日本海から約1キロ、かほく市北部の住宅街に二ツ屋病院はある。最初の感染者が確認されて1カ月。全国的に見ても深刻なクラスターが発生し、いまも毎日のように感染者が途切れない。感染拡大の背景に、何があったのか。 二ツ屋病院には、内科やリハビリテーション科など、七つの診療科がある。初期に感染者が集中した介護療養病床(48床)のある病棟のほか、外来などがある病棟が並び、関連の福祉施設もある。 介護療養病床を担当する50代の介護職員の感染が分かったのは4月19日。この時点で、看護師や介護職員ら217人、入院患者203人がいた。患者の多くは高齢者。介護が必要だったり、重い病気を抱えたりしており、感染リスクは高かった。 急速に拡大、でも対策班要請は見送り 感染拡大のペースは速かった。20日には、患者や看護師ら7人の感染を確認。クラスターが発生していた金沢市の「岡部病院」を追い抜き、翌21日には計12人に増えた。 ただ、この日の会見で北野喜樹・県健康福祉部長は二ツ屋病院の状況について、「爆発的に(感染者が)増えることはないと期待する」と述べ、国のクラスター対策班の派遣要請も「今後検討」とするにとどめていた。 神経・精神疾患の患者が多い岡… 980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ソフトバンク機密漏洩事件、ロシア元外交官を書類送検
ソフトバンクの機密情報を元社員が不正に取得したとされる事件で、警視庁は22日、取得を唆したとして、事件後に出国した元外交官で在日ロシア通商代表部のアントン・カリニン元代表代理(52)を不正競争防止法違反教唆の疑いで書類送検し、発表した。 カリニン元代表代理は元社員を飲食店で接待し、繰り返し情報を入手。報酬として1回につき数万~約20万円、計数十万円を渡したとみられる。警視庁は、代表に次ぐナンバー2の立場で通商代表部に籍を置きながら、ロシア対外情報庁(SVR)で科学技術に関する情報を収集する「ラインX」の一員としてスパイ活動に従事していたとみている。 事件では、ソフトバンクの元社員で統括部長だった荒木豊被告(48)が昨年2~3月の2回、電話基地局設置に関する作業手順書など営業秘密計3件を社内サーバーから不正に取得したとして、同法違反罪で今年2月に起訴された。公安部によると、カリニン元代表代理は2018年11月20日、東京都内の飲食店で、荒木被告に「機密情報を入手してほしい」などと要求し、この3件の情報の取得を唆した疑いがある。 警視庁は今年1月、外務省を通じて2回出頭を要請したが、元代表代理は応じないまま2月10日に離任して出国し、帰国したとみられている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
写真甲子園、ネット開催へ 参加者集めず異例の対応(共同通信)
北海道の大自然を舞台に高校生が写真の腕を競う「写真甲子園」の実行委員会は23日、新型コロナウイルスの影響で今夏の本戦は参加者を東川町に集めず、インターネット上で行うと発表した。優勝校は決めず、全ての本戦出場校に賞を贈るなど異例の対応を取る。 写真甲子園は1994年に開始。 今年は、書類審査で提出された組み写真をそのまま本戦まで使用。ブロックごとの審査会では審査員の講評をネット上で公開配信し、本戦は順位を付けずに出場する全18校に審査委員賞などを贈る。 20日に指定されていた書類審査の締め切りを、大会の概要変更の影響を考慮して7月31日必着に延長する。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
小泉環境相、生物多様性の勉強会発足へ(産経新聞)
小泉進次郎環境相は22日の記者会見で、気候変動で絶滅危惧種が増えることなどが懸念される中、省内で生物多様性を保全するあり方を考える勉強会を6月にも立ち上げると発表した。来年改定する政府の「生物多様性国家戦略」への反映を目指す。「ダニ先生」として知られる昆虫学者の五箇(ごか)公一氏らが参加する。 小泉氏は、生物多様性のあり方について「自律分散型、脱炭素型の社会に変えていくことが重要だ。気候変動や新型コロナウイルスからの復興を一体的にとらえ、新たな経済社会の設計につなげていきたい」と語った。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
国内感染新たに23人 15人死亡(共同通信)
5/23(土) 0:21配信 国内では22日、新たに23人の新型コロナウイルス感染が確認された。累計は1万6506人となった。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員を含めると1万7218人。死者は15人増え、計827人となった。 死者の都道府県別の内訳は東京7人、神奈川、石川、大阪、兵庫各2人。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
黒川検事長の賭けマージャン問題 法務省調査結果の全文
黒川弘務・東京高検検事長=辞職=の賭けマージャン問題を報じた「週刊文春」(5月28日号)の記事について、法務省が22日に発表した調査結果の全文は次の通り。(肩書は調査時) ◇ 1 本件記事の概要等 本件記事は、黒川検事長について、概要 ①黒川検事長は、緊急事態宣言下の5月1日ごろ、東京都内の産経新聞に所属する記者A方において、同人、同じく産経新聞に所属する記者B及び朝日新聞に所属する記者Cとともに、賭けマージャンを行っていた。 ②黒川検事長は、同日の賭けマージャン終了後、記者の手配したハイヤーに同乗して、記者A方から帰宅する便宜を図ってもらっていた。 ③黒川検事長は、同月13日ごろにも、記者A方において、同人及び記者Bと賭けマージャンをし、記者Bの手配したハイヤーで帰宅した。 などと報じている。 2 調査結果 (1)各記事に共通する事実関係等 ア 緊急事態宣言について 本件記事の対象となっている期間は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、政府により、新型インフルエンザ等特別措置法に基づく緊急事態宣言が行われ、外出自粛等の取り組みへの協力が広く呼びかけられていた期間であった。 法務省においても、新型コロナウイルス感染症対策基本的対処方針が発出され、いわゆる三密を避けるべきものとされていた。 イ 各記者との関係 本件記事に記載されている記者A、記者B及び記者Cは、黒川検事長を取材対象として担当するなどしていた者であり、黒川検事長と旧知の間柄であった。 (2)個別記事に関する事実関係等 ア 記事①「緊急事態宣言下の5月1日ごろ、記者A方で、同人、記者B及び記者Cとともに、賭けマージャンを行っていた」について (調査結果) 黒川検事長が、緊急事態宣言下の5月1日ごろの勤務時間外に、東京都内の記者A方において、同人、記者B及び記者Cとともに、飲酒したほか、金銭を賭けてマージャンを行っていた事実が認められた。 このマージャンは、いわゆる点ピン(1000点を100円換算とするもの)と呼ばれるレートで行われていたものであり、参加した者の間で、1万円から2万円程度の現金のやり取りがなされていた。 イ 記事②「黒川検事長は、5月1日ごろの賭けマージャン終了後、記者の手配したハイヤーに同乗して、記者A方から帰宅する便宜を図ってもらっていた」について (調査結果) 黒川検事長が、5月1日ごろに、記者A方でマージャンを行った後、記者Bの手配したハイヤーに同乗して帰宅した事実及び当該ハイヤーの料金を支払っていない事実が認められた。 なお、この点については、検事長の立場にある者として軽率な行為であるとのそしりを免れないものの、黒川検事長個人のために手配されたハイヤーを利用したものではなく、記者Bが帰宅するハイヤーに同乗したものであったと認められる。 ウ 記事③「黒川検事長は、5月13日ごろにも、記者A方において、同人及び記者Bと賭けマージャンを行い、記者Bの手配したハイヤーで帰宅した」について (調査結果) 黒川検事長が、緊急事態宣言下の5月13日ごろの勤務時間外に、記者A方において、同人、記者Bらと金銭を賭けてマージャンを行っていた事実が認められた。 この日もいわゆる点ピンと呼ばれるレートで行われており、参加した者の間で、1万円から2万円程度の現金のやり取りがなされていた。 また、記者A方でマージャンを行った後、記者Bの手配したハイヤーに同乗して帰宅した事実及び当該ハイヤーの料金を支払っていない事実が認められたが、黒川検事長個人のために手配されたハイヤーを利用したものではなく、記者Bが帰宅するハイヤーに同乗したものであったと認められる。 エ その他の事実 黒川検事長に関して、前記各事実以外の機会における金銭を賭けたマージャンやハイヤーの送迎の事実についても、調査を行った。 黒川検事長が、記者A、記者B及び記者Cとともに、約3年前から、月1、2回程度、前記各事実同様のレートで金銭を賭けたマージャンを行っていたことや、記者が帰宅するハイヤーに同乗したことが認められるが、その具体的な日付を特定しての事実の認定には至らなかった。 ◇ 法務省の調査結果は賭けマージャンを行っていた朝日新聞の社員を「記者C」としていますが、この社員は、2017年に編集部門を離れており、以降は記者ではありません。この点について朝日新聞社広報部から法務省に伝えました。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
黒川氏、「点ピン」で賭けマージャン 法務省が調査公表
東京高検の黒川弘務検事長(63)=辞職=が新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言中に産経新聞記者と朝日新聞社員らと賭けマージャンをしていた問題で、法務省は22日、黒川氏への聞き取りなどを踏まえた調査結果を発表した。 同省刑事局によると、黒川氏には20日を含め複数回、面談や電話で聞き取った。必要な調査は終わったとし、追加調査の有無は「コメントできない」(同局)とした。 調査結果では、産経記者2人と朝日新聞社員を黒川氏と「旧知の間柄」で「取材対象として担当するなどしていた者」とし、朝日新聞社員を「記者C」と表記している。 調査結果によると、黒川氏らは5月1日と13日、都内の産経記者の自宅で賭けマージャンをした。いずれも1千点を100円に換算する「点ピン」と呼ばれるレートで、現金のやりとりはいずれも1万~2万円程度だった。 黒川氏は帰宅時に乗ったハイヤーの料金を支払っていなかったが、法務省は黒川氏個人のために手配したものではないと判断。「記者が帰宅するハイヤーに同乗した」としている。 また、黒川氏と3人は約3年前から月1、2回程度、賭けマージャンをしていたとも認定。ただ、具体的な日付の特定には至らなかったという。 ◇ 法務省の調査結果は賭けマージャンを行っていた朝日新聞の社員を「記者C」としていますが、この社員は、2017年に編集部門を離れており、以降は記者ではありません。この点について朝日新聞社広報部から法務省に伝えました。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
国内死者800人超える 東京は宣言後で最少の感染確認
新型コロナウイルスの国内の感染者は22日、午後8時現在で新たに30人が確認され、累計で1万6577人となった。死者は15人増えて800人を超え、計814人となった。 緊急事態宣言が続く東京都で確認された感染者は3人で、宣言が出された4月7日以降では最少だった。一方、感染者7人が死亡した。同じく宣言が続く地域では、神奈川県で7人、北海道で6人の感染が判明。埼玉県は再陽性の1人を含む2人、千葉県でも1人の再陽性が確認された。 宣言が解除された大阪府では4人の感染が判明し、うち3人は集団感染が発生した第二大阪警察病院(大阪市)の医療従事者だった。病院関連の感染は各地で続き、松山市の牧病院では入院患者3人が新たに感染。石川県かほく市の二ツ屋病院では、70代男性の感染が死亡後に分かった。 群馬県では、高崎市在住で神奈川県内に電車で通勤しているという30代の会社員男性が感染した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
医師・おおたわ史絵が伝授! おうちで出来る「コロナ太り解消」健康管理術(ニッポン放送)
総合内科専門医・おおたわ史絵氏が、外出自粛の中、家で出来る健康管理術を解説した。 <1>打倒コロナ太り! 食生活改善法! 緊急事態宣言による外出自粛要請での巣ごもり生活により、食べすぎ、飲みすぎ、運動不足で「コロナ太り」してしまった人も多い。そこで、5月7日のニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」に出演したおおたわ氏が、家で出来る健康管理術を解説した。 ついつい食べ過ぎてしまう食生活。いったいどう気を付ければいいのか。 おおたわ氏によると、食べ物を考え直すことが重要。 食事の中心をタンパク質にすることが大事。麺やパン、丼ものは糖質が多く、糖尿病などが悪化する。鶏肉のささみ、豆腐、納豆、大豆、白身魚や青魚を中心に作られたときには、肉なども食べて筋肉量を落とさないようにする。 ちなみに、4~5か月でおよそ9キロのダイエットに成功したおおたわ氏は、主食を「豆腐」にシフトしているという。 『お豆腐をたくさん食べれば満足感が得られます。食べるのに飽きないように、調味料をかえて楽しんでみましょう!』 <2>打倒コロナ太り! エネルギーをどんどん消費しよう やっぱり「コロナ太り」解消には、食事制限にも運動は必須なのだろうか。外出自粛なので、外で運動を控えている、運動不足になっている、という人も多い。 おおたわ氏によると『自宅での「自粛」は「自宅安静」ではない! 家の中でもしっかり動くこと!』 自宅で座っているだけではエネルギーが使われない。体重70kgならば……散歩30分で110kcal消費できる。これを1か月続けるとおよそ1kg痩せることができる。 他にも…… ・ジョギング30分:300kcal ・ラジオ体操第一&第二:32kcal ・縄跳び30分:211kcal 『お家の中とはいえ、どんどん動くことが大切です!』 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
村上春樹さん、ステイホーム生活で見ているビデオはあの名選手の引退試合(スポーツ報知)
作家の村上春樹さん(71)がディスクジョッキーを務めるTOKYO FMの特別番組「村上RADIO ステイホームスペシャル~明るいあしたを迎えるための音楽」が22日夜に放送された。 コロナ禍の人々を励ますために村上さん自ら発案し、実現した番組。自宅でのリモート収録で、愛聴盤を愛用のオーディオで流す方式を採った。 自らのステイホーム生活にも触れた村上さん。熱心なヤクルトファンとして知られるだけに、野村克也監督が率いた1990年代の黄金期の試合や、2002年の池山隆寛現2軍監督の引退試合のビデオを見たりして過ごしているとした。約20年ぶりに万年筆とインクで文章を書いたり、ガブリエル・ガルシア=マルケスの「コレラの時代の愛」を再読しているなどと、プライベートを明かしていた。 報知新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース