東京都内の高級すし店に勤務していた都内の男性(20)が、タトゥー(入れ墨)があるという情報だけを理由に解雇されたとして、解雇の違法確認などを求める労働審判を1日、東京地裁に申し立てた。タトゥーは見た目でわかる部位にはなく、就業規則でも禁じられていないといい、男性は「一方的な解雇で不当だ」と主張。店側は取材に「適切に対応を行う」としている。 男性の代理人の池田佳謙(よしかね)弁護士によると、男性は2018年4月から店に勤務。客の前ですしを握るのではなく、厨房(ちゅうぼう)で焼き物を作るなど板前の補佐をしていた。だが、店長と会食した今年7月、同席した友人が男性にタトゥーがあると話したところ、その2日後に、本人への確認はないまま、「会社の名誉を害した」として解雇された。 弁護士が交渉すると、店側は解雇を撤回するとしたものの、入れ墨を完全に除去するまで「下ごしらえの業務」を命じたという。 池田弁護士はこの日の会見で、「男性は信頼関係を壊されて恐怖を感じ、今も職場復帰できていない」と説明。会社側は、突然の解雇の違法性を認めるべきだと主張した。 労働審判は06年に導入された手続きで、裁判官と有識者が当事者の話を聞き、短期間で問題解決をめざす。原則3回までの審理で調停ができなければ、裁判所の審判を受け、審判内容に不服があれば通常の訴訟に移る。(阿部峻介) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
中東派遣の護衛艦でコロナ陽性 20代男性、すでに下船
防衛省は1日、海上自衛隊の護衛艦「むらさめ」の乗組員男性(20代)が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。同艦は自衛隊の中東派遣の3次部隊として、先月末に日本を出港していた。昨年末に閣議決定された中東派遣で、隊員に感染が確認されたのは初めて。 発表によると、むらさめは先月30日に海自横須賀基地(神奈川県)を出港。直後に約200人の全乗組員がPCR検査を受けていた。男性は無症状で、すでに下船している。ほかは全員陰性で、男性と接触があった乗組員らは艦内で隔離措置をとっている。 同艦はしばらく近海で待機し、ほかに感染者がいないと確認され次第、中東海域へ向かう見通しだが、前任部隊からの任務の引き継ぎは予定より遅れるとみられる。軍事分野の艦艇をめぐっては、米軍の空母で集団感染が起きるなど、閉鎖空間でどう感染を防ぐかが課題となっている。自衛隊では7月にイージス艦で感染者が確認され、米ハワイ周辺で行われる米海軍主催の訓練への出発が遅れた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
北海道胆振東部地震から2年 3町長に聞く被災地のいま
最大震度7を記録し、44人が犠牲になった北海道胆振東部地震から9月6日で2年を迎える。被害の大きかった北海道の厚真町、安平町、むかわ町の3町長に復旧や復興の現状を聞いた。 拡大する大規模な土砂崩れが発生した厚真町の吉野地区=2018年9月12日、厚真町、朝日新聞社チャーターヘリから、迫和義撮影 「心のケア重要」 宮坂尚市朗・厚真町長 被災者の方に今後住んでもらうための住宅対策は順調に進んでいます。町では災害公営住宅(災害公住)と公営住宅(公住)の計78戸を建設中です。資材繰りなどの問題で公住の一部で、工期を1カ月間延長しましたが、仮設の期限を迎えるにあたって住みかえ先がない方は出ません。繰り返し募集しましたが災害公住で空室が出るため、そちらで受け入れることができます。 当初よりも自宅を改修したり、… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【動画】2日の天気 – 九州・四国は荒天 ピークは今夜 台風9号は九州に接近 台風10号も発生(2日7時更新)(ウェザーマップ)
台風9号は非常に強い勢力を保ったまま、きょうの夕方から夜にも九州北部に接近する見通しです。九州や四国を中心に暴風や高波、高潮、大雨に厳重な警戒が必要です。また、昨夜、新たに台風10号が発生しました。この台風の動向にも注意が必要です。 台風9号は依然として非常に強い勢力となっていますが、この勢力を保ったまま、きょうの夕方から夜にも九州北部に接近する見込みです。これに伴い、九州や四国には台風の外側の雨雲が長い時間かかり続け、雷を伴って非常に激しい雨の降る所があるでしょう。また、南風も非常に強まって、大荒れの天気となりそうです。 九州や四国の大荒れのピークは今夜となります。九州北部では瞬間的には50メートル、奄美や九州南部、四国でも35メートルの暴風が吹き荒れ、九州を中心に猛烈なしけとなる見込みです。暴風や高波、高潮にも警戒が必要です。 また、雨量も多く、四国や九州、東海を中心にかなりの大雨となりますので、土砂災害などにも警戒が必要です。 そのほかの各地は日本海側では晴れますが、太平洋側は不安定、関東では断続的に雨となりそうです。また、気温、湿度ともに高く、蒸し暑くなりそうです。 さらに昨夜、新たな台風10号が発生しました。今後は発達しながら北上し、6日(日)にも非常に強い勢力で西日本に近づくおそれがあります。今後も台風情報にご注意ください。 (気象予報士・多胡安那) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
今日は満月「ハーベストムーン」 夜の天気は?(ウェザーニュース)
9月は2日(水)14時22分頃に満月を迎えます。今夜はゆっくりと空を見上げてみませんか? 【今夜の天気】 今夜から明日3日(木)明け方にかけては、日本海側ほど晴れて満月を見ることができそうです。 一方、暖かく湿った空気が流れ込む西日本から北日本の太平洋側では、残念ながら見えにくい状況となりそうです。ただ、雨雲の隙間から満月が顔を覗かせるかもしれません。 九州は台風9号の影響で北部中心に風のピークとなるため、満月が見えるか確認する場合は、安全な家の中から夜空を見上げてみてください。 9月の満月、英語で“Harvest Moon” アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけていました。 9月の満月は“Harvest Moon(収穫月)”といわれています。 農産物を収穫する秋にちなんで、この時期に見える満月をこう呼んでいたとか。同じまるい月でも、季節感が感じられますね。 現象おさらい 満月とは 月は自ら光っているわけではなく、太陽の光を反射することで輝いて見えています。 そして、太陽の光が当たっている月面の半球が地球から見てどちらを向いているかによって、三日月や上弦、満月、下弦など、見かけ上の形が変わります。 地球から見た太陽の方向を基準に、太陽の方向と月の方向の黄経差が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。 つまり満月は、地球から見て太陽と月が正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。 ウェザーニュース Source : 国内 – Yahoo!ニュース
豚熱「改めて警戒を」 発生2年控え呼び掛け 農水省(日本農業新聞)
国内での豚熱発生から2年となるのを前に、農水省は1日、対策本部を開いた。江藤拓農相は畜産農家らに改めて豚熱やアフリカ豚熱への警戒などを呼び掛けた。日本は国際防疫事務局(OIE)の清浄国認定を9月3日に失う見通し。感染防止策の徹底や国産のマーカーワクチンの開発などで、将来の復帰を目指す考えを示した。 豚熱は2018年9月9日に岐阜県で26年ぶりに発生して以来、8県で58件が確認されている。19年10月に同省が飼養豚へのワクチン接種を始めた後は、感染が落ち着き、20年3月以降の発生はない。 江藤農相は「ワクチン接種以降、感染拡大が見られていないことは努力の結晶」とした一方、「平穏な時間が続くと、どうしても気持ちが緩む。もう一度緊張感を持ってほしい」と呼び掛けた。アフリカ豚熱についてもアジアで感染が拡大しており、警戒を続ける必要があるとした。 OIEが認定する清浄国への復帰を目指す方針も示した。OIEは、農家が豚熱の疑いがあると家畜衛生保健所に通報した18年9月3日を起点に日本の清浄国認定を一時停止。2年後となる3日に認定を取り消す。同省は、ワクチンを接種した豚とウイルスに感染した豚を識別できる「マーカーワクチン」の国産化を進めている。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
週間天気 雨や曇りが続く 台風10号は週末に日本列島へ(ウェザーニュース)
■この先1週間のポイント■ ・フェーン現象で日本海側は猛暑警戒 ・西日本、東日本は雨が降りやすい ・台風10号 甚大な被害が発生するおそれ フェーン現象で日本海側は猛暑警戒 週中頃は、日本海側でフェーン現象が発生して、35℃を大きく上回る猛烈な暑さとなるおそれあり、警戒が必要です。 炎天下で長時間を過ごすことは避けて、屋内でもエアコンの適切な使用や適度な水分と塩分補給をするなど、しっかりと熱中症の対策を行ってください。 西日本、東日本は雨が降りやすい 南から暖かく湿った空気が流れ込む影響で、西日本や東日本の太平洋側では週末にかけてスッキリしない天気が続きます。 局地的に雨が強まる可能性もあるため、注意が必要です。 4日(金)は前線が近づくため、近畿や中国は強雨や雷雨、大雨となるおそれもあります。 台風10号発生 甚大な被害が発生するおそれ 昨日9月1日(火)21時、小笠原近海で台風10号(ハイシェン)が発生しました。 記録的に暖かい海水温の影響で猛発達し、今週末には近年にない勢力で日本列島に接近・上陸するおそれがあります。 甚大な被害が出ることが懸念されるため、最悪のケースを想定して台風への備えを早めに行うようにしてください。詳細はウェザーニュース台風情報内の記事をご確認ください。 ウェザーニュース Source : 国内 – Yahoo!ニュース
2日 台風9号九州最接近へ 猛烈な風と高波、高潮、大雨も(tenki.jp)
きょう2日は、台風9号が九州の西を北上。猛烈な風や、猛烈な大しけ、大雨や土砂災害などに警戒。沖縄は次第に回復に向かう。四国から東海、関東と東北太平洋側は、あす3日にかけて雨量が多くなる。一方で危険な暑さも。 きょうの天気 九州は台風警戒 四国から東北太平洋側大雨に きょう(2日:水曜)は、非常に強い台風9号が、九州の西を北上する見込みです。このため、沖縄では天気が回復に向かいますが、まだ風の強い所があり、急な雨や波の高い状態が続くでしょう。 九州は、猛烈な風や、大雨による土砂災害、猛烈な大しけ、高波にも警戒が必要です。予想される雨量は、九州の多い所で250ミリです。九州では、最大12メートルの高波が予想され、大潮の時期と重なることから潮位の変動による海岸付近の浸水なども予想されています。 引き続き、台風9号に関する最新情報を、ご利用ください。 四国から東海にかけての太平洋側では、台風を取り囲む南よりの湿った空気の影響で、あす3日にかけて、局地的な大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、氾濫に厳重な警戒が必要です。大気の状態が不安定ですから、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうにも、ご注意下さい。 関東から東北の太平洋側では、東海上の高気圧から流れ込む湿った空気と日中の気温の上昇で雨が降りやすく、激しい雨の降る所があるでしょう。 北陸や東北から北海道の日本海側では、晴れて暑くなる所が多い見込みです。 日中の気温は、きょうも高い所が多く、北陸から近畿や九州にかけて、所々35℃以上の猛暑日になりそうです。関東から東北でも30℃を超える所が多いでしょう。きょうも熱中症対策が欠かせません。暑さを避ける工夫もなさってください。 9月1日は防災の日 今週は防災週間 1960(昭和35)年に制定された防災の日。 この日は、1923(大正12)年に発生し、多くの市民を巻き込んだ「関東大震災」に起因するものです。都市型地震災害として、学ぶところが大きな地震でもあります。 加えて、1982(昭和57)年からは、9月1日「防災の日」を含む1週間を「防災週間」として、各地で防災訓練や防災を啓発する行事が行われています。ことしは、8月30日から9月5日(土曜)が防災週間です。 毎年今頃は、昔から台風の厄日の一つとして農家の方々などに知られてきた「二百十日」にあたり、その10日後には「二百二十日」があります。 今年はコロナ禍の影響で取り止めになる地域行事も多々ありますが、皆さまの家庭や職場などで、台風や地震など自然災害への備えを確認しあう良い機会になればと思います。 tenki.jpでは、【特集:新型コロナと自然災害に備えて】という記事を掲載しています。 こちらも、皆さまの参考に、是非なさって下さい。 日本気象協会 本社 高橋 則雄 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
台風10号(ハイシェン) 猛発達して日本列島へ 週末は未曾有の災害に厳重警戒(ウェザーニュース)
9月2日(水)3時現在、台風10号(ハイシェン)は小笠原近海を西寄りに進みながら発達中です。 記録的に暖かい海水温の影響で猛発達し、近年にない勢力で日本列島に接近・上陸するおそれがあります。最悪のケースを想定して台風への備えを行うようにしてください。 ▼台風10号 9月2日(水)3時 存在地域 小笠原近海 大きさ階級 // 強さ階級 // 移動 西南西 10 km/h 中心気圧 996 hPa 最大風速 23 m/s (中心付近) 最大瞬間風速 35 m/s 進路の確実性はまだ低く 台風10号は予報円が大きくなっていますが、これは台風の大きさや強さを示しているわけではなく、進路の不確実さを表しています。 予報円は70%の確率で台風の中心が入ると予想される範囲を示していて、四国から九州、奄美まで、台風10号のとりうる進路には大きな幅があることがわかります。 進路次第で各地への影響が大きく変わるため、あらゆる可能性を考慮して、各地にとっての最悪のケースに備えることが重要です。 海水温高く発達続ける予想 今年は海面水温の高い海域が例年よりかなり北に広がっていて、本州沿岸でも海面水温が30℃近い異例の暖かさとなっています。一般的に、海面水温が28℃程度以上であれば台風が発達しやすく、さらに上空の風が弱いなどの条件が揃えば、より急速に発達します。 本州沿岸でも海面水温が高いことから、日本に上陸直前になっても普通の台風のように勢力を落とさず、6日(日)3時の予想は中心気圧940hPa、最大風速45m/s、最大瞬間風速60m/sの「非常に強い」勢力が予想されています。 ▼予報 4日後 9月6日(日)3時 存在地域 南大東島近海 強さ階級 非常に強い 中心気圧 940 hPa 最大風速 45 m/s (中心付近) 最大瞬間風速 65 m/s 統計開始以来最強クラスで接近か 「非常に強い」勢力で上陸すれば、2018年の台風21号以来となります。2018年台風21号は上陸時の中心気圧は950hPa、中心付近の最大風速が45m/sでした。この台風の襲来時には、大阪市など関西の市街地で最大瞬間風速50m/s前後の暴風に見舞われ、屋根が飛んだり車が横転するなどの甚大な暴風被害が発生。記録的な高潮によって関西国際空港が水没したり、神戸市の臨海部が浸水する被害も発生しました。 今回はそれより低い940hPa前後で接近・上陸が予想され、風の条件などでさらに発達した場合は「第2室戸台風(上陸時925hPa)」、「伊勢湾台風(上陸時929hPa)」といった歴史的な災害をもたらした台風に匹敵することになります。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「克行議員は選挙の最終責任者だった」 公設秘書が証言
昨年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公職選挙法違反の罪に問われた前法相で衆院議員の河井克行被告(57)と妻で参院議員の案里被告(46)=いずれも自民を離党=の公判が1日、東京地裁であった。この日から証人尋問が始まり、克行議員の公設秘書の男性が証人として出廷。「(克行議員は)選挙のあらゆる活動の最終責任者だった」と証言した。 検察側は、克行議員が案里議員の選挙運営を仕切った「総括主宰者」にあたるとして起訴したが、克行議員は否定している。男性の証言は、検察側の主張に沿う形となった。 男性は克行議員の公設秘書だが、昨年3月以降は案里議員の選挙スタッフも兼ねていた。男性は尋問で、克行議員について「選挙全体を掌握し、方向性の提示や具体的な指示を誰よりもしていた」と説明。責任者であったことは「否定できない」と証言した。 検察側は公判で、男性の捜査段… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル