自民党の河井克行前法相(衆院広島3区)の妻案里氏(参院広島)の陣営を巡る公選法違反(買収)容疑事件で、2人に説明責任を果たすよう求める声が、党広島県連の国会議員や地方議員の間で強まっている。15日深夜の突然の取材対応で「捜査中」を盾に事実関係を明かさなかった2人に対し、「納得できない」という不満が渦巻く。離党勧告などの厳しい処分を党本部へ促す意見も出始めた。 広島市中区で18日にあった、自民党の岸田文雄政調会長(衆院広島1区)の政治資金パーティー。会場で党県連副会長の中本隆志県議会議長は、中国新聞の取材に、2人への憤りを口にした。「広島地検による家宅捜索を待ってましたとばかりに出てきて『何も言えない』と繰り返すだけ。深夜になっての突然の対応も国民をばかにしている」 中本氏の怒りの矛先は、昨年7月の参院選広島選挙区(改選数2)で案里氏の初当選を支えた党本部にも向いた。「党県連は、有権者からお叱りを受けるばかりだ。党本部は2人を呼びつけて『しっかり説明しろ』と迫り、離党を勧告してほしい」と注文した。 党県連前会長の岸田氏も終了後、会場で記者団の取材に「自民党の信頼を損ねるのが心配だ。説明責任を果たす努力をしてもらわなければならない」と語った。ただ、離党勧告などは「中身が分からないまま、処分だけが先行するのもおかしな話だ」と述べ、時期尚早との認識を示した。 克行氏と案里氏は15日深夜、国会近くのそれぞれの議員宿舎で別々に取材に応じた。公の場への登場は約2カ月半ぶり。参院選で陣営が車上運動員に法定上限の2倍の報酬を払ったなどの疑惑について、そろって「捜査への支障」を理由に説明を避けた。 この姿勢に、岸田氏のパーティーに出席した自民党の寺田稔総務副大臣(衆院広島5区)は「説明になっていないという印象で、納得できない部分が多い」と疑問を呈した。小島敏文厚労政務官(衆院比例中国)は「20日召集予定の通常国会で、運営の火種になりかねない」と危惧した。 国政で連立する公明党県本部の田川寿一代表も「疑惑について何の説明もされず、有権者に不可解な気持ちだけを残した」と受け止めた。支援者から、参院選で案里氏を推薦したことへの不満も寄せられているとして「潔白ならそう言い切ればいい。早く地元で説明してほしい」と望んだ。 河井夫妻は議員辞職や離党を明確に否定しながら、通常国会には出席するとも表明した。自民党県連のある幹部は「一刻も早く離党してほしいし、そろって議員辞職してもいいくらいだが、そんな気はさらさらなさそうだ」と嘆いた。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
眼下に広がる白銀の森、「霧氷テラス」が人気 占冠
北海道占冠(しむかっぷ)村のリゾート施設「星野リゾート トマム」で、雪山の絶景の中、霧氷を観賞できる「霧氷テラス」が人気となっている。 トマム山(標高1239メートル)をゴンドラで標高1088メートルまで上がると、天候に恵まれた日には、零下2~10度の間で空気中の水分や霧が樹木に付着した「霧氷」が見られる。 4月5日までの午前8時~午後3時(ゴンドラ山麓(さんろく)駅最終乗車)に利用できる。(日吉健吾) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
受験で「脱落」した恵俊彰さん 反骨心でたどり着いた今
学校や親が敷いた線路を走りたくない。10代はそんな思いでいっぱいでした。いい大学に入れば将来いいことがある、という考え方に反発していました。 鹿児島県立甲南高校に進学。先生のものまねでみんなを笑わせるムードメーカーでしたが、勉強はせず、脱落組でしたね。 反骨心は親友の影響もありました。彼は家が新聞配達店で、手伝いで毎朝、遅れてくる。でも数学の小テストはすらすら解き、サッカーもうまい。すごいやつ。彼もぼくも「やればできる。やらないだけだ」と根拠のない自信を持っていました。今思えば、単なる逃避ですね。 大学受験も不合格で、上京して予備校に通いましたが、3浪。親から「帰ってこい」と言われた。ぼくは東京に残りたかった。誘ってくれた友人と一緒にナベプロ(当時の渡辺プロダクション)のオーディションを受けて合格。でも、その後も試される日々でした。会議室で放送作家にネタを見せても誰も笑わない。友人はつらくなってやめた。でもぼくは「この人たちに人生を決められたくない」と思っていた。反骨心ですかね。 情報番組「ひるおび!」の司会をしていますが、2011年に東日本大震災が起きて、どう伝えたらいいか悩んだ。CMがなくなって日本中が笑っちゃいけないみたいな空気。妻に相談したら、こう言われたんです。 「世の不幸を全部背負ったみたいな顔で出演するのはやめてね。みんなあなたに励ましてほしいなんて思っていないし、あなたの一言で世の中が変わるなんて思っていないから」。それで、自分の軸足が決まったんです。分かったような顔をせず、淡々と事実を伝えようと。 自分の人生を振り返ると、出会った人たちに救われて奇跡的にここまで来た、という感じなんです。だから若い人に伝えたい。うまくいかないことがあっても慌てなくていい。仕方なくたどり着いたところにいい人がいて、何の役にも立たなかったことが急に価値を持つようになる、と。(聞き手・赤田康和) * めぐみ・としあき タレント 2009年に始まった平日昼の情報番組「ひるおび!」(TBS系)のほか、「ワールド極限ミステリー」(同)でも司会を務める。 オススメの本 「友情 平尾誠二と山中伸弥『最後の一年』」(講談社) * 平尾さんのファンだったので亡… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
センター試験、世界史Bの1問を全員正解に
朝日新聞デジタルに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。Copyright © The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
IR汚職事件で逮捕者も…“政治とカネ”を巡る課題とは?(TOKYO MX)
TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月~金曜7:00~)。1月8日(水)放送の「オピニオンCROSS neo」のコーナーでは、社会学者の西田亮介さんが“政治とカネを巡る事件”について見解を述べました。 ◆戦後史には欠かせない政治とカネの大事件 カジノを含む統合型リゾートを巡る汚職事件で、日本維新の会の衆院議員・下地幹郎元郵政担当大臣が、贈賄の疑いが持たれている中国企業顧問から現金100万円を受け取ったことを認めました。中国企業側は衆院議員5人に現金を渡したと供述していますが、受領を認めたのは下地氏が初めてです。 今回のような“政治とカネを巡る有り様”は、「民主主義の本質の1つである公正さとはどうあるべきかを考えるいい契機」と西田さんは言います。そして、日本の戦後史に残る政治とカネを巡る事件を振り返ります。 有名なところで言えば、1948年の「昭和電工事件」や1954年の「造船疑獄」、1957年の「売春汚職」。そして、1976年の「ロッキード事件」、1988年の「リクルート事件」、さらには1992年の「東京佐川急便事件」を挙げ、それらの事件が起こるたびに法律を変え、西田さんは「政治とカネについての透明性を高めたいと考えてきた」と指摘。なかでも、後者3つの事件は現代の選挙制度や規制を作るきっかけになったそうです。 ◆政治献金を巡る規制は抜け穴だらけ!? 現在の政治献金に関する規制については、「実は大変ややこしい」と語る西田さん。なぜなら政治献金は政治資金規制法の他、公職選挙法とあっせん利得処罰法などでも規定されているそう。 政治資金規制法では、政治献金は寄付として考えられ、政治家本人への寄付は原則禁止。「政治活動に寄付することは個人も企業や労働組合なども原則としてできない」と西田さんは言います。しかし例外もあり、政党や政党支部、政治団体には可能だとか。そして、献金できる金額は個人のほうが多く、年間2000万円ぐらいまで。ただし、1人あたり150万円までとなっています。 とはいえ、政治家本人を冠とした団体に寄付したり、小口に分けて献金したり、さらには政治資金管理団体を通すことによって実質的には政治家個人に近いところに寄付できるような状況だったりと抜け道はあるそう。 さまざまな課題があるなか、西田さんが挙げた問題点は「政治とカネを巡る法律が複数に渡ってわかりにくい」こと。前述の通り、複数の法律にまたがっているため管理が難しく、「基本法のようなものがいるのではないか」と指摘。 2つ目は「政治とカネの流れが大変見にくい」こと。現状、政治資金団体については総務省と自治体管理となっているため、両者をつきあわせなければならず、「デジタル化などをして見やすくするといい」と主張します。 さらには、「政治資金規制法とあっせん利得処罰法には連座制がない」ことも。連座制がないと政治家が秘書に責任を押し付けて免れることもあり得るそうで、「それができないルールにしたほうがいい」と西田さん。 ジャーナリストの福島香織さんは、汚職は基本的にはどこの国でも政治的な陰謀論とリンクしていると話しつつ、その上で「日本の政治とカネの話はスケールが小さい」と言います。そして、そう考えると「日本人は生まれながらにして割と潔癖なところがあるかな」とも。それだけに政治とカネだけでなく、全ての面において「もっと人間を信じず、細かくきっちりと法律を作っていくと良くなるかもしれない」と話していました。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
陸と海、30%を保護区に 国連が新目標案、30年達成へ(共同通信)
人類の生存に欠かせない多様な生き物や生態系を守るため、世界の陸域と海域の少なくとも30%を保護区などにして保全したり、プラスチックごみ汚染を半減させたりするなど、2030年までに達成するべき新たな保全目標の素案を国連の生物多様性条約事務局がまとめたことが18日、分かった。開発や地球温暖化により生物多様性が損なわれ続け、新目標で保全強化を図る。 各国で協議し、今年10月に中国で開く同条約第15回締約国会議(COP15)で採択を目指す。「陸域の17%と海域の10%を保護区にする」など、20年までの取り組みを掲げた現行の「愛知目標」の後継となる。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
共産党大会が閉幕 「変化」道半ば、日米安保廃棄を堅持(産経新聞)
静岡県熱海市で開かれていた共産党の第28回党大会は18日、志位和夫委員長や小池晃書記局長らの続投を了承し、閉幕した。女性初の政策委員長として「桜を見る会」の疑惑追及で注目された田村智子参院議員を充てるなど“変化”も打ち出したが、日米安全保障条約の廃棄など従来の路線は堅持したままだ。頼みをつなぐ野党共闘の行方は不確かで、党勢回復の道のりは険しい。 志位氏は平成12年の委員長就任から20年がたち、政党のトップとしては異例の長さとなった。大会後の記者会見では「気づいてみたらこのような年月がたっているが、皆さんから引き続き『やれ』という判断をいただいたので、頑張るだけだ」と強調した。 党の方針や運営に決定権を持つ中央委員の中から選ばれる党の最高指導部(常任幹部会)のメンバーも発表された。若手から吉良佳子、山添拓両参院議員らが新任される一方、89歳の不破哲三前議長も再任された。 現在の「2004年綱領」の一部改定では「いくつかの大国で強まっている大国主義・覇権主義は、世界の平和と進歩への逆流となっている」と中国を批判する内容を盛り込んだ。一党独裁の中国共産党と「同一視」されている現状を打破し、他の野党に“現実路線への転換”をアピールする狙いもあるとみられる。 大会決議では、次期衆院選で「野党連合政権に道を開く」と表明し、共通政策の策定、小選挙区での選挙協力を活動目標に掲げた。 ただ、綱領は日米安全保障条約に関して「廃棄し、アメリカ軍とその軍事基地を撤退させる」との記述を堅持し、安全保障政策で現実的な対案を示すことはできていない。「自衛隊の解消」の文言も残る。志位氏は大会で「日米安保条約、自衛隊、天皇の制度などで独自の政策を持っているが、それを共闘に押し付けることはない」と述べたが、他党の信頼を得られるかは不透明だ。 党員の高齢化や財政基盤の支えである機関紙「しんぶん赤旗」の読者数の減少など、2年後の結党100年に向けた課題は山積している。(内藤慎二) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
最後のセンター試験初日 志願者数は55万7699人(産経新聞)
現行制度では今年が最後となる大学入試センター試験が18日、全国の689会場で始まった。志願者数は前年より1万9131人少ない55万7699人。日程は19日までの2日間で、初日は地理歴史・公民、国語、外国語が行われた。受験者数が多い外国語の筆記には全志願者の93・1%に当たる51万9303人が受験した。一方、係員の対応ミスや蛍光灯が切れるアクシデントなどにより、4会場で最大2時間15分の繰り下げ措置が取られた。 この日は東日本の各地で気温が低く、東京では雪まじりの寒い一日となった。東京都文京区の東京大本郷キャンパスでは、受験者が試験直前まで参考書などを読み込む姿もみられた。 センターによると、名古屋市の愛知県立天白(てんぱく)高校の会場では、遅れて到着した受験者2人への対応を担当職員が誤り、2時間以上繰り下げて別室で受験させる措置を取った。 このほか、東京経済大の会場(東京都国分寺市)の一室では国語の試験前に蛍光灯が切れ、202人が25分遅れで別室で受験した。 初日は志願者数の9割超が受験した外国語のほか、国語は89・3%の49万8200人、地理歴史・公民は80・8%の45万584人が受けた。 センター試験を利用する大学は年々増え、今年は過去最多の706校に上る。内訳は国立82校、公立91校、私立533校。このほか短大も公立13校、私立139校の計152校が利用する。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
有名ラーメン店も休業に…和歌山市が19日から大規模断水(産経新聞)
和歌山市は基幹水道管の漏水修繕工事に伴い、19日午後10時~22日午後10時の3日間、市全体の約5分の1にあたる約3万5千世帯(約8万人)を対象に大規模断水を実施する。昭和37年埋設の水道管で今月8日に漏水が発覚。断水せず修繕すれば1カ月以上かかる可能性もあり、断水を決めた。修繕の進捗次第で変更や見送りの可能性もある。 市が実施3日前の16日夕に発表したため、直後に飲料水などを求める市民がスーパーなどに殺到、一時品薄となる事態も起きた。 断水期間中は、給食を提供できないなどとして一部の小中学校などは授業を午前中のみに。市消防局は、消火栓が使えない地域では初動の消防車両を増やす。主な病院は通常通り診療するが、大量の水が必要な人工透析などを行う医療機関には市が給水車を配備。20日午前からは小中学校で応急給水を実施する。 観光にも影響があり、和歌山ラーメンの老舗「井出商店」など飲食店やホテルも相次ぎ休業を決定。市の玄関口・JR和歌山駅のトイレも使えなくなる。 市職員らは18日、高齢者宅を巡回し、給水袋を配ったり、緊急連絡先を説明したり、前日も対応に追われた。断水の対象となる新南地区の女性(84)は「足が悪く、給水所まで行けない。できるだけ自宅で生活に必要な水を備蓄するしかない」と困惑していた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ルール通り受験できず…センター試験に遅れた受験生2人 担当者が対応誤り“135分繰り下げ”に(東海テレビ)
大学入試センター試験が行われた名古屋の会場で、時間に遅れた受験生2人への対応を入試担当者が誤り、ルール通りに受けることができませんでした。2人は改めて別室で135分繰り下げて受験しました。 大学入試センターによりますと、ミスがあったのは名古屋大学が運営する天白高校の会場で、時間に遅れた受験生2人に対し、入試担当者が2科目目の受験を指示したということです。 20分以内の遅刻だったため、2人は本来そのまま受験するルールでした。 2人が指示通りに2科目目で試験会場に入ったところ、試験監督が対応のミスに気付いたということです。 2人は改めて別室で135分繰り下げて2つの科目を受験しましたが、大学入試センターは、「結果には影響がない」と話しています。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース