自身が会長を務める高校の同窓会活動費900万円を着服したとして、警視庁福生署は業務上横領の疑いで、東京都瑞穂町殿ケ谷、自営業、小林昭仁容疑者(57)を逮捕した。同署によると、「私1人でやりました」などと容疑を認めている。 同署によると、小林容疑者は約15年前から、母校のあきる野市内の都立高校で同窓会長を務めていた。平成29年9月、会計担当者に「同窓会費の管理をしたい」と申し出て、学校名義の会計用口座を廃止。会長名義の新口座を開設し、同窓会費を自身で管理できるようにしていたという。 着服金は、経営する水道工事会社で必要な機材の支払いなどに充てたとみられる。30年の収支報告を小林容疑者が行わず、不審に思ったほかの役員らが会長職を解任。今年4月に同署に被害を届け出た。 逮捕容疑は29年9月下旬、会長名義の口座から900万円を引き出し、自身が管理する口座に入金したとしている。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ディランが8年ぶり新作 生と死歌う難解な到達点
ボブ・ディランの8年ぶりとなるオリジナルアルバム「ラフ&ロウディ・ウェイズ」の日本盤が7月8日に発売された。豊かなイメージが連鎖する壮大な詩は、神や死の世界に接近し、ときに悩み、恐れ、強がり、血の匂いがするほど攻撃的になるが、近づいてのぞきこめば、真意は風に舞い、消えていく。近年の作品でもトップクラスに深遠で、雲をつかむような作品だ。 拡大するラフ&ロウディ・ウェイズのアルバムジャケット=ソニーミュージック提供 ギターからキーボード、そして再びギターへ 前作の「テンペスト」(2012年)は、シェークスピアの最後の作品と同名だったことから、ディランにとっての最後のオリジナル作品になるとささやかれていた。事実、新曲は途絶えていた。だが、沈黙を破り、3月に新曲「最も卑劣な殺人」(Murder Most Foul)をリリースすると、立て続けにシングルをリリースし、あれよあれよとアルバム発表までこぎつけ、世界中を驚かせた。作り手としてのディランの現在地は、じわりと次のステージへと進んでいた。 00年代以降のディランと言え… 980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
NHKの「ステラ」関西版、休刊へ 全国版と差別化困難
NHKなどの番組情報誌「ステラ」の関西版が、10月9日号(9月30日発売)で休刊することが分かった。全国版は発行を続ける。 ステラ関西版は2004年に創刊。ドラマやバラエティーなどNHKの番組を中心に特集を組んできた。NHKサービスセンターによると、全国版との違いが少なく維持が難しくなり、休刊が決まった。 今後は定期購読者には全国版を送るが、休刊後の解約希望者には未発送分の購読料を返金する。問い合わせは、NHKウイークリー「ステラ定期購読係」(0120・660・055)。(土井恵里奈) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
愛知環状鉄道の線路内に土砂流入 一部で運転見合わせ
愛知環状鉄道によると、午前7時ごろ、愛知県豊田市の永覚―末野原間でのり面が崩れ線路内に土砂が流入しているのが見つかった。午前10時半現在、北野桝塚―三河豊田間で運転を見合わせている。復旧見込みは立っていない。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大分の玖珠川氾濫、新天瀬橋が流失…「早くやんで」祈る市民(西日本新聞)
大分県日田市や玖珠、九重町では河川の氾濫や土砂崩れなどが相次いだ。九州豪雨から3年を迎えたばかりの同市。降り続く雨に市民たちは「早くやんでほしい」と祈るように鈍色の空を見上げた。 【写真】崩れてきた土砂によって入り口がふさがれたトンネル 同市日高では近くの玖珠川があふれ、住居などが浸水。自宅兼倉庫に取り残された80代男性と70代女性の夫婦が救助された。日田署によると、午前7時50分ごろ夫婦の親戚から110番があった。水の流れが激しく救出は難航したが、水が引いた同9時20分ごろに署員らが救出した。命に別状はないという。 同市中津江村栃野では午前6時すぎ、山の斜面が大規模に崩落。市中津江振興局などによると、現場周辺には民家や特別養護老人ホームがあるが、避難していて無事だったという。 同市大鶴地区の大鶴公民館には多くの住民が身を寄せた。上宮町自治会長の坂本義紀さん(71)によると、新型コロナウイルスの感染防止のため、別の避難所や親類宅に向かったり、駐車場で車中泊をしたりする住民もいたという。 九州豪雨で大きな被害を受けた同町の住民は大雨のたびにいち早く避難しており、今回もスムーズに避難所生活ができているという。ただ互いに気を使うこともあり、坂本さんは「みんな早く自宅に帰りたがっている。もう一晩の辛抱だろう」と話した。 九重町では町内を流れる野上川が氾濫。濁流でJR久大線の鉄橋が流されたほか、川岸にある同町野上の民家は基礎がえぐられて崩落した。同町粟野では土砂崩れが発生し、金山集会所が押し流された。人的被害は確認されていない。 山間部にある同町右田の甘川水(あまがせ)地区では、集落に通じる道路が雨で断たれて孤立。6世帯15人の住民は警察や消防などによって助け出された。住民の大工武石勤一さん(61)によると、孤立の一報を受けた行政サイドはアルミのはしごなどを使って住民を集落外まで導き、バスに乗せて避難所まで運んだという。「雨水で川ができて道が寸断されていた。信じられないくらいの雨量だった」と話し、救助に感謝した。 日田市天瀬町では7日午前7時ごろ、玖珠川に架かる新天瀬橋(長さ約63メートル、幅4メートル)が流失していると、市天瀬振興局に連絡があった。橋は約100メートル下流で見つかった。けが人はなかった。橋の流失で3世帯5人が孤立状態となった。 同市天瀬町の慈恩の滝近くの国道210号では直径約5メートル、深さ約8メートルにわたり陥没した。 (中山雄介、笠原和香子、鬼塚淳乃介、稲田二郎) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
九州豪雨、激甚災害指定へ 今週末にも支援内容を公表(共同通信)
政府は8日、九州などの豪雨について、被害状況を調査した結果、激甚災害に指定する見通しになったと明らかにした。対象地域、公共土木や農業施設といった支援内容を詰め、今週末にも公表する。2020年度の激甚災害指定は初となる。平将明内閣府副大臣が衆院内閣委員会で、公明党の江田康幸氏に答弁した。 激甚災害は、被災自治体の復旧事業に対する国庫補助率を通常より引き上げ、自治体の財政負担を軽くすることで早期復旧を支援する。公共土木など分野ごとの被害額を算定して、支援対象とするか判断する。指定の見込みとなった段階で支援内容などを公表し、後日閣議決定する。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
増水でみるみる飲み込まれる河川敷に冠水したアンダーパスも…岐阜県で大雨特別警報「最大級の警戒を」(東海テレビ)
東海テレビ 降り続く雨により岐阜県を中心に、土砂崩れや川の氾濫などの被害が起きています。 下呂市を流れる飛騨川。雨が流れ込み、氾濫危険水位である5.4mを超える水量に。東海地方の雨は夜になっても勢いが収まることなく、未明から朝にかけて降り続けました。 通行止めになった下呂市の国道41号線では、アンダーパスが浸水。警察と消防によって、立ち往生していた軽トラックが撤去されました。 また、国道41号の別の場所では大きな木ごと土砂が崩れて、道路と手前の歩道も完全に塞いでいました。 夜が明け、次第に明らかになってきた大雨の脅威。岐阜市長良川の情報カメラの映像を見てみると、増水での河川敷が濁流に飲み込まれたのがわかります。高山市では土砂が住宅に流入する被害もありました。 被害にあった住人の男性: 「まさかここまでくると思わなかった。警戒はしていたけど。どうしようもないね、命が助かっただけいいと思わないと」 気象庁は高山市、下呂市、中津川市、恵那市、飛騨市、郡上市に大雨特別警報を発表。「これまでに経験したことがない大雨になっている」として土砂災害や川の氾濫に最大級の警戒を呼びかけています。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
関東でも雨雲発達 昼過ぎにかけて激しい雨も(tenki.jp)
8日午前10時30分現在、関東地方でも発達した雨雲がかかってきています。昼過ぎにかけて局地的に激しく降ることがあるでしょう。今後の気象の情報に十分お気をつけください。 関東地方にも発達した雨雲かかる 8日午前10時30分現在、岐阜県と長野県には大雨特別警報が発表されています。引き続き土砂災害や低い土地の浸水、川の増水・氾濫に厳重な警戒が必要です。 雨雲は東へ移動していて、関東地方にも発達した雨雲がかかってきています。関東地方北部や、南部の沿岸部では雨脚の強まっている所があります。関東地方では、昼過ぎにかけて局地的に激しい雨の降ることがあるでしょう。 関東地方南部では、あす(9日)午前6時までの24時間に予想される雨の量は多い所で120ミリとなっています。さらにその後、あさって(10日)午前6時までの24時間に予想される雨の量は多い所で50~100ミリとなっています。今後の気象情報に十分お気をつけください。 日本気象協会 本社 日直主任 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
入所のお年寄り、避難危機…「災害弱者」どう守る?(西日本新聞)
「避難計画」九州は策定2割 要因不足、罰則もなく 災害時、施設に入所する高齢者らの安全をどう確保するか、課題が改めて浮き彫りになっている。4日未明に熊本県南部を襲った豪雨では、同県球磨村の特別養護老人ホームが水没し、14人が亡くなった。7日にかけて九州北部に降った大雨の際には、早めの避難で無事だった施設も。あらかじめ避難計画を策定している施設は九州で2割程度にとどまっており、「災害弱者」が命を落としやすい状況にある。 【画像】高齢者施設が行うべき準備4つ 「避難を想定した準備をしましょう」。近くに川が流れる福岡県大牟田市の介護施設。まだ雨がまばらだった6日午前11時、職員会議で避難を準備することを決めた。施設の3階に吸引器やベッド、自家発電機などを準備し、市の避難準備情報を受けて午後3時半から避難を始めた。気象庁が最大級の警戒を呼び掛ける大雨特別警報を発表したのは、その1時間後だった。 寝たきりの人や認知症の高齢者ら約80人を1階などから2時間かけて避難させた。その頃には雨が滝のように降っており、近くを流れる川の水位はみるみると上がっていた。 国土交通省によると、高齢者施設や病院などの「要配慮者利用施設」のうち、川の氾濫などで浸水する恐れがある場所に位置するのは全国で約6万7千件。災害に備えた避難計画の策定や避難訓練の実施が義務付けられている。 大牟田市の施設は避難計画を策定した上で避難訓練を実施していた。「普段の心掛けが生きてスムーズに避難できた」と施設長。ただ、道路が冠水していたため、自宅にいた職員を応援に呼ぶことはできなかったという。「たとえ備えはあったとしても、職員の数が少ない夜中の宿直時間に雨が降っていたら、果たしてうまくいっただろうか」 ◇ ◇ その懸念が現実となったのが、熊本県球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」のケースだ。 証言によると、豪雨で氾濫した球磨川の濁流が施設に押し寄せたのは4日午前6時ごろ。職員たちは近隣住民にも声を掛けて入所者を2階以上に避難させようとしたが、濁流はガラス戸を破って浸入し、間に合わなかった。 千寿園は球磨川支流の小川のそばにあり、洪水時に最大10~20メートルの浸水が想定されていた。このため、避難計画の策定や避難訓練を行っていたという。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
九州豪雨、平内閣府副大臣「激甚災害指定の見通し」(産経新聞)
平将明内閣府副大臣は8日の衆院内閣委員会で、九州の豪雨について「調査の結果、激甚災害に指定する見通しとなっている」と述べた。指定により、復旧事業に対する国庫補助率を引き上げるなどして、地方の財政負担を軽くする。 平氏は「被災地の早期の復旧・復興のためには、被災自治体が財政面で不安を持つことなく、早期に事業を実施することが重要だ」と語った。指定する地域に関しては「今週末ぐらいに、基準を満たすものがあれば指定見込みを公表する予定だ」と述べた。 平氏は、避難所の新型コロナウイルス対策を含むプッシュ型支援として、段ボールベッド1500台、非接触型体温計100個、パーテーション(仕切り)940個などを被災地に発送し、順次到着していることを明らかにした。公明党の江田康幸氏への答弁。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース