大学入学共通テストの実務を担う大学入試センターが、利用大学から徴収する成績提供手数料を、現行の750円から2年かけて倍増することについて、萩生田光一文部科学相は13日の閣議後会見で、利用大学に対し「間違っても(値上げ分を)学生に転嫁するのはやめてもらいたい」と述べた。 萩生田氏は会見で「大学入試のセーフティーネットとして共通テストが果たす役割は高まり、安定的な実施のため成績提供手数料などの見直しが必要」と説明。共通テストの成績だけで合否を判定する一部の大学を念頭に、「受験生から相当額の受験料を徴収しつつ、センターに750円の手数料のみを納めている実態がある」と指摘。その上で「今まで750円で提供してきたが、これが(来年に)1200円になったといって、(大学が)受験料をさらに2千円も3千円も値上げすることがないように」とクギをさした。 成績提供手数料は、共通テストを利用して入学者選抜を行う大学が、センターから受験生の成績提供を受ける際に納める手数料。今年1月の第1回共通テストは成績1件あたり750円だったが、センターは来年の第2回共通テストは1200円、2023年以降から1500円に値上げする方針を決め、国公私立大学に通知した。(伊藤和行) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【速報中】桂文枝さん、聖火受け取り「いらっしゃーい」
新型コロナウイルスの感染が急拡大し、まん延防止等重点措置が先行適用された大阪府で13日、東京五輪の聖火リレーがスタートしました。公道ではなく、一般の観客がいない万博記念公園内を走る異例の方式。走者の様子や思いをタイムラインで速報します。 拡大する万博記念公園の聖火リレーに笑顔で臨む寺川綾さん=2021年4月13日午前9時29分、大阪府吹田市、柴田悠貴撮影 12:00 公園閉鎖、外の人「やむをえない」 リレーは万博記念公園を閉めきって実施されている。 公園の入り口を通りかかった大阪市の50代男性は、「公園で走るのは知っていた。こんな状況だから、やむをえないでしょ」。近くのショッピングセンターに向かう途中だった大阪府吹田市の50代女性は、「こういう場所があってよかったんじゃないですか。コロナ禍だし、誰にも迷惑をかけなくていいと思います」と話した。 拡大する太陽の塔の周りを走る聖火リレー=2021年4月13日午前11時44分、大阪府吹田市、朝日新聞社ヘリから、白井伸洋撮影 11:45 リトグリのかれんさん「力を送りたい」 走り終わったランナーたちはコースから少しはずれた建物に集まり、報道陣の取材に応じた。 原則として無観客だが、警備員たちに守られての走行に、「物々しさにびっくりした」と話すランナーもいた。 ボーカルグループ「Little Glee Monster」(リトグリ)のかれんさんは、「一時は中止になるかもという不安もあった。普段は歌でエールを伝えているが、今日はランナーとして力を送りたいと思いながら走った」と話した。 10:25 桂文枝さん「いらっしゃーい」 前の走者と 吉本興業所属の落語家、桂文枝さんもランナーとして万博記念公園内を走った。前の走者から聖火を受け取ると、2人でお決まりのギャグ「いらっしゃーい」を披露した。 走り出してからは報道用のヘリコプターが飛ぶ空を時折見上げ、指を掲げながら次の走者へとつないだ。 拡大する30番目走者の桂文枝さん=2021年4月13日午前10時26分、大阪府吹田市の万博記念公園、甲斐江里子撮影 09:55 15歳の橋本さん走る 見守る父「うれしい」 特別支援学校に通う橋本健亮(けんすけ)さん(15)は、家族たちに見守られながら走り出した。橋本さんには生まれつき身体に障害があり、父の洋之さん(48)は「生きているだけでも精いっぱいの時期もあった」と話す。 無事に200メートル走りきった健亮さんを、洋之さんはビデオカメラを回しながら見守った。「公道でみんなに応援してもらえないのは残念だけど、(健亮さんが)力強く、堂々と走ってくれてうれしい」 拡大する補助具をつけながら走った橋本健亮さん=2021年4月13日午前9時56分、大阪府吹田市の万博記念公園、甲斐江里子撮影 09:19 鎮守美奈さんにトーチキス 定刻になると、第1走者で歌舞伎役者の片岡愛之助さんが、車に先導されながらゆっくりと走り出した。スタートした直後にはスタッフなどから拍手があがったが、その後は報道陣のシャッター音やヘリコプターの音が響いた。 片岡さんは笑顔で沿道の報道陣らに手を振りながら、第2走者の鎮守美奈さんが待つポイントへ。片岡さんは「よろしくお願いします」と言いながら、鎮守さんにトーチキスをした。 拡大する第1走者の片岡愛之助さん(左)から第2走者の鎮守美奈さんへ最初のトーチキス=2021年4月13日午前9時19分、大阪府吹田市の万博記念公園、甲斐江里子撮影 09:15 片岡愛之助さんが第一走者 聖火リレーがスタート。第1走者は歌舞伎役者の片岡愛之助さん。 大阪府堺市南区の小学6年、浜田奈穂(なお)さん(11)は、母親の裕美さんの応援をするため、父親と祖母と万博記念公園に来た。 「せっかくだから」と習っているチアリーディングのポンポンをもって、片岡さんも応援することにしたという。「友達に聖火リレーを見に行くと昨日話したら、めっちゃすごい、と言われました」 拡大する大阪府の第1走者の片岡愛之助さん=2021年4月13日午前9時16分、大阪府吹田市の万博記念公園、甲斐江里子撮影 感染拡大の大阪、どう走る? 万博記念公園では、園内に約3キロのコースを作って15区間に分け、1人あたり約200メートルずつ走る。ランナー1人について家族など最大4人まで観覧できるようにしたが、スポンサーの車両は走らず、リレーの隊列の車両は最小限に絞り込んだ。13、14の両日に開かれる。 公道での実施の場合、大阪府内の走者は約200人が予定されていたが、公園内となり、実際に何人が走るかは不明だという。 13日夕には公園内の広場で、日本フェンシング協会の太田雄貴会長(35)や音楽グループ「GENERATIONS」、書道家の武田双雲さん(45)らを招いた式典が無観客のライブ配信で開かれる。 ◇ 大阪府と東京五輪組織委員会は、新型コロナウイルスの感染拡大で「まん延防止等重点措置」が大阪府に適用され、不要不急の移動自粛が求められたとして、公道での聖火リレー中止を決めた。 3月25日に福島県を出発した聖火リレーは13日で20日目で、公道でのリレー中止は全国で初めて。 大阪府の吉村洋文知事が、重点措置の適用を政府に要請する方針を示したのは3月29日。吉村知事は4月1日、大阪市内では聖火リレーを中止する方針を表明したが、7日になって府内全域の公道での中止が決まった。この日に万博記念公園で代替する方針も示されたが、概要が発表されたのは9日の深夜になった。 ◇ 14日で五輪開幕まで100日となる。重点措置は12日から東京都や京都府、沖縄県にも適用されている。聖火リレーは今後、不要不急の移動自粛が全国で求められる中で実施されることになる。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
被爆語り部の岡田恵美子さん死去 ノーベル授賞式で代表
国内外で広島での被爆体験を証言してきた語り部の岡田恵美子さんが10日、大動脈解離のため死去した。84歳だった。葬儀は近親者のみで行った。喪主は夫の隆さん。 8歳の時、爆心地から2・8キロで被爆。12歳の姉を失った。2000年から、広島市の平和記念資料館の「証言者」として活動。米国など海外でも体験を伝え、15年のノーベル平和賞の授賞式には被爆者代表として招かれた。 「悲しむ人が世界に多いだろう」 今年度も証言者として活動する予定で、9日の委嘱書交付式に出席したばかりだった。ともに参加した小倉桂子さん(83)は「悲しむ人が世界に多いだろうな」と急な別れを惜しむ。 式の後に開かれた証言者の懇談会の終わり間際、岡田さんは、核兵器禁止条約への批准を日本政府に求める署名への協力を呼びかけたという。「核兵器廃絶のためがんばりましょう」との力強い言葉が小倉さんの胸に残った。「行動力のある彼女らしいなと思った」と振り返った。 突然倒れたのは翌10日。世界から訪れる人に被爆体験を聞く機会を提供する「ワールド・フレンドシップ・センター」(広島市)の集まりでのことだった。森下弘名誉理事長(90)は「本当に残念。ショックだった」。20年以上、親交があったというNPO法人「ANT―Hiroshima」(同)理事長で被爆2世の渡部朋子さん(67)もその場にいたという。「最後の最後まで平和のために働かれた」と語る。 銃撃されたマララさんに折り鶴を贈る パキスタンのノーベル平和賞受賞者、マララ・ユスフザイさんが12年に銃撃された際に折り鶴を贈るなど原爆関係以外の活動も積極的に行ったといい、渡部さんは「悲しみ、つらさを抱えている人に思いを寄せ、自分に何ができるか考えて行動した人」としのんだ。 岡田さんは若い世代とも交流した。広島市在住のシンガー・ソングライターのHIPPY(ヒッピー)さん(40)は岡田さんの証言を聞き、歌をつくった。「血のつながった祖母のようだった。いつも背中を押してくれた」と悲しんだ。「命をかけて、命の尊さを教えてくれた。次の世代に伝えていくことが僕たちの役目」と決意する。(岡田将平、三宅梨紗子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
感染拡大の大阪で聖火リレー 公道は中止、異例の方式
新型コロナウイルスの感染拡大で「まん延防止等重点措置」が適用され、公道での東京五輪聖火リレーが中止された大阪府で、代替となるリレーが13日、万博記念公園(吹田市)で始まった。感染防止対策として原則無観客で、閉めきった公園内を周回する異例の形式となる。 3月25日に福島県を出発した聖火リレーは13日で20日目で、公道でのリレー中止は全国初。14日で五輪開幕まで100日となる。 大阪府と兵庫県、宮城県で5日に始まった重点措置は、12日から東京都や京都府、沖縄県にも適用されている。聖火リレーは今後、不要不急の移動自粛が全国で求められる中で実施されていくことになる。 13日は午前9時15分から、ランナーの家族やスタッフ、報道陣が見守る中、第1走者が走り出した。 万博記念公園では、園内に約3キロのコースを作って15区間に分け、1人あたり約200メートルずつ走る。ランナー1人について家族など最大4人まで観覧できるようにしたが、スポンサーの車両は走らず、リレーの隊列の車両は最小限に絞り込んだ。府内の走者は約200人が予定されていたが、公園内で実際に何人が走るかは不明だという。 13日夕には公園内の広場で、日本フェンシング協会の太田雄貴会長(35)や音楽グループ「GENERATIONS」らを招いた祝賀式典が、無観客のライブ配信で開かれる。 14日も万博記念公園で行われた後、聖火リレーは15日からは徳島県を皮切りに四国に移る。23日の大分県から九州を走る予定になっている。 聖火リレーを巡っては、島根県の丸山達也知事が2月に中止検討を表明したが、4月に入って実施すると発表した。鳥取県の平井伸治知事は規模を縮小する方針を示しており、12日には愛媛県の中村時広知事が松山市内で中止すると表明した。(小林太一、甲斐江里子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「鬼滅」の禰豆子、聖地を案内 声優が「バスガイド」
山梨県丹波山村を走る西東京バス(東京・八王子市)の車内に、アニメ「鬼滅の刃」禰豆子(ねずこ)役の声優、鬼頭明里さんのアナウンスが流れる。作品の「聖地」人気に着目した企画で、路線バスの利用者や村の知名度アップを狙う。ただ、今月下旬の予定は、新型コロナウイルスの感染拡大で延期も検討されている。 鬼滅の刃の主人公、竈門炭治郎(かまどたんじろう)と禰豆子の出身地は雲取山(2017メートル)と設定されている。村にはその登山口があり、訪れるファンも多い。 この人気にあやかって地元の魅力をアピールしようと、村ではアニメの声優による「バスガイド」を企画。同社も「二つ返事」で協力することになった。 依頼したのは、禰豆子役の声優、鬼頭明里さん。鬼滅の刃以外にもアニメ「ラブライブ! 虹ケ咲学園スクールアイドル同好会」などに出演、歌手としても活躍している。 声の収録は3月。村内に15カ所ある停留所の名前や由来、観光情報などを吹き込んだ。例えば、雲取山の登山口となる「鴨沢」では、「狼(おおかみ)が神の使いとして伝わる七ツ石神社への登山口はこちらです」と案内。ユニークな名前の「お祭」では、「平安時代、平将門がここで宴を開いたことが地名の由来とされています」と流れ、「丹波山温泉」では、温泉施設や特産物をPRする。 企画した村総務課の寺崎美紅さんは「バスの乗客が減ると路線の存続にも関わる。利用者は『山梨の丹波山』ではなく『奥多摩』と思っている人も多く、村のことを知ってもらいたい」と話す。 車内放送は、「奥多摩駅~丹波」(平日3、土曜・休日は1日6往復)「奥多摩駅~鴨(かも)沢西」(平日含め1日5往復)の2系統、山梨県内を走る際に流れる。4月下旬を予定したが、東京都に「まん延防止等重点措置」が12日に適用されたことを受け延期を検討している。(永沼仁) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ぶっ刺すぞ」「殴るよ」教師に断たれた看護師の夢
学生や保護者が教師によるパワーハラスメントを訴えている北海道江差町の北海道立江差高等看護学院で、看護師を夢見て入学した男子学生(19)が、今年3月、入学後わずか1年で退学を余儀なくされた。 男性は「新型コロナの感染者を助けたい」との思いで入学した。しかし、教師らの理不尽な言動に心がきつくなったという。 男性は北海道南部の北斗市に住んでいる。看護師を目指すようになったのは中学2年のときだ。持病の治療で2カ月間入院した大学病院で、担当になった看護師がとても親身に世話をしてくれた。病人を救う医療現場に憧れ、看護師になると心に決めた。 高校では野球部に入部した。レ… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
フィリップ殿下死去 天皇陛下が弔意
英国のエリザベス女王の夫エディンバラ公フィリップ殿下が死去したことを受け、宮内庁は12日、天皇陛下がエリザベス女王に弔電を送ったと発表した。上皇ご夫妻も同日、女王に弔電を送った。皇室と英国王室のゆかりは深く、フィリップ殿下は昭和天皇、上皇さま、天皇陛下と3代にわたって交流した。 天皇陛下は浩宮時代の1983~85年に英国に留学した。同庁によると、陛下は温かく接してくれた殿下を懐かしく思い出し、死去を残念に思っているという。上皇さまも53年に女王の戴冠(たいかん)式に出席して以来、殿下と交流を深めてきた。殿下も86年に来日し、皇居で昭和天皇、上皇ご夫妻、天皇陛下と昼食をともにした。 英王室は新型コロナウイルスの感染防止のため、王室関係者などだけで葬儀を行うことを検討しているといい、皇族方が同国へ弔問する予定はないという。(杉浦達朗) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
教員免許うっかり失効7人 担任になるはずの人も 神戸
神戸市教育委員会は12日、市内の小中学校の教員ら7人が教員免許の更新手続きをせず免許を失効させていた、と発表した。うち4人は失職し、1人は失効直前に気づいて自主退職した。失職した4人は、4月から小学校で学級担任になるはずだったが、代わりに臨時講師を充てるという。 教員免許をめぐっては2009年4月、10年ごとの更新制が導入されたが、更新を忘れるなどする「うっかり失効」が各地で相次いでいる。兵庫県教委によると、県内で正規教員が更新手続きを怠り失職などするのは初めてという。 市教委によると、失効が発覚したのは30~50代の小学校教員4人、50代の中学校校長と教員が各1人、50代の市教委事務局指導主事が1人。30代の小学校教員と指導主事の免許は昨年3月末に失効しており、1年間気づいていなかった。残る5人は今年3月末での失効だった。 今年3~4月、校内調査などで2人の失効が相次ぎ判明。市教委が一斉点検して他の5人の失効も判明した。ただ、中学校長と指導主事の2人は、教育職員免許法で免許保有が在職条件とされていないため、職務を続けることができる。(鈴木春香) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
やまゆり園でのパラ採火、変更求める要請書 遺族ら提出
2016年に障害者と職員ら45人が殺傷される事件が起きた相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」が東京パラリンピックの採火場所に選ばれたことについて、遺族や負傷者家族が採火場所の変更を求める要請書を相模原市と神奈川県に連名で提出したことがわかった。要請書は13日付。 要請書を出したのは、犠牲になった美帆さん(当時19)の家族と、重傷を負った尾野一矢さん(48)の父、剛志さん(77)。採火が「鎮魂」ではなく、パラリンピックという「フェスティバル」の一環として行われることを懸念し、「遺族や被害者・家族はもちろん、多くの国民が違和感を持つことは、ごく自然」と強調している。 また、美帆さん家族の思いとして「気持ちがないがしろにされるようで悲しい」「感覚のズレを感じます」と記している。やまゆり園での採火について市側は3月末、「事件を風化させず、誰ひとり取り残すことのない共生社会実現への誓いを込めて実施したい」と説明した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
採火に「違和感」「ズレ感じる」 やまゆり園遺族ら
東京パラリンピックの採火場所に、障害者と職員ら45人が殺傷される事件が起きた相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」が選ばれたことについて、事件の遺族や負傷者家族が場所の変更を求める文書を出した。違和感を持つのはごく自然――。13日付の要請書でこう訴えている。 市と神奈川県に対する要請書は、犠牲になった美帆さん(当時19)の家族と、重傷を負った尾野一矢さん(48)の父の剛志さん(77)の連名で提出。「多くの遺族また被害者・家族らも同じ気持ちでないか」としている。 要請書によると、市や県から採火について事前の説明はなく、遺族らは3月23日の報道で知ったという。美帆さんの家族は代理人弁護士に対し「家族が犠牲になった場所で採火が行われるのは違和感がある」「感覚のズレを感じる。自分の家族に置き換えて考えてほしい」と伝えたといい、その思いも要請書に記した。 相模原市は要請書の送付について「真摯(しんし)に受け止め、何らかの回答を出す方向で対応を協議する」との意向だ。市オリンピック・パラリンピック推進課によると、やまゆり園での採火が庁内で正式に承認されたのは昨年10月。以後、同園を運営するかながわ共同会とは協議を重ねてきたが、プランがより具体的になった段階で家族や遺族に説明することを考えていたという。課の担当者は「お話を伺ってから決めていないという点については申し訳ないと思う。今後、ご意見を伺ってから、同意を得られる形で詳細を決めていきたい」としている。(土屋香乃子、岩堀滋) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル