神奈川県と横浜市は18日、横浜市に住む60代の男性タクシー運転手が、新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した。当初は風邪と診断されていた。人工呼吸器を装着して重症という。勤務先と勤務地はいずれも神奈川県外。 この男性と、1月18日の屋形船での新年会に参加し、感染が確認されたタクシー運転手らとの関連について、横浜市の担当者は「現時点で分からないが、注目して調べたい」としている。 県と市によると、運転手は今月3日に発熱。5日に医療機関を受診し、当初は風邪と診断された。8日に肺炎のような症状があり、13日に別の医療機関に入院、さらに転院した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
クルーズ船乗客が下船へ、第1陣は高齢者500人(日刊スポーツ)
厚労省は18日、新型コロナウイルスの集団感染が発生しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客のうち、高齢者を中心にウイルス検査で陰性だった約500人を、19日午前10時半から下船させる方針を明らかにした。一方で18日に新たに88人の陽性が確認されたことも発表した。 【写真】ダイヤモンド・プリンセスの搬出口に待機する自衛隊の災害派遣車 乗客には、船側から船内アナウンスで19日午前10時半から下船を開始する予定だと通知がなされた。その上で、下船の時間帯、英国籍の船から日本に入国する際の、入国審査に関する情報が記載された案内が配布されること、下船開始時間は変更の可能性があることも併せて通知された。また1度、下船すると再度、船に戻ることは出来ないとし、忘れ物をしないようとの呼び掛けもあった。 埼玉県から参加した男性は18日夜、船側から19日昼すぎに下船が決まったとの連絡を受けた。「うれしいです。早いに越したことはありません」と喜んだ。3日に横浜・大黒ふ頭沖で検疫が始まり、同ふ頭に接岸した5日朝からは、全乗客に自室での待機が命じられた。それから2週間。数日おきに船内の散歩の機会はあったものの、数グループに分かれてのローテーション制だったため、2日連続で散歩の機会がなかったこともあり、ストレスはたまっていた。1日でも早く帰宅したいとの思いは募っていた。 一方で、下船日を翌日に控えた中、新たに88人の感染者が発覚した。男性は「感染者の病院への搬送が優先される。陰性だった人の下船は、きっと後回しになるでしょう」と、19日に下船できない他の乗客のことをおもんぱかった。10日に65人の感染が判明した際も、翌11日午前に搬送した感染者は32人にとどまった。高齢の乗客の中には、つえをついたり自力歩行が難しい人もおり、搬送に時間を要することは、避けられない。男性は「厚労省が第1陣に下船する人を500人、それも高齢者中心にしたというのは、そのくらいのペースで下船させないと、感染者の救急搬送と並行できないからじゃないですか」と分析した。 男性と妻は18日夜、ウイルス検査の結果が陰性と出た。下船が決まったことと加え、ダブルの吉報となり、男性は「素直にうれしいです」と喜んだ。【村上幸将】 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
逮捕のケフィア元代表、自転車操業「死ぬまでは大丈夫」
加工食品のオーナーを募るなどして多額の出資を集めた通信販売会社「ケフィア事業振興会」(本社・東京都千代田区、破産)の元代表ら男女9人について、警視庁は18日、出資法違反(預かり金の禁止)の疑いで逮捕し、発表した。元幹部らの証言からは、元代表の主導でなりふり構わず資金調達に突き進んでいた実態が浮かぶ。 生活経済課によると、元代表の鏑木(かぶらき)秀彌容疑者(84)=東京都葛飾区=らは2017年4月~18年6月、干し柿や干し芋の「オーナー」などとうたい、千葉県の男性ら50~80代の不特定の19人から事業として計約1億8千万円を違法に預かった疑いがある。 同社は00年3月以降、元本保証と最大15%の年利を示し、全国の約4万4千人から計約2200億円を集金。負債総額は約1300億円、債権者は3万人以上に上る。同庁は、調達した資金を別の配当の支払いに回す自転車操業に陥っていたとみて解明を進める。 「ワンマンで、みんな言いなり」 加工食品のオーナーを募るなどして違法に多額の出資を集めたとして、警視庁に出資法違反容疑で元代表鏑木(かぶらき)秀彌容疑者(84)ら9人が逮捕された、通信販売会社「ケフィア事業振興会」(本社・東京都千代田区、破産)。 「ワンマンで、みんな言いなりだった」。ケフィア事業振興会の資金調達について、元幹部らは鏑木容疑者の一存で決まっていたと口をそろえる。 1985年、前身の法人が手が… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
心愛さん、自分へ書いた手紙「あきらめないで」 虐待死
あきらめないで下さい――。虐待を受けて昨年1月に死亡したとされる千葉県野田市の小学4年、栗原心愛(みあ)さん(当時10)が、亡くなる3カ月前、自分あての手紙を書いていた。傷害致死罪などに問われた父親の勇一郎被告(42)の初公判を前に18日、取材に応じた父方の祖母(68)が明らかにした。 この手紙を祖母が受け取ったのは昨年3月27日。心愛さんが通っていた小学校の終業式の後、「通知表をつけました。取りに来ていただけますか」と教頭から電話があった。通知表や同級生からの手紙と一緒に、この「自分への手紙」があったという。 〈三月の終業式の日。あなたは漢字もできて、理科や社会も完ペキだと思います。十月にたてためあて、もうたっせいできましたか〉〈五年生になってもそのままのあなたでいてください〉 鉛筆で丁寧に書かれた文字。2018年10月に記されたといい、最後の一行は、こうつづられていた。 〈未来のあなたを見たいです。あきらめないで下さい〉 祖母はこの手紙を読み、涙が止まらなかったといい、言葉を詰まらせた。「どういう気持ちでいたのか、わかってやれなかった。申し訳なくて。私たちも未来の姿をみたかった」 勇一郎被告の初公判は21日に予定されている。(松本江里加) ■祖母「うちにいさせればよかっ… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
岐阜城天守、高く見せる工夫?「信長の石垣」2段目発見
岐阜市教育委員会は18日、織田信長が築いたとみられる岐阜城天守台(天守の土台)の下に、2段目の石垣が確認されたと発表した。天守台は昨年に初めて見つかり、市教委が調査を続けていた。担当者は「信長が権威を示すために、城下町から仰ぎ見ると天守が高く見える工夫をしていたのではないか」と話す。 2段目の石垣は、今の天守の西側で見つかった。土砂を取り除き、昨年12月に石垣の表面を確認。その後の発掘で、この石垣の裏側に詰める「裏込(うらごめ)」と呼ばれる多数の石や、天守台の一番下の石が見つかったという。 市教委によると、裏込が天守台… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪府、時差通勤の時間帯を拡大 新型肺炎の感染拡大受け(産経新聞)
大阪府は18日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大阪市中央区の本庁舎に勤める職員が午前9時の始業より遅く出勤する「時差通勤」の時間帯を広げることを決めた。電車やバスなど狭い空間に不特定多数が密集する朝のラッシュ時に出勤するのを避け、府内での感染を防ぐ狙いだ。 【表】主な大規模イベントの新型コロナウイルス感染拡大への対応 現在は業務に支障がない範囲で午前9時半までに出勤としているが、午前10時までとする。府は市町村や民間企業にも、時差通勤や職場以外で働く「テレワーク」を要請する。 大阪市の松井一郎市長も職員の時差通勤を導入する考えを示した。市役所で記者団に「感染拡大となれば非常に問題だ。少しでも濃厚接触の可能性を下げていきたい」と述べた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
英語で「どこの国?」 スカイプで比学生と交流 滋賀の中学生(産経新聞)
国際交流を通じ、英語を身近に感じてもらおうとインターネット電話「スカイプ」を使った授業が18日、滋賀県草津市の市立松原中学校で開かれた。生徒たちは約3千キロ離れたフィリピンの同世代の学生と英語を駆使して交流。教室には歓声や拍手がわき起こり、海を越えた会話を楽しんだ。 授業は両国の教室間をスカイプでつなぎ、生徒たちが英語でヒントを出し合いながら互いの国を当てる「ミステリー・スカイプ」という手法で行われた。草津市教育委員会によると、同様の授業は県内では高校でのみ行われており、中学では初の取り組みという。 同校ではギリシャやインド、バングラデシュとの交流体験があり、4度目の授業となったこの日はフィリピンの学校と交流。生徒たちはどこの国とつながっているのか分からないまま、「アジアにありますか」「公用語は英語ですか」などと英語で質問し、「イエス」か「ノー」の答えのみで情報を調べ、相手の国を推測していた。フィリピン側にも日本とつながっていることは知らされておらず互いの国が分かると国旗や手を振ったりして盛り上がっていた。 授業を受けた3年の芝田琉花さん(15)は「留学に興味があり、貴重な経験になった」、一上陽生(いちかみようせい)さん(15)は「手を振ってくれるなどジェスチャーだけでも楽しい」と感想を語った。 英語教諭の定光重直さん(39)は「英会話はその場の勢いにまかせれば意外と何とかなるもの。実際に外国の人と交流し、話すことが大事だ」と話していた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
藤井聡太七段が羽生善治九段とのスター対決を制す(日刊スポーツ)
将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)が初のタイトル挑戦権獲得に向け、好スタートを切った。 木村一基王位(46)への挑戦権を争う、第61期王位戦挑戦者決定リーグ戦白組1回戦の羽生善治九段(49)戦が18日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われ、先手の藤井が勝利した。初登場の挑決リーグを白星で飾った。 羽生とは過去、18年2月の朝日杯準決勝、昨年10月の王将戦挑戦者決定リーグ戦で激突。藤井が2戦とも勝っている。今回も堂々とした指し回しで、スター対決を制した。 先週11日には第13回朝日杯オープン戦準決勝で千田翔太七段(25)に敗れ、同棋戦の3連覇を阻まれた。ショックを引きずることもなく、盤に集中した。 将棋界に8つあるタイトルのうち、7月19日に18歳になるまでに挑戦権を獲得できそうなのは王位戦と、本戦トーナメント入りを果たした棋聖戦だけ。両棋戦の進行状況によっては、屋敷伸之現九段(48)が持つ17歳10カ月の史上最年少記録を上回る可能性もある。 王位リーグは各組6人総当たり。白組で成績最上位者となれば、紅組成績最上位者との挑戦者決定戦を行う。長い道のりだが、白星を重ねるだけだ。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「営業の秘密に関わるため」なくても「全体として同じこと」? ANAホテル「回答」めぐり国会紛糾続く(J-CASTニュース)
安倍晋三首相の「桜を見る会」前夜祭に関する答弁をめぐり、発言翌日の衆院予算委は主要野党が一時欠席する混乱があった。 首相が従来から答弁している、後援会事務所はホテル側から明細書は受け取っていない、という内容に対し、野党議員がホテルから「(主催者側に見積書や請求明細書を発行しないケースは)ございません」などとする回答を得たとして、野党側は追及を強める姿勢を示している。 ■「営業の秘密に関わるため」文言の有無は? 2020年2月18日の衆院予算委は、予定より約1時間遅れで、立憲民主党など主要野党が欠席する中で始まった。前日予算委で安倍首相が、ホテル側から得た回答だとして答弁した内容について、書面で提出しなければ審議に応じないと主張していた。 問題視された17日答弁は、立憲の辻元清美議員が、2013年以降3回、前夜祭会場となったANAインターコンチネンタルホテル東京(東京都港区)から得た回答が、首相の従来答弁と食い違いがあると追及したことに関係している。首相は「確認する」として、のちに別議員の質問の際に、安倍事務所がANAホテルに確認したとする内容を複数回にわたり答えた。首相は、 「辻元議員には、あくまで一般論でお答えしたものであり、個別の案件については、営業の秘密に関わるため回答には含まれていない、とのことでありました」 と答弁した。翌18日に立憲などが求めたのは、この回答内容を書面で提出することだった。18日午後に入って動きがあり、理事会で安倍事務所への確認内容が読み上げられ、立憲などは予算委へ出席した。質問に立った今井雅人議員(立憲などの統一会派)は、この読み上げ内容を取り上げた。安倍事務所秘書に確認した内容として、安倍事務所がANAホテルに確認したところ、 「辻元議員には、あくまで一般論でお答えしたものであり、個別の案件については、回答には含まれていない」 だったと指摘した。以降、菅義偉官房長官との間で、前日の安倍首相答弁には「営業の秘密に関わるため」との文言があるが、今回の確認の内容ではその文言がない点をめぐり、「全体として同じようなこと」(菅長官)かそうではないのかと議論を交わした。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
藤井聡太七段、羽生善治九段に無傷の3連勝!タイトル初挑戦に好発進/将棋・王位戦挑決リーグ(AbemaTIMES)
将棋の王位戦挑戦者決定リーグ白組1回戦が2月18日に行われ、藤井聡太七段(17)が羽生善治九段(49)に113手で勝利した。本局は、2018年2月の公式戦初対決から数えて3局目となったが、藤井七段が無傷の3連勝。若さと成長ぶりを見せつけ、またしても将棋界のレジェンドを打ち破った。 【中継映像】羽生善治九段と藤井聡太七段の黄金カード 藤井七段の先手番で始まった対局は、角換わりから進行。一時は持ち時間でリードを許したが中盤、終盤で鋭い手を繰り出すと、羽生九段も長考の連続。難所で出した藤井七段の一手から一気に形勢が傾くと、そのままリードを拡大し決着をつけた。 対局後、藤井七段は、「最後までわからなかったです」と熱戦を振り返ると羽生九段との対局についての思いを聞かれると「対戦できることは非常にうれしいことで、こちらもしっかりした将棋を指せればと思っています」と語った。またリーグ初戦の勝利については「これからも一局一局集中して」と抱負を述べていた。 また、同じく羽生九段は、藤井七段との対局について「まだ、なかなか対戦する機会が少ないので、一局一局楽しみにしていました。何が悪かったか調べてみないとわからない」とコメント。タイトル100期への挑戦が続くリーグ戦については「次から新たな気持ちで臨めたらと思います」と語っていた。 藤井七段と羽生九段は、2018年2月に行われた朝日杯将棋オープン戦の準決勝で初対決。当時五段だった藤井七段は、決勝も制して最年少での全棋士参加の棋戦優勝とともに、六段昇段を果たした。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース