国際シンポジウム「朝日地球会議」(10月11~15日)は今年、オンラインで開催し、国内外の企業人や研究者、環境活動をする若者らもリモートで登壇しています。アーカイブ動画とともに、各セッションの内容をお届けします。 グローバル化が進む世界で、資本主義と民主主義がアンフェア(不平等)なシステムになっているのではないか。コロナ後の世界をみすえ、米政治経済学者のグレン・ワイルさんはラディカル(急進的)な変革が必要だと訴えた。(12日、朝日地球会議のセッションから) 対談のタイトルは「資本主義と民主主義を根こそぎに?」。慶応義塾大学経済学部教授の坂井豊貴さんと、米国にいるワイルさんをオンライン会議システムでつないで行われた。 坂井さんは、ワイルさんが共著「ラディカル・マーケット」の中で、個人が土地などを持つ「私的所有権」について「独占の一形態」だと批判していることを紹介。「日本には先祖から引き継いだという理由で土地を売らない大地主が多くいる。所有権のあり方が流動化すれば、もっと有効活用できる」と訴えた。 「こんな不平等な世界があっていいのか」 ワイルさんが提案するのは、土地の利用権をオークションのように入札で決める手法だ。入札で最も高い金額を提示した人が、土地を利用できる。利用者は、提示した金額の一定割合を毎年税金として支払わなければならない。より高い金額を出す人がいれば利用権が移るため、土地を最も有効活用できる人が利用するというしくみだ。 グレン・ワイルさん、坂井豊貴さんによる対談の動画を、記事の後半でご覧いただけます。 ワイルさんは、その考えをブラ… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
緩和された外国人の入国制限。悲鳴を上げていた日本語学校や農家の救いとなるか(FNNプライムオンライン)
新型コロナウイルスの感染防止のため、一部の国のビジネス関係者などを除いて外国人の入国が制限されていた日本。 【画像】廃棄されてしまった5t以上のパクチー 10月1日からビジネスや留学など、中長期の在留資格を持つ外国人の入国制限が緩和され、入国時は抗原検査などを実施し、14日間の待機などが確約できる人が入国できることになった。 半年近く続いた入国制限の間、外国人を必要とする農家や日本語学校などはどんな状況だったのか。 新型コロナの影響を受けるパクチー農家 後継者や担い手不足が問題になっている日本の農業に、欠かせない存在となっている技能実習生。 新型コロナウイルスの影響で、来日できないケースが相次ぎ、農家を悩ませていた。 独特の風味から中華料理や東南アジアの料理などには欠かせない食材・パクチー。 農林水産省の地域特産野菜生産状況調査によると生産量は全国で537t(2018年)と、オリーブの543t(2017年)に並ぶ生産量となっている。 年々消費量が増えているパクチーだが、生産農家は苦境に追い込まれていた。 福岡・久留米市のパクチー農家・香月勝昭さん。 76棟ある農業用ハウスで、1日最大400kgを収穫する全国でも有数の規模の農家だ。 しかし、新型コロナによる外出自粛などの影響で、神奈川・横浜市の中華街をはじめとする飲食店が軒並み仕入れを減らしたことで、6月までの数カ月でなんと5トン以上を廃棄。損失は約1500万円にものぼり、影響は深刻だ。 香月さんは「2月から9割、3月で8割、4月で7割、5月で6割と、ずっと階段のように下がっている。6月になると半分以下になるんじゃないかと予測は立てている」と、厳しい状況を嘆いていた。 技能実習生の受け入れができず、人手不足に さらに追い打ちをかけていたのが、働き手の不足だった。 現在、香月さんの農場で農作業を手伝っているのは、フィリピン人の外国人技能実習生6人。 7月末に新たに2人を迎え入れる予定だったが、新型コロナで入国を制限されていた。 技能実習生とは、東南アジアなどの外国人が最長5年間、日本で農業技術などを学ぶ制度で、現在、農林関係の実習生は全国で約3万人。 しかし、新型コロナの影響で、全体の1割近い2500人ほどが来日できなくなっている。 香月さんの農場で働く技能実習生も「私の後輩が日本に来られなくなった。みんな心配です。コロナありますから、少し大変です」と話す。 技能実習生の受け入れができないことで、先の見通しも立てられなくなると香月さんは戸惑いを隠せない。 「残ったパクチーがなくならないと、次の種がまけない。刈り取りの時期を過ぎてしまい、40~50cmになって規格外になってしまうと、商品価値は0になる。普段の業務にプラスで田植えがあったり、秋だと収穫があったりする。人がいないと仕事が回らなくなってしまう」 実習生の手助けを見越して収穫の計画を立てている農家にとって、人手不足は死活問題だ。 同様に留学生の為の日本語学校でも、受け入れるはずの外国人が来ないことで経営が苦しくなっている。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
大声カラオケで飛沫10倍超 新型コロナ拡大要因か(共同通信)
カラオケで飲食をしながら歌ったり、大声で歌ったりすると、口から出る飛沫の量が通常の会話時の10倍以上になるとの実験結果を、豊橋技術科学大(愛知県豊橋市)の飯田明由教授が15日、発表した。飛沫が飛ぶ距離も延びるとみられる。 飯田教授は「大声での会話やカラオケは想像以上に飛沫が多く出る。カラオケ店や飲食店で、新型コロナウイルス感染が広がる一つの原因になっているのではないか」と話した。 実験では、1秒間に出る飛沫量は、通常の会話と比べ、飲食しながら歌った場合が最多の約14倍、大声で歌った時は約11倍だった。大声での会話は約9倍。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
北陸 あす16日(金)の朝はこの秋一番の冷え込みに(tenki.jp)
あす16日(金)の北陸地方は高気圧に覆われるため、晴れ間が広がるでしょう。あすの朝は寒気や放射冷却の影響で冷え込みが強まる見込みです。この秋一番の冷え込みとなる所が多くなりそうです。17日(土)は曇りや雨、18日(日)は再び晴れる見込みです。週末にかけて、天気は日替わりとなるでしょう。 あすの朝はこの秋一番の冷え込みに きょう15日(木)の北陸地方は上空に流れ込んだ寒気や湿った空気の影響で雲が多く、午前は雨の降ったところがありました。天気は次第に回復し、北陸西部は晴れ間も出てきています。あす16日(金)は高気圧に覆われるため、広い範囲で晴れる見込みです。ただ、昼過ぎからは、気圧の谷の影響で西から雲が広がってくるでしょう。 あす16日(金)の朝は上空に寒気が残り、晴れて放射冷却現象も加わるため、冷え込みが強まる見込みです。最低気温は平地で10度から12度、山沿いでは7度から9度となりそうです。今季一番の冷え込みとなる所が多いでしょう。今夜は掛け布団を用意するなど、暖かくしておやすみになると良さそうです。日中は晴れ間も出るため気温が上がり、ほぼ平年並みの20度前後となりそうです。 17日(土)は曇りや雨 18日(日)は晴れる 土曜日は、気圧の谷の影響を受けるため、雲が多く、富山や福井では午前を中心に雨が降る見込みです。新潟も上越や中越の山沿いを中心に雨の降る所があるでしょう。日中の気温は18度から20度の見込みです。 日曜日は前線がやや南下し、高気圧に覆われるため、晴れ間の広がる所が多いでしょう。お出かけは日曜日の方が良さそうです。日中の気温は平年並みの20度くらいまで上がるでしょう。 週末にかけて おすすめの服装は? 週末にかけての服装指数は、朝はコートを着るのがおすすめな日が多くなっています。そして日中は、長袖の服の上に一枚羽織ると良さそうです。今の時期は一日の気温差が大きくなりますが、服装でうまく調節し、快適にお過ごしください。 日本気象協会 新潟支店 外立 久美 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
日本郵便契約社員の待遇格差は「不合理」 最高裁判決(産経新聞)
日本郵便の契約社員らが年末年始勤務手当の支給や夏期・冬期休暇の付与など正社員との待遇格差の是正を求めた3件の訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(山口厚裁判長)は15日、いずれも手当や休暇を与えないことは「不合理」として日本郵便側の上告を棄却した。 争点は改正前の労働契約法20条が禁じた「有期雇用による不合理な格差」に当たるかどうか。非正規労働者の退職金とボーナス(賞与)をめぐる2件の訴訟では、最高裁が13日、職務内容の差などを理由に不支給でも「不合理ではない」と判断していた。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
全国的に気温高い 関東以西は月末まで秋晴れ少なく 1か月予報(ウェザーマップ)
気象庁は15日(木)、向こう1か月(10/17~11/16)の天候の見通しを発表した。全国的に気温が高く、北日本は月末にかけて気温が平年よりかなり高くなる所がある見込み。前線や湿った空気の影響で、東・西日本の太平洋側の日照時間は平年より少なくなりそうだ。 週ごとの天候予想 1週目(10/17~10/23) 気温は全国的に高温傾向。東日本の太平洋側と西日本は、前線や湿った空気の影響を受けやすいため、平年に比べて晴れの日が少ない見込み。 2週目(10/24~10/30) 暖かい空気に覆われやすく、全国的に高温傾向が続きそうだ。東日本の太平洋側と西日本は、1週目と同様に前線や湿った空気の影響を受けやすいため、平年に比べて晴れの日が少ない見込み。 3~4週目(10/31~11/13) 引き続き暖かい空気に覆われやすく、全国的に高温傾向が見込まれる。天候は全国的に平年程度となり、東日本の太平洋側や西日本は数日の周期で天気が変わり、平年と同様に晴れの日が多くなりそうだ。 高温に関する早期天候情報 北海道は16日(金)は寒気の影響を受けて低い所があるが、その後は平年並みか高い日が多くなりそうだ。特に、21日(水)頃からの5日間ほどは、暖かい空気が流れ込みやすいため、かなり高くなる可能性がある。このため、札幌管区気象台は北海道に「高温に関する早期天候情報」して、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。 早期天候情報とは 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ハロウィーンで詐欺 “お菓子な電話”に注意(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 電話を使った詐欺が相次いでいる千葉県で警察がハロウィーンにちなんでお菓子を配り、金をだまし取ろうとする「“お菓子”な電話」への注意を呼び掛けました。 千葉市のショッピングセンターで警察官やタレントがハロウィーンの仮装をして“お菓子”な電話への注意を呼び掛けました。千葉西警察署の管内では今年に入って先月までに、身近な人をかたり金をだまし取ろうとする“おかしな”電話の詐欺で1億円以上の被害が確認されています。偽の警察官に4000万円をだまし取られた人もいて、今年は去年と比べて被害額が5000万円ほど増えているということです。警察は対策として、金の話をする電話はすぐに切るほか、留守電を設定して“おかしな”電話に出るのを避けてほしいと話しています。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
児童3人の上履きを隠した疑い 小学校教諭を逮捕
勤務先の小学校で児童の上履きを隠したとして、警視庁は15日、東京都日野市程久保8丁目の小学校教諭、井上浩一容疑者(38)を器物損壊容疑で逮捕し、発表した。調べに対し、「心当たりがない」と供述しているという。 五日市署によると、井上容疑者は5~6月ごろ、勤務先の東京都あきる野市の市立小学校で、児童3人の右足用の上履き3点を教員用の更衣室のロッカーに隠し、使えなくした疑いがある。防犯カメラの映像やほかの教諭への聞き取りなどから判明したという。 署は9月下旬、別の児童の防災ずきんにペンで「しね」、絵の具セットに「きしょいよきみ」と書いたとして、井上容疑者を器物損壊容疑で逮捕していた。この事件については容疑を認め、「他の教員へのうさばらしだった」と供述しているという。井上容疑者は2017年4月からこの小学校で勤務していた。 学校では3年ほど前から、児童の持ち物が隠されたり、落書きされたりする被害が約100件起きているといい、関連を調べている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「人災だ」台風の大規模浸水、住民が川崎市を提訴の方向
昨年10月の台風19号で大規模な浸水被害を受けた川崎市では、被災者らが市を相手に謝罪や損害賠償などを求める集団訴訟の準備を進めている。これまで原告団に加わる意思を示したのは50人近く。関係者は年内の提訴を目指している。(斎藤博美) 「黒い水が玄関からだけでなく、床と壁の間、クローゼットの奥、あらゆるところからあふれてきた。ホラー映画のようでした」 原告団に加わる川田操さん(52)は、台風19号が上陸した昨年10月12日の夜のことを、そう振り返った。 多摩川に近い中原区上丸子山王町の2階建ての自宅は、床上浸水した。それから数日は泥だらけになりながら泥をかき出す作業に追われた。エアコン4台は室外機が水没したので全滅。台所は2階だったが1階の木の家具はすべてゴミになった。1階の壁の中の断熱材は床上50センチほどまで浸水したのですべて取り外すしかなかった。リフォーム代の見積もりは1千万円以上と言われた。 「自然災害だから仕方がない」と思っていた。でも、多摩川につながる排水管のゲートを閉めなかったことが被害拡大につながった可能性があることを知り、昨年11月、市が開いた住民説明会に出席した。市側は、閉めなかったのは操作手順に従ったからという説明に終始し、「まるで他人事」。怒りが増した。 中原区下沼部に住む相澤公子さん(75)も自宅は床上浸水。冷暖房や給湯器などがすべてだめになり、リフォーム代と合わせて約700万円ほどの被害に。原告団に加わることを決めたのは「謝罪や補償もそうだけど、これから災害が巨大化するなか、またこんなことがあったら立ち直れない。市は再発防止に全力をあげてほしい」という思いからだ。 被災住民らで作る「台風19号多摩川水害を考える川崎の会」が、被災者に行ったアンケートによると、10月までに回答した233人のうち201人(86%)が市の対応に憤りを感じていると答えている。 ◇ 川崎市によると、台風19号での市内の住宅被害は全壊33件、半壊948件、床上浸水は1258件、床下浸水は411件。罹災(りさい)証明書の発行件数は3411件にのぼる。 市は浸水被害を巡り、原因究明や対策の検討を進める検証委員会を設置、今年4月の最終報告書では、排水管の水門の操作手順を改定、逆流が確認されたときには全閉にするとした。 「このこと自体、昨年の19号での市の操作の過ちを認めたにほかならない」。12日に川崎市内であった原告団への参加を呼びかける集会で、弁護団の西村隆雄弁護士はそう指摘し「人災だ」と断じた。 裁判では川崎市に、①謝罪②損害賠償③再発防止を求めていくことが柱になるという。市はこれまで「浸水被害は、想定以上に多摩川の水位が上昇したことに伴って発生したものであり、市として補償や賠償を行うことは難しい」としている。 同じく弁護団の川岸卓哉弁護士によると、年内の提訴を目指し、100人の原告団を結成したいという。ただ、裁判というハードルを高く感じてためらう人も少なくない。「3本柱の中でも再発防止は被災者だけでなく、すべての市民に関わること。多くの市民に地域の問題として身近に感じてほしい」と話す。 「考える川崎の会」では今後も原告を募り、ある程度の人数が確定したら12月初旬に原告団総会を開く予定。裁判についての相談に応じている。また、被災者でなくても裁判を支援してくれる人を求めている。問い合わせは事務局の船津了さん(044・434・4290)へ。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
吉祥寺300店減の衝撃 タウン誌編集長が語るコロナ禍
地域で愛されてきた老舗店、行列ができる人気店……。コロナ禍が続く中で多くの飲食店が閉店を余儀なくされている。繁華街の今と、今後の行方は。人気の街・吉祥寺をウォッチし続けるブログ「吉祥寺ファンページ」の編集長、山岸学さん(35)に聞いた。 ◇ ブログを本格的に開設してからまもなく6年になります。近くに住み、ネタも豊富にある。吉祥寺は注目度の割に詳しく紹介しているブログがあまりなく、多くの人に見てもらえるだろうと始めました。 ニーズを模索する中で、「開店・閉店」コーナーは最初から受けがよかった。店に取材して載せるのを続けていくうちに様々な情報が入ってくるようになり、いち早く紹介できるようになりました。 大手予約サイト「食べログ」で… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル