Seattle – The Seattle Mariners will induct Ichiro Suzuki into the team’s Hall of Fame during the 2022 season, the organization said Wednesday. The 48-year-old from Aichi Prefecture will be honored in a pregame ceremony on Aug. 27, when the Mariners face the Cleveland Guardians, the team that played as […]
特殊詐欺でIP電話の悪用相次ぐ 簡単に回線転売、甘い身元確認
全国で相次ぐ特殊詐欺にインターネット回線を利用した「IP電話」が悪用されるケースが近年目立っている。かつて犯罪に使われた携帯電話などは対策が進んでいるが、IP電話は特別な機器や工事もなく導入でき、転売も簡単。規制や対策が追いついていないのが実情だ。 IP電話は、インターネットのデータ通信技術を使って音声をやり取りする電話サービス。総務省から番号を付与された大手通信会社などが回線を販売し、「03」「06」といった市外局番で始まる「0ABJ(ゼロエービージェイ)型」と、番号が「050」で始まる「050型」の2種類がある。電話線を引かなくてもスマートフォンなどがあれば安価に導入できるのが特徴で、利用が広まっている。 このIP電話が近年、特殊詐欺に悪用されるケースが目立っている。福岡、秋田、岡山、青森の4県警の合同捜査本部は9月下旬、IP電話回線を再販する通信事業者「ボイスオーバー」(東京都新宿区)の代表取締役らを組織犯罪処罰法違反容疑で摘発したが、同社が販売した回線は全国の特殊詐欺に使われており、被害は2013~21年に全国で約4600件、被害総額は80億円にのぼるとみられるという。 捜査関係者によると、詐欺グループにIP電話回線を売る業者は「道具屋」と呼ばれ、ボイスオーバーは国内有数の道具屋の一つとして警察が把握していた。 IP電話はなぜ、犯罪に悪用されやすいのか。 高齢者宅などに詐欺の電話が… この記事は会員記事です。残り1167文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
おっしゃんこと笑福亭仁鶴しのぶ 中田カウスさん「捨て身の非日常」
「まあるくおさめまっせ」のあの人は、実際はどんな芸人だったのか。8月に亡くなった笑福亭仁鶴さんをよく知る芸人仲間が、思い出を語った。 仁鶴師匠には50年ほどお世話になりました。「おっしゃん」と呼ばしてもらってました。お師匠さんという意味です。 どんどん売れっ子になっていく様子を、ずっとそばで見てました。大阪万博に営業で行くと、パビリオンより人気あるんです。笑いの取り方も普通やなかった。テンポよく爆笑をとって、引け際よくパーンとオチつける。(芸人だからすごさが分かる分)寒気がして、笑えなかった。 酒の席の営業でもそうでした。キャバレーで女の子口説いてる客なんて、どないして笑わせるねんって話。それでも、心つかむんです。今の芸人はそんなんようやらんのんちゃうかな。 静けさで人を呼ぶ 爆笑の中心にいるのに、普段は静かでした。にぎやかじゃないんです。静けさで人を呼ぶ。舞台袖でパイプ椅子に座り、出番を待ってる姿がかっこよくて。独りたたずむ後ろ姿が絵になる人でした。 何やろな。あの味は。時代とか生い立ちがそうさせたのかな。お母さんを早くに亡くして、苦労して大きくなったから。 お父さんは、おっしゃんそっくりの風貌(ふうぼう)で。お会いした時、お父さんにサインを頼まれましてね。色紙にいっぱい書いた。どこに持っていくのかと聞くと、「飛田(新地)や!」って。面白いお父さんでした。おっしゃんは、よう大事にしてましたよ。親孝行でした。 こっち関係(女性関係)は全… この記事は会員記事です。残り1167文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
かんぴょうコンテスト、GP決定 賞金20万円の魅力で?応募大量
池田拓哉2021年11月18日 10時09分 かんぴょうの生産量が全国で9割以上を占める栃木県。県干瓢(かんぴょう)商業協同組合(下野市)が企画した「かんぴょうレシピコンテスト2021」のグランプリが決まった。「賞金20万円」の魅力もあって、主催者の予想をはるかに超える1501点の応募が県内外から寄せられた。 最終審査が11月上旬にあり、グランプリにはイチゴジャムで味を調えたかんぴょうのパイ。東京都の女性(29)が考案した。組合によると、女性はSNSでコンテストを知り、自宅にかんぴょうをよく送ってくれた県内の親類を思い出し、自宅の冷凍イチゴジャムを使ったスイーツがひらめいたという。審査員から「ジャムで煮たかんぴょうがおいしく、お菓子にもできるという新しい発見があった」と高く評価された。 「手毬寿司(てまりずし)」やコーヒーアイスなども見栄えや斬新さが評価され、賞金3万円が贈られた。最終審査に残った10点の作品とレシピは組合のウェブサイトで見ることができる。 コンテストは、需要低迷に苦しむ県産かんぴょうの普及を狙って企画された。安価な中国産の増加もあって、県内産は約40年前の5%まで激減している。コロナ禍で販売促進イベントが中止になったため、浮いた予算を賞金に回した。 6月から8月にかけて募集した。7月末までに約200通の応募があり、最後の1カ月で一気に1300通も寄せられた。うち高校生を含めた学生から約600通の応募があった。組合事務局長の猪瀬豊子さんは「コロナ禍で自宅で料理をする機会が増えた影響もあるでしょうが、やっぱり20万円の魅力は大きかったですね」。500通ぐらいの応募を見込んでいたという。 審査員は組合役員ら12人で、普段は料理をしない男性がほとんど。猪瀬さんも加わり、ほかの審査員には家族総出で料理と試食をするようお願いした。 猪瀬さんは約50点の応募作品を実際に作ってレシピの的確さを確認した。「せっかく見栄えがよくても味がレシピ通りにならないものもありました」。だからこそ、最終審査に残った10品は自信を持って薦められるという。 40~50年前、猪瀬さんの地元の上三川町では、夏休みの早朝ラジオ体操の時間帯に、あちこちでカンナで夕顔の果肉を薄くむく風景が見られたという。「『シューッ、シューッ』という音と真剣な表情は覚えている。かんぴょうは地域の誇り。夫に『きょうもかんぴょう料理か』と言われながら、プライドを持って審査しました」(池田拓哉) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「市長からパワハラ」幹部職員が告発 熊本・菊池市が調査開始
熊本県菊池市の50代の男性幹部職員が、江頭実市長(67)からパワーハラスメントを受けたと訴え、市が調査を始めたことが17日、市などへの取材でわかった。市は調査結果をまとめ、副市長を委員長とする「市職員ハラスメント防止対策委員会」に諮って対応を検討する。 市などによると、経済部の男性課長が1日、庁内の「職員目安箱」にパワハラの内容などをまとめた文書を投稿し、総務課が受理した。文書は「市長から多くの嫌がらせや威圧的な言動を受け続け、心身ともに限界に達した」「普段から江頭市長が職員を呼び出して強く叱責(しっせき)、罵倒することが話題となっていた」などと主張。「これまで何をやっていた。仕事から逃げているのか」などと強く怒鳴られたことや、他にも被害を受けていた同僚がいることなども記されていた。 市は今後、男性や江頭市長、関係者への聞き取りなどの調査を進める。 市によると、江頭市長は「自… この記事は会員記事です。残り199文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日大理事長、1億円超の所得隠しか 故意の疑いも 特捜部捜査へ
独自 2021年11月18日 5時00分 日本大学板橋病院をめぐる背任事件で、日大の田中英寿理事長(74)が、起訴された医療法人前理事長から受け取った現金など、過去3年間で計1億円超の所得を税務申告していない疑いがあることが、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部は意図的に所得を隠した所得税法違反にあたる可能性もあるとみて調べている模様だ。 日大に計約4億2千万円の損害を与えたとされる背任事件では、田中氏側近の日大元理事・井ノ口忠男被告(64)と医療法人「錦秀会(きんしゅうかい)」(大阪市)の前理事長・籔本雅巳被告(61)らが起訴された。 関係者によると、井ノ口被告は起訴内容となった板橋病院関連の取引をめぐり、利益を得た籔本被告からの「お礼」として計7千万円が田中夫妻に渡ったと供述。建て替え工事の設計業者選定で2020年に計4千万円、医療機器などの調達で21年に計3千万円を提供したと説明した。このほかにも籔本被告は田中氏側に、誕生日や理事長再任の祝い金を渡したほか、日大関係の他の取引でも謝礼を出してきたとみられるという。 田中氏はこれらの現金のうち、申告期限を過ぎた2020年以前の3年間の税務申告で計1億円超を所得として申告していない疑いがあるという。田中氏は過去の税務調査で数千万円の申告漏れを指摘され、修正申告していた。特捜部はこの経緯も重視し、申告の必要性を認識していたのに故意に申告しなかった疑いがあるとみている模様だ。 特捜部が今年9~10月に田中氏宅を捜索すると、1億数千万円の現金が保管されていた。井ノ口被告が背任事件の取引で用意させた1千万円を束ねていた銀行の帯封が見つかったことも判明している。 背任罪で両被告を16日に追起訴した特捜部は田中氏について、全体の仕組みまで認識していたとは言えないと判断し、共犯としての立件は見送っている。 朝日新聞の取材に日大広報課は、両被告から田中氏への現金提供は「ないと聞いている」と回答。田中氏宅にあった現金は「1億~2億円で、(妻が経営する)ちゃんこ屋の利益や理事長の役員報酬などの個人的な財産」と説明し、税務申告は「適切に行っていると聞いている」と答えた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪府、休業要請に伴う協力金7億円を過払い システム操作の誤り
緊急事態宣言による休業要請などに応じた大規模施設への協力金について、大阪府が本来の金額より多く支払う事例が相次いでいることがわかった。府によると、これまで判明したのは約160件、過払い額は約7億円。2度振り込む二重払いや計算の間違いによるもので、府は「システム操作に誤りがあった」などとし、施設の運営事業者らに返還を求める作業を進めている。 府では4月以降、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置に伴う休業や時短営業の要請に応じた、百貨店など大規模施設(床面積1千平方メートル超)やテナントに協力金を支払っている。金額は休業した売り場面積や日数などをもとに事業者が電子申請し、府が審査して決める。これまで4期にわたり申請を受け付け、第1期(4月25日~5月31日の休業分)と第2期(6月1日~7月11日の休業や時短分)で計270億円支払われた。 府によると、第1期分の協力金の振り込みを始めた後の8月下旬、事業者から「協力金が2回振り込まれている」との情報提供があった。調べたところ大規模施設を運営する事業者を中心に、協力金の二重払いが約30件(過払い額は約6・3億円)見つかった。 なんばにショッピングセンターを構える事業者には8月上旬、府から約3億円が振り込まれたが、同月下旬にも再び同額の振り込みがあったため、9月に府に連絡。過払い分の返還を進めている。梅田のショッピングセンターを運営する事業者も約5500万円が2回振り込まれ、10月下旬に1回分を返したという。 府は二重払いの原因について、朝日新聞の取材に「協力金を支払うシステム操作を府の職員が誤った」と説明。振り込み後に、事業者の申請内容の誤りを修正しようとしたところ、操作を誤って再度振り込み指示をしてしまったという。再発防止のため、府は9月に職員らに操作方法を指導した。 しかし、10月中旬に第2期の協力金の支払いでも過払いが見つかった。テナント向けの二重払いが約120件、時短営業時間の計算の間違いによる過払いが約10件で、過払い額は計約6千万円。府は事業者に連絡し、返金を求めている。 府によると、第2期の支払い… この記事は会員記事です。残り598文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
老人ホームで女性職員殺害か 入居男性も死亡、大阪府警が関連捜査
2021年11月17日 20時00分 大阪市平野区長吉川辺3丁目の住宅型有料老人ホーム「ヴェルジェ平野南」で17日朝、職員の榊(さかき)真希子さん(68)=同区長吉六反5丁目=が事務室で血を流して倒れ、死亡しているのが見つかった。捜査関係者によると、頭部に殴られたような痕が複数あり、大阪府警が殺人事件として捜査している。 一方、施設の外では、7階の部屋に入居していた男性(72)が、自室の真下にあたる駐車場で死亡しているのが見つかった。自室から転落したとみられ、室内に血の付いたハンマーが残されていたという。府警は、この男性が事件に関与した疑いがあるとみて、経緯を慎重に調べている。 平野署によると、17日午前6時35分ごろ、施設に出勤した女性職員が、駐車場で男性が倒れているのを見つけ、119番通報した。男性の部屋のベランダには脚立が置かれていた。榊さんはこの約30分後、1階の事務室で仰向けに倒れているのが見つかった。榊さんは前夜から1人で当直勤務をしていたという。 捜査関係者によると、男性は施設内で周囲とトラブルを起こし、退去手続きの途中だったとの情報もあるという。 ヴェルジェ平野南で介護サービスを提供している会社によると、7階建ての施設には1人部屋が60室ある。ふだんから夜勤は1人態勢で、緊急時への対応や施設の見回りなどをしている。 現場近くの介護施設で働く20代男性は「朝から物々しい雰囲気でびっくりした。同じ職種だけに、事件がひとごととは思えない。一体何があったのか知りたい」と語った。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
赤木さん「改ざんという言葉なくがっかり」 黒塗り文書の一転開示
森下裕介、米田優人2021年11月17日 20時00分 学校法人森友学園(大阪市)への国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざんに関与させられ、自死した近畿財務局職員、赤木俊夫さん(当時54)の公務災害認定に関する文書について、大半を黒塗りにして開示していなかった人事院が一転して、妻・雅子さん(50)に開示した。雅子さんの代理人弁護士が17日、明らかにした。開示は8日付。 人事院は2019年、死亡直前の業務内容など文書の大半を黒塗りにし、具体的な理由を説明せずに大半を不開示とした。不服とした雅子さんが審査請求したところ、総務省の情報公開・個人情報保護審査会が今年9月、不開示の根拠の記載が「皆無で違法」と指摘したため、人事院が決定を取り消していた。 開示文書によると、俊夫さんは国会からの資料要求や行政文書の開示請求の対応、上級官庁との連絡調整や指示事項への対応業務などに追われ、17年7月にうつ病と診断された。財務省の調査報告書によれば、上級官庁の同省幹部が近財局側に改ざんを指示していた。 ただ、今回の開示文書には、公文書の「改ざん」や「書き換え」といった記載はなかった。雅子さんの代理人の生越照幸弁護士は「こんな形で文書を出すのであれば、最初から出すべきだった。非常に恣意(しい)的な取り扱いがなされた」と国の対応を批判。雅子さんも「夫は改ざんを苦に亡くなったのに、改ざんという言葉はひとつもなく、がっかりした。なぜ改ざんしなければならなかったのか、理由を知りたい」と話した。 NPO法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長は「どんな事実を認定して公務災害を認めたかは、遺族に当然開示されるべき情報だ。それを人事院がここまで引っ張ったこと自体が問題。行政側は『開示できるものはする』という姿勢で臨むべきだ」と指摘した。(森下裕介、米田優人) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「泣きやまず…」生後1カ月の女児殴り死なせた疑い 23歳父親逮捕
稲野慎2021年11月18日 1時29分 生後1カ月の長女の頭を殴って死亡させたとして、鹿児島県警は17日、同県肝付町新富の会社員、中島夏輝(なつき)容疑者(23)を傷害致死の疑いで逮捕した。「家庭内のことでストレスがたまっていた。泣きやまなかったので殴った」と容疑を認めているという。 鹿屋署によると、中島容疑者は昨年2月26日午後7~9時ごろ、当時住んでいた同県鹿屋市内の集合住宅の一室で、生後1カ月の長女心絆(ここな)ちゃんの額を拳で殴り、頭蓋骨(ずがいこつ)骨折や脳出血などのけがを負わせ、死亡させた疑いがある。 中島容疑者は心絆ちゃんを殴った後、自ら「子どもが息をしていない」と119番通報。救急隊が駆けつけたところ、心絆ちゃんは心肺停止の状態で、搬送先の病院で翌27日に死亡が確認された。病院から鹿屋署に「生後1カ月の女の子が心肺停止の状態。虐待の疑いがある」と情報提供があり、署が捜査していた。 中島容疑者は妻と子ども4人の6人暮らし。当時、自宅には中島容疑者と心絆ちゃん、別の子ども1人がおり、妻とほかの子どもは外出していたという。(稲野慎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル