新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言の対象地域が全都道府県に拡大され、各地の単身赴任者からは悲痛な声が上がる。遠方で暮らす家族と会うのは、ますますはばかられる状況に。「大型連休中も会えないのか」「やっぱり寂しい」。再会の日は見通せず、断絶状態が続く。 高知県に単身赴任している金融機関勤務の30代男性の胸中は悩ましい。東京都で暮らしていた妻や子ども3人は都内の感染拡大を受け、岡山県倉敷市の妻の実家に“疎開”。男性は連休中に倉敷市で落ち合う予定だった。 しかし高知、岡山両県とも宣言の対象に加わり、取りやめた。「会えないのはやっぱり寂しい」と吐露する。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
なぜいつもコウモリ?SARS等続きコロナも原因か(日刊スポーツ)
世界中で猛威をふるっている新型コロナウイルスは、コウモリが持っているコロナウイルスが野生動物を通じて人間にうつったと考えられています。2002年の重症急性呼吸器症候群(SARS)、12年の中東呼吸器症候群(MERS)もコウモリが原因です。なぜコウモリなんでしょうか。動物から人にうつる病気(人獣共通感染症)を研究している東京農工大の水谷哲也先生に聞きました。 【図解】コロナウイルス 始まりはいつもコウモリ ◇ ◇ ◇ -なぜいつもコウモリなんですか 水谷先生 ひとつは接触の仕方です。上空から来る。脳炎や呼吸器の病気を起こすニパウイルスという致死性の高いウイルスがあるのですが、果実を食べにきたコウモリがおしっこをして、下にいたブタが感染して、ブタから人にうつります。ウイルスが上から落ちてくるんです。死んだコウモリを野生動物が食べて感染する経路もありますから、上下、横横と2つの感染経路があるんです。 -上からというと、鳥もそうですよね 水谷先生 鳥と違うところは哺乳類ということです。鳥インフルも危ないけれど、人には感染しにくい。哺乳類-哺乳類の方が感染しやすいんです。コウモリはネズミの次に種類が多いんですよ(※ネズミは世界に約1300種、コウモリは約1000種)。いろんなコウモリがいて、いろんなウイルスを持っていると考えた方がいいと思います。種類が多ければ人に感染するものも多くなります。 -未知のウイルスがたくさんあるんですね 水谷先生 コウモリというと、洞窟の中でぎっちりぶら下がっているイメージですよね。外に出てウイルスをうつされて帰ってくるケースもある。ウイルスをインキュベート(培養)しやすい状況にあるんです。 -なるほど洞窟は密閉空間で、多数が集まる密集場所。密接もあるだろうし、3密がそろってます 水谷先生 洞窟の中にいくつもの種類がいてウイルスが回りやすい。コウモリの中で変異して、いろいろな種類のウイルスができるのかもしれません。 -ニパウイルスはブタから人間でしたが、SARSはハクビシン、MERSはヒトコブラクダから人間でした 水谷先生 SARSはハクビシンだけでなくタヌキも感染していました。今回はセンザンコウと言われてますが、もうちょっと結論は待った方がいいです。アナグマ、タケネズミの可能性もあります。コウモリの中で変異したコロナウイルスに野生動物が感染したのか、野生動物に感染することで変異したのかは分かりませんが、その野生動物を人が捕ってきて市場に出したため、広がったのです。【聞き手・中嶋文明】 ◆センザンコウ 体がウロコに覆われた唯一の哺乳類で、肉は食用、ウロコは漢方薬の材料として中国で取引されています。アジアに4種、アフリカに4種いますが、すべて絶滅危惧種。「世界で最も密輸されている哺乳類」とも呼ばれています。香港大などのチームが中国に密輸され、押収されたマレーセンザンコウから新型コロナウイルスによく似たウイルスを発見し、科学誌「ネイチャー」に発表しました。日本では上野動物園の「夜の森」にいます。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「古着、家で保管を」コロナで輸出困難、倉庫いっぱいに
新型コロナウイルスの感染拡大で古着の輸出が困難になり、引き取りをやめる業者が増えているとして、神奈川県小田原、三浦、秦野各市が「家庭で保管してほしい」と呼びかけを始めた。横浜市も対応を検討している。倉庫がすでに古着・古布でいっぱいになった自治体もあり、住民の協力が欠かせない状況だ。 小田原市で古着を回収する市古紙リサイクル事業組合によると、市内から出る古着の3分の2程度は国内の仲介業者を経て、フィリピンやマレーシアなど東南アジアに輸出される。しかし、各国とも感染拡大で古着の流通が滞り、販売先のめどが立たないため、引き取らない仲介業者が増えているという。 小田原市は市ホームページで13日に、衣類の排出を控えるよう呼びかけた。事業組合は15日に市内の自治会長に「衣類・布類は3カ月程度、家庭に保管を」と協力を求める文書を配った。しかし、組合は17日、通常とほぼ変わらぬ量の古着類を回収したという。 組合が昨年度、同市で回収した古着類は572トン。浅野弘人理事長は「衣替えの時期なので古着の量が多く、行き場がなくなってしまう。市民のご理解をお願いしたい」と話した。 三浦市は4月に入って業者が古… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「病治る尊者像」今は触らないで 善光寺も一部参拝停止
新型コロナウイルスの緊急事態宣言の全国拡大を受け、善光寺(長野市)は5月6日まで一部の参拝を停止する。国宝・本堂の参拝は靴で入れる外陣までで、触れると病気や痛みが治るとされるびんずる尊者像にも「触れないで」と求める紙が貼られた。暗闇の中を歩く「お戒壇巡り」もできなくなる。 他に、拝観が停止となるのは山門、経蔵、日本忠霊殿、善光寺史料館。若麻績(わかおみ)享則寺務総長によると、疫病などでの参拝・拝観の停止は記録にはないという。6年に一度の来年のご開帳の開催可否については「今の状態が早く改善してほしい」と述べるにとどめた。 参拝に訪れた千曲市の内山瑞穂さん(39)は「善光寺は親近感がある県民の心のよりどころなのでびっくりしている。でも、仕方ないかな」と話していた。(遠藤和希) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
家食の今こそ 望月理恵お勧め、食感際立つ「鍋でご飯」
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、外出自粛が呼びかけられる中、3食とも家ご飯が続き、献立に頭を悩ませている家庭も少なくないだろう。タレントで、日本テレビ系「ズームイン!!サタデー」に出演中の望月理恵さんは、鍋でお米を炊くことを勧める。「鍋で炊くと、それぞれのお米が持つ特徴的な食感が際立ち、本当においしい」という。その、こだわりぶりを聞いた。 お気に入りは鋳物ホーロー鍋 この20年くらい、炊飯器を使ったことがありません。お米は専用の鍋で炊いています。 炊飯器はキッチンの中で意外に場所を取ると感じ、試しに鍋で炊いてみたんです。そしたら、本当においしく炊けて、驚きました。以来、鍋派です。 拡大する望月理恵さんが炊飯に使う鍋=山本和生撮影 今のお気に入りはフランス・ストウブ社製のご飯を炊く専用の鋳物ホーロー鍋で、5年くらい使っています。鍋全体の熱対流がよく、ふたの裏側についた突起が蒸気を水滴にして満遍なく米の上に落とすので、米が立って炊け、味は絶品です。 炊飯器だと決められた量の水を… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
妊婦用に配布した布マスクに「黒ずみがあった」。不良品の報告が1900件【新型コロナ】(ハフポスト日本版)
厚生労働省は4月18日、妊婦を対象に配布を始めた布製マスクに汚れなどの付着があったと発表した。 厚労省によると、「糸くずが入っていた」「黒ずみがあった」といった報告が相次いだという。不良品の報告事例は17日午後9時時点で、全国80市区町村から1901件に上る。 厚労省は14日から、妊婦用に布マスクを配布をする市区町村に対して、50万枚分の発送を開始していた。妊婦1人に2枚ずつ配布される予定という。 厚労省は、布マスクのメーカーに対して生産体制の見直しや検品体制の強化を要請。市町村に対しても、配布する際に目視での確認を徹底するよう求めている。不良品が届いた場合は交換する。 布マスクはすでに、介護施設向けに約1930万枚が配布済みで、小中学校向けにも約800万枚が配布される。不良品の報告は、介護施設で髪の毛の混入が1件、小中学校向けでは虫の混入が1件あったという。 厚労省は、17日から配布が始まった一般世帯向けの布マスクについては「メーカーから納品された商品について目視をした上での配布を行っており、同様の事例が生じる可能性は減じている状況です」と説明している。 濱田理央(Rio Hamada) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
新型コロナ死者、世界16万人超 感染者は230万人上回る(共同通信)
【ジュネーブ共同】米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルス感染症による死者が19日、世界全体で16万人を超えた。死者の9割近くが集中する欧米を中心に被害拡大が続いている。感染者は230万人を上回っている。 死者は3月20日に1万人を上回って以降、4月2日に5万人、10日に10万人を超え、増加ペースが急加速。14日に12万人を上回ってからは連日、1万人以上が上積みされ、17日には15万人を超えていた。 世界保健機関(WHO)の18日付状況報告によると、死者の67%は欧州地域事務所管内に集中。死者数が最多の米国は一国で21%を占めている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「ほんとに泣きそうになった」 新潟県燕市が帰省自粛学生に「コシヒカリ」と「布マスク」等送る応援施策、申し込んだ学生が感謝語る(ねとらぼ)
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)が拡大する中、新潟県燕市が帰省を自粛している学生に対して「燕市産のコシヒカリ5キロ」と「手作り布マスク1枚」などを送る応援を行っています。「市内有志の皆さんからのご厚意」で実施されているというこの支援に申し込んだ学生を取材しました。 【画像で見る:鈴木市長からの手紙(全文)】 行われているのは、燕市への帰省を自粛している、新潟県外に住む燕市出身の学生に対して、「燕市産のコシヒカリ5キロ」と「手作り布マスク1枚」などを燕市が送るという応援施策。市内有志からの厚意で実現したものだといい、当初は首都圏在住の燕市出身者で東京つばめいと(※)に登録した人を対象にしたものでしたが、緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大されたことを受け、4月17日からは「新潟県外のすべての都道府県」に対象地域が拡大されました。 (※)東京つばめいと……燕市出身で首都圏在住の18~30歳の人(市内に通勤通学していた人も含む)を対象にしたもので、「首都圏で暮らしている燕市出身の若者の応援」「燕市出身の若者同士が交流できる場の提供」「登録者と燕市や市内企業とをつなぎ、Uターンを促進(Uターン相談など)」を目的に設立。 「なんかほんとに泣きそうになった」――母からのLINEで知ったふるさとの支援 Twitterではこの支援に申し込んだ人からの「なんかほんとに泣きそうになった、、ありがとう燕、全国に誇れるふるさと」というツイートが話題に。 ねとらぼ編集部ではツイートを行った学生のとしき(@adtr_toshi23)さんを取材し、どのように施策を知ったのか、支援物資が届いたときの気持ちなどを聞きました。 ――支援品を受け取ったときの率直な感想を教えてください。 としき:本当に感動しました。地元燕市の温かさを感じる支援品でした。中に鈴木市長からのお手紙が入っていたのですが、その内容を読み、涙が出そうになりました。地元から離れても、燕市民のことを思い続けてくれるのがとてもよく伝わりました。素晴らしい取り組みだと思います。 ――燕市産のコシヒカリ5キロ、手作り布マスク1枚、市長からの手紙のほかにも支援品も入っていたようですね。 としき:他にはみそ、乾燥マイタケ、きゅうり、ミョウガのみそ漬けが入っていました! ――燕市の学生応援施策を知った経緯について教えてください。 としき:きっかけは母からのLINEでした。「燕市出身の学生に燕市からお米とマスクが配布されるらしい」という旨のメッセージが来て、つばめいとから申し込みをしました。 ――支援品が届いたのはいつごろでしょうか。 としき:4月12日に申請を行い、届いたのは4月18日です。 ――最後に今回の支援を通じて感じたこと、伝えたいことがあれば教えてください。 としき:今、(新型)コロナウイルスによって大変な思いをしている方たくさんいらっしゃると思います。ですがこんな時こそ、燕市が行った取り組みのような人を思いやる気持ちが一番大切なのではないでしょうか。こういった人の温かさに触れることで頑張ろうという気持ちになれます。 大変だからこそ、支え合って乗り越えたい。そんな想いが伝わる燕市からの対応でした。こういった取り組みが全国的に広まっていけばいいなと思っています。 燕市によると、応募時期によっては送付内容が変わる場合もあると言い、現在多くの応募があり、「発送までお時間をいただいております」とのこと。帰省自粛学生への応援の詳細については燕市の「東京つばめいと」のページで紹介されています。 画像提供:としき(@adtr_toshi23)さん (Kikka) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
福井県のマスク販売法に高まる期待 ドラッグストアと協力し全世帯に「購入券」配布へ(J-CASTニュース)
福井県が県内全世帯にマスク100枚分の購入券を配布する。2020年4月19日、福井新聞が報じ、ネット上で大きな話題になっている。 同日、マスク販売に協力する、福井県を中心にドラッグストアを展開するゲンキーも購入方法の詳細を公式サイト上で発表した。 ■「グッドジョブ」と評価、他県民も導入希望 ゲンキーの発表によると、福井県は4月23日から「マスク購入券」を郵送し、その購入券をゲンキー店舗のレジに提示すると、券面に記載の金額で、専用のマスク2箱(各50枚入)が購入できる。県民に行き届く用意があり、数日に分けて店舗に納品される。一時的に店頭欠品する場合はあっても、慌てずに店舗に来るように呼びかけている。 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴いマスク不足が続く中、販売店に人が密集したり、マスク欲しさに店員にクレームを申し立て警察沙汰になる事態に陥っている。マスクの販売方法をめぐっては、大手ドラッグストアの開店時の販売の中止や、福井県越前町のドライブスルー形式での販売など、工夫を凝らす企業や自治体が増えている。 今回の購入券の配布については、ツイッター上でも「優秀」「グッドジョブ」など好意的な声が多数寄せられている。 「マスク購入券を県内全世帯に配布する福井県の取り組みが優秀」(日本文学研究者のロバート・キャンベルさん) 「福井県、グッドジョブですね!」(脳科学者の茂木健一郎さん) ツイッターでは福井県民以外の人からも「自分の県でも」「全国に広まってほしい」などとの声が続出している。 4月13日には、前東京都知事の舛添要一さんも「布製マスク2枚よりも、全国民に50枚分のマスク購入券を送り、その券以外では買えないようにする」などと、購入券での販売方法を推していた。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
橋下徹氏、感染した著名人の謝罪に疑問…「感染者が悪者扱いにされてしまうことを助長してしまう」(スポーツ報知)
元大阪府知事の橋下徹氏(50)が19日放送のフジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜・前7時半)に生出演した。 【写真】安住アナ、PCR検査で陰性判定の橋下氏に「元大阪府知事だから優先してみたいなことあったんですか?」 番組では、石田純一、テレビ朝日の富川悠太アナウサー、赤江珠緒ら著名人が新型コロナウイルスに感染したことを伝えた。 橋下氏は「著名人の方、ある意味、世間の方にメッセージを発しなければいけないので、みなさん感染したことについて謝罪をされるんですが、それは絶対に必要ないと思います」と指摘した。 さらに「感染はみんな可能性があるんで、それで謝罪なんかしていたら、感染者が悪者扱いにされてしまうことを助長してしまう」と訴えた。 一方で「ただ、テレ朝の富川さんのように熱を出してそのあと仕事を続けてしまった、ここは反省、謝罪は必要なのかもしれませんが」としたが「感染したこと自体で世間に謝罪することは必要ないと思います」とコメントしていた。 報知新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース