厚生労働省は20日、「精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会」の報告書案を公表した。認定基準別表の「業務による心理的負荷評価表」に係る「具体的出来事」にパワーハラスメントを追加することが盛り込まれている。【新井哉】 2020年6月からパワーハラスメント防止対策が法制化されることなどを踏まえ、検討会で心理的負荷評価表の見直しについての議論を重ねてきた。報告書案では、現行の認定基準について、パワーハラスメントの用語は使っていないが、それに該当する事案は、心理的負荷評価表の「(ひどい)嫌がらせ、いじめ、又は暴行を受けた」の「具体的出来事」として評価してきたことを説明している。 「具体的出来事」については、職場におけるパワーハラスメントの定義が法律上規定されたことを踏まえ、「上司等から、身体的攻撃、精神的攻撃等のパワーハラスメントを受けた」を追加することが「適当」とする見解を示している。 独立した項目として設定・評価することが妥当とする理由も示しており、パワーハラスメントは、優越的な関係を背景とする上司などによる一方的な被害であり、対人関係の相互性の中で生ずるものに限らない特異性があることや、過去の労災認定事例などを見ると、当事者の立場や加害行為の態様に多様性があることを挙げている。 CBnews 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
医療従事者の子どもへの差別、断じて許されない – 厚労省、保育所の新型コロナ対応で事務連絡(医療介護CBニュース)
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、保育所などが医療従事者の子どもの預かりを拒否する事例が報告されていることを受け、厚生労働省は保育所の対応に関する事務連絡を、都道府県、指定都市、中核市に出した。医療従事者らの子どもへの偏見や差別は「断じて許されるものではなく、市区町村及び関係者等においては、このような偏見や差別が生じないよう十分配慮すること」としている。【新井哉】 事務連絡(17日付)では、新型コロナウイルス感染症の対策や治療に当たる医療従事者らは、感染防御を十分にした上で、対策や治療に当たっていることを説明。保育所などにおける差別や偏見の禁止に関しては、「政府広報においても周知予定」としている。 また、7日に都道府県などに出した事務連絡で、保育所などの規模を縮小して開所したり、臨時休園を行ったりした場合でも、医療従事者らの子どもの預かりが必要な場合の対応を検討するよう求めていたことを説明。医療需要が増大していることに鑑み、「子どもの預け先が無くなることで、医療従事者等が自宅待機、休職又は離職をせざるをえないような状況が発生しないよう、引き続きこの対応を徹底すること」としている。 CBnews 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
日医、新型コロナ有識者会議設置で臨床現場へ助言 – 治療薬や検査の知見収集・検証へ(医療介護CBニュース)
日本医師会(日医)は18日、新型コロナウイルスの治療薬や検査に関する情報収集や評価を実施する「医学有識者会議」を設置し、初会合を開いた。公衆衛生や疫学調査の観点に重点を置いて議論する政府の有識者会議とは異なり、診療に当たる医師への助言を主な目的としたもの。【吉木ちひろ】 同会議は、自治医科大の永井良三学長を座長に据え、複数の大学や研究機関で構成し、新型コロナウイルス感染症に関する臨床研究を進めながら、予防・診断指標の開発などを目指す。診療に当たる医師らへの助言だけでなく、新型コロナウイルス感染症に関する科学的根拠のある情報を国民に対して分かりやすく発信することも活動方針に掲げた。18日は、構成員間で、新薬の開発状況や大学病院・救急病院などの現場の情報共有などを行ったという。 メンバーは固定せず今後、テーマに応じたタスクフォースを立ち上げるなどして進めるという。会議の発起人でもある笠貫宏副座長(早稲田大特命教授)は18日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染者などへの直接的な対応に関わる検討課題だけでなく、救急現場や産婦人科の対応や、自殺対策などを例に挙げ、「諸問題を予測しながら対応しなければならない」などと説明した。 臨床医の立場から会見に同席した東京都医師会の尾崎治夫会長は、都内に「地域PCRセンター」を最大47カ所立ち上げる方針であることから、今後、研究の成果によって検査結果が早く出るようになれば「感染者と非感染者の峻別に役立ってくる」などと期待を示した。 CBnews 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
コロナ死者25人、1日で最多 国内感染新たに345人(共同通信)
国内では20日、新たに345人の新型コロナウイルス感染が確認された。累計は1万1139人となった。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員を含めると1万1851人。死者は25人で1日の死者数として最多。累計は276人となった。 死者の都道府県別の内訳は東京6、北海道、兵庫が各3人、群馬、神奈川、愛知、京都が各2人、富山、岐阜、大阪、高知、福岡が各1人。 これまでの最多死者数は14日の19人だった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
コロナ死者23人、1日で最多 国内感染新たに344人(共同通信)
4/20(月) 22:02配信 国内では20日、新たに344人の新型コロナウイルス感染が確認された。累計は1万1138人となった。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員を含めると1万1850人。死者は23人で1日の死者数として最多。累計は274人となった。 死者の都道府県別の内訳は東京6、北海道、兵庫が各3人、群馬、神奈川、愛知が各2人、富山、岐阜、大阪、高知、福岡が各1人。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
元妻から仕送りあるのに“無収入”と申請…生活保護費を5年間で計311万円不正受給 64歳男逮捕(東海テレビ)
元妻から仕送りを受け取っていたにもかかわらず、5年間にわたり生活保護費を不正に受給していたとして名古屋の無職の64歳の男が逮捕されました。 逮捕されたのは、名古屋市西区の無職・佐藤裕保容疑者(64)です。 佐藤容疑者は2013年6月から5年間、元妻から仕送りを受け取っていたにもかかわらず収入がないとウソの申告をし、市から61回にわたり生活保護費合わせておよそ311万円を不正に受け取っていた詐欺の疑いが持たれています。 警察によりますと、市が生活保護受給者の定期検査で佐藤容疑者の口座に不審な金の振り込みを見つけ、今年1月、警察に刑事告訴していました。 調べに対し、佐藤容疑者は「生活に困窮していたのでやりました」と容疑を認めています。 佐藤容疑者は2009年10月から生活保護費を毎月およそ11万円を受け取っていたということです。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
佐賀県、22日から休業要請 1店舗ごとに支援金15万円(西日本新聞)
新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言の全国拡大を受け、佐賀県の山口祥義知事は20日、遊興施設などに休業要請すると発表した。飲食店などには営業時間短縮を求める。いずれも期間は22日から5月6日まで。要請に応じた事業者に1店舗ごとに支援金15万円を交付する。九州での休業要請は福岡県に次いで2県目。 【写真】タオル生地でマスク、注文20万枚超「驚いた」 山口知事は記者会見で「福岡県は一気に感染者が増えている。福岡と佐賀が一緒になって、県域を越えた人の流れを減らしたい」と語った。 休業要請は、パチンコ店や日帰り温泉などを対象とし、福岡県が対象外とするキャンプ場や道の駅も含めた。密閉、密集、密接の「3密」の環境になりやすいカラオケ店やライブハウスなどにも休業を求める。スーパーや書店などは対象外とした。居酒屋やレストランなどについては午後8時から翌日午前5時まで営業しないよう要請する。 支援金は使途を限定せず、家賃や人件費にも充てられる。県は、関連予算10億円を追加する補正予算案を5月の県議会臨時会に提出し、同月下旬をめどに支援金の交付を始める。 (北島剛) 西日本新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
大阪・西淀川のマンションで男女変死体 住人母子が無理心中か (産経新聞)
大阪府警西淀川署は20日、大阪市西淀川区姫島のマンションに住む男性(57)が駐車場で血を流して倒れているのが見つかり、部屋から男性の実母(91)が窒息死しているのが発見されたと発表した。男性も搬送先の病院で死亡が確認された。 同署は、男性が実母を殺害後、マンションから飛び降りた無理心中とみて調べている。 同署によると、18日午後7時45分ごろ、マンション住人の女性から「ドンと音がしてベランダから下を見たら人が倒れていた」と110番があった。 男性は、実母と2人暮らし。男性のズボンのポケットには、「母に死にたいと言われ、糸が切れた」などと実母の殺害をほのめかすようなメモが残されていた。実母は、ベッドであお向けの状態で見つかった。目立った外傷や着衣の乱れはなく、顔にはタオルが掛けられていた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「仮面ライダー」から絵本届く 名古屋の障害者施設に(共同通信)
名古屋市港区の障害者施設「ふれ愛名古屋」に20日「仮面ライダー」を名乗る人物から絵本や紙芝居が入った段ボール箱が届いた。施設が同日、明らかにした。箱の中には「(新型)コロナの暗い話であふれているが、少しでも心温まるニュースがあったらいい」などと書かれた手紙が添えられていた。 施設によると20日朝、職員が出勤すると、玄関の前に段ボール箱1箱が置かれていた。箱の横には仮面ライダーの画像、反対側には人気漫画「タイガーマスク」の画像が張られており、中には手紙と絵本3冊、紙芝居5セット、リュックサック二つなどが入っていた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
二階氏「国民の声に寄り添いながら党運営」一律10万円給付(産経新聞)
自民党の二階俊博幹事長は20日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた政府の緊急経済対策をめぐり、政府が当初決めた減収世帯などへ30万円を給付する方針を撤回し、国民1人あたり一律10万円給付へと転換したことについて「国民の皆さんの声に寄り添いながら自民党は政治を運営している。皆さんの声が集約されてきたということで帰結した」と釈明した。 二階氏が、「30万円」を含む令和2年度補正予算案を一度閣議決定した後に、自ら一律10万円の給付案を提案したことに関しては「かつて経験したことがないような事態に直面している。団結してみんなで頑張りましょうということだ」と語った。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース