東京電力によると、12日午後3時45分時点で、東京都と埼玉県の計約6200軒で停電が起きている。首都圏各地で発生しているゲリラ豪雨に伴う落雷の影響とみられるという。 停電軒数は東京都杉並区で約2500軒、同多摩市で約1700軒、さいたま市見沼区で約1300軒などとなっている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
各地で猛暑日、都心は朝から30度超え 熱中症で死者も
12日も各地で朝から気温が上昇し、東京都心で午前7時台には30度を超えた。都心を含め、午前中に広い範囲で35度以上の猛暑日となり、日中も広い範囲で気温が上がる見通し。11日には埼玉県内で熱中症の症状で2人の死亡が確認された。気象庁は関東や山梨、長野の1都8県に熱中症警戒アラートを発表して警戒を呼びかけている。 午前11時時点で、群馬県伊勢崎市で37・4度、埼玉県熊谷市で37・2度、千葉県鴨川市で36・9度、東京都青梅市で36・8度、都心で35・6度を記録。その後、名古屋市でも35度の猛暑日となった。30度以上の真夏日も、大阪市の34・4度など各地で記録された。 埼玉県は12日、さいたま市の男性(68)と行田市の女性(78)がいずれも熱中症で11日に死亡したと発表した。男性は自宅近くの草むらで、女性は自宅のベッドで倒れているのが見つかったという。 12日の日中の各地の最高気温は静岡市で38度、さいたま市で37度、東京都心や名古屋市、甲府市、岐阜市、高松市、宮崎市などで36度の予想。大阪市などでも35度の猛暑日となる見込みで、気象庁は熱中症への警戒を呼びかけている。(山本孝興、釆沢嘉高) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
明日13日(木)の天気 猛暑列島はまだ続く 局地的な雷雨に注意(ウェザーニュース)
天気のポイント ・関東以西は厳しい暑さで猛暑日の所も ・午後は局地的な雷雨に注意 ・北陸は所々で強い雨に 明日13日(木)も太平洋高気圧に覆われて晴れる所が多く、厳しい暑さが続きます。関東から西では35℃以上の猛暑日となる所もある見込みです。 上空の気圧の谷が通過する北陸は雨が降りやすく、近畿や東海、関東なども局地的な雷雨にはご注意ください。 関東以西は厳しい暑さで猛暑日の所も 関東から西日本にかけては晴れて厳しい暑さになります。35℃以上の猛暑日の所があり、熱中症対策が欠かせません。 東北も強い日差しで気温が上がって広い範囲で30℃を超える予想です。 午後は局地的な雷雨に注意 太平洋高気圧の縁を周るように湿った空気が流れ込むため、気温の上がる午後は西日本、東日本の各地で大気の状態が不安定になります。局地的に雨雲が発達し、雷雨となるおそれがあるため、空の変化から目が離せません。 北陸は所々で強い雨に 上空の気圧の谷が通過する影響で雨が降りやすく、一時的に強く降ることがあります。外出時は傘が必須です。雨が降る割に気温は高く、蒸し暑い一日になります。 ウェザーニュース Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「亡くなった被爆者の思い踏みにじる」 原告ら怒りあらわ(産経新聞)
広島への原爆投下直後に降った「黒い雨」をめぐる訴訟で、原告団と弁護団は12日午後、広島市内で記者会見を開き、広島県と市が同日、国の要請に基づき控訴したことについて、「無念のうちに亡くなった多くの被爆者の思いを踏みにじるもの。本当に残念だ」などと怒りをあらわにした。 加藤勝信厚生労働相は同日、控訴したと発表し、援護救済対象の拡大も視野に科学的検証を行うと明かした。ただ、原告団長の高野正明さん(82)は「科学的根拠がないとして、こちらの申し入れは何度も蹴られてきた。とても信用できない」と述べた。 また、控訴を受け入れた県と市にも、「(国の要請を断る)勇気がなかったのが残念だ」と批判。原告全員が高齢ということにも触れ、「(結論を)先延ばしにすればそれだけ死者も出るが、国はそれを望んでいるかのようだ。非常に憤りを感じる」と語った。 弁護団の竹森雅泰事務局長は、原告全員を被爆者と認めた広島地裁判決が被爆者認定方法について具体的に指摘したことに触れ、「法律上やろうと思えば、(国から被爆者健康手帳の交付審査を受託する)市や県が独自に被爆者と判断できる。(原告らと)手を携えてやってきた点は評価するが、控訴という形になり残念だ」と話した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
東京都、埼玉県、栃木県で約5200軒の停電が発生(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 関東を中心に激しい雷雨となっている所があり、東京都と埼玉県に大雨警報が出されています。 強い日差しや暖かく湿った空気の影響で、関東を中心に激しい雷雨となっている所があります。埼玉県越谷市では、観測史上1位となる1時間に80.5ミリの猛烈な雨が降りました。12日午後3時20分現在、大雨警報が埼玉県と東京都に、洪水警報が埼玉県に発表されています。西日本や東日本ではこの後も局地的に激しい雨や落雷の恐れがあります。竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が必要です。 停電の情報です。東京電力の管内では、午後3時44分現在、約5220軒の停電が発生しています。雷の影響の可能性も高く順次、復旧するとしています。東京電力によりますと、午後3時44分現在、東京都で3330軒、埼玉県で1770軒など管内の約5220軒で停電が発生しています。12日、これまでに発生した停電も雷の影響によるものが多く、停電が発生した箇所について順次、復旧作業を行うとしています。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
熱中症を防ぐためにマスクを外していいの? ⇒ 厚労省「屋外で人と2m以上離れていたら外して」(ハフポスト日本版)
8月に入って日本列島で最高気温が35℃を超える猛暑日となる地点が相次いでいる。群馬県伊勢崎市では8月11日、2020年の全国の最高気温を更新する40.5度を観測したほどだ。 【熱中症対策のリーフレット】 気温が高くなると、気をつけなければいけないのは熱中症だ。気象庁では7月から、熱中症の危険性が極めて高い気象状況を示す「熱中症警戒アラート」を関東甲信地方の1都8県での試行を始めた。 新型コロナウイルス対策として屋外ではマスクをつけている人も多いが、厚労省公式サイトは熱中症を防ぐために「屋外で人と2m以上離れていたらマスクを外して」と訴えている。 厚労省の情報は6月22日に更新されたもの。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための「新しい生活様式」での熱中症予防のポイントを以下の4つにまとめてある。以下、原文のまま紹介する。 コロナ時代の熱中症予防、その4つのポイント (1)マスクの着用について マスクは飛沫の拡散予防に有効で、「新しい生活様式」でも一人ひとりの方の基本的な感染対策として着用をお願いしています。ただし、マスクを着用していない場合と比べると、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど、身体に負担がかかることがあります。 したがって、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう。 マスクを着用する場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけましょう。また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的にはずして休憩することも必要です。外出時は暑い日や時間帯を避け、涼しい服装を心がけましょう。 (2)エアコンの使用について 熱中症予防のためにはエアコンの活用が有効です。ただし、一般的な家庭用エアコンは、空気を循環させるだけで換気を行っていません。新型コロナウイルス対策のためには、冷房時でも窓開放や換気扇によって換気を行う必要があります。換気により室内温度が高くなりがちなので、エアコンの温度設定を下げるなどの調整をしましょう。 (3)涼しい場所への移動について 少しでも体調に異変を感じたら、速やかに涼しい場所に移動することが、熱中症予防に有効です。一方で、人数制限等により屋内の店舗等にすぐに入ることができない場合もあると思います。その際は、屋外でも日陰や風通しの良い場所に移動してください。 (4)日頃の健康管理について 「新しい生活様式」では、毎朝など、定時の体温測定、健康チェックをお願いしています。これらは、熱中症予防にも有効です。平熱を知っておくことで、発熱に早く気づくこともできます。日ごろからご自身の身体を知り、健康管理を充実させてください。また、体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養するようにしましょう。 ハフポスト日本版・安藤健二 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
山梨県で38℃以上 関東甲信~九州で広く猛暑日(tenki.jp)
12日、15時までの最高気温は、全国で最も高かったのは山梨県甲州市勝沼で38.2℃、次いで甲府市で38.0℃でした。関東甲信から九州では、35℃以上の猛暑日になった所が多くなりました。 関東甲信~九州 最高気温は広く35℃以上 12日も、本州付近は暖かい空気に覆われました。強い日差しが照りつけた所も多く、関東甲信から九州を中心に、最高気温は35℃以上の猛暑日になりました。15時までで、全国で最も高かったのは山梨県甲州市勝沼で38.2℃、次いで甲府市で38.0℃でした。 その他、札幌市では32.7℃、仙台市34.3℃、東京都心35.8℃、名古屋市36.0℃、金沢市32.4℃、大阪市35.3℃、福岡市35.4℃などとなっています。札幌市と福岡市では今年最も高くなりました。また、横浜市では、35.4℃で、今年初の猛暑日になりました(猛暑日:最高気温35℃以上)。 夜でも熱中症に注意 夜になっても気温は下がりにくいでしょう。あす13日朝の最低気温は、東北南部から九州にかけて、25℃を下回らない所が多い見込みです。夜でもエアコンを使用するなど、熱中症対策を行ってください。 日本気象協会 本社 日直主任 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「森友保育園」に6150万円支払い命じる 不当な運営費受給 大阪地裁(産経新聞)
保育士数などの基準を満たしていないのに保育園の運営費を不当に受給したなどとして、大阪市が学校法人「森友学園」の籠池泰典(かごいけ・やすのり)前理事長=詐欺罪などで懲役5年の有罪判決、控訴=が代表を務める社会福祉法人に返還を求めた訴訟の判決が12日、大阪地裁であり、森鍵一裁判長は「悪意の受益者と認められる」として、請求通り約6150万円の支払いを命じた。 法人は、同市淀川区で保育園「高等森友学園」(平成29年に認可取り消し)を運営していた「肇國舎(ちょうこくしゃ)」。市は23~28年に支給した保育運営費などのうち、保育士数や栄養士数の要件を満たしていなかった計約5560万円分の返還や、同法人での保育士不足に伴って派遣した応援人員の費用約590万円の支払いを求めていた。 法人側は「受給要件を満たしていると認識していた」などと主張したが、森鍵裁判長は判決で、職員の勤怠管理などを通じて「要件を満たしていないことを認識していたと推認される」と指摘。法人側には不当利得の返還義務があり、応援人員の派遣も両者の間で合意があったとして、市による費用の支払い請求には理由があると認定した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
御巣鷹の尾根へ、マスク姿の慰霊登山 墜落事故35年
乗客・乗員520人が亡くなった日本航空のジャンボ機墜落事故から12日で35年を迎えた。遺族らは朝から、現場となった御巣鷹(おすたか)の尾根(群馬県上野村、標高1565メートル)に向かう慰霊登山を始めた。新型コロナウイルスの影響で参加を見合わせる人もいる中、午前8時ごろからマスク姿の遺族らが標高約1400メートルの登山口を出発していった。 堺市の山岡清子さん(74)と長男直樹さん(53)は、親戚宅から帰宅する途中で亡くなった長女の知美さん(当時16)と次女薫さん(同14)の墓標の隣にサツキを植えた。 今夏は直前までためらったが、宿泊先が受け入れてくれると聞いて迷いが消えた。「妹たちの一番近くにいられる気がするし、他の遺族からも力をもらえる。この日だけは苦しみや悲しみを忘れさせてくれる」と直樹さん。 サツキは初夏に花を咲かせてくれる。次の夏に成長した姿を見るのも楽しみだ。2人の墓標に語りかけた。「安らかに眠ってね」 兄の栗原崇志さん(当時33)の家族3人を亡くした栃木県大田原市の橋本毅さん(66)は愛犬と登った。墓標に兄が好きだったビールを供えてつぶやいた。「命日に登れてよかった。それにしても早すぎた。悲しい」 東京都の池田香央理さん(28)は、夫莞爾(かんじ)さん(28)と義父の典正さん(60)と、初めて御巣鷹の尾根を訪れた。事故では、典正さんの父隆美さんが53歳で亡くなった。今年の7月に結婚式を挙げるはずだったが、コロナの影響で来年7月に延期。それでも「隆美さんに結婚の報告をしたい」と登ることにした。 この日は、典正さんが登りながら事故の細かな状況を説明してくれた。悲惨な事故の爪痕の大きさに衝撃を受けた。「しっかり自分たちの子の世代にもつないでいけるように、今日のことを心に刻みたい」と話した。 東日本大震災で宮城県石巻市立大川小学校に通っていた11歳の娘を亡くした紫桃(しとう)隆洋さん(56)は登るのをためらっていたが、墜落事故の遺族が声をかけてくれて今年も慰霊登山をした。「遺族、地元、企業が色んな形でかかわって供養の場が続くことの意味を改めて感じた。自分たちも命の大切さを訴え続けたい」 この日の慰霊登山は、密集を避けるため遺族と関係者に限られた。日航が遺族の登山を支援する日程も、例年の8月11~13日に7月後半の2日間を加えて対応した。 12日夕にふもとで開かれる追悼式典は、例年200人超の参列者を村関係者ら十数人に絞る。墜落した午後6時56分の黙禱(もくとう)や、犠牲者の数と同じ520本のろうそくに明かりをともす様子は、参加できない遺族に向けてインターネットでライブ配信する予定だ。(張春穎、佐野楓) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
黒い雨訴訟、広島市と広島県が控訴 国の要請受け入れ
広島への原爆投下後に降った「黒い雨」を国の援護対象地域外で浴びた住民ら84人全員を被爆者援護法上の「被爆者」と認め、被爆者健康手帳の交付を命じた広島地裁判決について、国と被告の広島県、広島市が12日、控訴した。市と県に手帳交付事務を委託し、訴訟に被告ではなく補助的立場で参加する国の控訴方針を受け入れた。一方、国はこの日、援護対象となる地域の拡大を視野に再度の検証を始めると表明した。 訴訟の控訴期限の12日午前、広島市の松井一実市長は会見して控訴したと明らかにした上で「援護を早急に進めるよう国に強く求めていきたい。訴訟手続きは淡々と進め、救済措置をどう考えるかについて重点を置いてやっていただければ」と強調した。松井市長によると、国側が県や市の要望を受けて援護対象の地域拡大を視野に再検討する意向を示したことから、市と県は控訴に応じたという。 加藤勝信厚生労働相はこの日、「(地裁判決は)これまでの最高裁判決とも異なり、十分な科学的知見に基づいたとは言えない判決内容となっている」として控訴に至った理由を説明した。一方で県や市などが求める援護対象地域の見直しについて「黒い雨地域の拡大も視野に入れ、最新の科学技術を用いて可能な限りの検証を行う」とした。 検証を終える時期について加藤氏は「スピード感を持ってやっていく」と述べた。また、検証が長崎の被爆者に与える影響を問われると「場合によってはつながっていく」とした。 国は原爆投下直後の調査で黒い雨が激しく降った「大雨地域」に限って援護の対象とし、がんなどの特定疾病が見つかれば援護法上の被爆者として手帳を交付。医療費の自己負担をなくし、各種手当を交付してきた。これに対し、「小雨地域」や「降雨地域」の外にいたとされる原告は援護の対象外としてきた。 広島地裁判決は、黒い雨の実際の降雨範囲は国が定めた大雨・小雨地域より広いと認定。地域の違いや降雨時間の長短によって援護に差を設けることに「合理性がない」と判断し、84人全員への手帳の交付を命じていた。 ◇ 〈黒い雨〉 原爆投下後、広島にすすなどを含む黒い雨が降った。1945年の地元気象台技師らの調査では爆心地の北西方向の「東西15キロ、南北29キロ」で降り、うち「東西11キロ、南北19キロ」が大雨地域と分析。国は76年、大雨地域に限り援護対象とした。健康診断が無料となり、特定疾病を発症すれば被爆者健康手帳が交付され、医療費自己負担分がなくなり各種手当も支給される。広島県と広島市の調査などではより広い範囲で降ったとされる。作家井伏鱒二は小説「黒い雨」を執筆し、89年、今村昌平監督が映画化した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル