江藤拓農相は14日の閣議後会見で、中国で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、同国からの輸入農産物の価格は「今のところ大きな影響は生じていない」としつつ、「予断を許さない状況」との認識を示した。合わせて、「国内での生産基盤もしっかり強化していくことが大切だ」と強調した。 江藤農相は、中国の状況として「農場でも収穫期を迎えても収穫できない畑もたくさんある」と指摘。ニンジンやネギなどは中国からの輸入の割合が多く、「特に外食、加工業が影響を受けるのではないかという心配がある」と述べた。 ただ、日本国内の輸入業者は中国以外からも調達し、国産が潤沢のため、現時点では「価格的には大きな影響は出ていない」と述べた。タマネギは2、3週間分の在庫があるとした。 中国側の港湾の受け入れ体制が機能しておらず、日本からの木材輸出などが止まっている状態だとした。今後は「第1次産業を含めて、さまざまな分野で影響が出てくることが懸念される」とし、可能な限り迅速に影響を把握する努力をしていく方針を示した。 日本農業新聞 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
スルガ銀、創業家ファミリー企業との関係を解消
スルガ銀行(静岡県沼津市)は14日、不透明な取引が問題になっていた創業家ファミリー企業への融資をすべて回収し、関係を解消したと発表した。 スルガ銀から創業家ファミリー企業への融資残高は、昨年9月末で433億円あった。10月、創業家側がスルガ銀に全額返済するという合意書を結び、株式や不動産などの売却で資金回収を進めていた。ファミリー企業が持つ不動産には、東京支店が入る東京・日本橋のビルも含まれていた。 昨年10月には、創業家とファミリー企業が持つスルガ銀の全株式を、家電大手ノジマが取得し、資本関係はすでに解消していた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
SARSの教訓 院内感染を防げ「軽症の1週間がカギ」
和歌山県の病院で、医師や患者が新型コロナウイルスに感染していたことがわかった。中国・武漢市では、院内感染が死者や重症者の増加につながった。国内でこれ以上死者や重症者を出さないためには、リスクの高い人が多くいる医療機関での感染をいかに防ぐかにかかっている。国内対策は今が正念場だ。 拡大する新型コロナウイルスに感染した医師が勤める済生会有田病院=2020年2月14日午前11時49分、和歌山県湯浅町、矢木隆晴撮影 和歌山の男性外科医や入院患者の感染がどこで起きたかは不明だが、新型ウイルスは糖尿病や高血圧といった持病のある人や高齢者で重症化しやすい。中国では院内感染が急速に広がった事例が報告されている。国内でもし院内感染が起きれば重症者が増え、医療現場の混乱を招く恐れがある。 「この機会に感染対策を徹底してもらいたい」。世界保健機関(WHO)で感染症対策にあたる進藤奈邦子シニアアドバイザーは強調する。2002~03年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)でも海外で院内感染が相次ぎ、中国で患者が爆発的に増えた。 インフルエンザが流行する今の… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
杉浦日向子が愛した江戸 いつの世も人々がひかれる理由
江戸ブームと言われた1980年代、後に江戸風俗研究家として活躍することになる杉浦日向子さんは、初めての江戸エッセーにこう書いた。「いま、なぜ江戸なのか」という発想からではなく、絶え間なく意識し続ける存在として江戸を考えたい――。時代を問わず、江戸は多くの人々が気になる存在であり続け、杉浦さんの著作は今も読み継がれる。その背景に何があるのだろう。 吉原から江戸をみる 杉浦さんは、丸っこい字で書いた3枚の企画書を取り出した。80年代前半、東京・高田馬場の喫茶店。受け取った筑摩書房の編集者、松田哲夫さん(72)=現・同社顧問=は、20代半ばの漫画家の大胆な発想に驚いた。 拡大する自宅で落語のレコードを手にする漫画家時代の杉浦日向子さん=1985年 杉浦さんは日大芸術学部を中退後、時代考証家の故稲垣史生氏に師事。80年に漫画雑誌「ガロ」でデビューし、江戸の町人や武士の生活、遊郭、幕末の彰義隊を題材に漫画を描いていた。 若い感性で見事に江戸の空気をとらえている。そう評価していた松田さんが「彼女が案内人になって内側から見た江戸を伝えれば、多くの人に江戸をもっと近くに感じてもらえる」と執筆を持ちかけた江戸案内書の企画書だった。 題は「絵本 江戸のアリンス」。「ありんす」は江戸時代に吉原の遊女が使った郭詞(くるわことば)だ。吉原の世界をまち、ひと、くらしに分けて解説し江戸を案内しよう、との内容だった。松田さんは「表現力だけでなく企画力もかなりなものだ」と感じた。 拡大する『江戸へようこそ』をはじめ杉浦さんの本を二十数冊編集した松田哲夫さん 同時代にまじっている江戸 松田さんの助言も踏まえ、絵本ではなく吉原以外にもテーマを春画や戯作(げさく)、「粋(いき)」にも広げ、86年にエッセー『江戸へようこそ』を出版。作家の故中島梓さんや高橋克彦さん、劇作家の岡本螢さんとの対談も盛った。 杉浦さんは前書きにあたる「前… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
南極でもチョコをどうぞ しらせ、乗員が女装(共同通信)
【南大洋共同】南極・昭和基地を離れ、帰国途上にある観測船「しらせ」船上で14日、バレンタインデーの行事があった。運航する海上自衛隊の乗組員と第60、61次南極観測隊員の男性約10人が女装し、乗員の男女にチョコレートを手渡した。 食堂にチャイナドレスやメイド服をまとった乗組員らが横一列に並び、歓声を上げながらチョコを配った。清掃状況などを確認するために行う「巡検」も、この日は女装で艦内を練り歩いた。 初めてしらせに乗って南極に行った竹本宣久3曹(28)は高校生風の衣装に身を包み「こういう行事は大事ですね」と話していた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【動画】西日本は傘の出番 激しく降る所も 九州から東北は3~4月並みの暖かさ(15日7時更新)(ウェザーマップ)
きょう15日(土)は、西日本で雨が降り、九州では雷を伴って激しく降る所もあるでしょう。なお、あすは全国的に傘の出番となりそうです。きょう晴れる地域では、日差しの有効活用をおすすめします。 午前中は九州南部を中心に雨が降り、雷を伴って激しく降る所もあるでしょう。午後になると、四国にも雨雲がかかる予想です。夜には中国地方で、夜遅くは近畿でも雨が降り出す見込みです。 一方、東海から東北では一日を通して晴れる所が多く、北海道も天気の大きな崩れはないでしょう。 最高気温は、北海道ではこの時季らしい寒さが戻るでしょう。東北から九州は3~4月並み、沖縄は5月並みの暖かさとなりそうです。 なお、あすは広く雨が降り、北海道は雪となる見込みです。きょう晴れる地域では、お出かけやお洗濯など、日差しの有効活用をおすすめします。(気象予報士・石上沙織) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
新型肺炎感染拡大後に「訪日を」 外務省、首相の春節祝辞を削除(共同通信)
外務省は、北京の日本大使館のホームページ(HP)に載せていた安倍晋三首相の中国向けの祝辞を削除した。祝辞は春節(旧正月)を祝うとともに多数の中国人の訪日に期待する内容で、中国での新型コロナウイルス感染拡大後の1月24日から1週間掲載していた。同省は「不適切だった」と陳謝している。 祝辞で首相は、春節の連休期間(1月24~30日)と、夏の東京五輪・パラリンピック開催時の訪日を要請。「多くの中国の皆さまが訪日されることを楽しみにしています」と呼び掛けていた。連休初日に祝辞をHPに載せると、これを疑問視する書き込みがネット上に相次ぎ、外務省は30日に削除した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
奈良のシカ、飢えてません 愛護会、ネット情報を否定(共同通信)
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で観光客が減った奈良公園のシカが鹿せんべいをもらえなくなり凶暴化しているとの情報がインターネット上で広がり、保護団体「奈良の鹿愛護会」が否定している。 愛護会によると、シカは芝生や木の葉を主食とし、鹿せんべいは「おやつ」のため食べなくても特に影響はない。鹿せんべい販売所の店員によると、売り上げは以前の半分程度に落ちているという。 愛護会はツイッターに凶暴化情報を否定する内容を投稿。ネット上には鹿せんべいを買った観光客にシカが群がる画像などが掲載されているが、担当者は「シカがせんべいに群れるのはいつものこと」と強調する。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
週間天気予報 週明けにかけて荒天に警戒 気温変化も大きい(ウェザーニュース)
この先1週間のポイント ・16日(日)から18日(火)は荒天に警戒 ・気温変化の大きい一週間 ・気温高い日は花粉の飛散にご用心 16日(日)から18日(火)は荒天に警戒 明日16日(日)から18日(火)にかけて、日本列島を低気圧が発達しながら通過していくため、全国的に荒れた天気となります。 18日(火)にかけて日本海側や北日本を中心に暴風が吹き荒れます。強いところでは、瞬間的に30m/s以上になるおそれがあり警戒が必要です。交通機関への影響も懸念されるため、運行情報など最新の情報をご確認ください。 また、広範囲で雨が降り、太平洋側では局地的に降り方が強まるところもある予想です。 気温変化の大きい一週間 低気圧が通過する前までは暖かい空気に覆われて、各地で春の陽気になります。低気圧の通過後は冬型の気圧配置となるため、西から強い寒気が流れ込んで気温が低くなる予想です。福岡など九州北部や山陰では雪が降る可能性があります。 そして次の週末に向けて、再び暖かくなる予想です。わずか数日で大きく気温がアップダウンするので、体調を崩さないように気をつけてください。 気温高い日は花粉の飛散にご用心 ウェザーニュースが全国に設置している花粉観測機のデータでは、すでに東日本や西日本で花粉が観測され始めていて、関東や九州北部などでは早くも本格的に花粉が飛んでいます。 雨上がりや気温が上がったとき、風が強いときは、花粉が飛びやすくなります。花粉症の方は、症状がひどくなる前に対策を行うことをおすすめします。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「箱根ホテル小涌園」跡地に新ホテル ユネッサンと一体化(カナロコ by 神奈川新聞)
藤田観光(東京都文京区)は14日、2018年に営業終了した「箱根ホテル小涌園」(箱根町二ノ平)跡地に新ホテルを建設すると発表した。オープンは23年1月1日の予定で、国道1号をはさみ隣接する温泉テーマパーク施設「箱根小涌園ユネッサン」との一体化でファミリー層を狙う。箱根観光の拠点の一つが、新たな魅力でにぎわいを創出していく。 17年4月にオープンしたホテル「箱根小涌園 天悠」に続く同エリア再開発の第2弾で、高級志向の天悠とのすみ分けを図る。 新ホテルは6階建てで客室数は150室を予定。レストランやコミュニティースペースを備えるほか、最上階に露天風呂付き大浴場を設ける。 神奈川新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース