塩野義製薬は8日、新型コロナウイルスのワクチンを2021年秋にも発売することを目指すと明らかにした。年内に臨床試験を始める方向で厚生労働省などと協議している。1千万人規模の提供に対応できる生産体制の構築も検討する。 ワクチンは塩野義と、バイオ医薬品を手掛ける子会社のUMNファーマ(秋田市)、国立感染症研究所で開発を進める。臨床試験の結果を待たずに生産体制を検討するのは異例だが、少しでも迅速に提供するには必要と判断した。 新型コロナのワクチンを巡っては米製薬大手ファイザーが既に臨床試験を始めた。大阪大発ベンチャーのアンジェスは動物実験を進めている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ディズニー、休園を延長 営業再開は要請解除で判断(共同通信)
オリエンタルランドは8日、臨時休園中の東京ディズニーランド(千葉県浦安市)と東京ディズニーシー(同)の営業再開時期について、5月中旬に決定するとしていた従来計画を見直し、政府や自治体の休業要請が解かれた段階で判断すると発表した。緊急事態宣言の延長を受けて、休園期間を延長した。 ディズニーランドで計画している新エリアの開業時期については、両パークの再開後に改めて決定する。 また、社員や嘱託社員など約5400人を対象に、月に4日の休業日を設定して一時帰休を実施することも発表した。期間は18日から両パーク再開までを予定しており、休業日は休業手当を支払う。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ベルギー母娘の「ほっこりエピソード」…ロックダウンの中で“段ボールカー”でマックのドライブスルーへ(ENCOUNT)
母娘が作ったのは段ボールの“車” 欧州で反響のエピソードをベルギーメディアが報じる ベルギーで、新型コロナウイルス対策のためドライブスルーのみとなったマクドナルドで食事を買うため、段ボールで作った“車”で買いに行ったという母娘のエピソードが紹介された。ロックダウン(都市封鎖)の生活の中で、ユーモアあふれる母の機転を利かした行動は反響を呼んでいる。「ブリュッセル・タイムズ」が伝えた。 【画像】レディー・ガガが新型コロナ防御マスクを開発? 「どこで買える? 私も欲しい」の声 メーデーの5月1日、ベルギーのラ・ルヴィエール在住のナタリー・モアマンズさんと16歳の娘は、地元のマクドナルドのドライブスルーで、段ボールの車の中でほかの車と列に並んでいた。2人は段ボールで“車”を作り、自宅から500メートルの距離にあり、月に1度の頻度で訪れていたマクドナルドで食事を購入しようとしたのだ。一見びっくりしてしまう光景だが、それには理由があった。 娘はマクドナルドに行きたいと望んだが、モアマンズさんは車を所有していない。当初は「ロックダウンの状況で私たちには車がないし、ほかの誰かと一緒にも行くこともできないから行けないと伝えました」と振り返る。そこでモアマンズさんは、段ボールで車の形を作ることを思い付いた。娘は最初は拒んだが、乗り気になったという。 「最初、娘は馬鹿げた考えだと思っていました。私は1人で作り始め、娘が手伝い始めました。私は、将来子供におばあちゃんのクレイジーな考えとして良い思い出話になるよ、と娘に伝えました」とモアマンズさん。自宅のドアには大きすぎたが、ちょっぴり苦労しながら外に出た。「道路に出た時、ほかの車がクラクションを鳴らし、窓からサムズアップしてくれ、写真を撮る人たちもいました」という。 母娘の姿にパトロール中の警察官も2人に気付き、ドライブスルーで何をしているのか尋ねたというが、モアマンズさんは「車がないけど食事を買いたいと警察官に伝えました。その時、その警察官は私たちが段ボールの車の中にいると気付き、急に笑い出しました」と話した。最終的に、この“段ボールカー”の移動は成功し、2人は注文する番が回ってきた時に食事を購入することができた。 このエピソードには大きな反響が。モアマンズさんは自身も娘もこれほどの注目を集めることになるとは思っていなかったと語るが、フェイスブックに投稿した写真は数千件シェアされ、何百というコメントが寄せられた。大半がポジティブな内容のコメントだったとのことだ。 モアマンズさんは「南フランスの新聞さえ、私たちについて記事にしてくれました。このようなことは予想していませんでした。でも、人を笑わせることができたのは良いことです。特にこのような状況では。良い気分です」と語った。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
5月のマスク供給8億枚超に 菅氏、国内増産や輸入で(共同通信)
菅義偉官房長官は8日の記者会見で、新型コロナウイルス感染拡大で品薄が続くマスクについて、5月は8億枚超を供給できる見込みだと説明した。7億枚超だった4月から1億枚程度の上積みとなる。国内での増産や中国などからの輸入増加が寄与する。「徐々に街中の店頭でマスクを入手できる環境が整ってきている」と述べた。 中国から輸入して個人商店などで販売する動きが広がっているとも指摘した。高齢者施設などへの政府の布製マスク配布や家庭での手作りもあり、使い捨てマスクの需要が一定程度抑制されてきている面もあるとした。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「東京ゲームショウ2020」中止 オンラインで代替開催検討(スポーツ報知)
9月24~27日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で予定されていた国内最大のゲーム見本市「東京ゲームショウ2020」の通常開催が中止されることが8日、主催のコンピュータエンタテインメント協会(CESA)から発表された。新型コロナウイルス感染拡大の影響によるもので、オンラインによる代替開催を検討しているという。 【写真】高見奈央「こういう時だからこそゲームを家で」自粛疲れを吹き飛ばせ CESAは「新型コロナウイルスの感染が世界規模で広がり、いまだ日本国内でも予断を許さない状況を受け、来場者、出展社、関係者の皆様の健康・安全面を第一に考慮した結果、このような決定にいたりました」とコメント。今後の詳細については5月下旬から順次、公式サイトで発表するとしている。 東京ゲームショウは1996年から毎年開催されている大規模イベントで、昨年は655社が出展。4日間で26万2076人が来場した。 報知新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
27県が外出自粛要請を緩和 13の「特定警戒」以外の自治体(共同通信)
西村康稔経済再生担当相は8日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルス感染症の重点対策が必要な13の「特定警戒都道府県」以外の34県のうち、住民への外出自粛要請を緩和する自治体が27県に上ると明らかにした。内閣官房が7日時点の対応を集計したところ、静岡など24県が既に緩和。栃木など3県が今後緩和するという。 新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言の延長に伴い、政府の基本的対処方針が改定されたことを踏まえた措置。広島や愛媛など7県はこれまで通り外出自粛を要請する。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
スピノサウルスは泳ぎ上手 再現した尾はパドルそっくり
背中に大きな帆のような突起物を持つことから「棘(とげ)トカゲ」を意味するスピノサウルスが、尾を上手に使って水中を泳ぎ、獲物を捕まえていたらしいことがモロッコで見つかった化石からわかった。近年は4本脚で水辺を歩いて獲物を捕っていたのではないかとも考えられてきたが、泳いでいた可能性が高くなったという。ただ、背中の突起物の役割はいまだに謎のままだという。 米国などのチームが英科学誌ネイチャー(https://doi.org/10.1038/s41586-020-2190-3)に論文を発表した。 拡大するスピノサウルスの頭部と尾の復元予想図=研究チームのダビデ・ボナドンナ氏提供 スピノサウルスはアフリカ大陸にいた体長10メートル超の肉食恐竜。水辺で魚を捕っていたらしいことは分かっていたが、歩いていたのか、泳いでいたのかは議論があった。 チームは今回、約9500万年前の地層から見つけた、尾の骨の保存状態がよかった若い個体の化石から尾の形の復元に成功。まるでカヌーのパドルのような縦に平たい形状で、柔軟な構造を持っていたと推定できたという。 尾の模型をつくって水中で動か… 【5/12まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「さらし上げ見せしめに」感染女性中傷に山梨県が対策へ
帰省先の山梨県内で新型コロナウイルス感染が確認された後、東京都内の自宅に帰った女性への非難や中傷がインターネット上で広がり、名前や勤務先を特定しようとする真偽不明の情報も飛び交っている。県は重大な人権侵害ととらえ、保護対策に着手した。 県によると、5日の会議で長崎幸太郎知事が、感染者の権利保護を強化する必要性を指摘し、対応を指示した。県はネット上にプライバシーを脅かす情報が流れていないかなどを調べる態勢づくりに着手。犯罪性があれば警察に情報提供することや、弁護士などと協力して人権救済を支援することを検討している。 県の担当者は「感染者がことさら非難されると、早期発見と治療、感染拡大防止に必要な情報も表に出てこなくなるおそれがある」と危惧する。 県内55人目の感染者となった女性は、4月29日に実家に帰省。5月1日にPCR検査を受け、2日に陽性と判明した後、高速バスで東京に戻った。当初は結果判明前に帰宅したと県に説明していたが、実際は判明後だった。県は2日に女性の感染確認を発表。翌3日に帰宅日を訂正した。 新聞やテレビで報道されると、SNSには女性を特定したかのような情報や、「すべてをさらし上げて見せしめにした方がいい」といった言葉が書き込まれた。勤務先と名指しされたある企業は「事実無根の情報が流されている」とホームページに掲載した。 県が4日の記者会見で、「感染したこと自体は本人の責任ではない。そのことは配慮してほしい」と呼びかけると、県庁には「配慮してほしいとはなにごとか」と批判する電話も数多くかかってきたという。(田中正一、吉沢龍彦) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
3時間46分、羽生善治九段の最長考記録 名人戦を語る
将棋界の春の風物詩である名人戦。例年4月に開幕していたが、第78期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、開幕が延期になった。豊島将之名人(30)=竜王とあわせ二冠=に、渡辺明三冠(36)が挑戦する戦いは、どんな展開になるのか。名人を9期獲得し、十九世名人を名乗る資格を持つ羽生善治九段(49)に、今回の見どころや、名人戦にまつわるエピソードを聞いた。 ――豊島名人の印象は。 「元々地力、実力に定評がありましたが、ここ1年で一気に結果を出して、非常に充実しています。どんな形でも分析が行き届いているという印象があります。名人を獲得した後も他の棋戦で活躍していて、いい状態を維持しているのではないでしょうか」 ――挑戦者の渡辺三冠はA級順位戦で9戦全勝でした。 「一時期の不調を完全に脱して、すごい勝率で勝ち進んでいますし、順位戦でも全勝で、大変な記録を作っています。他の棋戦でも活躍していて、豊島さんに並んでいると言えます」 「研究や分析に関して言うと、渡辺さんの方が『対相手』の対策の立て方が非常に洗練されている。そこが強さで、最近の結果に結びついているのかなと思います」 ――それは、羽生さん自身も対戦して感じる部分ですか。 「対戦していても感じますし、棋譜を見ていても研究の深さを感じることは多いです。だから毎回毎回いろんな工夫、試行錯誤をしているんだなと思います」 ――嫌な作戦をやってくるな、と感じることもあるんでしょうか。 「どう言えばいいんでしょうかね。自分の得意な形に持ち込む、相手の研究にはまらないようにするという戦略的なところでしょうか」 ――豊島さんと対戦した時は、渡辺さんほど「対相手」を意識しているとは感じませんか。 「豊島さんは、自分の中で課題の局面、やってみたい局面をいっぱい持っていて、相手に関係なくそれをやるという感じがします」 ――新型コロナウイルス感染拡大の影響で、第1局が延期されました。 「前代未聞の出来事ではありますが、昨今の社会情勢に鑑みればやむを得ないと思います」 ――七番勝負にどんな影響があ… 【5/12まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日本の“出口戦略”は自治体ベースで? 牧浦土雅氏は“新しい生活様式”の古さを指摘(AbemaTIMES)
新型コロナウイルスによる自粛はいつまで続くのか、お店の営業はいつ再開できるのか。先の見えない状況に対する困惑の中、必要とされているのが“出口戦略”だ。海外を見てみれば、EUでは4月15日、加盟国が制限解除で考慮すべき8つの提言を公表。各国が判断基準としている。 【独自】鈴木都議に聞く、東京都の出口戦略 また、アメリカで最も深刻なニューヨーク州は、経済活動を4段階に分けて再開する計画を発表。入院患者が14日連続で減少、病床や集中治療室のベッドの空きが30%以上など具体的な数値目標をあげ、経済活動の再開を判断する際の“7つの基準”としている。 海外で出口戦略が明確に示される一方、日本では緊急事態宣言や休業要請解除の基準は曖昧な状況だ。東京都の小池都知事は5日、緊急事態宣言の延長に伴う今後の対応策などを説明。休業要請に応じた事業者に対する協力金を再支給すると明らかにし、出口戦略に向けたロードマップを早急に策定すると述べた。 世界保健機関(WHO)は、安全を保ちながら日常に戻るための指標を発表。それを元に、オックスフォード大学が151の国と地域を評価した指標では、「感染のコントロール」「検査隔離態勢」「他地域からウイルスの持ち込み警戒」「社会全体の理解」などが数値化され、日本は感染のコントロールや社会全体の理解が遅れているという。 このデータは日本の出口戦略の参考になるのか。社会起業家の牧浦土雅氏は「オックスフォード大のデータは、WHOの基準に加えて例えば濃厚接触者の追跡や検査数、検査の仕方など151の国と地域のデータに基づいて作成されているので、客観的だと言える。そんな中、日本の順位が低いのは理解できる部分がある」と話す。 感染のコントロールに関して、台湾と香港は高い評価を受けている。この背景には徹底した施策があるとし、「知人から聞いた話で、台湾や香港では自宅隔離中の人にはアプリがダウンロードされて監視され、外に出るとアラームが鳴ったり罰則があったりなど強制力のあるルールがある。人口は香港が740万人、台湾が約2300万人で、日本と比べると少ない。日本は地域で状況がばらばらなので、今後は自治体ベースで出口戦略を考えてもいいのではないか。『大阪モデル』だけでなくて、『東京モデル』『神奈川モデル』などが出てくると思う」との見方を示した。 緊急事態宣言の延長に際し、政府は「新しい生活様式」を示した。引き続き3密を避ける行動のほか、働き方の新しいスタイルとして「テレワークやローテーション勤務」「名刺交換はオンライン」などが盛り込まれている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース