「どないしてる?」。そんな声かけで阪神・淡路大震災の被災者たちを訪ね、元気づけてきたNPO法人「よろず相談室」。その代表で元高校教師の牧秀一さん(70)が、3月末で引退する。発災直後から25年もの間、被災者に寄り添い続けられたのは、なぜだろう。東日本大震災など各地の被災地に向けた「伝言」を聞いた。 拡大するNPO法人「よろず相談室」代表の牧秀一さん=2020年2月21日、神戸市中央区、小宮路勝撮影 ――阪神大震災の発生直後から25年間、被災者支援を続けてきた「よろず相談室」の活動を若手に任せ、引退なさるそうですね。 「こんなに長く続けるつもり、なかったんですよ。気づけば70歳。立派な高齢者ですわ」 「僕らの活動は、災害復興住宅に暮らす高齢者の戸別訪問です。震災翌年から孤独死や自殺を防ごうと仮設住宅を回り始めて、復興住宅が出来てからは130世帯を月に1回、訪問してきました。25年の間に多くの方が亡くなって、いまは12世帯。気にかけてきた人の死はつらいことです。それも、自分が年を取るほどきつい。この2年ほどは『心身とも疲れた』という状態でした。様子を見かねた若いスタッフが『僕が引き継ぎます』と言ってくれたので、引退させてもらいます」 ――具体的にどんなことを? 「月に1回、復興住宅に暮らす被災者を訪ねていって、よもやま話をします。『雑談にどんな意味があるんです?』とよく聞かれるけど、大いに意味はありますよ。災害で家や家族や仕事を失って、住み慣れた場所から引き離されて『マイナス』から生き抜いてきた人たちです。『元気にしてる?』と訪ねていって、ひとときでも話し相手になることは、被災者にとって『置き去りにされていない』と実感できる時間になる。少しでも気持ちが晴れれば、少しずつ前を向けるようになると思います」 「一軒で数時間かかる時もある… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
劇作家の別役実さん死去、82歳 不条理劇を確立
不条理劇を定着させて日本の現代演劇に新分野を築いた劇作家の別役実(べつやく・みのる)さんが3日、肺炎のため死去した。82歳だった。葬儀は親族で営んだ。喪主は長女林怜(はやし・れい)さん。 1937年、旧満州(中国東北部)生まれ。早稲田大学在学中にカフカやベケットに影響を受けた不条理劇を書き始め、被爆する男の孤独と不安を描いた62年の「象」で注目された。66年に演出家の鈴木忠志らと早稲田小劇場を結成した。 67年に「マッチ売りの少女」「赤い鳥の居る風景」で岸田国士戯曲賞。劇団を離れ、70年「街と飛行船」「不思議の国のアリス」で紀伊国屋演劇賞個人賞、「ジョバンニの父への旅」で87年度芸術選奨文部大臣賞。70歳で発表した「やってきたゴドー」で2007年の紀伊国屋演劇賞個人賞と鶴屋南北戯曲賞を受け、息長く書き続けた。戯曲数は130本を超え、最も作品が上演される劇作家の一人と呼ばれた。 12年、パーキンソン症候群にかかり、療養を続けていた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ダイソー」従業員のコロナ感染を発表 大阪・梅田(日刊スポーツ)
100円ショップ「ダイソー」を展開する大創産業は10日、JR大阪駅前の「ダイソーLINKS UMEDA店」の従業員が新型コロナウイルスに感染していると発表した。 公式ホームページによると、8日に同店に勤務する従業員1名の感染が判明。その従業員は2月19日に開催された大阪市内のライブイベントに参加しており、同25日に軽い鼻水やせきなど風邪の症状が出て、医療機関を受診。その後、同29日、3月3日にも風邪の症状で再び受診したという。 3月5日にライブ会場から感染者が出たため、6日にまた診察を受けた。8日にPCR検査で陽性と判明。従業員は4日以降は出勤しておらず、勤務中はマスクをつけていた。 大創産業は客と従業員の安全を考え、感染者が発生した拠点において、感染者の行動歴、濃厚接触者の調査のほか、濃厚接触の可能性がある従業員へ9日から2週間の自宅待機指示、健康に関する経過確認を行っているという。 従業員の往来もあることから、9、10日は近隣の梅田OPA店、堂島地下街店の営業も停止されており、消毒も実施されている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
動画解説 明日11日(水) ウェザーニュース お天気キャスター解説(ウェザーニュース)
ウェザーニュース 明日11日(水)は低気圧や前線が遠ざかり、西高東低の冬型の気圧配置となります。 日本海側では傘の出番が続き、強い雨雪や強風、北陸や近畿北部では雷雨にも注意が必要です。 太平洋側では天気が回復します。西日本や東日本を中心に花粉が大量飛散するおそれがあるので、目薬など対策を万全に行ってください。 ただ、関東や東北太平洋側では、風の衝突によって発生した雲の影響でにわか雨やにわか雪の可能性があります。晴れていても油断は禁物。折りたたみ傘をお持ちください。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
イタリア全土で移動制限開始 感染拡大防止策、観光打撃も(共同通信)
【ローマ共同】新型コロナウイルスの感染拡大が続くイタリアで10日、全土での個人の移動制限が始まった。コンテ首相が拡大防止策をまとめた新たな首相令を出し、居住地域外に出ることを原則禁止した。既に多くの名所や美術館が閉鎖され、世界中から旅行客が訪れるイタリア観光業には大打撃となっている。 新たな首相令により、葬儀やミサを行うことも全土で禁止された。レストランやバール(喫茶店)の夜間営業も認められず、ショッピングセンターは週末の営業を禁じられた。食料販売店や薬局は閉店の対象ではないが、客らとの距離を1メートル以上確保しなければならない。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【Q&A】東京大空襲って何?(THE PAGE)
Q:東京大空襲はいつ行われたの? 3月9日の深夜から10日未明にかけて米軍が行った空襲で、浅草や日本橋など東京の下町が標的になりました。東京が空襲被害に遭ったのはこの時だけではありません。散発的に空襲は受けていて、最初の被害は開戦5か月後の1942年4月です。 Q:なんで犠牲者がそんなに多いの? 東京の下町には人口が密集しており、木造家屋が多くありました。米軍はその状況を分かっていて、1700トンもの焼夷弾(しょういだん。※対象地域を燃やす兵器)を浴びせたのです。街は燃え、多くの市民が亡くなりました。 Q:どうして一般市民が狙われたの? それまでの攻撃は、八幡製鉄所(現在の福岡県北九州市)や基地など軍事施設が主な対象でした。しかし、日本が降伏しなかったことなどから、一般市民を含んだ無差別爆撃に踏み切ったとみられています。 Q:東京以外にも空襲被害にあったところはあるの? 東京大空襲前にも沖縄・那覇の中心部が焼かれた1944年の「10・10空襲」などがありました。しかし、東京大空襲を皮切りに名古屋、大阪、神戸、横浜といった大都市が次々に空襲被害に遭い、それぞれで数百人~数千人規模の犠牲者が出ました。 Q:空襲による被害者は何人くらいいるの? 大規模都市以外にも空襲は行われ、例えば郡山、鹿児島、青森など全国的に被害がありました。広島・長崎への原爆投下も含めると、全国の死者は50万人に上るともされています。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
授かり率UP根拠なし、消費者庁 妊活サプリ「マカミア」(共同通信)
消費者庁は10日、サプリメント「マカミア」を摂取すれば妊娠しやすくなるかのように表示し、販売した「ゼネラルリンク」(東京)に対し、根拠がなく景品表示法違反(優良誤認表示)に当たるとして、再発防止命令を出した。 同庁表示対策課によると、妊活サプリのランキングサイトを開設し、あたかも第三者が運営しているかのように装い、マカミアを1位にランク付けする「自作自演」もしていた。 2019年11月~20年2月、自社ウェブサイト上やランキングサイトで「赤ちゃんを授かりやすい体に導いてくれます」「授かり率が190%UPする妊活サプリ」などと表示していた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
11日に首相官邸で献花式(共同通信)
3/10(火) 17:06配信 菅義偉官房長官は10日の記者会見で、東日本大震災から9年となる11日、首相官邸で献花式を行うと発表した。午後2時46分に黙とうし、安倍晋三首相が追悼の言葉を述べて献花する。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
イベント減のニュース枠で授業番組 ケーブルTVが試み
いつもの先生とテレビで学習、居酒屋がお昼にお弁当販売……。新型コロナウイルス対策として臨時休校となる中、普段とは違う長い休みを過ごす子どもたちやその保護者をサポートしようと、工夫をこらした取り組みが広がっている。 子どもたちの学習をサポートしようと、長野県小諸市のケーブルテレビが9日から「プラスSTUDY!」という番組の放映を始めた。相次ぐイベントの中止で空きの出たニュース枠を活用し、市内の小中学校の先生たちに学習のポイントを解説してもらう。 「きょうは分数の勉強をしましょう」。市立坂の上小学校。6日午後、児童のいない2年1組の教室で、担任の鷹野絵理先生がちょっと緊張した顔でテレビカメラに語りかけた。青や赤の紙を折ったり切ったりしながら「二つに分けたうちの一つ分はこう書きます」と黒板に「1/2」と書いていく。 9日に放映された初回分の収録風景だ。鷹野さんは「子どもたちの反応がないのでやりにくかった。分数の基礎は大切なので、おうちでしっかり勉強してほしい」。 企画したのは「コミュニティテレビこもろ」。空いたニュース枠をどう埋めるかで悩んでいた時、入社1年目の社員から「不安なまま過ごす子どもたちをサポートしたい」と声があがった。市教育委員会に持ちかけ、市内の小中学校全8校の協力を得ることができた。 対象は小学1年~中学2年。小… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
画家が見た3.11 紫で描いた顔、失いかけた色使い
津波で亡くなった人たちや失われた街並みが、心に語りかけてくるという。「心で描くんだよ」と、田崎飛鳥さん(38)は静かにほほえむ。 生まれつき脳性まひで知的障害があり、あの日は岩手県陸前高田市の就労支援施設にいた。高台にある施設には大勢の住民が避難し騒然としていた。「家も街も全部、流されちゃったよ」。駆けつけた父の実さん(72)がそう伝えると、飛鳥さんの顔色が変わっていった。 絵画や小説、演劇などといったさまざまな創作、表現活動をする人たちも、東日本大震災の惨禍に衝撃を受けた。自身の活動の意味を問い、葛藤した。その後、生み出された作品にはどんな思いが込められているのか、表現者たちを訪ねた。 家族は無事だったが、気仙川の河口付近にある自宅は津波に流され、親戚や友人たちは帰らぬ人となった。幼い頃から描いてきた200点以上の作品も画材も、全て失った。 2週間ほど経った後、父と母の美代子さん(68)とともに見に行くと、自宅は激しい津波にのまれ、コンクリートの土台を残して何もなくなった。飛鳥さんはその跡地に背を向け、決して見ようとしない。いつもと変わらずそびえ立つ山々をただまっすぐ見つめた。 口数が減り、笑顔も消えた。そんな息子を見かねて、実さんが声をかけた。「言葉にできなくても、今だからこそ描けるものがあるんじゃないか」。ぎゅっと筆を握りしめ、なぐりつけるような荒々しいタッチで一気に描き上げた。普段の穏やかな色調とは違い、人の顔に赤や紫を施す激しい色使い。絵を描き始めて30年、初めて見せた姿だった。 拡大する画家の田崎飛鳥さんが震災後に描いた絵=2020年2月、岩手県陸前高田市、小玉重隆撮影 ただ、描くにつれて、次第に表… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル