東京地検特捜部が、容疑者の逮捕状を取った段階で明らかにするのは極めて異例だ。その上、カルロス・ゴーン被告とともにレバノンにいるとみられ、実際には逮捕が困難な妻のキャロル・ナハス容疑者の逮捕状をあえて取った背景には、ゴーン被告が保釈条件で妻との面会を禁じられたことを「非人道的だ」などと批判していることがある。 【表でみる】ゴーン被告とキャロル容疑者をめぐる事件の経過 キャロル容疑者が一連の事件に絡む「容疑者」であることを明確化することで、措置の適正さとともに、国外逃亡という事態に対する捜査当局の厳しい姿勢を国内外にアピールする狙いがあるとみられる。 特捜部の市川宏副部長は「キャロル容疑者は多数回にわたり証拠隠滅をした上、偽証をした疑いがあり、だからこそ東京地裁は保釈と同時に面会禁止にした。非人道的との批判は一方的で誤解があり、是正する必要がある」とした。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
あおり運転殴打の男、再逮捕へ 9日に強要容疑で、愛知(共同通信)
愛知県岡崎市の新東名高速道路で2019年7月、あおり運転で後続のトラックを無理やり低速で走らせたとして、県警は7日、強要容疑で、茨城県の常磐自動車道のあおり運転殴打事件で強要と傷害の罪で起訴された住所不定、会社役員宮崎文夫容疑者(44)を9日に再逮捕する方針を固めた。愛知県警は既に逮捕状を取っている。 捜査関係者によると、宮崎容疑者は19年7月23日午前6時半ごろ、新東名高速下り線で高級スポーツタイプ多目的車(SUV)を運転中、トラックの前で蛇行運転や急減速を繰り返し、最低速度の時速50キロ未満で走らせた疑いが持たれている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
立・国代表、合流巡り会談 合併方式、人事など調整か(共同通信)
立憲民主党の枝野幸男、国民民主党の玉木雄一郎両代表が7日夜、両党の合流を巡って約3時間半にわたり東京都内のホテルで会談した。両党間で一致していない党名や政策、人事、合併方式などについて調整を図ったとみられる。 合流に関し、玉木氏は4日の記者会見で「吸収合併はあり得ない」と対等合併による新党結成を主張。事実上の吸収合併を目指す枝野氏は5日、記者団に「新党をつくるつもりは100パーセントない」と反論した。 両党の党首会談は先月末、幹事長間で合流に結論を得るため年明け早期に開く方針で一致した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
1/3・4に同建物2店舗で…料理食べた4歳から88歳の56人下痢や嘔吐 うち16人からノロウィルス(東海テレビ)
愛知県安城市の仕出し料理店など2店舗が作った料理を食べた男女56人が食中毒の症状を訴え、一部からノロウィルスが検出されたことが分かりました。 食中毒が発生したのは、安城市今本町の同じ建物内にある「仕出し割烹しげよし」と「懐石達磨」の2店舗で、5日、60代の男性から保健所へ通報があり発覚しました。 愛知県によりますと、1月3日と4日にこの2店舗の料理を食べた4歳から88歳の男女56人が、下痢や嘔吐など食中毒の症状を訴え、このうち16人からノロウィルスが検出されたため食中毒と断定しました。 入院した人はおらず、全員快方に向かっているということです。 衣浦東部保健所は、食品衛生法に基づき2店舗を7日付で営業禁止処分にしました。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
下地氏、維新に離党届 除名処分の公算大 中国IR企業から現金(産経新聞)
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件で、贈賄の疑いが持たれている中国企業「500ドットコム」の元顧問からの現金100万円の受領を認めた日本維新の会の下地幹郎元郵政民営化担当相(比例九州)が7日、離党届を提出した。 那覇市での後援会関係者との会合後、記者団に明らかにした。議員辞職については「結論は出ていない」と述べ、20日予定の通常国会召集までに判断する考えを示した。 松井一郎代表(大阪市長)は下地氏の議員辞職を強く要求している。維新関係者は下地氏への対応を決める党紀委員会について「厳しい内容になる」と述べており、除名処分になる公算が大きい。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
立民・枝野、国民・玉木党首がホテルで会談 合流、詰めの協議か(産経新聞)
立憲民主党の枝野幸男、国民民主党の玉木雄一郎両代表が7日夜、東京都内のホテルで会談した。立民の福山哲郎、国民の平野博文両幹事長も同席した。 終了後、出席者の1人は記者団に「会食しただけだ」と述べたが、枝野氏が呼びかけた政党合流について詰めの協議を行ったとみられる。 両党はこれまで合流方式、党名、人事、組織など多岐にわたる論点について話し合ってきた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
保釈請求時も虚偽証言か キャロル容疑者、3か月前から証拠隠滅(産経新聞)
日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)の会社法違反(特別背任)事件に絡み、虚偽の証言をしたとして東京地検特捜部が7日に偽証容疑で逮捕状を取った妻のキャロル・ナハス容疑者(53)が、ゴーン被告の保釈請求の際にも東京地裁に虚偽の証言をしていた疑いのあることが、関係者への取材で分かった。キャロル容疑者はオマーン・ルートの特別背任事件着手の約3カ月前から、重要な事件関係者にレバノンで面会するなど証拠隠滅を図っていたという。 昨年末、保釈中に海外逃亡したゴーン被告は日本時間の8日夜、レバノンで記者会見を開く予定とされているが、逃亡の経緯や動機のほか、妻が容疑者となったことについて、どう語るかも注目される。 ゴーン被告は平成29~30年、オマーンの販売代理店、スハイル・バハワン自動車(SBA)に日産から約11億円を不正支出させ、うち約5億5500万円を自身が実質保有するレバノンの投資会社、グッド・フェイス・インベストメンツ(GFI)に送金させたとして、特捜部が昨年4月4日に4度目の逮捕に踏み切り、同22日に起訴した。 逮捕状の容疑となったキャロル容疑者の証人尋問は同年4月11日、東京地裁の法廷で非公開で約3時間行われた。ゴーン被告の弁護団によると、尋問には裁判官と検察官、弁護人が出席。通訳を介し、質問の大半は検察官が行った。 GFIの代表はSBAの経理担当幹部で、特捜部が「事件の最大のキーマン」とみる人物。そのため検察官が証人尋問で経理担当幹部について尋ねたところ、キャロル容疑者は「知らない」「(インド人であることやSBAに勤務しているなどと聞いても)覚えはない」「会ったことがあるかどうか覚えていない」などと証言したという。 関係者によると、特捜部がゴーン被告の4度目の逮捕に踏み切った際に押収したキャロル容疑者の携帯電話の通信記録を分析したところ、その約3カ月前の一昨年12月末にレバノンで2人が面会していた疑いがあることが判明した。その後、弁護団はゴーン被告が起訴された昨年4月22日、地裁に保釈を請求した。 特捜部は当時、こうした事情から、キャロル容疑者を通じた口裏合わせなど証拠隠滅の恐れが極めて高いとして保釈に強く反対。一方、キャロル容疑者はここでも、弁護団を通じ、経理担当幹部を含め事件関係者の誰とも会っていないと主張した。このため、特捜部が一昨年12月末の経理担当幹部とのレバノンでの面会を指摘すると、キャロル容疑者は一転して認め、経理担当幹部について「事件関係者とは認識していなかった」と釈明したという。 特捜部は、これらのやり取りから、キャロル容疑者が経理担当幹部を事件関係者と認識していたのは明白で、一昨年11月に役員報酬を過少記載していたとされる金融商品取引法違反容疑などで逮捕、勾留されたゴーン被告に代わり、オマーン・ルート事件着手の約3カ月前から入念に証拠隠滅を図っていた疑いが強いと判断。保釈許可を得ることに加え、これらの行為を隠すために虚偽の証言を重ねたとみているもようだ。 地裁はこうした事実を把握していたため、保釈条件でキャロル容疑者との接触禁止を付けたとみられる。だが、結果的に国外逃亡を招いており、地裁の保釈判断が適正だったか改めて問われそうだ。 ■特捜部、異例の説明 東京地検特捜部が、容疑者の逮捕状を取った段階で明らかにするのは極めて異例だ。その上、ゴーン被告とともにレバノンにいるとみられ、実際には逮捕が困難な妻のキャロル容疑者の逮捕状をあえて取った背景には、ゴーン被告が保釈条件で妻との面会を禁じられたことを「非人道的だ」などと批判していることがある。 キャロル容疑者が一連の事件に絡む「容疑者」であることを明確化することで、措置の適正さとともに、国外逃亡という事態に対する捜査当局の厳しい姿勢を国内外にアピールする狙いがあるとみられる。 特捜部の市川宏副部長は「キャロル容疑者は多数回にわたり証拠隠滅をした上、偽証をした疑いがあり、だからこそ東京地裁は保釈と同時に面会禁止にした。非人道的との批判は一方的で誤解があり、是正する必要がある」とした。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
“安土城が最古”の定説覆る可能性も…岐阜城で織田信長時代の天守閣の土台とみられる石垣発見(東海テレビ)
岐阜城周辺の発掘調査をしていた岐阜市は7日、織田信長時代の天守閣の土台とみられる石垣が見つかったと発表しました。 見つかったのは、岐阜城天守閣の西側の幅1.8メートル高さ80センチの石垣です。 これまで信長が造った最も古い天守は滋賀県の安土城と言われていましたが、今回の石垣の発見でその定説が覆る可能性があります。 岐阜市は「天守の起源を研究する上で重要な発見」として、今後さらに調査を行い、岐阜城の全容解明を進めるとしています。 見つかった石垣は、今月14日から18日まで現地で公開される予定です。 (※現地公開・雨天中止・時間は午前10時~12時・午後1時~3時) 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
沖縄で豚コレラ感染の疑い これまでと別の経路で上陸か
沖縄県内の養豚場でCSF(豚コレラ)に感染した疑いがある豚が見つかったことがわかった。国の検査機関で検査を進めており、8日にも結果が判明する。 CSFは2018年9月、国内では26年ぶりに岐阜県で発生し、中部地方から関東にも拡大した。農林水産省の調査では、これまでに確認されたウイルスは極めて似た遺伝子型だったことが分かっており、感染は地続きで拡大したと考えられてきた。 沖縄で感染が確認されれば、主に野生イノシシが媒介していたとされる感染経路とは別ルートで持ち込まれた可能性がある。 沖縄は数々の銘柄豚の産地で、20万頭余りの豚が飼われている。(兼田徳幸) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
信長が築いた特徴あり 岐阜城で初確認の天守土台の石垣
戦国時代に織田信長が攻略した山城として知られる岐阜城について、岐阜市は7日、発掘調査で織田信長が築いたとみられる天守台(天守の土台)の石垣を初めて発見したと発表した。専門家は「信長が築いたとすれば、日本最古の天守台にあたる。日本の城郭の変遷を考えるうえで大きな意義がある」と話している。 信長は1567(永禄10)年、斎藤龍興を攻め落として稲葉山城(現・岐阜城)に入城。地名を岐阜に改めた。 市教委によると、信長入城の2年後に訪れた宣教師ルイス・フロイスが「(山の上に)豪華な座敷があった」と記録。江戸の元禄期に描かれた「稲葉城趾之図」にも天守台などの詳細な石垣の姿が描かれている。 だが、1910(明治43)年に天守が再建された際、石垣を崩して積み直したため、信長期の石垣はほぼ残っていないとされていた。 市教委は昨年10月末、岐阜城のある金華山の山上部約1410平方メートルの発掘調査を始めた。今の天守がある石垣の近くの地面に斜めに刺さっている石に注目。周辺の約5平方メートルを掘ったところ、天守台とみられる石垣が見つかった。石垣は3段あり、長さ約1・8メートル、高さ約70センチ。戦国時代に整地された層のすぐ上にあたるという。 この石垣は、天守の北西の隅にあたり、隅の一番下の石を押さえる石材も1個出土した。石材の合わせ目が奥にあり、隙間に「間詰石」という小石を詰めていることなどから、信長時代の石垣の特徴と一致するという。 稲葉城趾之図では、今回見つか… 【1/15まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル