確保する必要があるが、検査に関わる業種の離職率は高く、経験を積んだ職員が不足している」と話す。 利便性とのバランスが大事 一方で防犯を重視し検査を厳しくするだけではなく、経済効果の面からプライベートジェットの利便性も考慮する必要性があると戸崎教授は指摘する。 「プライベートジェットを利用するVIPや富裕層は、飛行機を降りてから国内への経済効果が大きい人たちだ。東京五輪にとどまらず、将来的に日本に来てもらうためにも、安全性と利便性のバランスを考えないといけない」(戸崎教授) 次ページは:地方も狙われる可能性 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
黒木悠輔さんが令和初の「一番福」 5000人が参加…西宮神社「福男選び」(スポーツ報知)
商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社、西宮神社(兵庫・西宮市)で10日早朝、本殿参拝の一番乗りを競う恒例の開門神事「福男選び」が行われ、約5000人が参加した。大阪・堺市の大阪府立藤井寺工科高校の保健体育科教諭で、同校の公式野球部顧問・黒木悠輔さん(33)が令和初の「一番福」となり、「二番福」は地元兵庫・西宮市立西宮高校に通う15歳の藤本陽紀(はるき)さん、「三番福」は神奈川・川崎市で就職活動中の川畑陽平さん(27)だった。 一番福の黒木さんは、今回で13年連続の参加で初めての一番福。「19歳の時にテレビで見て、全力でやっているのが輝いて見えた。参加することに意義があると思っていたので正直ビックリです。3列目の真ん中からのスタートでこけないことをイメージして、最後のストレートで抜くことが出来た」と振り返った。また、福男の法被姿に「これで(今から)学校に出勤しようかな」と笑わせた。 二番福の藤本さんは初参加ながら、陸上競技部で鍛えた見事な走りを見せ「練習ではいている靴で走りました。いつも先輩や両親からもらってばかりなので、分け与えられる人になりたいです」とはにかんだ。神奈川県から参加した三番福の川畑さんは1月8日に参加を決定。「青春18切符が余っていたので(参加を)決めました。人生を一歩踏み出せるきっかけにしたい。親に心配をかけているので、今日も言ってきてはないので、サプライズですね」と笑わせた。 報知新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
自信たっぷりに正当化 ゴーン被告、記者会見のやりとり
2時間以上にわたってレバノンで記者会見した日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)。「希望がなかったので日本を出た」「レバノンは自分を尊敬してくれる人ばかり」――。一貫して日産や日本の司法制度を批判し、自信たっぷりに自らの行動を正当化し続けた会見。記者とのやり取りを、3分半の動画にまとめました。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル