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Le guide sur la culture, la langue et l'histoire du Japon.

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mercredi novembre 3, 2021

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Mois : novembre 2021

ニュース 社会
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高知・室戸岬沖の船舶衝突 死者はサンゴ漁の漁船乗組員

3 novembre 2021
Japonologie
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2021年11月3日 17時38分  3日午前5時50分ごろ、高知県室戸市の室戸岬沖の南約10キロの海上で、三洋海運(東京)が管理する石炭灰の運搬貨物船「碧南丸(へきなんまる)」(1989トン、乗組員11人)から「漁船と衝突した。付近が暗く詳細がわからない」と118番通報があった。高知海上保安部によると、漁船は転覆し、乗組員の山下昭二さん(58)=室戸市=が死亡した。  同保安部によると、転覆したのは高知県漁協室戸岬総括支所所属で、海底のサンゴを取る漁船「神龍丸(しんりゅうまる)」(4・9トン、乗組員2人)。事故当時に近くにいた複数の漁船が2人の救助にあたった。山下さんは転覆した船内に取り残され、搬送先の病院で死亡が確認された。転覆した船底上にいた船長の男性(25)=同県奈半利町=も救出され、打撲などの軽傷。貨物船の乗組員にけがはないという。  同保安部は両船とも運航中の衝突とみており、業務上過失往来危険と業務上過失致死傷の疑いで捜査する見通し。同保安部などによると、漁船は漁場に向かっていた。貨物船は山口県徳山港で荷物を下ろして愛知県衣浦港に向かう途中で、海上の天候は晴れで視界は良好だったという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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「よく頑張ったね」見つめ合う警察犬と指導員、写真に秘めたある願い

3 novembre 2021
Japonologie
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 兵庫県警内で今夏開かれた「警察広報用写真コンクール」で、警察犬と指導員を写した1枚が最優秀賞を受賞した。撮影したのは警察署に勤務する職員。単に「いい写真」では終わらない、ある願いが秘められている。  受賞作は「よく頑張ったね!警察犬グライフ号」。  公園の芝生にお座りするグライフ号に、鑑識課の担当指導員がほほえみかけている。互いの信頼関係が伝わってくるような、柔らかな雰囲気が印象的だ。  県警は広報用写真の撮影技術向上を目的に、職員対象のコンクールを1977年から開いている。今年は317点の応募があった。  最優秀賞の写真を撮影したのは、垂水署会計課の江越友範さん(49)。  県警職員として採用された江越さんは情報システムや会計の担当が長く、写真は業務と直接関係ない。  我が子の成長を撮影するうち、15年ほど前から趣味に。一眼カメラや30万円近くする望遠レンズを自腹でそろえ、撮影会などにも参加して腕を磨いている。  なぜ警察犬と指導員を撮影対象に選んだのか。  江越さんの狙いは三つあった。  まず警察犬との絆を表現して警察に親しみを感じてもらうこと。二つ目は、普段は地味な印象のある、鑑識という分野に光を当てること。  そして三つ目が「女性の活躍」だった。  「警察はまだまだ『男社会』と思われていると感じる」と江越さん。女性警察官が実際に活躍していることを知ってもらい、さらに活躍の場が広がっていくように――。そんな願いを静かに込めた。  写真としてのクオリティーにももちろんこだわった。  機材はすべて自前。警察犬と指導員の温かい表情をいきいきと伝えるため、両者の脇にそれぞれストロボを置いてシャッターを切った。撮影枚数は300枚に及んだ。  それだけではない。警察や兵庫をPRするという広報用写真の特性を考え、兵庫らしさを盛り込むことを意識した。背景に明石海峡大橋が入って「映(ば)える」、お気に入りの「アジュール舞子」(神戸市垂水区)の公園をロケ地に選び、自ら撮影許可を申請したという。  最近はスマホで気軽に動画も撮影できるが、江越さんは「1枚からその情景を思い出したり、想像させたりする力があるのが写真の魅力です」。  県民広報課によると、江越さんの作品は来年の県警カレンダーに採用される。(小野大輔) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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土偶の表情がユーモラス 橿考研博物館が再オープン、古代史楽しんで

3 novembre 2021
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 この冬、古都で古代史を学んでたっぷり楽しむのはいかが。奈良県立橿原考古学研究所付属博物館(橿原市)が3日、リニューアルオープンする。「卑弥呼の鏡」とも言われる黒塚古墳の出土鏡のすべてや、高松塚古墳の壁画「飛鳥美人」の複製陶板など約900点を新たに展示する。「日本最大」や「日本最古」と呼ばれる出土品も並ぶ。  リニューアル後は国宝や重要文化財など計約3600点超が展示される。常設展では展示品を定期的に入れ替え、繰り返し来館してもらえるよう工夫する。  リニューアルを記念する形で特別展示室では、天理市の黒塚古墳から出土した三角縁神獣鏡33面がそろい踏みする。卑弥呼が中国・魏からもらった鏡とも伝えられている。画文帯神獣鏡1面も見ることができる。  常設の展示室は「旧石器~弥生時代」「古墳時代」「飛鳥~室町時代」に分かれている。「旧石器~弥生時代」では、橿考研で発掘した土偶がほぼすべて展示される。中でもユーモラスな表情が大人気の観音寺本馬遺跡(橿原市・御所市)の土偶が目を引く。邪馬台国の有力候補地とされる纒向(まきむく)遺跡(桜井市)の出土品も並ぶ。  橿考研の過去20年の古墳調査成果を一堂に集めた「古墳時代」では、メスリ山古墳(同市)の日本最大の大型円筒埴輪(はにわ)が複数そびえる。藤ノ木古墳(斑鳩町)から出土の国宝遺物は、金色の輝きが見事だ。  「飛鳥~室町時代」には旬な展示品がそろう。高松塚古墳(明日香村)の飛鳥美人(西壁女子群像)の複製陶板は、発見当時の色彩や質感が忠実に再現されている。同古墳の極彩色壁画は2022年に発見50周年になり、注目の展示品となりそうだ。  県などが世界遺産登録を目指す「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の構成資産の一つ、牽牛子塚(けんごしづか)古墳(同村)の出土品もある。奈良市の興福寺旧境内で見つかった日本最古とされる将棋駒など、中世の遺物もそろう。  入館料は一般400円、高校・大学生300円、小・中学生200円。原則月曜日が休館で、臨時休館日もある。博物館は空調設備や展示ケースの改修などのため、2018年12月末から休館していた。11月2日は、報道機関向けの内覧会があった。 ■レアなグッズも… この記事は会員記事です。残り467文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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「絵は人生の救いの神」戦中に弾圧された男性、100歳の記念展

3 novembre 2021
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本田大次郎2021年11月3日 14時30分  海辺で朽ちる廃船、陽光浴びるヨーロッパの街並み――。今月100歳を迎える北海道旭川市の菱谷良一さんの作品展が2日、旭川市民文化会館で始まった。会場の一角で見る人に強く問いかけるのは「赤い帽子の自画像」。戦中の思想弾圧事件「生活図画事件」で投獄され、保釈後に描かれた作品だ。理不尽な逮捕から80年。「でも、絵は人生の救いの神だった」  菱谷さんは、1941(昭和16)年、旭川師範学校(現・北海道教育大旭川校)の学生だった時、身に覚えのない治安維持法違反容疑で逮捕された。所属する美術部は生活のありのままの姿を描く「生活図画」に取り組んでおり、それが共産主義思想と強引に結びつけられた。1年3カ月間、投獄され、42年の12月末に保釈。直後に描いたのが「赤い帽子の自画像」だった。  「不当な逮捕への怒りがあった。帽子は妹のもの。共産主義を意味する『アカ』の色の帽子をかぶり、精いっぱいの皮肉を込めた」  戦後は日々の生活に追われ、絵筆から遠ざかった。しかし定年後、妻に誘われ、公民館の絵画教室に通うようになると、「焼けぼっくいに火がついた」。自宅にアトリエをつくり、絵に没頭した。最初にひかれたのは、廃船や廃屋。「滅び行くものに、愛着があった」。旅行も好きで、海外へ出かけては、各地の風景も描くようになった。  絵を通して、人とのつながりも増えていった。「百歳記念作品展」は、そんなつながりのある人たちが実行委員会を作って、開催してくれた。会場にある約80点の多くは、自宅倉庫で長らく眠っていた作品。久々に囲まれ「『おやじ、まだもう少し頑張れ』って、絵に言われているような気がする」と笑う。  「絵を描いたことがきっかけで投獄されたが、絵を描くことは私の生きがい。人生の救いの神だった」。会場を訪れる知人たちに、とびっきりの笑顔をみせていた。  「百歳記念作品展」は7日まで。(本田大次郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Baseball News [EN] Sports News
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Atlanta Braves rout Houston Astros to win first World Series since 1995

3 novembre 2021
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Max Fried hurled six shutout innings and Jorge Soler smashed a towering home run as the Atlanta Braves captured their first World Series since 1995 with a 7-0 rout of the Houston Astros on Tuesday. Starting pitcher Fried bounced back from a couple of subpar performances in his most recent […]

ニュース 社会
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貨物船とさんご漁の漁船が衝突、乗組員1人が死亡 高知・室戸岬沖

3 novembre 2021
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2021年11月3日 10時56分  3日午前5時50分ごろ、高知県室戸市の室戸岬沖の南約10キロの海上で、セメントを運搬する貨物船「碧南丸(へきなんまる)」(1989トン、乗組員11人)から「漁船と衝突した。付近が暗く詳細がわからない」と118番通報があった。高知海上保安部によると、漁船は転覆し、1人が死亡した。  同保安部によると、衝突したのは地元のさんご漁の漁船「神龍丸(しんりゅうまる)」(4・9トン、乗組員2人)。近くの漁船などが神龍丸の2人を救助し、2人は病院に搬送された。船内に取り残されていた1人は死亡し、転覆した船底上にいたもう1人は意識はあるという。貨物船の乗組員にはけがはないという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

ニュース 社会
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青い池、ライトアップ始まる 幻想的な光景が浮かぶ 北海道美瑛町

3 novembre 2021
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井上潜2021年11月3日 11時00分  北海道美瑛町の「青い池」でライトアップが始まった。淡い青色の水面に美しい光景が浮かび上がり、訪れた人たちを楽しませている。  近くを流れる美瑛川に堤防を築く工事の際、水がたまってできたという青い池。アルミニウム成分などを含む上流の川の水が混ざり合うことで、光を反射して青く見えるとされる。  ライトアップは1日から始まった。大型の照明で角度や光の強さを変えながら池を照らすと、立ち枯れのシラカバや、わずかに葉を残した広葉樹などが青い水面に浮かび、幻想的な世界が広がる。来年4月30日まで(午後9時終了)。(井上潜) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

ニュース 社会
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「鉄板張り」の福山城、一足先にせんべいで 地元の女子中学生が考案

3 novembre 2021
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佐藤英法2021年11月3日 11時00分  広島県福山市の福山城にちなんだ「鉄板張りせんべい」(税込み780円)を地元の中学3年生、中島美晴(みはる)さん(14)が考えた。父親の基晴(もとはる)さん(54)が営む福山市内の物産会社などで11月から販売を始めた。  福山城は江戸時代初期の1622年に建てられた。天守の北側のみが黒っぽい鉄板張りという全国でも珍しい構造だった。この天守は太平洋戦争末期の1945年8月8日の福山空襲で焼失した。  現在の天守は戦後の66年に鉄骨鉄筋コンクリート造りで再建された。福山市は2022年の築城400年に向け、天守北側を往年の鉄板張りに復元する工事などを進めている。  美晴さんは中学2年のとき、総合学習の授業で「福山城築城400年記念事業」について発表した。「私自身がどういう形でかかわれるか、考えていこうと思う」とクラスメートの前で話した。  今年春ごろ、天守に張られていたとみられる鉄板が、保管していた市民から市に寄贈された。そのニュースを知った美晴さんは鉄の硬さから、せんべいを連想したという。市が天守の改修費の寄付を募っていたことから、「お城のためにせんべいを商品化して売り上げの一部を寄付しよう」と考えた。父の基晴さんにも相談した。  専門店と一緒に半年ほどかけて試作を重ね、落花生入りの小麦粉でつくった「鉄板張りせんべい」が完成した。縦約20センチ、横約10センチの2枚入りだ。地元産のノリを使って鉄板のように黒く仕上げている。  福山城は来年3月までに天守外観などの改修を終える予定だ。美晴さんは「鉄板張り工事のことを多くの人に知ってもらいたい。400個は売ります。おいしさは鉄板です」。  「ぬまくま夢工房」(084・922・4870)でインターネット通販もしている。(佐藤英法) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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夫婦同姓「合憲」の4人に厳しい目 最高裁裁判官の国民審査

3 novembre 2021
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 10月31日に行われた国民審査で、最高裁裁判官をやめさせるべきだとした「罷免(ひめん)票」は、夫婦別姓を認めない民法規定を合憲とした4人の裁判官に多く集まった。その傾向は都市部ほど強かった。選択的夫婦別姓の導入を求める市民団体がSNSで罷免を呼びかけたことなどが背景にあるとみられる。  国民審査はやめさせたい裁判官に×印を付け、有効票の半数を超えると解職される仕組み。今回対象となった11人のうち、罷免率が7%を超えたのは深山(みやま)卓也氏(67)、林道晴氏(64)、岡村和美氏(63)、長嶺安政氏(67)の4人で、罷免票数は約415万~449万票。いずれも6月の最高裁決定で夫婦同姓を「合憲」と判断していた。  人口500万人以上の9都道府県の結果を朝日新聞が集計したところ、4人の罷免率だけが8%を上回った。人口の多い都市部では4人の罷免率が高い傾向がうかがえ、東京都の結果に限ると4人とも10%を超えて、最も高かった林氏は11・70%だった。 裁判官ごとの罷免率の差、史上2番目の大きさ  罷免率の高い人と低い人の差も顕著だった。全国集計で罷免率が最も高い深山氏の7・85%に対し、最も低い安浪亮介氏(64)は5・97%。約1・88ポイント(約108万票)の差があり、戦後の審査で最も差が大きかった72年の3・75ポイントに次ぐ2番目だった。72年審査では、沖縄返還をめぐる外交官時代の保守的な発言が問題になった下田武三氏の罷免運動が起き、下田氏の罷免率は史上最も高い15・17%になった。  今回の傾向について、「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」の事務局長を務める井田奈穂さん(46)は「6月の合憲判断を受けて『私たちの手で司法を変えよう』と4人の罷免を求める声がツイッターなどで広まった。その結果ではないか」と指摘。「裁判官は審査の結果にハッと思い、自らの仕事ぶりを振り返ってほしい。少数者の権利を守る存在であってほしい」と求めた。(阿部峻介) 【裁判官11人の罷免率(有効票に占める×印の割合)】 名前/出身 ①全体での罷免率 ②9都道府県での罷免率 ③東京都での罷免率 ●深山卓也(67)/裁判官出身 ①7.85% ②9.03% ③11.68% 岡正晶(65)/弁護士出身 ①6.24% ②7.04% ③8.63% 宇賀克也(66)/学者出身 ①6.88% ②7.70% ③9.08% 堺徹(63)/検察官出身 ①6.24% ②6.99% ③8.51% ●林道晴(64)/裁判官出身 ①7.72% ②8.93% ③11.70% ●岡村和美(63)/行政官出身 ①7.29% ②8.42% ③10.99% 三浦守(65)/検察官出身 ①6.71% ②7.52% ③9.02% 草野耕一(66)/弁護士出身 ①6.73% ②7.58% ③9.19% 渡辺恵理子(62)/弁護士出身 ①6.11% ②6.87% ③8.31% 安浪亮介(64)/裁判官出身 ①5.97% ②6.74% ③8.31% ●長嶺安政(67)/行政官出身 ①7.27% ②8.43% ③11.02% ※告示順、敬称略。名前の前に●がある4人は夫婦同姓を「合憲」とした裁判官 ※9都道府県は人口500万人以上の自治体(北海道、埼玉、東京、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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0歳が英会話…ギフテッドと呼ばれる子どもたち、驚異の才能と課題

3 novembre 2021
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 「0歳10カ月で日本語と英語で会話できる」「小学生で分子や電子、核融合に興味」……。「ギフテッド」と呼ばれる特異な才能がある子どもの支援を検討する文部科学省の有識者会議が1日あり、当事者や保護者らへのアンケート結果が公表された。980件の事例が寄せられ、多様な才能が紹介される一方、学校になじめず不登校になるなどの報告もあった。  アンケートは有識者会議が8~9月に行い、当事者や保護者、教員、支援団体職員ら808人が答えた。  才能では、「小2で中学数学を終了する勢いで、大学レベルにも理解を示す」「3歳で数十曲の歌詞とメロディーを覚えて歌い、小学生で上級レベルの曲をバイオリンで弾く」など、特定分野に秀でた事例が紹介された。また「5歳で地球温暖化を理解し海面上昇におびえる。6歳でイスラエルとパレスチナの対立はなぜかと思い歴史を学んでいる」「宇宙や鉱物などの図鑑を細部まで読み内容を覚えた」など、特定の事柄に強い関心をもつ事例も挙げられた。  才能がある一方で、学校生活で悩みやトラブルを抱える子どもが多いことも分かった。ある当事者は「教科書の内容をすべて理解したが、自分のレベルに合わせた勉強が許されず、叱られ、授業中は暇をもてあました」との声を寄せた。ほかにも「発言すると授業の雰囲気を壊すので分からないふりをしなければならない」「習っていない解法を回答すると×にされることが嫌だった」などが挙げられた。  学校や教育委員会、国に期待する支援については、保護者から「先生にギフテッドの特性を学ぶ時間を取っていただきたい」など、教員の理解を求める意見が多かった。  有識者会議では、委員からは「多くの子どもに困難が見られ、保護者からも支援は痛切に求められている」などと、才能を伸ばす支援だけでなく、学校での困難を解消する方法も考える必要があるとの意見が出た。会議は調査結果をふまえて支援策を検討する。(伊藤和行) ギフテッドの特異な才能、経験した困難事例(アンケートから) 【特異な才能】… この記事は会員記事です。残り464文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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