石川和彦2021年4月24日 15時28分 鳥取県内の路線バスのルートをつなぎ、ダイヤの一部を統合すれば県を横断する新路線「鳥取・倉吉・米子線」ができる。停留所の数は日本最多の213を数え、観光資源になる――。そんな考察結果を県立倉吉東高校3年の亀井俊佑さん(17)がまとめた。全国規模の課題研究の発表・審査会で最優秀のグランプリに輝いた。 この考察結果は、2年時に全学年で取り組んだ探究学習の授業の成果だ。亀井さんは県内の地域交通を研究テーマに選んだ。高速道路を使わない路線バスとしては日本一長い奈良交通(奈良市)の「八木新宮特急バス」(約170キロ、所要約6時間半、停留所数167)に着目。鳥取、倉吉、米子を結ぶ「鳥取県横断長距離路線バス」がつくれないかと考えた。 現在のバス路線は東、中、西部の三つの地区ごとに完結していて、空白地帯もある。亀井さんはバス事業者2社の倉吉営業所に行って路線バスの乗客数などを尋ねたり、バスの運行に関する法律や運転手の労働条件を調べたりした。実際の運行状況を現地調査し、利用者の声も拾った。 運転手不足が問題になっていることなどから、単純な新路線開設は実現可能性が低いと判断。既存のダイヤを組み合わせることで無理なく運行できないか分析した。その結果、平日なら1日1往復は東部から中部、中部から西部に入る際の待ち時間がほとんどなく運行できることがわかった。所要時間は片道で約4時間40分(30分の休憩を含む)になった。 3日間乗り放題の乗車券(1800円)を買えば、路線バスだけで県内のほとんどの観光地をめぐることができる。停留所数が日本一になれば「鳥取・倉吉・米子線」が観光資源になることにも気づいた。亀井さんによると現在の日本一は「北海道沿岸バスの169カ所の路線」という。 こうした考察結果を「その名は日本一停留所の多い路線バス」としてまとめた。同校はほかの優秀作5件とともに一般社団法人「Glocal Academy」(鹿児島市)が主催する第6回高校生国際シンポジウムに応募。3月下旬にオンラインで実施された同シンポジウムで発表した。 探究部主任として指導した竹中孝浩さん(現教頭)によると、審査員からは地域の課題に自分事として取り組んだことや見逃しがちな身近な問題を取り上げた着眼点が評価され、提言内容は実現可能性と費用対効果が高い、と判断された。 亀井さんは「最後まで突き詰めて考えることは重要だとわかった。実際に走らせるには、さらに細かなダイヤ設定が必要で、収益面での問題点が残るが、こういう議論が地域交通の利便性向上や地域の活性化のきっかけになればうれしい」と話している。(石川和彦) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
鉄道各社は減便など検討 JR東は週明けに方針決定
東京都へ25日から緊急事態宣言が出されることを受け、鉄道各社は減便などを検討している。JR東日本は週明けに対応を決める方針。大型連休期間中は、平日であっても一律休日ダイヤに変更することなどを検討している。 JR東日本や首都圏の大手私鉄は今年1月の2回目の緊急事態宣言の際に最大で30分程度、終電の時刻を繰り上げた。その後宣言期間中の3月のダイヤ改定の際に、通常時の終電時刻も早めたばかりだった。 東京メトロは23日時点で「(国や東京都などの)要請に応じて検討する」、東急電鉄も「要請にそって終電繰り上げも含め、選択肢を検討している」とする。私鉄関係者は「新ダイヤで終電が繰り上げられたばかり。これ以上繰り上げれば医療従事者などエッセンシャルワーカーに迷惑がかからないか」と気をもむ。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
宮城知事、重点措置延長「報道で知った」 判断には理解
宮城県を対象にした新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」を5月11日まで延長するとの政府方針について、村井嘉浩知事は23日、報道陣の取材に「妥当な考え方だ」と受け入れる意向を示した。仙台市以外の飲食店への時短要請を続けるかは大型連休までに決めるという。 政府は4月25日~5月11日、東京など4都府県に緊急事態宣言を出すのに合わせて、4月5日からの宮城県への重点措置も延長する。 村井知事は取材に「(重点措置が)5月5日で終われば関東圏から人が流れる」との考えを示し、「(東京と)足並みをそろえることは一つの考え方としてあり得る」と述べた。 ただ、政府の方針決定は「報道で知った」とした。22日に内閣府参事官から県保健福祉部長に問い合わせがあり、「今の状況が続けば期間を延ばして欲しいと返答する可能性が十分にある」としつつも、まだ判断できないと返答。村井知事も、西村康稔経済再生相に同様のメールを送った。 重点措置に基づいて、県は仙台市の全ての飲食店に午後8時までの時短営業を要請している。延長後の要請内容について、知事は「国の考え方を聞いてからだが、恐らく大きな変化はないのではないか」と言及。 一方、仙台市以外の県内の飲食店に出している時短要請については「今の時点で(延長するかを)申し上げるのは難しい」とした。週明け以降、大型連休までに対策本部会議を開いて決めるという。 時短営業の期間が延びる飲食店などには「本当に申し訳ない」としつつも、感染拡大で医療が逼迫(ひっぱく)する大阪を引き合いに、「油断をすると、宮城県も同じような環境になる可能性が十分ある。命を守ることを優先して、協力をお願いしたい」と理解を求めた。 仙台市の郡和子市長は23日、報道陣に「まだ病床使用率は大変厳しい状況だ。変異株の確認などもあり、(重点措置の延長は)その通りだろうと受け止めている」と述べた。地域経済の疲弊については「協力金も継続していただけるよう、ぜひとも(政府に)お願いしたい」とした。(根津弥、福岡龍一郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
除染したはずが…福島のため池、大雨で線量上昇 なぜ?
関根慎一2021年4月24日 11時46分 10年前の原発事故では福島県内の農業用ため池が放射能に汚染された。各地で除染が進められているが、大雨の影響で線量が基準値を超え、再び除染が必要な例も出ている。近くの森林が線量上昇の一因とみられるが、国は原則として森林の除染を認めていないため、今後も「いたちごっこ」が続く恐れがある。 県によると、県内には農業用ため池が約4千カ所あり、うち底の土が基準値(1キロあたり8千ベクレル)を超えた浜通りと中通りの27市町村にある989池が除染対象となっている。昨年末までに576池で除染を終え、いったんすべて基準を下回った。 しかし、県内に大きな被害をもたらした2019年10月の台風19号の後、異変が相次いで判明した。富岡町は「線量が再び上がっている」と施工業者から連絡を受け、除染を終えた町内11池の線量を確認したところ、10池で再び基準値を超えていた。最も高い池で同2万ベクレル以上だったという。 町によると、11池はおもに水田用。10池で再度の除染を約5億円で発注し、4池で対策工事が終わったという。ため池の汚染土壌除去や現場保管費用には国の復興予算が充てられる。県内27市町村は14年度から20年度までに、約562億円を国に申請した。 線量の再上昇について、町産業振興課の担当者は「19年10月の台風19号と大雨で、放射能を含んだ大量の土砂が池に混入した可能性がある」と指摘し、汚染源とみられるため池周辺の森林の除染を国に要望している。ある業者は「山に近い池では雨が降れば線量が上がる。山を除染しないと、いたちごっこになる」という。しかし、国は森林除染を原則認めていないため、市町村側の主張と平行線をたどっている。 県によると、台風19号後に15市町村の81池を国が調べたところ、伊達市、川俣町、楢葉町、富岡町の4市町にある6池で線量が基準値以上に再上昇し、すでに4池で再除染を発注した。ただ、調査は一部に限られ、全体像は不明のままだ。 南相馬市では国の調査対象外だった5池で、基準値を超える線量の再上昇を市が確認し、再除染の対象となるか、国と協議中という。環境省除染チームは水に放射線の遮蔽(しゃへい)効果があることなどから「周辺環境への影響は極めて限定的」といい、住民生活には問題がないとの立場だ。 富岡町清水地区の「椿屋(つばきや)第1ため池」は除染で線量が下がったが、再び基準値を超えたため再除染している。猪狩強区長によると、原発事故前は約5ヘクタールの水田用に使われていたという。17年に避難解除されたが住民の帰還は事故前の約7分の1の41世帯にとどまるといい、猪狩区長は「早くまた水をためて農家が使えるようにしてほしい。火災が起きた時にも使え、安心にもつながる」と訴える。(関根慎一) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
生かされる意味は?脱線事故で重傷の療法士、葛藤と決意
自分は生きていて良いのか。あの脱線事故から25日で16年。葛藤は今も消えない。ただ、自分のできることを少しずつ、周りの人に返していこうと思う。 「おかげで腰が楽になった」。今月16日、大阪府摂津市の市保健センター。利用者の女性(79)の言葉に、職員で作業療法士の中野皓介(こうすけ)さん(34)は照れ笑いを浮かべた。 高齢者向けの健康講座だった。中野さんは自らも体を動かしながら、集まった6人に、体操や簡単なトレーニング方法を教えた。 2005年4月25日。大学1年だった中野さんは、乗客106人と運転士が死亡したJR宝塚線(福知山線)脱線事故に遭った。 認知症の祖母の笑顔が好きで、高齢者と関わる仕事に就きたいと思っていた。作業療法士をめざし、大学がある大阪府大東市に向かっていた。 2両目の後方、3両目との間にあるドア付近に立っていた。突然、周りの乗客が前の方に滑るように流れ、とっさにつり革を強く握った。覚えているのはそこまでだ。 気がつくと、周囲は暗転して… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「まるで禁酒法」 酒類提供の自粛要請、バー店主は呆然
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、神奈川県は「まん延防止等重点措置」の対象地域にある飲食店に対し、酒類の提供を自粛するよう要請する方向で準備を進めている。営業はできるが、酒は出せない――。飲食店や客はどうするのか。 横浜市や相模原市と並んで重点措置が適用されている川崎市。「酒の提供がないならとっとと家に帰るだけ。がまんしますよ」。23日夜、居酒屋で食事をしていた70代男性は言った。 隣接する東京都では、酒類を提供する飲食店が休業要請の対象になることが決まった。都内から人が流れ込む恐れがあるとして、神奈川と千葉、埼玉の3県知事は22日、酒類の提供をしないよう飲食店に要請できるように、重点措置の基本的対処方針などを改定することを国に要望していた。 「ぼうぜんですね。まるで禁酒法みたい」。川崎市川崎区のバー店長(46)は嘆く。感染対策で、定員を40席に絞っている。賃料も高いため、協力金では諸経費をまかなえない。緊急事態宣言の解除後は、協力金は受け取らず午前0時まで営業する。1人客や、2人以上でもマスクをする客が多い。感染対策も徹底しているため、一律の酒類提供禁止には納得がいかない。 けれど、今回は「休業しかないかな」。酒類を提供しても問題ないと胸をはって説明できるが、「なんでこんな時にという世間の目の方が怖い。こそこそ営業したくはない」 同区の別のバー店長(36)も「酒類を出せないなら休業しかない」。関心は、新たな協力金の有無や金額。「こんなことならもっと早く、厳しい措置をとっておけばよかったんじゃないですかね」 県内や都内の1千店以上の飲食店などに酒を販売する横浜市内の酒類卸会社。23日朝から「酒の提供禁止はいつまでなのか」と情報を求める問い合わせが相次いだ。役員の男性は「飲食店への卸しが売り上げのほとんど。受注がなければ売り上げにならない。酒が悪者になっている」と話す。 飲食店の時短営業を受け、同社では個人向けの品ぞろえを増やそうとも考えたが、単価が安く業務用のマイナス分はとても補いきれない。最近、事業転換などを考える企業向けの補助金の存在を知り、銀行に相談している。「いい案はまだない。でも、商売はこれからもやっていきたい」(斎藤博美、大平要、林知聡) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
未発見の不明者、迫る闇夜 頼った警察犬、5分の救出劇
和歌山県警の警察犬「ヨハン号」(雄のシェパード、4歳)が4月、和歌山市内の山中で行方不明になっていた高齢者を短時間で発見した。ヨハンは2018年に警察が直接訓練する直轄警察犬になってから、行方不明者の捜索などで力を発揮している。 今月11日、和歌山北署の署員らは、家族から「朝出かけたきり帰ってこない」という届けを受けた男性(70代)を昼ごろから捜索したが、夕方になっても見つけられずにいた。男性は携帯電話を持っているが、電波が弱く、大まかな場所しかわからない。暗くなると、見つけるのがさらに難しくなる。ヨハンの出番となった。 男性の枕カバーのにおいをかいだ後、地面に鼻をつけながら、どんどん山の中に入っていく。指導手の庵野(いおの)勝信巡査部長(42)が続くと、やぶの中から「俺はここや」と声がした。現場到着からわずか5分ほど。男性は無事、保護された。 この活躍をたたえ、署は22日、ヨハンと庵野さんを表彰した。湊隆弘署長から表彰状を受け取った庵野さんは「出動がない時も愚直に訓練を積んできた結果だ」と話し、ヨハンにはドッグフードが贈られた。 ◇ 県警によると、昨年の警察犬の出動回数は78回で、2015年(28件)の3倍に上る。ヨハンが18年に県警初の直轄警察犬になったことが背景にあるという。 きっかけは、16年8月に和歌山市であった4人が死傷した発砲事件だった。銃を持ったまま逃走する容疑者を追う際、県警は警察犬の出動を考えた。だが当時は、民間の指導手のもとで訓練を受ける嘱託警察犬しかいない。付き添う指導手の安全を考え、断念した。 直轄警察犬は警察が直接飼育し、指導手は警察官だ。鑑識課の村上一徳次席は、「ヨハンが直轄警察犬になり、気軽に出動をお願いできるようになった」。 ヨハンは訓練を重ね、昨年も、かつらぎ町で行方不明になっていた60代男性を発見。行方不明者の遺体を見つけたこともある。 村上次席は「犬の嗅覚(きゅうかく)をもってしても、行方不明者の発見は簡単ではない。今後も大事な場面で力を発揮してほしい」と期待を寄せる。(国方萌乃) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「介護施設まで…」声かけられた中学生、スマホを駆使し
佐々木洋輔2021年4月24日 10時09分 道に迷った高齢者を助けたとして、三重県警津署は22日、津市立西橋内中学校3年の生徒4人に感謝状を贈った。 感謝状を贈られたのは、葛山愛実さん(14)、川上真梨恵さん(14)、松島悠真さん(14)、百中操太郎さん(14)の4人。津署によると、4人は8日午後3時半ごろ、学校近くの公園にいたところ、80代男性から「介護施設まで行きたいが、道がわからない」と声をかけられた。施設名を聞き出し、スマホで検索。男性に「お名前は何ですか」などと話しかけながら、約30分間、道を案内した。 その後、目的の介護施設に着いたが、すでに施設は閉所。4人はここでも機転をきかせ、近くの交番まで案内し、同時に津署に連絡した。男性は署員に保護されたという。 津署の柳瀬真署長は感謝状を手渡した後、「スマホを駆使したり、男性に声をかけながら案内したりと、チームワークと親切心、行動力がかみ合った」と4人をたたえた。葛山さんは照れながら「当たり前のことをしただけです」と話した。(佐々木洋輔) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「被災地早く笑顔に」スーパーボランティアが聖火つなぐ
東京五輪の聖火リレーが23日、大分県に入り、ランナーが初めて九州を走った。日出(ひじ)町では「スーパーボランティア」として知られる尾畠春夫さん(81)=同町=が走り、沿道から声援を浴びた。 23日正午ごろ、尾畠さんは左手をあげて前の走者からの聖火を受け継ぎ、走り出した。トレードマークの赤いはちまきは封印した。 町内の自宅から1時間足らずの由布岳での環境保全活動が原点だ。2004年の新潟中越地震以降は、被災地でも活動を始めた。 東日本大震災で被災した宮城県南三陸町にも長年通い、被災から10年となった今年3月にも訪問。佐藤仁町長とも会い、「いまどれぐらい復興したと思う」と問われ、「やっと一歩だよね」と答えたという。 「海岸線にがれきはないけど、崩れた山もそのまま。まだ4万人を超す人が避難生活を送る。復興はまだまだもいいところです」 東京五輪は東日本大震災からの復興を伝える「復興五輪」を理念に掲げる。「私が走ることは復興には意味はない」と尾畠さん。聖火リレーの依頼を何度か断ったが、十数年前に移り住んだ日出町の人に楽しんでもらいたいと引き受けた。 尾畠さんは走るからには「車… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
集会も密もNG、陣営のかつてない奇策 参院長野補選
会員記事 里見稔、遠藤和希2021年4月24日 7時00分 25日投開票の参院長野選挙区補選(欠員1)は、新型コロナ対策で選挙戦の光景が一変している。屋内集会に代わる奇抜な方法を試したり、「共闘」が売りなのに会合出席者を少数に絞らざるをえなかったり。かつてない戦いに陣営からは悩みも聞かれるが、感染対策を歓迎する有権者の声も聞かれた。 支援者は車の中から 前照灯の「声援」 13日夜、茅野市運動公園の駐車場に約160台の車が同じ方向を向いてとまった。前方の特設ステージで始まったのは、小松裕氏(59)=自民新顔=の演説会だ。 コロナ禍で広まった、車内で映画を楽しめる「ドライブインシアター方式」を取り入れた。指定の周波数に合わせると、カーラジオで演説音声を聞ける。拍手はハザードランプの点滅、声援は前照灯のパッシングで、といった具合だ。自民党本部から応援で長野入りしている職員は「全国でも初の試み」と話した。 もともと屋内で予定していた集会だったが、約1週間前に市内で新型コロナ感染者を確認。地元の選挙対策本部が急きょ計画を練り直し、屋外集会に切り替えた。 心配した聴衆の数は250人以上となり、「いつもより多い」(自民関係者)。友人と2人で参加した原村の70代男性は「直接見て聞くとやっぱり気持ちが伝わってくるよね。感染の心配もなく、とてもよかった」と話した。 新型コロナウイルス感染症による現職議員の死去を受けた補選でもあり、「万が一、人が集まって感染者が出れば最悪」と自民県連幹部は神経をとがらせる。陣営は屋内集会を極力減らし、無党派層にも支持拡大が見込める現職大臣らの長野入りにさえ慎重になっているほどだ。 代わりにSNS発信を重視し… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:632文字/全文:1331文字 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル