沖縄県の玉城デニー知事は28日、全国で唯一継続している飲食店への営業時間短縮要請を今月末で解除すると発表した。11月の1カ月間は「リバウンド防止と社会経済活動の両立期間」とし、会食は「4人以下、2時間以内」などの協力を県民に引き続き求めていく。 飲食店への時短営業要請は4月に始まり、半年以上続いていた。玉城氏は記者会見で「県内の感染状況は最も抑制された状態だ。再拡大も起きていない」と解除の理由を説明した。 一方、これから感染症が流行しやすい冬を迎える。県は、市や保健所単位で人口10万人あたりの1週間の感染者数が25人を超えた場合に「注意報」を発出して警戒を呼びかけるなど感染再拡大の対策に取り組む。(寺本大蔵) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
最年少は2歳、157人の田中宏和さん 同姓同名の世界記録に挑む
数字は語る 一斉にゴミ拾いする人数や同時に論語を暗唱した人数など、ギネス世界記録のアイデアは無限大だ。東京都の会社員で一般社団法人「田中宏和の会」代表の田中宏和さん(52)も挑戦者の一人。「同姓同名の集い」の規模で世界記録「164人」に挑んでいる。 田中さんが同姓同名の人たちとつながり、交流を深める「田中宏和運動」を始めたのは1994年。プロ野球のドラフト会議の結果を伝えるニュースで「1位、田中宏和」と読み上げられた瞬間、「自分のことのように」うれしかった。そして思った。「同姓同名の人たちと会ってみたい」 本格的に「運動」の知名度を上げたのが、2002年に糸井重里さん主宰のネットメディア「ほぼ日刊イトイ新聞」の一日編集長を務めたことだった。「知り合いに田中宏和がいる」などの情報が集まり、テレビでも紹介された。10年春に「全国大会」を開いたところ33人が集結。ギネス本部に問い合わせたら「カテゴリーを新設する。50人を超えたら登録を」と返答が届いた。 翌年、再び「全国大会」を開… この記事は会員記事です。残り537文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
小型フライパン傾きやけども 国民生活センターが注意呼びかけ
小型のフライパンや片手鍋が、ガスコンロの上で傾いてやけどをする事故が相次いでいるとして、国民生活センターが注意を呼びかけている。やけどの治療で1年以上かかるとされたケースもあった。 消費生活についての相談情報を蓄積している「全国消費生活情報ネットワークシステム」には、2016年4月~今年5月、フライパンや片手鍋の落下に関連するけがやヒヤリハットの事例が、129件寄せられている。 軽量でバランス取りにくく 特に小型のフライパンや片手鍋は軽量のものが多く、傾いたり、バランスを取りにくかったりと注意が必要だ。 例えば、40代女性は、揚げ… この記事は会員記事です。残り704文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Buffaloes put past failures in rearview mirror with Pacific League title
There was nothing more for Yoshinobu Yamamoto to do — so he rested. The Orix Buffaloes’ brilliant 23-year-old pitcher carried the team to the brink of the Pacific League pennant with a shutout in the club’s season finale on Monday, but the rest was out of his talented hands. The […]
ひき逃げされた女性を救護した2人 命は助からず「悔しさしかない」
魚住あかり2021年10月28日 14時14分 ひき逃げ事故の現場で被害者を救護したとして、静岡県警清水署は27日、静岡市葵区の建設会社に勤務する山本達規さん(54)と江崎進一さん(50)に感謝状を贈った。 署によると、今年6月、同市清水区駒越西2丁目の国道で、路側帯を歩いていた女性(47)を乗用車がはね、そのまま走り去った。女性は病院で死亡が確認されたが、救急搬送されるまで山本さんらが救護にあたったという。 山本さんは事故現場から200メートルほど離れた道路改修作業の現場に向かう途中、倒れている女性を発見したという。急いで作業現場にいる江崎さんを呼び、近隣住民らと協力して救護にあたった。「『救急車早く来い』と叫びながら、とにかく必死に心臓マッサージをしました」と江崎さんは振り返る。事故現場に戻った被疑者の車を呼び止めるなど逮捕にも貢献した。 財津康署長は「逃亡を阻止し、遺族の無念に報いることができた」と感謝したが、2人は「被害者を助けられず、悔しい思いしかない」と声を落とした。「思い出すと涙が出てくる。家族から『助かって良かったです』と言ってもらいたかった」 2人は事故後、緊急時の応急処置などを学ぶ救命講習に申し込んだ。「もっと何かできなかったのかという思いが強い。知識があれば工事現場で何かあったときにも動けるかもしれない」と江崎さん。新型コロナの感染拡大により、講習は中止になってしまったが、今後も救命措置の勉強を続けるという。(魚住あかり) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
テレワーク、感染不安でお手入れお預け 客足戻らぬネイルサロン
東京・吉祥寺のネイルサロン「エトワール」。ハロウィーンの飾り付けが施された店内に、施術台は三つ。いまは感染対策で、同時に複数の客を入れないようにしているという。客とネイリストの間には透明のパネルが置かれている。 「テレワークが増えて人と会う機会が減り、ネイルをやめた人も多いですね。感染防止のため来店を見合わせている常連さんもいます」と店長の星野優子さん(49)。大学卒業後、会社勤めを経てネイルの世界に飛び込んだ。吉祥寺と目黒の2店舗を切り盛りし、6人の従業員を抱える。 2019年にはネイルの技術を競う全国大会で優勝した腕の持ち主。ネイリスト育成の講師も務める。「化粧や髪形と異なり、鏡がなくてもいつでも自分で眺めて気分を上向きにできるお手入れ」と、やりがいを感じてきた。 昨春、東京に最初の緊急事態宣言が出る前後は、テレビの情報番組とにらめっこだった。ネイルサロンは休業要請の対象になるのか、補償はあるのか。日々新しい情報が飛び込むのに制度がまとめられたサイトはない。行政の電話相談もまったくつながらない。 結局、昨春の緊急事態宣言中… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「電子マネー30万円分を」高齢男性は2日後も来店 役立った連絡網
小西良昭2021年10月28日 15時22分 京都府警は9月28、30の両日、客の詐欺被害を防いだ信用金庫職員とドラッグストア従業員に感謝状を贈った。 宇治署によると、宇治市の京都中央信用金庫神明支店(細井敏信支店長)で8月23日、市内の女性(65)から還付金をATMで受け取る方法の相談があった。女性は市役所職員を名乗る犯人に「介護保険料が3万3600円返る。キャッシュカードを持って銀行へ行って」と電話で指示された。応対した武田真希係長(41)が詐欺を見抜き通報。ATMへ誘い出して「個人番号を入力して」と電話でだまし、犯人への振込金額を入力させる手口だったとみられる。 八幡市では、ドラッグユタカ八幡軸店(朝比奈孝行店長=当時)で9月11日、市内の80代男性が電子マネー30万円分を買うと来店。現金でしか買えないため販売しなかったが、詐欺を疑って声をかけた店員の山下優希さん(29)が店の連絡網に経緯を残した。男性は13日に再び来て30万円分を買おうとした。応対した藤平明日香さん(32)が11日の連絡を思い出し、山下さんを呼んで八幡署へ通報した。 署によると、男性は閲覧したサイトで「会員登録」の表示を見てサイトに書かれていた番号に電話。男に電子マネー60万円分をドラッグストアで買うよう指示された。コンビニより発覚しにくいドラッグストアを犯人が指定したと府警はみている。 府警によると、府内の特殊詐欺被害は1~9月に130件、計2億458万円。被害者130人のうち高齢者が約9割の116人。高齢女性が91人を占める。(小西良昭) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Astros come alive at plate to even World Series
Houston’s Jose Altuve connected on a home run and scored twice to spark the Astros’ bats in a 7-2 rout of the Atlanta Braves in Game 2 of the World Series in Houston on Wednesday. The series is tied at 1-1and will head to Atlanta for Game 3 on Friday. […]
女性の管理職が4割 活躍の鍵は「チームワーク」 ヒルトン名古屋
外資系ホテルのヒルトン名古屋は、管理職(課長級以上)の約40%が女性だ。国内の民間企業は女性管理職が平均1割程度とも指摘されるなか、どうして可能なのか。答えの一つは、意外と身近なところにあるようだ。 「すばらしい仕事をありがとう!」。10月下旬、ホテル最上階の宴会場。インド出身のスニット・ラージャン総支配人(45)が、集まった従業員らに呼びかけた。四半期に一度、各部署で活躍した人をねぎらう「レコグニション(表彰)」だ。会場からは拍手がわき起こった。 ラージャンさんは女性活躍の鍵として「チームワーク」を挙げる。ヒルトン名古屋では、従業員が同僚への感謝の言葉をメールなどで伝える文化がある。7~9月はその強化期間で、期間中に1千通以上のメールが送られたという。部署の垣根をこえてスポーツやボランティア活動に積極的に参加するなど、コミュニケーションを円滑にするための工夫を凝らしている。「小さなことの積み重ねが、女性の活躍につながるのです」(ラージャンさん) ワーク・ライフ・バランスの… この記事は会員記事です。残り957文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
国内持ち込み禁止「トラウトコッド」を密輸入容疑 愛知の業者摘発
大山稜2021年10月28日 12時37分 生態系に影響を及ぼす恐れのある淡水魚を密輸入したとして、警視庁は28日、観賞魚の卸売会社「エル商会」(愛知県弥富市)の役員の男(38)と元社員の男(36)、法人としての同社を、特定外来生物法違反(輸入の制限)と関税法違反(虚偽申告)の疑いで書類送検した。元社員は容疑を認め、「売り上げが伸びず、希少種であれば高く売れると考えた」と話したという。 生活環境課によると、男らは同社の関東営業所に勤務していた3月中旬、豪州原産でスズキ目の肉食性淡水魚「トラウトコッド」120匹を中国から不法に輸入した疑いがある。 トラウトコッドは特定外来生物法で生態系に影響を及ぼす恐れがある「未判定外来生物」に指定され、輸入には環境大臣と農林水産大臣の許可が必要だったが、届け出をしていなかったと同課はみている。税関には外見が似た別の魚と偽って申告していたという。 トラウトコッドは豪州で絶滅危惧種に指定される希少種で、男らは幼魚を1匹1700円で仕入れていた。これまでに70匹を1匹約1万円で国内の複数の小売店に卸していたという。18匹が回収できておらず、同課は愛好家などに広く流通した可能性もあるとみて調べている。 同社のネット広告を見た愛好家から警視庁に通報があり、同課が捜査していた。未判定外来生物が生きた状態で見つかったのは、全国で初めてだという。(大山稜) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル