博多祇園山笠振興会(武田忠也会長)は20日、福岡市博多区の櫛田神社で記者会見を開き、7月1~15日に予定していた博多祇園山笠の開催を見送ることを発表した。会見に先立って開かれた総会で決まった。開催しないのは、太平洋戦争で中断し、1948年に復活して以来初めてとなる。 博多祇園山笠は約800年の歴史を持ち、期間中は壮麗な飾り山笠が街を彩る。クライマックスとなる15日の「追い山」まで、約1トンの「舁(か)き山」が博多の街を疾走し、期間中は毎年約300万人が訪れる(主催者発表)。(宮坂知樹) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
案里氏秘書、起訴内容を「留保」 公選法違反罪の初公判
河井案里参院議員(自民)が初当選した昨年7月の選挙運動をめぐり、公職選挙法違反(買収)罪に問われた公設秘書、立道(たてみち)浩被告(54)の初公判が20日、広島地裁(冨田敦史裁判長)であった。被告側は起訴内容の認否を留保したが、関係者によれば、次回以降、起訴内容を認める方針だ。留保は具体的な立証方針を固めるため証拠の精査が必要と判断したためとみられる。 この裁判は公選法が規定する「百日裁判」として起訴から100日以内の判決を視野に審理が進む。立道被告に禁錮刑(執行猶予を含む)以上が確定すれば、連座制に基づき案里氏の当選無効の可能性が出てくる。検察側は立道被告が報酬額決定や報酬支払いへ果たした役割を明らかにしたが、案里氏やその夫克行衆院議員の関与について言及しなかった。 罪状認否では、弁護人が「次回にします」と述べ、裁判長が「留保でいいですか」と確認すると立道被告はうなずいた。 検察側の冒頭陳述によれば、立道被告は昨年5月上旬ごろから案里氏の陣営で働き始め、遊説全般の責任者として、遊説日程などの行程表データを自らのUSB内に保存していた。 検察側は法定上限の倍となる3万円の報酬の決定や支払いの経緯も指摘。選挙カーに乗る車上運動員14人は2グループに分かれていた。うち一つのグループの仲介役が、克行氏の政策秘書高谷真介被告(43)=同罪で起訴=に報酬について昨年5月21日に確認すると、1日あたり3万円と回答。一方、もう一つのグループのリーダー役は昨年6月5日、日当は4万円程度との要望を陣営側に伝えた。 立道被告は後者のグループの報酬額について、事務長(71)=同法違反容疑で逮捕、処分保留=に確認。高谷被告にも額を確認すると、数日後、高谷被告から両グループの額は3万円と聞かされた。 こうした経緯で報酬が決まり、支払いの際、立道被告は会計担当者に運動員ごとに領収書を2枚に分けるよう具体的に指示。1枚は選挙運動費用収支報告書に記載できるよう法定上限の1日1万5千円で計算し、費目を「車上運動員報酬」とした。もう1枚は公示日前の日付で「人件費」としていたという。次回は5月19日。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
新型コロナ、感染者25人が死亡 1日あたり最多
新型コロナウイルスの感染者は20日午後11時45分時点で新たに346人確認され、クルーズ船の乗客らを除いた国内の感染者は1万1153人になった。東京都、群馬県や愛知県、兵庫県などで新たに25人の死亡が確認され、死者は計263人となった。1日の死者確認数としては過去最多。 東京都では新たに102人の感染を確認し、感染経路の分からない人が77人と75%を占めた。年代別では30代が20人と最も多く、40代が19人、20代が18人、50代が15人と続いた。 医療機関での感染も相次ぐ。都立墨東病院では、患者と職員計4人の感染が新たに確認された。石川県かほく市の病院でも、50代の女性介護職員が感染。埼玉県、群馬県や名古屋市でも20~40代の看護師や看護助手の感染が分かった。 高齢者施設も深刻な状態が続く。富山市では「富山リハビリテーションホーム」で18人の感染が判明。千葉県でも、集団感染が判明した施設で新たに4人の感染が分かった。全国的にクラスター(集団感染)が発生している。 国内の新型コロナウイルス感染者 20日午後9時現在。カッコ内は19日午後11時からの増加数。クルーズ船を除く。網掛けは政府指定の「特定警戒都道府県」。都道府県の発表などから。総数には厚労省の発表も含み、一部重複の可能性がある 国内での感染確認例 1万1151人(+342) 死者 260人(+22) 北海道 451(+17) 21 青森 22 岩手 ― 宮城 84(+1) 秋田 16 山形 64(+3) 福島 64(+2) 茨城 143(+4) 5 栃木 49(+3) 群馬 124(+2) 8 埼玉 679(+12) 13 千葉 709(+22) 11 東京 3184(+102) 77 神奈川 800(+17) 19 新潟 56 富山 114(+19) 2 石川 181(+3) 4 福井 113(+1) 5 山梨 49 長野 52 岐阜 139 4 静岡 52 愛知 414(+5) 27 三重 39(+3) 1 滋賀 72(+1) 1 京都 259(+8) 3 大阪 1296(+85) 12 兵庫 524(+11) 22 奈良 63(+2) 1 和歌山 45 1 鳥取 3 島根 16 岡山 19 広島 137(+5) 1 山口 30 徳島 3 香川 26 愛媛 46(+1) 3 高知 69(+1) 2 福岡 521(+2) 12 佐賀 17 長崎 17 熊本 41(+1) 1 […]
大阪でドライブスルー検査 感染状況を積極把握へ(共同通信)
大阪府と府医師会が連携し、車に乗ったまま新型コロナウイルスの検査が受けられる「ドライブスルー」方式を近く導入する方向で検討していることが20日、分かった。医師会の茂松茂人会長が共同通信のインタビューに明らかにした。 茂松氏は、感染経路が分からない事例が府内で急増したことから「市中感染が広がっている」と指摘。検査態勢を拡充して感染者を積極的に見つけ、拡大を抑えることが大切だとした。 検体採取のたびに消毒作業が必要な建物内での実施に比べて効率的に行えるのが利点で、大阪市内での実施を調整中。車以外の手段で来た人も受け入れる。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
大阪の病院で新型コロナの院内感染さらに拡大 生野区の病院は感染者計98人に(ABCテレビ)
ABCテレビ 大阪府で新たに84人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。8割以上が病院内の感染者で、集団感染が拡大しています。 大阪府は20日、新たに20代から90代の男女84人が感染し、すでに感染していた70代の男性が死亡したと発表しました。このうち41人は、集団感染が発生した大阪市生野区の「なみはやリハビリテーション病院」の職員や患者で、この病院の感染者は、あわせて98人になりました。すでに8人が感染している松原市の病院でも、新たに27人の感染が確認されています。また兵庫県では20日、新型コロナウイルスに感染した3人の死亡が確認された他、京都府でも男女2人の死亡が確認されました。 ABCテレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
愛知で5人、三重で3人の新たな感染確認 20日の東海地方(CBCテレビ)
愛知県と三重県で20日、新たに8人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。また、名古屋と岐阜では80代の男女2人が死亡しました。 愛知県で新たに感染が確認されたのは20代から50代の男女5人です。 このうち2人は愛知医科大学病院の男性看護師で外来などで勤務していました。 このほか知多市の男性はこれまで7人の感染が確認されている知多市のデイサービスの利用者の家族で、名古屋市の女性は名古屋市立保育園の保育士だということです。 また、名古屋市ではすでに感染が確認されていた80代の女性が死亡。これで県内の死者は27人、感染者は410人となりました。 一方、三重県では新たに3人の感染が確認されました。 感染が確認されたのは食品商社『日本アクセス』の四日市市の営業所に勤務する男性従業員3人で今月15日に死亡した従業員の同僚です。 この会社ではこれまでに5人の感染が確認されていて四日市市はクラスターが発生したとして調べています。 また、岐阜県は20日、岐阜市の80代男性が死亡したと発表しました。これで県内の死者は4人となりました。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
感染の若者に「ご苦労様と言おう」 医師が危惧する分断
コロナ禍を機に、日本社会で若い世代が批判にさらされています。活動的な若者が無自覚のままウイルスを広げているとの疑念ですが、本当に悪いのは若者だけなのでしょうか。医師で作家の鎌田實さん(71)は「いま大切なのはバッシングではなく、若者に協力を求めることだ」と警鐘を鳴らしています。 1948年生まれ。東京都出身。30代で諏訪中央病院の院長となった。経営難の同病院を再生させ、地域医療に長年取り組んだ。地域包括ケア研究所所長。日本・イラク・メディカルネット代表。日本チェルノブイリ連帯基金理事長。「がんばらない」「1%の力」など著書多数。 バッシングは「ストレス解消」のため ――バッシングに遭っている若者たちを擁護していますね。 「いま、新型コロナウイルスの感染拡大につながる行動をしているのは若者だけではありません。新しい未知なるウイルスとの闘い方がわからず、誰でも間違えてしまうことはあります。若者のみに風当たりが強まる理由は、多くの人々が他者を非難することで、自らの恐れやストレスから逃れようとしているせいです」 ――バッシングは、自らのストレス解消のためだと。 「非難する対象は、どうしても世代が違い、理解しにくい相手になりがちです。だから、年配者は若者がライブに行くことに憤り、若者は年配者がナイトクラブやバーに行くことに疑問を抱くのです」 ――ライブは密閉、密集、密接という感染拡大の「3密」条件がそろっています。そこに行く若者が批判されるのは当然では? 「確かに密閉空間に人が集まり、大声を出すライブは、感染を拡大させやすい。政府や自治体がライブの関係者に協力を求めることは大切でしょう。でも、政治家や専門家は、頭ごなしに自粛への協力を強制しているように思えます。メディアの向こう側にいる若者に向けて、『君たちの協力が必要だ』と訴えている演説はほとんどありません。本当に、若者の悩みをきちんと受け止めるべく努力をしているのでしょうか」 ――悩みを受け止める努力とは? 「先日、10万人が公園に集まるイベントをどうしても開催したい、という若者の相談を受けました。彼らの仲間はイベントがないと生活できない。他の医師と『客もミュージシャンもイベント後に2週間の自主隔離に入る』『動画サイトを使う』といった案を複数提案しましたが、最後は延期を決めました」 「若者たちは誠実で、悩んでいます。そのことを理解して一緒に考えれば、暴走はせず、逆に同世代の人をリードしてくれます。年配者では考えつかないようなウイルスとの闘い方、感染予防の方法を考える側になってくれるのです」 感染者に厳しい=感染症に弱い社会 ――コロナ禍のいま、若者バッシングではなく、むしろ協力を求めるべきだと。 「悩む人の声を聞き、助ける方法の提示や補償をすれば、罰則がなくてもみんなが協力してくれます。これは、若者と年配者との関係に限りません。感染者が出た家庭と、そうでない家庭。感染拡大を招きやすい業種に就く者と、そうでない者。このままでは、そうした両者の間にひび割れができるのではと心配です」 ――ウイルスへの恐怖心によって、人々の間で分断が広がると。 「みんなウイルスが怖いという気持ちはわかります。でも、ビヨンド・コロナ(コロナ終息後)の社会を見据えて、苦しい立場の人を支え助け合うことを意識しましょう。ここで苦労した若い世代は、工夫をしたり、発想転換したりして、将来をよき社会にしてくれるはずです。だから、今こそ子どもの教育や若者への支援に尽くすべきだと思います」 ――コロナ終息後の社会を自分の頭で想像してみることが大切なんですね。 「そもそも感染した人に厳しい社会は、感染症に弱い社会です。感染したとわかった人には、『協力したい』という心境になってもらい、自主隔離を丁寧にやってもらう必要があるからです。また、感染して抗体ができた人にはコロナ禍の第2波、第3波が来たときに、医療を担ったり物資を運んだりする先遣隊になってもらわないといけない。抗体を持っていれば、感染の危険性が低下します。パワーを持った仲間がいると考えることができます」 まずは検査方針の転換必要 ――感染した人に優しい社会にするにはどうすればよいのでしょうか? 「必要な人はPCR検査を受け… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
予約取り消しや延期、宿泊施設に支援金 三重県が支給へ
三重県の鈴木英敬知事は20日、大型連休を控えた宿泊施設向けに独自の協力金を設けると発表した。ホテルや旅館の求めに応じて客が予約をキャンセル・延期した場合、ひとり1泊あたり6千円を施設に支給する。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ狙いで、県によると全国で初の試みだという。 「宿泊予約延期協力金」は、今月25日~5月6日の宿泊予定客が対象。1施設あたりの上限は12万円で、客側が自主的にキャンセルや延期を申し出て、施設側が応じた場合も支給されるという。財源は国の交付金の活用を検討している。 県によると、県内のホテルや旅館は少なくとも1100施設あり、大型連休中はすでに県外から多くの予約が入っているという。鈴木氏は「観光地で感染が拡大すれば、今後の観光にも影響が出る。三重県の観光を守りたい」と述べ、感染拡大防止への理解と協力を求めた。 県の方針を受け、湯の山温泉の… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
人生かけたのに…お笑い賞レース決勝延期 その時芸人は
新型コロナウイルスの感染が広がる中、お笑い芸人たちの人生がかかるテレビ各局の賞レースが延期になっている。開催のめどは立たず、勝負の行方はおあずけだ。 開催が延びているのは、今回で50回目の節目となる「NHK上方漫才コンテスト」と読売テレビの「ytv漫才新人賞決定戦」の本大会。それぞれ8組と6組が勝ち上がり、最終バトルは3月に関西エリアで生放送される予定だった。 頂点まであと一歩のところで待ったがかかり、中ぶらりんになった芸人たちはいま、何を思いどうしているのか。栄光のファイナリストたちに現状を報告してもらった。 … Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
10万円、振込口座記入して申請 給付辞退も可能(共同通信)
国民1人当たり一律10万円を支給する「特別定額給付金」の申請書は、住民票登録をしている市区町村から住民基本台帳の記載住所に郵送で届く。給付対象者となる世帯主とその家族の氏名、生年月日、人数分の合計給付額(3人家族の場合「30万円」)があらかじめ書かれており、世帯主が署名、押印する。振り込みを希望する金融機関口座を記入して返送することで郵送での申請は終了となる。 申請書には運転免許証のコピーなど本人確認書類の添付が必要。給付対象者のうち、給付を希望しない人は、チェック欄に印を付けることで辞退することができる。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース