埼玉県の大野元裕知事は15日、記者会見を開いた。同県では14日時点でパチンコ店が145店舗営業していたと言い、「自粛要請に応えていただけないことは残念。クラスターの発生リスクがあるからこそ(自粛を)お願いしている。対応をしっかりとしていきたい」と述べた。 大野知事は、「埼玉県では通報のあった店舗だけでなく全店舗を対象に調査している」と指摘し、近隣都県との関係では「必ずしも同じ比較の対象にはならないと思う」とも指摘した。 記者から「(今後)店舗名を公表するとかえってその店舗に人が集まるのではないか」と追及されると、「そういった懸念はあろうかと思うが、埼玉県の方々は大変生真面目」だと説明。「今回の法律(特措法)の立て付けでは知事にしても法的な罰則の担保がない。できることをやるということで、法の立て付けに従って次は(店舗名の)公表ということになる」と述べた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
介護施設死少なくとも39人 厚労省「網羅的把握せず」(共同通信)
厚生労働省は15日の衆院厚労委員会で、介護施設で新型コロナウイルスに感染した入所者や職員が、少なくとも446人おり、うち39人が死亡したと明らかにした。厚労委で説明した同省幹部は自治体公表資料などに基づく算出だと述べ、同省として「網羅的には把握していない」と語った。 共同通信が13日にまとめた全国調査によると、介護入所施設での感染者は計700人おり、うち79人が亡くなったことが判明している。厚労省は自治体への全数調査をしておらず、自治体別の数字も明らかにしていない。実態の半分しか死者を把握できていないことになる。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
首相、WHOのコロナ対応検証を提案へ 年次総会で「おそらく通る」(産経新聞)
安倍晋三首相は15日、ジャーナリストの櫻井よしこ氏が主宰するインターネット番組「言論テレビ」で、新型コロナウイルス感染症をめぐる世界保健機関(WHO)の対応に関する検証を、18日から始まるWHO年次総会で提唱する方針を明らかにした。 首相は新型コロナが「中国から世界へ広がったのは間違いない事実だ。(日本は)自由な形で情報や知見が共有されないといけないと主張している。今回、課題があった」と指摘。その上で「欧州連合(EU)とともに公平で独立した包括的な検証を行うべきだと提案する」と述べた。 首相は提案に関し「おそらく通るだろう。中国が賛成する可能性が非常に高まっている。その努力をしていきたい」とも語った。 また、周辺で中国公船が領海侵入を繰り返す尖閣諸島(沖縄県石垣市)に関しては、中国側に「日本の意思を見誤らないでもらいたいとしっかり伝えている」と話した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Summer Koshien organizers mulling cancellation due to virus concerns
Organizers of Japan’s National High School Baseball Championship are mulling the possibility of canceling this summer’s tournament in light of the coronavirus pandemic, a source familiar with the matter said Friday. According to the source, the Japan High School Baseball Federation will discuss whether to cancel the Aug. 10 to […]
舟盛りは自粛?小分け? 大阪の店主ら、苦しい感染対策
新型コロナウイルスで緊急事態宣言が続く大阪府で、飲食店や商業施設に対する休業要請が16日から、独自基準に基づき一部解除される。街は再開へ一歩を踏み出したが、求められる感染予防対策をすべて守っていては商売が成り立たない店もあり、対応に頭を悩ませている。 拡大する客席の間に、透明の仕切り板を設置する担々麺専門店「揚揚」の吉留昭治さん(手前)=2020年5月15日午前11時27分、大阪市北区天神橋6丁目、松浦祥子撮影 「不安は尽きないけど、開店を待ち望む客がいる。声に背中を押された」 大阪市北区の担々麺専門店「揚揚(ヤンヤン)」の店主、吉留昭治さん(68)は語る。4月6日から休業していたが、今月18日に営業を再開しようと、府が解除を発表した14日に麺を発注した。 店内はカウンター席が中心で狭いが、府の示した対策に従って座席の間にパーティションを挟み、調理場とカウンターの間に透明のシートをぶら下げた。 加えて、これまで客席の箸入れに直接入れていた割り箸を、個包装のものに変え、飲み水のピッチャーも客が触るたび消毒しようと考えている。「第2波が怖い。商品を絞り、売り上げより感染対策に気を配りたい」と慎重だ。 海鮮料理が売りの大阪市港区の居酒屋「ふる里」では、「大皿での取り分けによる食品提供の自粛」との府の対策に困惑する。 店の看板メニューは、伊勢エビや刺し身の舟盛り。「小分けにすれば、なんのこっちゃとなってしまう」と三枝潤店長(44)。新たに小皿をそろえて出費がかさめば、売り上げ減に加えて痛手にもなる。 拡大するミニシアター「シネ・ヌーヴォ」では、69席のうち34席を外して座席を半減させたが、それでも間隔は約50センチしか取れない=2020年5月15日午後2時47分、大阪市西区九条1丁目、松浦祥子撮影 解除の対象には映画館も含まれた。大阪市西区のミニシアター「シネ・ヌーヴォ」では、休業中に定員を半分にすることを決め、座席を一つおきに外した。府の対策では、座席の間隔を最低でも1メートル確保するとされたが、50センチ空けるのが精いっぱいという。 山崎紀子支配人(43)は「制限は必要と思うが、定員をこれ以上減らすと経営が立ちゆかない。どう折り合いをつければいいのか」と、6月1日予定の再開を前に思案顔だ。 全国で約150のパチンコ店を… 【5/19まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
新型コロナで初の労災認定 「騒ぐな」悩む医療従事者も
新型コロナウイルスへの感染が労働災害(労災)にあたるとの申請が今月14日までに39件あり、すでに2件を労災認定したことを、加藤勝信厚生労働相が15日の閣議後記者会見で明らかにした。新型コロナ感染の労災認定は初めて。1件が医療従事者という。 労災認定されれば、治療費は労災保険から全額支給され、仕事を休めば一定期間の平均賃金の8割が原則補償される。ウイルス感染の際は感染経路の特定が重視されるが、厚労省は医師や看護師など感染リスクが高い医療従事者の場合、業務外での感染が明らかな時を除いて原則労災と認めることにしている。 加藤厚労相は「何かあったときに安心感を持っていただく意味で、労災保険が役割をしっかり果たすことが重要だ」と述べ、医療従事者が感染した場合は速やかに労災申請を促すよう、日本医師会などを通じて病院などに協力を要請したことを明らかにした。厚労省は新型コロナを受け、スーパーのレジ担当や保育士など日常的に不特定多数と接する仕事などの場合も、具体的な感染経路が分からなくても柔軟に労災認定する方針を示している。 職場からは申請の説明なく… 政府が労災申請を呼びかける一方、現場の医療従事者にとって、労災申請のハードルが低くない実態も浮かび上がっている。 15日は新型コロナの集団感染… 【5/19まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
昨年の参院選の不明票、計数機の中に挟まっていた…
那覇市選挙管理委員会は15日、昨年7月にあった参院選の投票用紙2票が計数機の中から発見されたと発表した。今月29日告示の県議選の開票作業に備え、計数機を準備していた最中に見つかった。 市選管によると、13日にエアコンプレッサーなどを使って計数機のほこりの掃除などをしていたところ、1台の計数機の中に2票が挟まっているのが見つかった。 昨年7月21日に投開票された参院選沖縄選挙区の投票用紙だった。沖縄県選管によると、2票とも、投票者数と実際の票数が食い違って「有権者が投票所から持ち帰った票」と市選管がみなした不明票とみられる。 市選管は翌14日、市選管の計数機全61台を点検したが、ほかに票は見つからなかったという。 市選管は「選挙結果に影響はない」とするが、有権者の投票を反映させられず、「深くおわび申し上げます」と謝罪。その上で「絶対にあってはならないこと。再発防止に努める」としている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
安倍首相答弁は「中世の亡霊のよう」検察OB意見書(日刊スポーツ)
松尾邦弘元検事総長(77)ら検察OBが15日、法務省に対し、検察官の定年延長を可能とする検察庁法改正案に反対する意見書を提出した。その意見書の中で、安倍晋三首相(65)の国会での答弁を、フランスの絶対王政を確立したルイ14世が発言したとされる、「朕(ちん)は国家である」という言葉になぞらえ、「中世の亡霊のよう」と批判した件があった。 【写真】安倍首相、黒川検事長人事に言及「まだ決めてない」 意見書の1ページ目にある第1項の冒頭には、黒川弘務東京高検検事長が2月8日に定年の63歳に達し、退官の予定だったが、その直前の1月31日に、定年を8月7日まで半年間延長する閣議決定が行われ、同氏が定年を過ぎた現在も現職にとどまっているという事実関係が記されている。 そして2ページ目の第3項には「本年2月13日衆議院本会議で、安倍総理大臣は『検察官にも国家公務員法の適用があると従来の解釈を変更することにした』旨述べた」と事実関係を紹介。その上で「これは、本来国会の権限である法律改正の手続きを経ずに内閣による解釈だけで法律の解釈運用を変更したという宣言であって」と続けた。 そして、安倍首相の答弁について「フランスの絶対王政を確立し君臨したルイ14世の言葉として伝えられる『朕は国家である』との中世の亡霊のような言葉を彷彿(ほうふつ)とさせるような姿勢であり、近代国家の基本理念である三権分立主義の否定にもつながりかねない危険性を含んでいる」と批判した。 さらに「時代背景は異なるが」と、ただし書きを付けた上で、17世紀の政治思想家ジョン・ロックが著書「統治二論」で書いた「法が終わるところ、暴政が始まる」という言葉を紹介し「警告している。心すべき言葉である」とつづった。 意見書は、森雅子法相宛てに書かれた。意見書を取りまとめた、元最高検察庁検事の清水勇男氏(85)は、保坂和人法務省大臣官房審議官に渡したと説明し「国会で大臣はいないけれども、戻り次第、きちんとお渡しするという確約を得た」と語った。【村上幸将】 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
11月に住民投票 松井大阪市長、改めて強調「大阪モデル」達成続けば(産経新聞)
大阪維新の会代表の松井一郎大阪市長は15日、大阪都構想の住民投票について、新型コロナウイルス感染対策で大阪府が定めた独自基準「大阪モデル」の達成が今後も続けば、予定通り11月1日に実施したい意向を示した。市役所で記者団の質問に答えた。 大阪モデルが14日に7日連続で達成し、休業要請の段階的解除が決まったことを受け、松井氏は「いまは医療崩壊を起こす状況ではない。感染者が増えても押さえ込める」と強調。「そういう中なら民主主義の根幹である選挙や住民投票はやるべきだ」と述べ、感染状況を見極めながら、改めて7月ごろに実施時期を正式に判断するとした。 11月に住民投票を実施するには、6月にも府市の法定協議会で制度案をとりまとめ、9月には府市両議会で可決する必要がある。 しかし、感染拡大を受け、5月に予定されていた市民向けの法定協の説明会が中止となり、動画配信されることが決まるなど影響を受けていた。 維新幹部によると法定協は、6月11、19日の日程で調整されており、19日にも制度案の正式決定が行われる見通し。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
休業解除、近畿で足並み「大阪モデル」京都や兵庫(産経新聞)
新型コロナウイルス対策に伴う休業要請の解除をめぐり、近畿6府県の対応が15日、出そろった。大阪府が独自基準「大阪モデル」を示した後、京都府や兵庫県も基準を策定。滋賀、奈良、和歌山の3県も大阪に合わせて休業を解除し、近畿圏が関東圏に先駆けて足並みをそろえる形となった。「ウイルスとの共存」に向けて、それぞれの地域に合わせた新たな行動基準が作られつつある。 【図】近畿6府県の自粛要請解除の状況 「京阪神は経済圏が一致している。自粛解除の範囲はそろえるべきだし、実現できたとすればよかった」 大阪府の吉村洋文知事は15日、京都府と兵庫県の解除決定を受け、記者団にこう述べた。 大阪、京都、兵庫の3府県は引き続き緊急事態宣言の特定警戒に指定されている。事務方が解除の範囲などを調整し、対象施設はほぼ一致した。感染拡大を防ぐためには府県境を越えた往来の自粛が求められる。 京都府は4項目の判断基準にのっとり、16日午前0時から段階的に休業要請を解除。京都市も18日以降、京都市動物園や二条城などを再開するが「広域的な移動を促さないため」としていずれの施設も利用者は京都府民に限定している。 京都府の西脇隆俊知事は「大阪、兵庫とは一定の経済圏を共有していて、ある程度歩調を合わせることが感染拡大防止につながると思っている」と話した。 兵庫県では特に神戸、阪神間地域が大阪府との交流圏域にあたり、自粛要請の強度に差があれば、府県境を越えた往来を助長する危険性があるとして、これまでも大阪と歩調を合わせた対策を取ってきた。 井戸敏三知事は15日の会見で「兵庫と大阪は交流圏としての関係が強い。整合性をもって同じようにしないといけない。基本的に解除対象や時期などは合わせた」と説明した。 一方、3府県より先に緊急事態宣言が解除された滋賀、奈良、和歌山の3県も警戒態勢を崩していない。 15日に全面的に休業要請を解除した滋賀県の三日月大造知事は、京都や大阪を念頭に「注意、警戒は緩められない」と強調し、関西圏で引き続き連携を取っていく考えを示した。 奈良県では大阪に通勤・通学する「奈良府民」が多く、一定の往来は避けられない。荒井正吾知事は「接客を伴う飲食店など感染する可能性のある場所への訪問は避けてほしい」と強く呼びかけた。16日午前0時に休業要請を一部解除すると決めた和歌山県。対象業種は大阪と大筋で足並みをそろえた。仁坂吉伸知事は府県境をまたぐ往来自粛を求めた上で「大阪より緩めれば和歌山に来てしまう。厳しくすれば、県民が大阪に行ってしまう。大阪とできるだけ基準を合わせる必要がある」と説明した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース