新型コロナウイルス感染症への経済対策で、1人10万円の「特別定額給付金」の支給が進む。政府は「人々が連帯して国難を克服するための家計支援」とするが、様々な事情で手が届かない人たちがいる。外国人、ホームレス、無戸籍者――。「連帯」にはまだ遠い。(玉置太郎) 「自分で手続きは無理」 10万円の申請書が各戸に届きつつあった5月末。大阪市中央区の自治会館に、計約300人の外国人住民が詰めかけた。地域の支援団体が2日にわたって開いた「申請会」だ。 給付金の対象は、「基準日」とされた4月27日に住民登録がある全ての人。外国籍の人でも、3カ月を超える在留資格があれば対象になる。 ただ、申請書は日本語の書式のみで、「当該申請」「必要事項」といったお役所言葉が並ぶ。日本語が不得意な人には難しい。スタッフは、やさしい日本語で質問しながら記入を手伝った。 中央区民10万人の9%は外国籍だ。休業を迫られたミナミの繁華街で働く人も多い。 高校1年の娘と訪れたフィリピン出身の女性(40)は、ラウンジで働くシングルマザーだ。3月半ばから店が休業し、所持金が1万円を切る時期が続いた。来日して20年。日本語は話せるが、読み書きは難しい。「ほんとに助かった。自分で手続きするのは無理だよ」 来場者の多くは口コミで申請会を知った。支援にあたった原めぐみ・和歌山高専准教授(移民研究)は「長年日本に住んでいても、きちんと日本語を学ぶ機会を得られない人は多い」と話す。 日本に住む外国人は293万人(昨年末)。過去3年で55万人増えた。各地の自治体が設けた外国人相談窓口にも、申請に関する質問が相次いでいる。 本当に必要とする人が… 住民登録がないホームレスの人たちはどうか。 17年前から東京都内の公園で… 980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
横田滋さんをしのぶ 川崎で写真展示、近隣の支援者ら
北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父で、5日に87歳で亡くなった横田滋さんを近隣住民でしのぶ場が7日、横田家が暮らす川崎市川崎区のマンションに設けられた。住民らでつくる支援団体「あさがおの会」が遺族に届いた花束の一部や弔電をロビーに並べ、壁には滋さんが撮影した家族の写真や、拉致問題と闘い続けた活動を振り返る写真を飾った。 会場には滋さんの妻の早紀江さん(84)が寄せた「この世を去った拉致被害者家族のために一緒に祈り、引き続き声を上げていただければ幸甚です」とのメッセージも貼り出された。メンバーの森聡美さん(58)は「葬儀が近親者だけで営まれるということもあり、会のメンバーは滋さんのためにとにかく何かしたかった」と語った。 滋さんとよく酒を酌み交わしたという田村照美さん(73)は「楽しいお酒だった。めぐみさんの写真を撮影した時の様子などをよく話してくれました」と振り返った。(編集委員・北野隆一、斎藤博美) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
3カ月ぶりに死者ゼロ、感染は全国で39人 新型コロナ
新型コロナウイルスの国内感染者は7日午後9時現在で新たに39人が確認され、累計で1万7260人になった。約3カ月ぶりに死者の発表はなく、919人のままとなっている。 東京都では、14人の感染が判明。7日連続で1日あたりの感染者が2桁となった。接待を伴う飲食店などで感染したとみられる「夜の街」関連は6人で、同じカラオケバーから3人が感染しているという。 都が警戒を呼びかける「東京アラート」の主な3指標のうち、「1日あたりの感染者数(1週間平均)が20人以上」が21・0人、「週単位の感染者数の増加率が1倍以上」が1・73倍となっている。 千葉県内では同じ会社に勤める同僚の30~40代の男性3人の感染が判明。北九州市では3人の感染がわかり、5月23日から16日連続の感染確認となった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
一方通行を逆走→突然バックさせ男性はねる…交通トラブルが原因か 逮捕の男「人をひいてなんかいませんし…」(東海テレビ)
名古屋市中区の路上で7日午後、交通トラブルとなった男性を車ではねて殺害しようとしたとして、50歳の男が逮捕されました。 警察によりますと、中区栄4丁目で7日午後2時半過ぎ、友人と路上を歩いていた42歳の会社員の男性が、車に乗って駐車場から出てきた男と交通トラブルとなりました。 その後、男が一方通行の道を車で逆走し、その場を立ち去ろうとしたため男性が追いかけたところ、突然車をバックさせ、男性は車と接触しました。 男性は額を切る軽傷です。 車のナンバーなどから警察は、春日井市に住む職業不詳の50歳の男を特定し、自宅近くの路上にいたところを殺人未遂の疑いで緊急逮捕しました。 調べに対し、男は「大須商店街に車に乗って買い物には行ったが人をひいてなんかいませんし、事故も起こしていません。トラブルを起こした覚えもないので逮捕された理由が分かりません」と容疑を否認しています。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
与党、移設は予定通り推進の姿勢 野党「揺るがぬ民意示した」(共同通信)
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する勢力が過半数を獲得した7日の沖縄県議選に関し、自民党は「厳しい戦いになると分かっていた。やむを得ない」(幹部)と冷静に受け止めた。移設工事は予定通り進める姿勢を示した。野党は「新基地建設はノーという県民の揺るがぬ民意が改めて示された」(共産党の小池晃書記局長)と歓迎した。 自民党の沖縄北方担当相経験者は「辺野古の埋め立てが終わるまでは厳しい状況は続く」とした上で、結果にかかわらず移設を推進するべきだと主張した。党幹部は政権運営への影響はないと強調した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
英製薬大手、米社に統合打診 新型コロナワクチン開発、強化も(共同通信)
【ロンドン共同】米ブルームバーグ通信は7日、英製薬大手アストラゼネカが米同業のギリアド・サイエンシズに経営統合の可否について水面下で打診したと報じた。両社は新型コロナウイルス感染症のワクチンや治療薬をそれぞれ手掛けており、統合が実現すれば関連事業が大きく強化されることになりそうだ。 アストラゼネカは新型コロナのワクチン開発を英オックスフォード大と進めており、9月にも供給を始める方針を示している。ギリアドは抗ウイルス薬「レムデシビル」の開発元として知られる。新型コロナの治療薬として、日本でも特例承認された。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
小田急電鉄で2件の人身事故 運転再開(レスキューナウニュース)
玉川学園前~町田駅間で発生した人身事故の影響で、小田急小田原線は新百合ケ丘~町田駅間の運転を見合わせていましたが、23:13頃、運転を再開し、ダイヤが乱れています。小田急電鉄では江ノ島線・南林間駅でも人身事故があり、一時運転を見合わせました。 レスキューナウ Source : 国内 – Yahoo!ニュース
女性が肋骨等折る重傷…妻と“ATMの操作”巡りトラブルになった女性を夫が殴る “自ら交番訪れ”逮捕(東海テレビ)
愛知県安城市で7日午前、口論となった女性の胸などを殴って大ケガをさせたうえ、スマートフォンを奪ったとして会社員の男が逮捕されました。 逮捕されたのは高浜市の会社員、中倉洋助容疑者(42)です。 中倉容疑者は7日午前10時ごろ、安城市の「JAあいち中央本店」の駐車場で、会社員の女性(57)を殴って大ケガをさせたうえ、女性のスマホを奪った強盗致傷の疑いが持たれています。 警察によりますと、中倉容疑者は妻と女性がATMの操作を巡ってトラブルとなったことに腹を立て、女性の胸などを数回殴り、女性が中倉容疑者の車のナンバーを撮影しようとしたため、スマホを奪ったということです。 女性はろっ骨などを折る重傷です。 中倉容疑者は現場から逃走しましたが、その後、自ら交番を訪れ、調べに対し「この内容であってます」と容疑を認めています。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
東京・港区長選 武井氏が5選果たす(産経新聞)
任期満了に伴う東京都港区長選は7日に投開票が行われ、無所属現職の武井雅昭氏(67)=自民、国民、公明、社民、都民推薦=が他の4人を下し、5選を果たした。投票率は30・04%(前回24・25%)、当日有権者数は19万7277人。 立候補していたのはほかに、無所属新人で元都議の菊地正彦氏(67)▽無所属新人で会社役員の飯田佳宏氏(47)▽無所属新人で元区議の大滝実氏(71)=共産推薦▽ホリエモン新党新人で会社員の柏井茂達氏(36)。 当選が確実となった午後10時15分ごろ、武井氏は同区芝公園の選挙事務所に姿を現し、支援者から花束を受け取るなどして笑顔を見せた。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、バンザイは行わなかった。 武井氏は「これまでの区政運営に理解を寄せられ、選んでいただいたことに、とても責任を感じている」と語った。また、「区民の期待に応えるためにも、一日もおろそかにせず、コロナ対策に全力を尽くしたい」と力を込めた。 武井氏は特別な選挙活動は行わず、自身の公式ウェブサイトなどで4期16年の実績を強調。国政与野党から推薦を広く集め、着実に票を固めた。 選挙戦では武井区政への評価と新型コロナウイルス対策、都心を通過する羽田空港新飛行ルートなどが争点となり、他の候補者らは特別区民税の減税や、新飛行ルートの撤回、選挙へのインターネット投票導入などの政策を訴えたが、及ばなかった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
石破氏、会期延長見送りに否定的 首相の冷遇にも言及(産経新聞)
自民党の石破茂元幹事長は7日のBS朝日番組で、政府・与党が17日までの今国会を延長しない方針を固めたことに否定的な考えを示した。「新型コロナウイルス対策や(賭けマージャン問題で辞職した)黒川弘務前東京高検検事長の問題で納得した人は増えていない。その数字が増えるまで(会期を)延長するか、議論を濃密にしなければいけない」と語った。 次期首相に意欲を示す石破氏への所属議員の支持が広がらない現状に関しては「『石破だ』といえば、ポスト剥奪、資金はもらえない、選挙は応援してもらえず、議員ではなくなるからだ」と述べ、安倍晋三首相が石破氏の支持者を冷遇しているとの見方を示した。 その上で「選挙はどれだけ有権者とのコミュニケーションをとるかということを(先輩議員から)教わってきた。自分の(自民党)総裁選ではやっていないとの叱りは甘んじて受ける。変えないといけない」とも語った。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース