新型コロナウイルスの感染拡大は、出版業界にも影響を与えている。ファッション誌は制作が特に困難で、2カ月分を1冊にまとめる合併号にするなど事実上の臨時休刊状態になる雑誌も相次いでいる。なぜ苦境に立たされているのだろうか。 集英社は9日、「MORE(モア)」や「Marisol(マリソル)」などファッション7誌について、6月号と7月号を合併号とし、6月号の発売日だった4月下旬~5月に発売すると発表した。14日には、「non―no」の7月号と8月号を合併して5月に発売すると追加発表した。同社広報部は「撮影や取材が難しいため」としている。 光文社も10日、「VERY」「JJ」などファッション誌を中心に8誌の4~6月発売予定号を合併号にするなどと発表した。主婦と生活社の「LEON」「ar」も同様だ。 背景には、ファッション誌特有の事情がある。 モデルに様々な服を着せての撮… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
医療現場の窮状に差別や偏見、新型コロナ“当事者”のJFA田嶋会長が危機感訴え(AbemaTIMES)
新型コロナウイルス感染が判明し、入院治療を受けた日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長。退院から2週間が経ち、『ABEMA Morning』の単独オンライン取材に当事者として感じた現状や医療現場の実態、若い世代にも伝えたい強い思いを語った。 【映像】田嶋会長語る入院生活 「多分私が最初に名前を公表した(新型コロナ感染の)患者だと思う。そうすることによって、感染の広がりを抑えたいと思ったし、皆さんに意識してほしいと思った」 感染を公表した経緯についてこう話す田嶋会長。体調に配慮する中、自身が感染したことについては「申し訳ないという気持ちだった」と語る。 「必ず(手を)消毒して食事したり、うがい・手洗いは人よりやっていたと思う。自分が感染したと聞かされた時に、『会っていた人たちにうつっていなければいいな』と。保健所から濃厚接触者の方たちにアナウンスがあったと聞いている。自分が感染の元になってしまったら本当に申し訳ないという気持ちだった。JFAとしても、2週間が経って誰も感染していなくて安心した」 田嶋会長は18日間の入院生活で、医療崩壊の直前とも言える現場を目の当たりにしたという。 「毎日私の部屋に看護師や医師、清掃の方がいらっしゃるわけだが、その度に防護服を捨てて手を消毒してという作業をされて、防護服は本当に足りないなと。私が入院した3月中旬から退院するまでの間に『防護服が足りない』と看護師さんが言っていた。日に日にベッドが埋まっていき、バタバタしている様子で、3月中旬から4月頭までに新型コロナ感染の状況が大きく変わったと肌で感じた」 退院後、田嶋会長は感染者であるがゆえの厳しい現実に直面することになる。 「やはり偏見だとかいろいろなことがあるのは事実だなと。これは新しいウイルスで、わからないことが多いのは当然だと思う。患者であった私だけに対することではなく、医療従事者の方々に対してもそういうものがあるのはすごく残念。こういうことが続いていくことで、『隠蔽しよう』『PCR検査を受けないようにしよう』という風潮になることを心配している。最前線でたたかっている医療従事者たちをみんなでしっかりケアしていくこともしなければいけない」 そして16日、緊急事態宣言が全国に拡大された。不要不急の外出自粛などにより、人々の生活は一変。田嶋会長は、感染者数の割合が少ない10代なども含め、さらに危機感を持つことの重要性を訴えた。 「今誰でもうつるという状況になっている。世界や日本で多くの人が亡くなっていることを考えると、みんなが自主的に自粛し、新型コロナウイルスを駆逐していかなければならない。国民として自粛に協力し、1日でも早くウイルスとのたたかいに勝ちたい。1人でも死者を出さないように努力したい。みんなで協力しましょう」 (ABEMA/『ABEMA Morning』より) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
名古屋の住宅街に野生カモシカか 16日から目撃情報(共同通信)
17日午前7時45分ごろ、名古屋市名東区富が丘の住宅街の路上に「シカが1頭いる」と110番があった。名東署によると、野生のカモシカとみられ、署員や市職員らが現場で取り囲んでいる。けが人はいない。 守山署によると、16日午後7時ごろに同市守山区で、17日午前7時ごろには隣接する尾張旭市内でも数件の目撃情報があった。 現場は、市営地下鉄東山線藤が丘駅から北に約500メートルの住宅街で、近くには小学校もある。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
茂木健一郎氏、経済同友会「電子マネー」発言に「お肉券とかお魚券とか、そういう亡霊が消えたと思ったら」(スポーツ報知)
脳科学者の茂木健一郎氏(57)が17日までに自身のツイッターを更新。政府は新型コロナウイルス対策として国民1人当たり10万円の現金一律給付の検討に入ったことを受け、私見をつづった。 【写真】田崎史郎氏、10万円給付に「麻生さんはやりたくない…」 茂木氏は16日夜、経済同友会の桜田謙悟代表幹事が「電子マネー」での給付が望ましいと発言したことを報じたニュースを引用リツイート。その上で「お肉券とかお魚券とか、そういう亡霊がやっと消えたと思ったら、何でまたここに戻ってくるかな。なぜ、一人ひとりの国民が、自分にとって一番良い使い方は知っていると仮定できないんだろう」と疑問を呈し、「悲しくなる」と嘆いた。 さらに一夜明けた17日もツイッターを更新し「無制限の一律での現金支給の一択でしょう」「まあ、電子マネーは要らないよね。なんで余計なことばかり考えて、肝心の行動は遅いんだろう。情けない」と苦言を呈していた。 報知新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
将棋・菅井竜也八段、異名募集を開始 先輩・久保利明九段の「捌きのアーティスト。あれかっこいい。」(AbemaTIMES)
将棋の菅井竜也八段(28)が4月16日、Twitterで自分の異名を募集する投稿をし、ファンの反響を呼んだ。 【映像】菅井竜也八段と佐々木勇気七段の一局 菅井八段は、王位のタイトル経験者で、順位戦でも来期からA級入りを決めている実力者。早見え早指しが特徴で、アマチュアに人気がある振り飛車の使い手ということもあり、ファンも多い棋士の一人だ。 現在、ABEMAで放送中のプロ初の団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」で、同じ関西所属の振り飛車党、久保利明九段(44)、今泉健司四段(46)とチームを組み、共同のTwitterアカウントも始動させたが、このアカウントで「質問ではなくお願い」との書き出しから「捌きのアーティスト。あれかっこいい。」と、久保九段の異名である「捌きのアーティスト」についてコメント。さらに「そこで、私にも何か作ってください。良いのがあれば採用しようかな。」と続けた。 投稿直後からファンが反応し「やんちゃ振り飛車」が人気の中、出身地である岡山が生んだ名棋士であることから「岡山の奇跡」という案も出ていた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
知事会、大型連休中の帰省自粛を 休業補償、重ねて国に要求(共同通信)
新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言の対象地域が全都道府県に拡大されたのを受け、全国知事会は17日の対策本部会合で、国への緊急提言を公表した。人の往来による感染拡大を防ぐため、大型連休中の帰省自粛を国の責任で国民に呼び掛けるべきだと強調。知事の要請で休業した事業者らへの補償を重ねて求めた。 会合はオンラインで開催。会長の飯泉嘉門徳島県知事は「感染拡大予防の重要な局面だ。結束して難局を乗り越えたい」と述べた。 提言は、国が休業事業者の損失を補償した上で、自治体向けの1兆円の臨時交付金を財源として、事業者に協力金を交付できるようにすべきだと訴えた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
相鉄・JR直通線に乗ってみた(47NEWS)
【汐留鉄道倶楽部】横浜駅をターミナルに神奈川県央の住宅地へ路線を伸ばす相模鉄道が、直接東京の都心に乗り入れるという構想を聞いたのは15年ぐらい前だったと思う。昨年11月30日、その一部となる相鉄・JR直通線が開通した。新たな相互乗り入れである。 開業した新線区間は、相鉄線の西谷から分岐して既存のJR貨物専用駅の羽沢(はざわ)に連絡する約2・7キロ。羽沢は旅客駅の羽沢横浜国大として整備され、新線開通と同時に開業した。同駅からは既存のJR貨物線に乗り入れて横須賀・新宿湘南ラインの武蔵小杉で合流、さらに同ラインで新宿に至るという新ルートである。 これにより、相鉄線二俣川―新宿で比較すると、従来の横浜乗り換えで約1時間だったのが、乗り換えなしで約45分と15分も短縮された(料金はほぼ同じ)。 開業後4カ月たった現在、新ルートにはまだ固有の名称、愛称がないので分かりにくい。これは試乗してみるほかないと、西谷から直通列車に乗ってみた。 直通電車は日中1時間に2~3本と少ない。相鉄は直通用として新たに12000系電車を開発、投入したが、インパクトあるのはその色だ。雑誌などで紹介された画像では「黒?」に見えるが、実際見てみると光沢のある青みがかった黒という感じ。光線の具合で微妙に印象が変わる。 相模鉄道によると「横浜ネイビーブルー」という色で「おしゃれだと女性にも評判いい」というが、一部鉄道ファンからは「風景の中では目立たず撮影が難しい」の声も聞かれる。私自身は「深みがあって、写真で見るより実物の方が断然魅力ある」と答えることにしている。 10両編成の電車が2面4線に改築された西谷駅を出発すると、すぐにトンネルに入る。シールドトンネルをずんずん進んで約3分で今回唯一の新駅、羽沢横浜国大に到着だ。駅は巨大な貨物ターミナルの端に位置し、改札口を出るとターミナルの上を対岸まで横断できる歩道橋があって、貨物の交換作業がよく見えておもしろい。しかし駅前にほかに目立つものはない。横浜国大の西門まで徒歩15分というが、キャンパスは見えない。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
犬猫「殺処分ゼロ」にもコロナの影 助けられる命が…
殺処分を避けるために保護された犬や猫が行き場を失っている。動物愛護センターなどから引き取った保護団体による新たな飼い主探しが、新型コロナウイルスの影響で難しくなっているからだ。「殺処分ゼロ」を目指す全国的な取り組みが進んできたが、その流れが変わる可能性も出てきた。間もなく、季節繁殖動物である猫の出産ラッシュも始まる。 保護犬・保護猫を多数かかえている保護団体は、緊急事態宣言の対象となった7都府県を中心に、どこも苦境に立たされている。 埼玉県川越市などで2軒の保護猫カフェを運営する「ねこかつ」では、営業時間を3時間短縮して正午~午後5時までとしたうえで、大宮日進店(さいたま市)は平日を休業にした。入店制限を行うことで人の密度を下げていることもあり、来店者は激減。月8回のペースで開催していた譲渡会も「3月以降は全滅」(梅田達也代表)という。 常時200匹程度の猫を保護しているが、譲渡数はこれまでに比べて9割も減ってしまった。出ていく数が減っているので、新たに受け入れられる数も減らさざるを得ない。梅田さんは危機感を募らせる。 「これから野良猫が産む子猫が増えていく季節。保護団体の受け入れ能力は限界に近づいており、このままでは自治体での殺処分が増えてしまう」 東京都墨田区の一般社団法人「… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
世界報道写真コンテスト、大賞に千葉康由さん デモ撮影
オランダの世界報道写真財団が16日、主に2019年に世界各地で撮影された写真を対象とした第63回世界報道写真コンテストの結果を発表した。AFP通信の千葉康由さん(48)が大賞を受賞した。日本人の受賞は41年ぶり4人目。受賞作品を展示する世界報道写真展は、コロナウイルス感染拡大で今年の開催は未定となっている。 大賞となったのは、スーダン首都ハルツームで催された文民統制を求める対話集会で、抗議の詩を叫ぶ若者を写した1枚。当局により電力やインターネットが遮断される中、デモ参加者が携帯電話を駆使する様子は、アフリカの発展も映し出した。 大賞受賞を受けて千葉さんは「スーダンの人々の思いへ再びスポットが当たることに感謝するとともに、歴史的な報道写真アーカイブの一枚に選ばれたことを光栄に思います」と述べた。「その場に居合わせなければ知ることができないことが世界や日本でたくさん起きています。世界報道写真財団がこの写真を選んでくれたことは、世界を変えていこうとしている人々への励ましであり、また、フォトジャーナリストたちへの期待のメッセージであるとも感じています。自分たちが歴史の中に生きていることを自覚しながら、これからも撮影していこうと思います」。 千葉さんは1995年に朝日新聞写真部員となり2007年にフリーランスに。11年にAFP通信に入社し、現在ケニアを拠点に活動している。同コンテストには、09年と12年にも入賞。12年には、東日本大震災の被災地の人々をとらえた写真で「ニュースの中の人々」部門1位を受賞した。他に、EPA通信の黒川大助さん(44)も「スポットニュース」の部で入賞した。 レゲト・マコラ審査委員長は「… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
性的少数者も性暴力被害 フラワーデモで当事者が訴え
「性暴力をステレオタイプで捉えないで」。福岡市で開催された性暴力に抗議する「フラワーデモ」で、一人のトランスジェンダーが声を上げた。LGBTQ+(性的少数者)にも被害者がいることを知ってほしいからだ。今後もデモに参加しようと思っている。 フラワーデモは昨年4月に東京で始まり、その後各地に拡大。「国際女性デー」の今年3月8日の全国一斉デモで一区切りとなった。だが福岡市では、その後も続いている。 3月11日。福岡市のトランスジェンダー小野アンリさん(35)は「LGBTQ+の中にも性暴力サバイバーはいます」などと書かれたプラカードを持ち、マイクの前に立った。「性暴力をステレオタイプで捉え、被害を矮小(わいしょう)化してほしくない。被害者は女性だというのも、その一つだ」。女性の体で生まれたが、幼い頃に「自分は女ではない」と気づいた。 7歳の時、少し年上の子どもか… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル