気象庁は15日、上空の寒気の影響で大気の状態が非常に不安定になるとして、16日にかけて西日本から東日本で落雷や竜巻などの激しい突風やひょうに注意するよう呼び掛けた。15日夜から16日にかけて、日本海側を中心に雪の強まる所がある見込み。 気象庁によると、西日本から東日本の上空5500メートル付近には、平年より約15度低い氷点下33度以下の寒気が流れ込み、西日本から東日本の広範囲で大気の状態が非常に不安定となる。 このため広範囲でひょうが降る恐れがあり、農作物や農業施設の管理に注意が必要だ。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「こんなに長く元気でいるとは」 高齢おもちゃドクターに学ぶ、人生100年時代の歩き方(FNN.jpプライムオンライン)
島根県松江市にある子育て施設では、月に数回「おもちゃの病院」が開催されている。そこで壊れたおもちゃをボランティアで“治”しているのは、職場など現場の第一線を退いた男性たちだ。だれもが、どこかうれしげに作業に当たっている。 【画像】自らと重なるおもちゃの姿…人生100年時代、私達はこう生きる 日本人の平均寿命が過去最高を更新し続け、「人生100年時代」という言葉が現実味を帯びてきている。しかし一方で、その生き方については誰も教えてくれず、多くの人が不安を抱え、どう生きるかを手探りで探している。 雇用の延長が進んでいるとはいえ、リタイアした後の長い余生をどう生きるのか。第一線から退いた後、自分にできることはまだあるのか。自分の存在価値はどこにあるのか。 おもちゃの治療をしているドクターたちは皆、長年、おもちゃとは関係のない別の世界で働いてきた人間ばかり。彼らを通して見える、長い余生の生き方とは。 60歳でおもちゃの病院に入った技術畑出身ドクター 東京・四谷にある「東京おもちゃ美術館」。ここには日本おもちゃ病院協会の事務局があり、月に2回、壊れたおもちゃを修理する「おもちゃの病院」も開かれている。 東京はさすが活動の中心地だけあって、多くの専門職が所属している。それぞれがてきぱきとおもちゃを治していく光景は、壮観だ。 一方、松江おもちゃの病院では、持ち込まれた一つのおもちゃを何人もが取り囲み、経験と知恵を出し合いながら解決策を探っていく。 松江おもちゃの病院で代表を務めるのは、野口三郎さん。岡山県出身の67歳だ。58歳のときに早期退職し、東京から妻のふるさとである島根に移住。県の臨時職員を経て、60歳のときにこの活動に出会った。 大手電気機器メーカーで技術職を11年務めた後、退職するまで営業の仕事をしていた。技術畑出身なので、基盤を使ったおもちゃの治療などはお手のものだ。しかし野口さんは、当時との違いをこんなふうに説明してくれた。 「おもちゃの治療というのは、技術ではない。メーカーでの修理には技術がいるけれど、おもちゃの場合は技術よりは知恵だよね」 おもちゃの病院での仕事は、修理だけでなく、活動の記録やイベントの立案、新会員の募集などの細かな雑務まで、多岐にわたる。大忙しだが、報酬なしでどうして頑張れるのか。 「『一生懸命、人のためにやっていてすごいね』とみんな言うけど、半分は自分のためなんですよ。おもちゃを治す作業自体が楽しいし、子どもたちが喜んでくれるのも物凄く楽しい」(野口さん) 高齢者の社会参加はボランティアが多いが、野口さんは正直に「自分のため」と語る。他人を喜ばせるだけでなく、自分も楽しめないと続かないことに気が付いているのだ。 野口さんは、おもちゃ修理の楽しみについて、こう分析している。 「おもちゃというのは物ですから、自分がしたことが、100%結果として反映される。うまく動かなければ自分のやり方が悪いし、うまくいった場合は自分がうまくできたということ。そこがおもしろいね」 いかにも技術者らしい価値観だ。とはいえ、同じ「物を“なおす”」行為であっても、会社員時代とは目指すものが異なるのだと話す。 「家電メーカーでいう『物を“なおす”』というのは、設計図があって、そのルールの通りに元に戻すこと。俗に言う『修理』です。おもちゃの病院でするのは、『修理』ではなく『治療』なんです」 病院で医師がするように、「もし全部の機能が元通りにならなくても、患者の求めている生活をできるようにするのが『治療』」なのだという。 会社員のころは完璧な『修理』を目指していた。けれど、今ここで求められているのは、子どもたちがまた遊べる程度までの『治療』。 それは、会社員時代とはまったく違う世界だ。『治療』でいいのであれば、できることは大きく広がる。高齢者の参加ももっと増やすことができるだろう。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【高輪ゲートウェイ】JR山手線の新駅がいよいよ開業。再開発で日本の「ゲートウェイ」となるか【2020年トレンド予測】(ねとらぼ)
マナミナ編集部が2020年のトレンドをデータで予測する企画。今回は、3月14日にいよいよ開業するJR山手線の新駅「高輪ゲートウェイ」を取り上げます。公開された新駅では無人コンビニやロボット清掃などのテクノロジーも活用。世界への玄関口を目指す「高輪ゲートウェイ」の姿に迫りました。 【画像:見てわかる「高輪ゲートウェイ」のトレンド予測】 ●今年3月に開業「高輪ゲートウェイ」 マナミナ編集部が2020年に話題になりそうなトピックを、データで調査する連載企画「2020年トレンド予測」。これまでに取り上げたトレンドは次の記事にまとめています。 さて、今回取り上げるのは49年ぶりのJR山手線の新駅「高輪ゲートウェイ」。田町~品川間に建設され、いよいよ今週の3月14日に開業します。先日、新宿駅を歩いていたら高輪ゲートウェイの開業を知らせる交通広告が構内に貼られていました。オープンに向けてJR東日本社も周知を図っているようです。 そんな新駅・高輪ゲートウェイは、カタカナ語が使われた独特な名称で話題を集めました。名前の背景には、高輪を含む品川エリアの再開発により国際競争力を高め、「世界への玄関口」を目指す意図があると言われています。 高輪ゲートウェイ開業により、2020年の街の姿はどう変わっていくのでしょうか。紐解いていきます。 ●「高輪ゲートウェイ」の検索数は まず、人々の高輪ゲートウェイに対する関心度合いを調べてみましょう。株式会社ヴァリューズが提供するネット行動分析ツール「eMark+(イーマークプラス)」では、特定キーワードの検索ボリュームや流入先コンテンツなどのデータを簡単に出すことができます。 そこでeMark+を使って、「高輪ゲートウェイ」が含まれる検索のセッション数を過去1年にわたって集計してみました。 2019年11月に大きく山ができていることが分かります。その理由は何なのでしょうか。 11月16日には高輪ゲートウェイ駅の工事のために山手線が運休に。山手線の運転見合わせを伴う工事はJR東日本発足後では初めてらしく、SNSなどでも大きな話題になりました。 また同じ日には報道陣に新駅が公開されています。これらの出来事が検索数の上昇に寄与したのでしょう。 今年に入ってからも「高輪ゲートウェイ」関連検索数は増加傾向にあることがグラフから読み取れます。最近の新型コロナウイルスによる影響も懸念されますが、3月の開業のタイミングでは一層大きな話題となるのではないでしょうか。 次ページは:●テクノロジーを押し出す新駅 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【井上咲楽の本音】コロナ対応「首相全て遅い」という自民党関係者の意見が多いですよ(スポーツ報知)
みなさ~ん…マスク、何とかなってますか…? 私は完全にピンチなので…自分で作ってます。意外と難しくないんですよ。アイロンでダブルのガーゼを布と貼り合わせてヒモを縫い付けます。プリーツ状にするにはちょっとしたコツが必要ですけど、SNSとかでたくさん作り方が紹介されているからチャレンジしてみてください。カワイイ柄を選べますし、しっかりしたのを作れば洗って繰り返し使えますよっ。共演者の皆さんにプレゼントするとすごく喜んでもらえるんですけど…実際に使ってくれてるんでしょうか…。 新型コロナウイルスの影響で国会傍聴は自粛していますけど、政治家の皆さんの対応は注目して見ています。自民党の関係者と話してると「安倍首相は全てが遅かった」という意見が多いですよ。初期段階での中国からの入国制限見送り、クルーズ船からの下船…もちろん人権への配慮は大切ですが、緊急時には振り切った決断も必要と思ってしまいます。 13日にコロナ特措法が成立して首相の緊急事態宣言が可能になりました。法的な位置付けは違いますけど、北海道の鈴木直道知事は2月中に緊急事態宣言を出して道内全校休校措置を取っています。私が高校時代を過ごした栃木県茂木町は町民の声を聞いた上で休校を撤回する判断をしました。米国とかと比べて政府の権限が小さいなと実感しつつ、今後の状況によって、さらに地方政治の手腕が問われる時が来る予感もします。 五輪開催の議論が続きますが、素直な思いを言うと開催はしてほしいです。一般公募で奇跡的に選んでいただいて、今月30日に宇都宮市で聖火リレーのランナーを務めます。あのトーチって希望者は買えるんですけど、7万円なんですよ…。正直高くて私には手が出ない…。タダでもらえるユニホームと走者認定証を大切にしま~す…。(タレント) 報知新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
千葉の感染者の家族2人、新たに感染確認 新型コロナ
千葉県は14日、同県に住む60代と50代の女性2人の新型コロナウイルス感染を新たに確認したと発表した。ともに、12日に感染が確認された80代男性の家族。この男性は、複数の感染者が確認されたエジプトのナイル川クルーズ船に乗っていた。県内の感染者は無症状を含めて計34人となった。 県によると、60代女性は男性の近所に住む妹。8日に咽頭(いんとう)痛や関節痛が出て、11日に県内の感染症指定医療機関を受診。再受診時の検査で13日に感染が確認された。 50代女性は男性と同居する娘で9日に軽いせきと倦怠(けんたい)感が出て、同機関を受診後、13日に検査で感染が確認された。9~11日は、事務職を務める同県山武市内の会社に出勤していたという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
コアラが好むユーカリの育て方 少女がくれたヒント
凄腕しごとにん 名古屋市 東山動植物園 飼育第一係 技能長 臼井潔さん(44) コアラ舎の裏にバンで乗りつけ、降りるやいなや、柱のそばに置いてあったユーカリの枝の山から1本ずつ手に取る。名古屋市が運営する東山動植物園に10頭いるコアラが食べた後の枝だ。くるりと回し眺め、「割と食べたなぁ」。えっ、葉はかなり残っているように見えるのだが……。「可食部分は平らげていますからね」 拡大する臼井潔さんが届けたユーカリの葉を食べるコアラ=名古屋市の東山動植物園、谷本結利撮影 園から北へ車で約15分の平和… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
新型コロナもコウモリから? なぜ感染症をもたらすのか
ののちゃんのDO科学 「コウモリのウイルスがなぜ問題なの?」 兵庫県・跡部玲子さん(中2)からの質問 ののちゃんのDO科学 ののちゃんは、朝日新聞に連載されている漫画の主人公で、小学3年生。学級担任の藤原先生を相手に、身の回りの不思議を質問します。聞いてほしい疑問はこちらへ。science@asahi.com ののちゃん 「新型コロナウイルス」という言葉を毎日、聞くけれど、もともとはコウモリが感染していたの? 藤原先生 まだ正確にはわかっていないけど、そうかも。2002~03年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)なども、コウモリに感染していたウイルスが原因と考えられているのよ。 のの じゃ、ほかにもある? 先生 致死率が約50%もある… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
連れ子に対する虐待はなぜ起こるのか? 母が「簡単にSOSが出せない」事情とは(弁護士ドットコム)
大きな社会問題となっている子どもへの虐待。この数年、目立つのがパートナーの連れ子に対する虐待だ。 名前晒し「2人の縁が切れ、私と結ばれますように」縁切り神社の絵馬に見た怨念 度重なる虐待を受けて女児(船戸結愛ちゃん、当時5歳)が亡くなった「目黒女児虐待事件」(2018年3月)。2019年9月には、さいたま市の教職員住宅で小学4年生の男児が、母の再婚相手に殺害される事件も発生した。 この他にも、母の交際相手や実の親ではない同居する男性に虐待を受けたり、殺害されたりする例は少なくない。なぜ連れ子に対する虐待はなくならないのか。子どもの虐待・ネグレクトの防止を目的とするNPO「チャイルドファーストジャパン」の理事長を務める山田不二子医師(内科医)に詳しい話を聞いた。(福田晃広) ●内縁の男性が同居するケースは虐待リスクが高い 山田医師は、2019年1月に起こった野田小4女児虐待事件で野田市児童虐待事件再発防止合同委員会のオブザーバーとして関係者へのヒアリングを行うなど、かねてより虐待防止のために活動してきた。 この数年で報じられた虐待事件では、加害者が「養父」「継父」「実母の交際相手(Mom’s Boyfriend)」となるケースが相次いだため、「血のつながらない男性による虐待は少なくない」と感じる人は多いようで、ネットには「また継父か」「また内縁の夫か」という声があがる。 そこで、山田医師に「養父や交際相手などによる虐待は多いのか?」と尋ねると、次のような説明があった。 平成30年の警察庁の統計によれば、検挙件数1380件のうち、虐待加害者は実父622件(43.8%)、実母352件(24.8%)、養父・継父266件(18.7%)、実母の内縁の男性127件(8.9%)、その他の男性33件(2.3%)、養母・継母9件(0.6%)、その他の女性6件(0.4%)となっており、男性加害者が全体の約3/4を、実親が7割弱を占める。 「目黒女児虐待事件」では両親が逮捕されたが、女児は前の夫との間に生まれた子で、逮捕された父親は養父だった。 検挙件数全体の中で見ると、養父や内縁の男性は加害者全体の約3割弱にすぎず、意外に少ないと思われるかもしれない。しかし、養父・継父や内縁の男性がいる家庭の数は、実父がいる家庭と比べれば圧倒的に少ない。それを踏まえ、山田医師は「確率としては、実の親以上にリスクが高い」と指摘する。 「日本は、母子家庭と比べて父子家庭が圧倒的に少ない。父の交際相手と母の交際相手の虐待リスクの差異について、単純な比較は難しい」(山田医師)と前置きした上で、以下のように語る。 「臨床経験からも、実母の連れ子に対して、継父など母のパートナーが虐待を行なうことは決して少なくありません。ステップ・ファミリー(子連れ再婚によって築かれる家庭)の場合、実親とは異なり、途中から親子関係を始めます。最初から親子として関係性を築いてきた実親子と比べて、子どもも継親になつきにくいですし、継親も子どもとコミュニケーションを取るのが困難であることが背景にあると考えています」 なかでも、シングルマザーと内縁の男性が同居するケースで、特に加害性が高くなりやすいという。 「継父や養父と違い、婚姻という法的根拠がないため、連れ子との生活への覚悟が足りないことがよくあります。たとえば、親としての役割を担おうという覚悟もなく、男女関係が優先して同居し始めたケースでは、実母は交際相手を失いたくないがために、実子が虐待されても守ることに抑制的になってしまい、虐待がエスカレートするリスクが高まります」 実母が「交際相手を繋ぎとめるために、我が子が虐待されていても、容認してしまう」とも指摘する。 さらに、交際相手からDVを受けている女性の場合、下手に歯向かえば、加害者の気分を害することになり、自分もターゲットにされる危険性が高まる。そのため、口出ししない方が子どもへの虐待と自分へのDVが悪化することを防げると考え、結果として虐待を受けている子どもを守れなくなるとも言う。 母親が夫やパートナーからDV(身体的、精神的)を受けているケースでは、子ども虐待はより深刻化しやすいと言う。 ●子どもの虐待を防げない背景には母親へのDVも ところが、実父や交際相手の男性が加害者となる悲惨な虐待事件が報道されるたび、子どもを守れなかった母親の責任を問い、バッシングが激化する傾向にある。 山田氏は、「虐待から子どもを守るためなら、『離婚すればいいのに』といった意見もよく聞かれますが、DVを受けている母親は、簡単にSOSが出せない場合が多々あります」と指摘する。 「配偶者やパートナーによるわが子への虐待は当然、母にとって苦しいものですが、『自分がDVを我慢すれば、夫の経済力で子どもたちはご飯が食べられて、不自由なく学校にも通える』とつい考えてしまうのです。『DVを甘んじて受け入れることこそがわが子のため』と思い詰め、必死に耐え忍んでいる母たちが世の中にはたくさんいるのです」 2019年1月に起こった野田小4女児虐待事件でも、傷害ほう助罪で有罪( 懲役2年6月、保護観察付き執行猶予5年)が確定している母親(32)は、自身の公判において、傷害致死罪などで起訴されている夫(42)に暴行を受けたと証言(※夫は実父だが、亡くなった栗原心愛(みあ)ちゃんが1歳のとき、別居。9歳のときに同居を開始)。 山田医師ら野田市児童虐待事件再発防止合同委員会のオブザーバーたちは、野田事件関係者へのヒアリング調査を行なった。裁判でも明らかになったように、夫への恐怖感のあまり、実母は夫が心愛ちゃんを虐待するのをやめさせることも、警察や児童相談所に助けを求めることもできなかった様子が浮き彫りになったという。 また目黒女児虐待事件でも、母親が事件前、女性警察官に「殴られたことはありますか?」と尋ねられたが、「殴られるとは、グーで叩かれることだと思っていて、パーで叩かれることは殴られるとは言わないと思っていた」という。 そのため、平手で叩かれていたのに「殴られたことはない」と答え、女性警察官に「ケガをしたことはありますか?」と聞かれても、「ケガをしたことはない」と答えていた。そのため、女性警察官は「この夫婦にDVはない」と判断してしまった。 山田氏は「暴力を受けていたにもかかわらず、本人にDVの認識がないケースは、決して珍しくない」と説明する。しかし、現状、DV被害者に対する行政の対応は遅い。 DVは、身体的以外に性的、経済的、心理的など多種多様であり、対策を講じるには、専門性が必要となる。しかも、子どもへの虐待が合併している家庭は非常に多いので、対応には迅速さと慎重さが求められる。 ところが、警察や児童相談所など、対応にあたる人たちが「DVや虐待について正しく理解できていないのも問題」だと山田医師は警鐘を鳴らす。 「子どもの泣き声を聞いた近所の人から警察に通報があり、警察官が駆けつけて、子どもの体を見ても、『あざがないから身体的虐待はない』と判断されてしまうことはよくあります。身体的虐待とは、『子どもの身体に外傷が生じ、または、生じるおそれのある暴行のこと』ですから、あざなどの外傷が生じない身体的虐待もあるのです。 また、あざがなかったとしても、親のDVを見聞きすれば面前DVに該当しますので、警察は児童相談所に『面前DVという心理的虐待の疑い』として本来通告してくれるはずなのです。しかし、残念ながら、心理的虐待単独とみなされることも多く、身体的虐待が合併しているリスクが見落とされます。 せっかく泣き声通報やDV通報があっても、いちばん最初に接触する警察官のDVや虐待に関する研修が不足しているのは問題です。DVを身体的DVのみに限定してしまったり、外傷が生じていない身体的虐待を見逃しているようでは、到底子どもの命を任せられません」 ●ステップ・ファミリーに対して、周囲の理解も大事 これまで、主に継父や養父、内縁の男性による連れ子への虐待リスクについて、述べてきた。実数としては、実親による虐待のほうが多く、大半のステップ・ファミリーがよい親子関係を構築しているのは言うまでもない。 最後に山田医師は、目黒女児虐待事件などを念頭にステップ・ファミリーに対して、社会がもっと寛容になるべきだと提言する。 「血のつながりのない子どもの親になることは、想像以上に難しいと周囲がわかってあげるのがいちばん大切です。『親としてこうあらねばならない』と頭の中ががんじがらめになって、いざ実践できないと、そのギャップに苦しみ、辛さを子どもにぶつけてしまうのが、ステップ・ファミリーにおける典型的な虐待の始まりです。 最初はうまくコミュニケーションが取れなくて当たり前だという認識を社会全体で共有できなければいけません」 血のつながりだけが家族の絆を強めるわけではない。ステップ・ファミリーには、ステップ・ファミリーなりの家族のあり方がある。実親家庭と同じ家族像を押し付けられることが虐待の引き金になりうるのだ。 【プロフィール】山田不二子(やまだ・ふじこ) 1960年、神奈川県生まれ。医療法人社団三彦会山田内科胃腸科クリニック副院長。認定特定非営利活動法人チャイルドファーストジャパン(CFJ)理事長のほか、多くの子ども虐待防止団体で中心メンバーを務める。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
焼け野原からの「復興」今に生かす 東京大空襲75年(産経新聞)
今年は平成7年の阪神大震災から25年、来年は23年の東日本大震災から10年の節目に当たる。ともに「復興」が大きなテーマになり、東北の被災地では今も工事などが急ピッチで進む。 75年前の東京大空襲は、これまで被害の大きさや、その後の戦局への影響といった観点から論じられるケースが多かった。埋もれがちだった「復興」に焦点を当て、捉えなおそうとする試みが始まっている。 すみだ郷土文化資料館(東京都墨田区)の石橋星志学芸員(37)は、こう語る。 「今の日本では地震や台風など大きな災害が相次いでいる。住宅が焼けたり流されたりした後の『真っ白いキャンバス』に復興計画を描きたい行政と、日々の暮らしに追われる被災者という両側面があるのはいつの時代も同じ。復興過程を可視化し、少しでも教訓化できればと思っている」 そのために必要なのは、原点に返るようだが、被災状況の把握だった。 「もともと100だった町が、空襲で50とか10になったわけです。復興はこれを100かそれ以上に戻す作業。つまり元の100の状態を知らないと、復興の可視化などとてもできない」(石橋氏) これが、困難を極めた。 東京大空襲の被災地図は、政府や民間会社によるものなど複数ある。その中で比較的信頼性が高いとされるのが、終戦直後に第一復員省(旧陸軍省)がまとめた「全国主要都市戦災概況図」だ。罹災(りさい)地域を赤い斜線で示している。 だが、例えば墨田区の場合は戦前の街並みが残るエリアも罹災地域に組み込まれるなど、必ずしも正確ではないという。 一方、空襲直後に撮影した空中写真を基に、米軍が作成した被災地図では、こうしたエリアが燃え残った場所として記載されているケースもあった。石橋氏は「国内外のあらゆる地図を突き合わせ、より正確に被災状況を再現するべきだ。今からでも遅くはない」と指摘する。 被災の実態を正確に把握することは、災害からの復興を進める上でも、当然欠かせない。その点、東日本大震災はイメージしやすい。東京大空襲の場合、空襲の真っただ中で撮影された写真は1枚も見つかっていない。一方、東北の被災地では、津波が街を襲う様子を多くの人々が画像で記録している。 多くの画像データを集積して地図に落とし込み、さまざまな視点から見せる工夫。東日本大震災ではすでに取り組みが進んでいるが、これを東京大空襲にも適用できないか。 石橋氏は空襲前の古地図なども活用し、復興の初期段階に出現した闇市の再現を試みた。闇市は住民が日々の暮らしを取り戻す第一歩だったにも関わらず、これまで正確な場所や規模が明らかになっていなかった。 終戦直後の航空写真や、区が所蔵していた露店業者へのアンケート、さらに当時を知る人の証言なども加味し、区内に15カ所の闇市があったことを突き止めた。広い通りや鉄道駅の結節点など、利便性の高い場所に集中していた。 かつて闇市だった場所は、今も商店や飲食店が連なるなど、その後の街づくりに少なからず影響していた。ただ、「空襲直後と今とのつながりは、実は闇市に限ったことではない」(石橋氏)。 東京大空襲当時、東京には22年前の関東大震災からの復興事業で建てられた、鉄筋コンクリート造りの校舎を持つ小学校が数多くあった。被災地図上では罹災地域であっても、多くの場合、これらの建物は無事で、空襲直後から軍隊やけが人を収容するなど、支援の拠点になった。 例えば、茅場小(墨田区)の校舎は病院として使われ、戦後もしばらくそのままだった。復興の歩みに重要な役割を果たしたにもかかわらず、こうした校舎の実態はよく分かっていないといい、今後も調査を進める方針だ。 「復興という言葉の陰で、住民がどのように暮らしを再建し、街づくりに役割を果たしたのか。被災当事者の声を重ねることで、今後の災害復興の課題も浮かび上がってくるような気がする」。石橋氏は、東京大空襲を考察する現代的意義をそう語る。 (大森貴弘) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
山手線30番目の駅記念切符180分待ち…高輪ゲートウェイ開業(スポーツ報知)
東京のJR山手線・京浜東北線の品川―田町間に新駅「高輪ゲートウェイ」が14日、開業した。山手線では、1971年の西日暮里駅以来、30番目の駅となる。 約半世紀ぶりの新駅開業を見届けようと、午前4時過ぎには約350人が集まり、山手線内回りの一番列車出発時には「おめでとう」と歓声がホームに響いた。新型コロナウイルス感染拡大を受け、開業式典は中止となった。 同駅は、東海道新幹線が発着する品川駅の隣駅で、羽田空港へのアクセスも便利な立地にあり、1日当たり約2.3万人の利用を見込むが、この日の利用客は約4万人に上った。無人決済コンビニが23日から開店するほか、構内案内や清掃などに人工知能を搭載したロボットが活躍する。 この日は、駅名と日付が印字された開業記念切符を買い求める人が列をなし、午後2時には180分待ちの案内板が掲出された。横浜市在住の小学生(12)は「雪が降って寒かったけど、買えてうれしい。春休み一番の思い出」と声を弾ませた。 報知新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース