立憲民主、国民民主、共産などの主要野党の国対委員長は11日、国会内で会談し、検事長らの定年延長を可能にする検察庁法改正案の撤回を与党に求める方針を確認した。立民の安住淳国対委員長は「全力で阻止したい。徹底的に戦う」と述べた。 検察庁法改正案は国家公務員の定年を引き上げる国家公務員法改正案と一体で審議されており、政府・与党は今週中の衆院通過を狙う。安住氏は与党側が委員会などで強行採決に踏み切った場合、「3密と批判されるかもしれないが、物理的抵抗をしたい」とも語った。 ツイッター上で改正案に対する抗議が記録的な数に達していることについては「政治運営に対する批判が一気に噴出しているのではないか。安倍晋三政権の本質が問われる問題だ」と指摘した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
駐車車両に刃物傷の遺体、埼玉 死体遺棄事件で捜査(共同通信)
埼玉県和光市白子のマンション駐車場で10日、止まっていた軽乗用車の中から遺体が見つかった。11日に遺体は男性と判明、捜査関係者によると、上半身に刃物による傷があり、朝霞署は死体遺棄事件とみて身元などを調べている。 捜査関係者などによると遺体は10日午後2時40分ごろに見つかった。布のようなものに包まれて車内の後部に置かれており、死後数日経過しているとみられる。軽乗用車は東京都板橋区内で盗まれ、4月14日に盗難届が出ていた。 軽乗用車が1週間近く止まっていることを不審に思ったマンション住人が10日午前、朝霞署に連絡し、駆け付けた署員が遺体を発見した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
コロナ諮問委に経済専門家追加へ 衆院予算委で西村担当相(共同通信)
西村康稔経済再生担当相は11日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルス感染症を巡る政府の諮問委員会に関し「経済、社会への影響に見識の深い専門家に加わってもらう方向で現在調整を進めている」と述べた。「経済財政諮問会議との橋渡しもできる態勢を取れればと考えている」との方針も示した。 西村氏は感染症の専門家から、経済などへの影響を検討する態勢整備を求める提言があったと言及。「双方の専門家の意見を聞き、この後の感染症対策や出口戦略をしっかり示したい」と語った。日本維新の会の藤田文武氏への答弁。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
原発の処理水放出「安全担保を」 福島県外で第3回意見聴取(共同通信)
東京電力福島第1原発で汚染水を浄化した後に残る放射性物質トリチウムを含んだ処理水に関し、政府は11日、処分方針決定に向けた第3回意見聴取会合を開いた。新型コロナウイルス対策でウェブ会議形式とし、福島県外で初開催。東京に本部を置く関係団体が出席し「国民の安心が得られないなら放出処分しない覚悟を」などと安全性の担保を要請した。 日本スーパーマーケット協会は、売上の8割超が食品だとして風評被害への懸念を挙げた。江口法生専務理事が「放出しても安全だということを国民に丁寧に説明してほしい。しっかりした機関による担保も必要だ」と訴えた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
東国原英夫氏、小池都知事の「ロードマップ」に「国とか大阪のマネをしたくないんだと思います」(スポーツ報知)
5/11(月) 13:10配信 11日放送のフジテレビ系「バイキング」(月~金曜・前11時55分)で、新型コロナウイルスの感染拡大について特集した。 【写真】東国原英夫氏、生放送で「黙ってろ、お前は!」声を荒らげ批判殺到 元宮崎県知事の東国原英夫氏(62)は、MCの坂上忍(52)から東京都の小池百合子知事(67)が都独自の解除基準を「ロードマップ」とした理由を聞かれると「小池さんは国とか大阪のマネをしたくないんだと思います。単にそうだと思います。東京独自の戦略を打ち出したいという意図だと思います」と答えた。 報知新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「ソーシャルディスタンスが確認できない」視覚・聴覚障がい者の約6割が新型コロナに不安を感じている(FNN.jpプライムオンライン)
新型コロナウイルスの感染拡大で、私たちの生活、国や企業のかたちは大きく変わろうとしている。これは同時に、これまで放置されてきた日本社会の様々な課題、東京への一極集中、政治の不透明な意思決定、行政のペーパレス化や学校教育のIT活用の遅れなどを浮き彫りにした。 【画像】コロナによる生活の変化を訴える視覚障がい者 連載企画「Withコロナで変わる国のかたちと新しい日常」の第6回は、Withコロナで見えてきた障がい者を取り巻く社会環境の変化とアフターコロナのあり方だ。 豊かなアフターコロナの社会を作れるか 視覚や聴覚の障がい者とともに、ソーシャルエンターテイメントという新しいジャンルを切り開いた「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」。1999年の開始から既に22万人以上が訪れているこのイベントを主催するのが、一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ(以下ダイアローグ)だ。 ダイアローグは4月23日から26日の4日間、新型コロナウイルスの感染拡大によって視覚・聴覚の障がい者が新たな生きづらさを抱えている実態を調査した。 理事の志村真介さんは、調査の狙いをこう語る。「どのように私たちの意識を変れば、偏見や差別、分断ではなく、合理的配慮をし誰も置き去りにしない、より豊かなアフターコロナの社会を作れるか。それをみんなで考える対話の機会が必要だと考えました」 接触回避やマスク着用で生活に変化 調査によって、全体の約6割の障がい者が仕事や学習の変化に不安を感じている実態がわかった。 「会社にもしものことがあったら、真っ先に障がいのある自分が切られるんじゃないか」といった雇用の不安のほか、聴覚障がい者からは「オンラインミーティングは音声しか使用せず、(筆談では)皆と同じタイミングで参加できない」という声もあった。 そして、生活環境については6割以上が「生活や外出面に不便がある」と回答した。 その理由について、視覚障がい者からは「ソーシャルディスタンスが確認できない」「日ごろ触覚に頼る部分が多く、感染対策が難しい」などの声が寄せられた。 また、聴覚障がい者からは「マスク着用で口型や表情が読み取りづらく、コミュニケーションが難しい」「筆記用具の受け渡しがやりづらく、筆談を遠慮してしまう」という声が挙げられた。 さらにコミュニケーションについても、視覚障がい者から「街中で声をかけてくれる人が減り、様子がわからなくなった」という声があった。 次ページは:視覚障がい者は申し訳ないと感じてしまう 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
コロナ禍、巣ごもる高齢者 「このままでは寝たきりが」
新型コロナウイルスの感染拡大が、高齢者の日常生活にも影を落としている。行きつけの公民館は閉まり、家族から「外出を控えて」と言われて家にこもる日々。高齢者が多く住む大阪・千里ニュータウンでは民生委員らが訪問活動を自粛。電話や手紙での見守り活動を強いられている。 大阪府の豊中・吹田両市に広がる国内最古の大規模ニュータウン「千里ニュータウン」の高齢化率は2015年現在で31%。近年の建て替えで若い世代が増えてきたが、両市の平均を5~9ポイントほど上回る。 夜が白み始めた9日午前5時。豊中市の千里中央公園では、近くに住む岡本耕一さん(71)が娘の手作りマスクを着けて歩いていた。月2回の趣味のサークルは3月から中止。日中は家で過ごしているという。 「昼に歩くと人が多くてコロナが心配。何としてもこの時間に歩かないとね」 豊中市の団地に一人で暮らす稲木貞子さん(94)の冷蔵庫には、スーパーで買った直径20センチ以上のキャベツが丸ごと入っていた。 「買い物は行かないようにしてるし、一度にたくさん持って帰れないから一番大きなものを買ってきた」 4月7日、大阪など7都府県に緊急事態宣言が出されたことをニュースで知った時は、太平洋戦争で我慢した若い頃を思い出したという。「いつまで続くのかね。このままだと絶対に寝たきりが増えるよ」 市内の別の団地で夫(80)と2人暮らしの女性(75)は、息子から「人混みに行くな」と強く言われ、買い物以外は家で過ごす。「コロナをうつされるより、うつしたら迷惑をかけるのが怖い。ここに住めなくなる」。外で近所の人に会っても、お互いに遠慮して話さなくなった。 ■支える側も「にっちもさっちも… 【5/12まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
3密の典型、スナック苦境 2カ月で3人のママの悲報が
密閉、密集、密接。「3密」の典型的な、つまりは人間による濃密な空間がつくられるのがスナックだ。新型コロナウイルスのために営業自粛を求められたうえ、酒と会話を提供するのが基本スタイルとあって他の飲食業のように持ち帰りでしのぐのも難しく、ほとんどが店のネオンを消している。「夜の社交場」を巡る状況は極めて厳しい。 スナック 誕生は前回の東京五輪があった1964(昭和39)年ごろ。深夜バーへの営業規制が厳しくなったため、カウンター越しに軽食(スナック)も出す飲食店「スナックバー」を名乗ったのが始まりといわれる。 「『昼の2~3時間でもいいからカラオケを歌わせて』と常連さんから言われるんです」 九州最大の盛り場、福岡市天神地区にあるスナックのママ(79)は言う。 雑居ビルの1階を借りて三十数年。カウンター席に10人ほどが座れば満席だ。家賃は10万円、カラオケのリース代が1カ月に5万~6万円。光熱費や水道代などの出費も無視できない。 市からは家賃の8割が補助され… 【5/12まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
密でも空気混じらない車、コロナ軽症者の搬送に 福岡市
福岡市は新型コロナウイルスに感染した人を安全に搬送できるよう、感染防止対策を施した車両の寄贈を受け、2日から運行を始めた。 車販売や整備などを手がける北九州市のミハラ自動車が、自社で使用していた車両に手を加えた。 運転席と、感染者が座る後部座席との間に不燃材のシートで仕切りを設けたほか、後部座席に強制排気の装置をつけ、前方のエアコンから流れ込んだ空気が常に後ろに向かって外に排出されるようにした。 市は、軽症や無症状の感染者が、自宅や病院から宿泊療養先のホテルに移動する場合や、別の持病などで診療を受ける場合などを想定しているという。運行は市内の民間事業者に委託し、感染を防ぐため運転者が身につける備品は市が支給する。 ミハラ自動車は地元の北九州市にも同様の車両1台を寄贈する考えという。(渕沢貴子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「善意のリレー」で犬・猫の殺処分、初のゼロ 福岡市の独自取り組みが奏功(西日本新聞)
福岡市が収容した犬猫の2019年度の殺処分数が、病気などでやむを得ない場合を除いて初めてゼロとなった。譲渡可能な犬猫の殺処分は5年前まで年間300匹を超えていたが、その大半を占めていた授乳期の子猫をボランティアが一時的に預かった後、動物病院などが引き継いで譲渡を仲介する市独自の取り組みが奏功。官民が連携して小さな命を守る地道な活動が実を結んだ。 【画像】5年前まで年間300匹 犬猫の殺処分数 福岡市では、市民が保護するなどした犬猫は、市東部動物愛護管理センター(東区)に持ち込まれる。19年度の収容数は574匹。犬の多くは元の飼い主や譲渡先が見つかるが、難題は子猫だった。 子猫は収容数の5割前後を占める上、頻繁に授乳や排せつの世話が必要。限られた職員では対応できず、これまではほとんどが殺処分されてきたという。 このため市は16年から、生後間もない子猫を市民が一時的に預かるミルクボランティア制度を開始。生後約2カ月まで育ててもらい、そこから譲渡につなげる試みだ。現在は一般家庭を中心に約60組が協力。体調が悪化した時は市獣医師会が支援する。 ミルクボランティアの役目が終われば、子猫は主に獣医師会所属の動物病院が預かり譲渡を仲介。昨秋からはペットの美容室やホテルも仲介を協力する譲渡サポート店制度も始まった。 この、命をつなぐ善意のリレーは徐々に広がり、譲渡件数も年々増加。昨年度に飼い主が見つかった子猫は約70匹に上った。従来のセンターでの譲渡と合わせ、譲渡が見込める犬猫の殺処分ゼロを達成した。 一方で、センターが収容した時点で、病気などで譲渡困難と判断された犬猫は殺処分を余儀なくされる。昨年度は約230匹に上り、野良猫が生んだとみられる子猫が大半という。 市生活衛生課長で獣医師の椿本聡さんは「やむを得ない殺処分を減らすため、飼育する以上は飼い主に責任を持って育ててほしい」と訴える。 □ □ 福岡市は4月24日から、犬猫の飼育相談に応じる市家庭動物啓発センター(西区)でも猫の譲渡を始めた。新型コロナウイルスの影響で見学や相談は予約制。同センター=092(891)1231(平日午前8時半~午後5時)。 (鶴善行) Source : 国内 – Yahoo!ニュース