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Le guide sur la culture, la langue et l'histoire du Japon.

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mardi mars 16, 2021

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Mois : mars 2021

ニュース 社会
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関電の金品受領 株主代表訴訟開始、現旧役員は争う姿勢

16 mars 2021
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 関西電力の役員らが福井県高浜町の元助役(故人)から多額の金品を受領していた問題で、一部株主が現旧役員に計約69億2千万円を同社へ損害賠償するよう求める株主代表訴訟の第1回口頭弁論が16日、大阪地裁で開かれた。原告側は「電気料金を支払っている人々や株主への背信行為だ」と主張。被告側は争う姿勢を示した。  原告は関電の株主ら49人で、被告は原子力部門のトップだった森中郁雄元副社長と、森本孝社長ら現旧取締役8人、八嶋康博氏ら社内外の元監査役8人。  原告側は、森中氏には元助役側へ原発関連工事を不正に発注した責任があると指摘。ほか16人は発覚した2019年までに金品受領問題を知りながら、取締役または監査役として取締役会に報告しなかった義務違反があると訴えている。  この日は原告弁護団の河合弘之弁護士が、会社の信用低下によって株主に生じた損害の賠償を求める考えを改めて示し、「被告らの不正行為を徹底的に洗い出し、同種の問題が起きないように浄化しないといけない」などと述べた。  株主側は19年11月と昨年4… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

ニュース 社会
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政府、皇位継承めぐり有識者会議設置へ 来週にも初会合

16 mars 2021
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 政府は16日、今後の安定的な皇位継承の方策について検討するための有識者会議をつくり、来週にも初会合を開くと発表した。専門家らの意見を集め、論点を整理するためという。  加藤勝信官房長官は同日午前の閣議後会見で「落ち着いた環境で予断を持つことなく議論いただきたい」などと述べた。加藤氏は議論をまとめる時期を明言しなかったが、官邸内には来年度中をめざすとの意見もある。会議のメンバーは、大橋真由美上智大法学部教授▽清家篤・前慶応義塾長▽冨田哲郎JR東日本会長▽俳優で作家の中江有里さん▽細谷雄一慶大法学部教授▽宮崎緑・千葉商科大教授の6人。  先の天皇退位のためにつくった特例法は、付帯決議で「安定的な皇位継承を確保するための諸課題、女性宮家の創設等」について政府に速やかに検討し、国会に報告するよう求めている。  政府は、秋篠宮さまが皇位継承… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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桜は咲き始めた、でも公園は一部制限 都内の花見は我慢

16 mars 2021
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 桜の開花が14日に東京でも発表された。1週間ほどで満開となる見込みだが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、花見スポットの「封鎖」や催し中止も相次ぐ。華やいだ気分には遠い春となりそうだ。  東京都立井の頭公園(三鷹市、武蔵野市)では12日から約8400平方メートルに及ぶ立ち入り禁止区域が設けられた。桜の木が多い野外ステージや広場周辺などが、オレンジ色のネットフェンスで囲われ、井の頭池沿いのベンチなども座れなくなっている。花見期間の4月11日までとしている。  15日昼、ピザを手に発泡酒を飲んでいた三鷹市の夫婦は「今年は仕方ないですね」とあきらめ顔。会社員の夫(49)は「規制ばかりだと逃げ場がほしくなる。きょうは天気がよかったので、花見客で混む前に来ようと」と話した。  売店の女性によると、コロナ禍以降、園内の人出は増えたという。今年1月に緊急事態宣言が出てからは、飲食店の閉まる午後8時を過ぎると、缶ビールなどを飲みながら騒ぐ姿も目立つ。桜はまだつぼみだが、「この週末くらいから咲きそう。夜の花見が心配です」。  都西部公園緑地事務所は15日、宴会行為やシートを広げての飲食の禁止を呼びかける立て看板などを設置した。夜の花見対策として20日から、警備員による巡回も始めるという。  都は宣言の再延長が発表された5日、井の頭のほか、都内有数の花見スポットである上野公園(台東区)や、代々木公園(渋谷区)でも一部エリアの立ち入り制限を発表。その後、人出が多いことを理由として、芝(港区)、林試の森(目黒区、品川区)、蘆花恒春(ろかこうしゅん)園(世田谷区)の都立公園も追加した。いずれも歩いて花を見ることはできるが、マスクの着用や混雑時を避けることを求めている。3月いっぱいは同様の措置を続けるという。 「昨年以上の自粛をお願いしたい」  花見の自粛要請や、催しの中止も相次ぐ。  目黒区の目黒川沿いには約80… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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走り書きで5万円・グーグル 客のメモ見て直感、詐欺だ

16 mars 2021
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 福岡県行橋市のセブンイレブン行橋西宮市店のパート店員向井美佐子さん(57)は、電子マネーカードを買おうとした男性客がだまされていると気づき、詐欺被害を防いだ。男性が手にしたメモを見て直感したという。  行橋署と向井さんによると、2月13日午後0時40分ごろ、来店した70代の男性が向井さんに電子マネーカードのある場所を尋ねた。普段店で見かけないお年寄りがなぜ?  そう思って男性が持っていたメモに目をやった。そこには「5万円」「グーグル」といった文字や電話番号のような数字があった。相手から伝えられたことを慌てて走り書きしたように見えた。  支払いを求められた金額や、連… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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滋賀のグーグル検索、1位は県警 残念ながら…追い風も

16 mars 2021
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 昨年、大手検索サイト「グーグル」で「滋賀」と一緒に検索された回数が最も多かった言葉は「県警」だった。2位は「デザインあ展」、3位は「グランドーム滋賀高島」。なぜランクインしたのか――。  昨年1月1日から11月22日までに検索されたキーワードが対象で、グーグルが12月に発表した。地域の特性が出るように「コロナウイルス」「感染者数」「休業要請」などの言葉は除外した。  1位の「県警」。残念ながら、捜査のあり方が問われるニュースが続いた。  昨年3月には、東近江市の湖東記念病院で死亡した男性患者への殺人罪で服役した元看護助手の女性のやり直し裁判(再審)があり、大津地裁が無罪判決を出した。判決は、県警が女性の迎合的な傾向や恋愛感情を利用し、自白へ誘導していたと批判した。  また、9月には、乳児の腕をかんだとして傷害罪に問われた母親の起訴を大津地検が取り消した。県警が証拠の歯形を取り違えたためだった。  一方、追い風もあった。  警務課によると、警察官採用試… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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パートナーシップ制度ではだめ 同性婚求めるワケとは

16 mars 2021
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 同性カップルの関係を公的に認める「パートナーシップ制度」を導入する自治体が出ている。しかし、男女の夫婦と同じ法的保障はないため、当事者たちが望むのは法律上の結婚だ。  パートナーシップ制度は2015年、東京都渋谷区と世田谷区で全国に先駆けて始まった。原告弁護団によると、全国78自治体で導入された(3月1日現在)。札幌市は17年6月、政令指定都市としては初めて制度を始めた。  札幌市はパートナーシップ宣誓制度を、性の多様性を尊重する取り組みと位置づける。対象は、20歳以上の市民か転入予定者の同性カップル。いずれかが性的少数者のカップルや、心身の性が異なるトランスジェンダーを配慮して戸籍上異性間でも利用できる。  男女共同参画課によると、登録したカップルは112組。戸籍上の性別だと、女性どうし75組、男性どうし35組、異性間2組だった(いずれも1月末現在)。  所定の手続きをすると、公的な証明となる「宣誓書受領証」を受け取れる。しかし、法的な効力はなく、健康保険の被扶養者や子どもの共同親権、所得税の配偶者控除などは受けられない。一般的にパートナーシップの証明は、行政や企業で男女の夫婦と同等の対応を求めるものとされている。札幌市では20年から、市営住宅への入居や市の犯罪被害者等支援制度を利用する際に家族として利用できるようになった。  ほかの自治体でも制度導入の検討が進む。函館市は22年度中の開始をめざし、21年度予算に検討のための費用100万円を計上した。北見市の辻直孝市長は昨年12月の定例市議会で、「多様な性のあり方や人権が尊重され、未来に希望を持てる社会を実現するための大変重要な施策」と述べ、導入に意欲を示した。旭川市や帯広市などで導入を求める要望書が当事者団体から提出されている。  パートナーシップ制度では不平等がうめられないと感じる当事者は少なくない。  元北海道職員で社会福祉士の佐々木カヲルさん(51)は女性パートナーと札幌市で暮らす。戸籍上は女性だが、「女ではなく、男ともいえない」と自認している。  パートナーとは18年、パートナーシップ宣誓をした。当時は道職員。専業主婦だったパートナーを被扶養者として職場に届け出た。関係性を証明するため宣誓書も提出した。しかし、道や共済組合、職員互助会からは戸籍上同性の扶養関係を認めることはできないといわれた。  扶養関係が認められた場合と比べると、月6千円ほどの扶養手当を受け取れないうえ、寒冷地手当は月1万円ほど低い。パートナーは健康保険の被扶養者になれないため、約5万円を払って国民健康保険に入った。佐々木さんは「性的指向によるセクシュアルハラスメントだ」と感じ、退職を選んだ。  パートナーとは独自の契約書を結んだ。「できるだけ婚姻における配偶者と同等の権利義務を得られるようにするために合意する」として、生活費の共有や、病院で戸籍上の家族に優先してパートナーの病状説明を受けることなどを明記する。遺言書をつくり、死後の財産の贈与についても決めている。「どれだけ人生を一緒に過ごしていても、お互い法的には結びつきのない他人なので」  パートナー宣誓の制度は、性的少数者の数を可視化するためには大切だと思う。「これだけ実際に身近にいるのだと感じてもらえる」からだ。  同性婚訴訟で国側は「婚姻によらずに1人の相手を人生のパートナーとして継続的な関係を結ぶことは可能」と主張した。これに対し、佐々木さんは「婚姻にどれだけメリットがあるのか気づいてもらいたい。結婚ができない同性カップルが置かれている状況を想像してほしい」と話す。  ◇  同性婚が認められないのは「婚姻の自由」を保障する憲法に反するとして、北海道内の同性カップル3組が国に賠償を求めた訴訟の判決が17日午前11時、札幌地裁で言い渡される。原告側は、同性婚を認めない民法や戸籍法は憲法24条が保障する婚姻の自由を侵害し、14条が定める「法の下の平等」にも反すると主張している。原告の女性は「異性カップルと同じ権利を与えてもらいたい」と訴える。  弁護団の加藤丈晴弁護士は「もし法的効果のあるパートナーシップ制度ができたとしても、同性カップルの尊厳は回復されない。男女カップルと同性カップルが異なる扱いをされてはならないのです」と話す。  北海道LGBTネットワークは17日正午から、傍聴できなかった人向けに「速報集会」を開く。場所は札幌市中央区民センターの娯楽室。無料、予約不要。また、原告弁護団は同日午後6時半から、ユーチューブのアカウント「M4AHokkaido」(https://www.youtube.com/watch?v=pkxXZMpH3AU)で、報告イベントを配信する。(川村さくら、前田健汰) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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茨城県土浦市で震度4、マグニチュード4.8

16 mars 2021
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 16日午前4時55分ごろ、茨城県南部を震源とする地震があった。同県土浦市で震度4、同県つくば市や宇都宮市、群馬県太田市などで震度3を観測した。気象庁によると、震源の深さは約50キロ、地震の規模を示すマグニチュードは4・8と推定される。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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緊急事態が「日常」になってしまった 都の数字読み解く

16 mars 2021
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 新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言の期限が21日に迫る中、東京都内の新規感染者数が再び増加に転じている。新規感染者数は15日時点で前週の同じ曜日を7日連続で上回り、週平均でみると1割増になった。「宣言慣れ」で街中に人出が戻り、不透明感が増す都内の感染状況をデータから読み解いた。  「下げ止まり、ならぬ、少し上がっております」  小池百合子知事は14日、感染状況について記者団に問われ、そう語った。従来のウイルスより感染力が強いとされる変異株の拡大への懸念が示され、専門家からは「急激な再拡大のおそれもある」との指摘も出始めている。  都内の新規感染者数は2月25日ごろから、下げ止まりの傾向が顕著になった。その後、250~270人台で推移してきた週平均の感染者数は、3月9日から増加傾向が続き、15日時点で287・6人に。1週間前よりも34・2人増で、前週比は113・5%で、2月以降初めて1割以上の増加となった。  感染状況の悪化とともに、データから垣間見えるのは「気の緩み」だ。  8日までの1週間で感染経路別の割合をみると、会食が前週の3・8%から4・5%、接待を伴う飲食が前週の0・9%から1・8%と微増。12日の都のモニタリング会議では、専門家から「一部の繁華街では1月8日の宣言発出直後よりも人の流れが増加している」との指摘が出た。  都のある幹部は「『緊急事態』と叫び続けて2カ月以上。いまの状態が『日常』になってしまって気の緩みを生んでいるのではないか。感染者数が下がるという予兆も見えない」と危機感を強める。  都立墨東病院では13日、医師や看護師ら職員5人が感染したと発表。5人は今月4日に病院近くの居酒屋で会食した後、医師宅で2次会を開き、マスクをせずに長時間会食していた。  気がかりなデータは新規感染者数だけではない。宣言下で、都の担当者が危惧してきたのが、検査の陽性率の下げ止まりだった。感染状況を判断する指標の一つで、市中感染の広がりを示すとされる。ピーク時の1月7日には14・5%だったが、2月19日には3・9%まで下がった。ただ、そこからは一向に減らず、3週間以上3%台で推移している。  昨夏の第2波ではピーク時に7%(8月6日)だった陽性率はその後減少。だが3%を切ることがないまま、11月以降の第3波になだれ込んだ。都の担当者は、当時の教訓を踏まえ、「3%を切るくらいにしないとなかなか感染者数は減らないのではないか」と懸念を示す。 ■医療体制は改善の… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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家庭科の授業、受けたのは僕1人 「残念ながら今も…」

15 mars 2021
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 50年前、中学校では女子は家庭科、男子は技術科を学び、高校では女子のみ家庭科が必修だった。1971年3月14日の朝日新聞の連載「男と女」の「料理と剣道」の回では、高校時代に校内でただ1人、家庭科を選択した男性の言葉が紹介されている。  最初は気軽に考えた。うちは女手が多くて、家事なんてやったことはない。だけど将来、家事が必要なこともあるんじゃないかな、そう思った。  エエ、一番びっくりしたのは、女性たちの不満でした。「なぜ男の人も家庭科を勉強しないの。家庭って、男と女でつくるものでしょ」――。  金沢工業大学の大箸信一教授(76)。都立戸山高校の卒業生だ。「家庭科の授業のこと、そして、大学院生時代に取材を受けたことはよく覚えていますよ」と懐かしそうに話す。  男女は平等なのに、女子だけ家庭科が必修というのはおかしいのではないか。数人の男子とそんな話をしていたという。高1の担任が家庭科の先生だったこともあり、「ぼくたちも家庭科をとれないのですか?」と聞いてみたら、「いいですよ」。ただ、一緒にとるはずだった友人は転校してしまい、女子の中にたった1人で授業を受けたという。  50年前の記事では、「女子だけ必修」についての現役高校生たちの議論も紹介されている。  「女子だけ努力しても家庭は向上しない。男性も協力する姿勢としてやるべきよ」「ボクは家事好きな女性を選ぶ」「二人で働くことが多くなるのよ。女に全部押しつけたら、家庭なんてこわれちゃうよ」 ジェンダーをめぐる状況は何が変わり、何が変わらずにきたのでしょうか。50年前の新聞と、今とを行き来しながら考える連載です。  結婚し、父親となった大箸さん… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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グラミー賞に佐世保出身ドラマー「僕しか出せない音を」

15 mars 2021
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 グラミー賞の最優秀コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム賞を受賞したバンド「スナーキー・パピー」には、ドラマーでパーカッション奏者の小川慶太さん(38)が参加している。長崎県佐世保市出身で、米ニューヨーク在住。2度目の受賞となる小川さんは「とてもうれしい。キャリアを積む中で、僕にしか出せない音を自分なりに成長させていけばいいと思えるようになった」と話した。郷里の恩師も祝福した。  小川さんは15歳のときにサッカー部の仲間とロックバンドを組んだのがきっかけでドラムを始めた。県立佐世保北高在学中は、市内のライブ喫茶に通って腕を磨いた。甲陽音楽学院(神戸市)を経て、2005年に渡米した。  ベースのマイケル・リーグさんと知り合い、「スナーキー・パピー」に10年から参加。バンドは19人のメンバーを抱え、ジャズやファンクをはじめ、ジャンルを超えた演奏が特徴だ。小川さんは「個々のスキル(技能)が高く、年を取るにつれて音楽性も発展し続けている」と話す。今回はアルバム「ライブ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール」が賞に輝いた。参加アルバムの受賞は17年に続き2回目だ。  小川さんの高校時代にライブ喫茶でドラムを教え、現在は佐世保市で喫茶店「音食亭(おんしょくてい)Brownie(ブラウニー)」を営む小田隆さん(68)は「慶太はセンスもよかったが、進みたい方向を見定めて人一倍の努力を重ねてきた。(賞は)ご褒美だ」と祝福した。渡米後も南米や中東に出かけて現地の音を吸収し、表現の幅を広げる様子を見てきた。「会うたびに新しい世界を見せてくれる。どんどん輪を広げてほしい」と期待を込めた。(榎本瑞希) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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