2021年9月23日 0時41分 22日午後9時半ごろ、米軍の輸送機オスプレイ1機が宮城県の仙台空港に緊急着陸した。防衛省によると、機体はすでに空港に隣接する陸上自衛隊岩沼訓練場に移動した。けが人の情報はないという。同省は職員を派遣し、状況を確認している。 名取市消防本部によると、22日午後9時15分ごろ仙台空港から「何かしらのトラブルで着陸予定」と連絡があり、空港の敷地内にオスプレイ1機が着陸しているのを確認した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
レスラー市議の覆面写真、HPなどに掲載へ 大分市議会が一転容認
中沢絢乃2021年9月22日 21時34分 覆面レスラーで大分市議のスカルリーパー・エイジ氏(52)が、覆面姿の顔写真が市議会ホームページや市議会だよりに掲載されていないことを「人格権の侵害」と訴えていたことに対し、市議会は22日の議会運営委員会で、一転して掲載を認めることを決めた。 エイジ市議は2013年2月に初当選し、現在3期目。当初から覆面姿での本会議や委員会への出席を申し入れてきたが、「帽子や外套(がいとう)、えり巻き、つえ、かさなどを着用、携帯してはならない」という市議会会議規則を理由に認められず、覆面をとって出席してきた。ホームページや市議会だよりにも長年一人だけ顔写真が載っていなかった。 エイジ氏は今年4月に写真掲載を求める仮処分を大分地裁に申し立てたが、市議会側が和解を拒否。6月には市を相手に写真掲載と計500万円の損害賠償を求める訴訟を起こし、10月1日に第1回弁論が予定されていた。 掲載を認めた理由について、藤田敬治議長(68)は「覆面着用の写真掲載の問題を早期に解決し、コロナ禍の中、市民の信託に応えることが先決」と説明した。 エイジ市議は「訴訟を前に突然認めたことには驚いた。当然の権利をようやく認めてもらえたが、『多様性を認める世の中の流れを受けて認めることにした。8年間嫌な思いをさせた』と言ってほしかった」と語った。(中沢絢乃) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
難民不認定の異議前に強制送還は違憲 高裁が判決、入管の対応批判
村上友里2021年9月22日 21時42分 難民不認定の処分を通知された翌日に強制送還されたため、処分取り消しを求める訴訟が起こせなかったとして、スリランカ国籍の男性2人が1千万円の賠償を国に求めた訴訟の控訴審判決が22日、東京高裁(平田豊裁判長)であった。判決は出入国在留管理庁側の対応について「司法審査の機会を奪った。憲法32条で保障する裁判を受ける権利を侵害した」と認め、計60万円の支払いを命じた。 原告側によると、外国人の送還手続きをめぐり違憲判断が出るのは初めて。一審・東京地裁判決は2人の訴えを棄却しており、原告の逆転勝訴となった。 難民不認定の処分に対しては、国に異議(審査)を申し立てることが可能で、申し立て中は送還されない。申し立てが棄却されても司法の判断を求めて訴訟を起こすことができる。 判決によると、2人は2014年12月、収容を一時停止する「仮放免」の継続を東京入国管理局に求めたが、認められずに収容。難民不認定への異議申し立てが棄却されたと知らされ、提訴に向け弁護士に連絡したいなどと訴えたが、翌日に強制送還された。 「司法審査の機会、奪うことは許されない」 判決は、国が定めた「難民異議申立事務取扱要領」では、申し立て結果は速やかに知らせることになっていると指摘。今回の棄却決定は2人に知らせる40日以上前に出たことをふまえ、「訴訟の提起前に送還するため、意図的に棄却の告知を送還直前まで遅らせた」と認めた。一審判決は「原告の提訴を妨害する不当な目的はない」としていた。 また高裁判決は、事前に知らせると逃亡され送還が妨害される可能性があるとの国の主張に対し、「抽象的な可能性にとどまる。送還直前の告知に合理性はない」と説明。原告の難民認定手続きが濫用(らんよう)的だとする国の訴えについても、「申請が濫用的か否かも含めて司法審査の対象とされるべきだ」と退けた。 そのうえで、「訴訟を起こすことを検討する時間的猶予を与えなかった。司法審査の機会を実質的に奪うことは許されない」と入管の対応を批判した。 名古屋高裁では1月、スリランカ国籍の別の男性に難民認定の裁判を起こす機会を与えずに送還した入管の対応について違法性を認めたが、違憲とは判断しなかった。 入管庁は判決後「判決内容を精査し対応したい」とコメントした。(村上友里) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
3歳男児に熱い湯かけて殺害か、母親の交際相手を逮捕 大阪・摂津
大阪府摂津市のマンションで男児(3)に高温の湯を浴びせて死なせたとして、大阪府警は22日、男児の母親の交際相手で無職の松原拓海(たくみ)容疑者(23)=羽曳野市南古市2丁目=を殺人容疑で逮捕し、発表した。「(高温の湯を)故意に浴びせていません」と容疑を否認しているという。 捜査1課によると、松原容疑者は8月31日午後、摂津市鳥飼本町5丁目のマンションの一室で、交際相手の女性の長男、新村(にいむら)桜利斗(おりと)ちゃんに高温の湯を浴びせるなどの暴行を加え、全身やけどに伴う熱傷性ショックで殺害した疑いがある。 同課や摂津市消防本部によると、31日午後4時50分ごろ、松原容疑者が「浴室内で男児の意識がない」と119番通報した。 救急隊員が駆けつけたところ、桜利斗ちゃんはリビングで倒れていた。すでに心肺停止状態で、頭から上半身にかけて皮膚がただれており、約1時間20分後に搬送先の病院で死亡したという。当時、母親は外出中だったとみられる。 松原容疑者は逮捕前、府警の事情聴取に対し、「お湯の温度を徐々に上げて(桜利斗ちゃんと)遊んでいた」と説明したという。 捜査1課によると、松原容疑者と桜利斗ちゃんの母親は昨年10月ごろから交際を始め、今年5月から摂津市内のマンションで同居していたという。 松原容疑者は今月7日、朝日新聞の取材に「今は何も言えない」と答えた。 母親の知人女性によると、母親と松原容疑者が交際を始めたころから桜利斗ちゃんが通っていた保育所を休む回数が増え、今年4月ごろには、桜利斗ちゃんの頰に手でたたかれたような痕を見たという。女性が理由を尋ねると母親は「彼氏がたたいた。ばれたらあかんから、保育所は休ませている」と話したという。 摂津市によると、母親は今年5月、市の担当者に「(松原容疑者が)手を上げて(桜利斗ちゃんに)あざができてしまった」と相談したという。 担当者は母親と松原容疑者と面談して「決して手を上げないで」と諭し、松原容疑者は「わかりました」とうなずいたという。 知人女性も6月に桜利斗ちゃんが虐待を受けていると市に連絡した。直後に市の担当者が母親に「変わったことはないか」と尋ねたが、虐待の話は出なかったという。 桜利斗ちゃんと母親が住んでいたマンション近くに住む女性は桜利斗ちゃんが死亡した日、担架で運ばれる姿を見た。「口に酸素を吸入するポンプのようなものがつながれ、上半身が赤くなっているのが見えた」と話した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
部室の品定めのノリは社会でも 女性たちの声にじっくり耳を傾けて
性別による偏りのために、息苦しさを感じたことはありますか。みなさんに聞いた、「ここがつらいよ 男社会、女社会」。 品定めする立場? 部室のノリが社会でも 尹雄大さん 生きづらさを感じている人を包摂する、多様性のある社会が最近のトレンドです。女性たちも、今までの社会は男性が中心になってきたと気づき、「#MeToo」など、声を上げ始めています。 ただ、「競争ではなく、多様性が大事だよ」とどれだけ言っても、相変わらずヒエラルキーはあります。その社会に、僕はなじめなかった。どういう仕組みでこの「社会=男社会」が成り立っているのかを考えてみようと、男性として過ごしてきた個人的な体験をたどる本を書きました。 僕にとって最初の社会は家庭… この記事は会員記事です。残り2176文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「警察から4時間半、不当聴取」 南アジア出身女性と3歳の娘が提訴
新屋絵理2021年9月22日 19時05分 警視庁の警察官から親子で不当な聴取をされたなどとして、東京都内に住む南アジア出身の40代女性とその長女(3)が22日、都に440万円の慰謝料などを求める訴訟を東京地裁に起こした。 訴状によると、親子は今年6月、都内の公園で見知らぬ男性とトラブルになった。男性は自分の息子が女性の長女に蹴られたと訴え、「外人」「在留カード出せ」と叫んだという。駆けつけた警察官は公園で約1時間半ほど話を聴き、さらに署で親子から約3時間聴取した。長女を1人にした聴取も行われたという。 原告側は「任意の限界を超えた令状のない強制処分で、人身の自由を侵害した」と主張。警察官が女性の名前、住所、携帯番号を同意なく男性に伝えたとも指摘し、一連の行為の違法性を訴えている。 長女はその後、不眠や過呼吸に悩まされ、保育園でも男性職員を嫌がるようになったという。 弁護士「外国人への差別意識、根底に」 女性と弁護団は提訴後に会見し、弁護士は「外国人は治安を脅かす存在だという差別意識が根底にあるのではないか」と指摘した。女性は「個人情報が提供され、(今も)危険にさらされているように感じる。全ての外国人が人間として扱われてほしい」と話した。 警視庁は「訴状が届いていないためコメントできない」とした。(新屋絵理) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
米兵が基地から1・2キロの浜に パラシュート訓練中 沖縄・伊江島
国吉美香、寺本大蔵2021年9月22日 19時11分 沖縄県・伊江島(伊江村)の米軍伊江島補助飛行場で21日午後4時20分ごろ、パラシュート降下訓練中だった海兵隊員2人が基地の外に着地した。村職員が目視し役場から防衛省沖縄防衛局に通報。防衛局は同日、米側に遺憾の意を伝え、原因究明などを求めた。県や村は22日、「重大な事故につながりかねない」などと防衛局や米側に口頭で抗議した。 県などによると、米兵は訓練中に風にあおられ、基地を囲うフェンスから約1・2キロ離れた島南部の砂浜と、約200メートル離れた牧草地にそれぞれ着地したという。けが人や被害は確認されていない。 降下訓練は、日米特別行動委員会(SACO)の合意で同飛行場へ集約するとされているが、地元の求めに反して別の基地で実施されたり、基地外への訓練兵の着地や物資の落下が度々確認されたりして問題となっている。(国吉美香、寺本大蔵) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
首里城周辺の地形、ドローンで測量 司令部壕の保存・公開検討で
光墨祥吾2021年9月22日 15時50分 太平洋戦争末期の沖縄戦で、旧日本軍が首里城(那覇市)地下に置いた第32軍司令部壕(ごう)について、沖縄県が実施している周辺地形のドローンによる測量が22日、報道陣に公開された。詳細なデータをとり、県が専門家をまじえて進めている司令部壕の保存・公開の検討材料とする。 ドローンは、首里城周辺の住宅地上空約50メートルを飛行し、地上にレーザーを照射。この日は約500メートル四方の地形データを集めた。計1キロ四方分の地形データを壕内部で8月に収集したデータと組み合わせることで、地上と地下の位置関係などを立体的に把握することが可能になるという。 司令部壕の保存・公開は首里城火災をきっかけに求める声が高まり、県は今年1月に検討委員会を設置。今後、今回の基礎調査結果などを踏まえて中間報告をまとめる予定。(光墨祥吾) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
AIで電話音声を文字起こし、相手の感情分析も 江戸川区児相が導入
東京都の江戸川区児童相談所が業務の効率化を目的に、AI(人工知能)を活用して電話の通話音声をリアルタイムで文字に起こすシステムを導入する。虐待通告、保護者や他機関との連絡など1日約300件もある電話対応の向上とともに、その後の記録作成の効率化がねらいだ。江戸川区児相によると、児相が業務の効率化のためにAIを実践的に導入するのは全国初という。 江戸川区児相は昨年4月に開設したばかり。「通話音声分析・モニタリングシステム」と名付け、9月1日に対応機器を10台設置して試行的に運用を開始、来年1月には100台に増やして本格稼働を目指すとしている。 音声マイニングと呼ばれるツールを活用したこのシステムを使うと、電話の通話音声が即座に文字化されて画面に打ち出されるため、通話者以外の人も同時に内容を把握できる。保護者からの抗議など対応が難しいケースでは上司が同時進行で助言できるほか、虐待通告では電話で話している内容を周囲が把握し、対応のための次の準備を進められるという。 通話内容に応じ、参考になる情報や参照するべきマニュアルなども画面に示されるため、的確な情報を相手に提供することが可能だ。また、「警察」「リストカット」など一定の言葉が相手から出ると、アラームが表示されるほか、通話の内容から相手の感情も分析される。職員はそれらの情報を上司らと共有しながら注意深くやりとりをすることができる。 通話が終われば、内容が自動で文字で要約されるため、これまで職員の大きな負担だった記録の作成が効率よくできることになる。 児相やデータサイエンスに詳しい花園大学の和田一郎教授(子ども家庭福祉)によると、リスクアセスメント評価など虐待対応支援を目的とした児相へのAI導入はすでに三重県が行っているが、業務の効率化を目的にしたのは江戸川区が初めてという。 和田教授は「画期的な取り組… この記事は会員記事です。残り316文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
市長に600万円、贈賄側に有罪 沖縄・宮古島の自衛隊配備めぐり
寺本大蔵2021年9月22日 16時00分 沖縄県宮古島市への陸上自衛隊配備をめぐる汚職事件で、前宮古島市長の下地敏彦被告(75)=収賄罪で起訴=に現金600万円を渡したとして、贈賄罪に問われたゴルフ場経営の「千代田カントリークラブ(CC)」元役員、下地藤康被告(65)に対する判決が22日、那覇地裁であった。大橋弘治裁判長は、懲役1年6カ月執行猶予3年(求刑懲役1年6カ月)を言い渡した。被告側は控訴しない方針。 大橋裁判長は「賄賂の現金を捻出するため、裏金作りをするなど自発的、能動的に犯行に及んだ。多額の現金を渡して市長の職務の公正を害し、市民の信頼を損なわせた」と指摘。一方「事実を認めて反省している」とも述べた。 判決によると、下地藤康被告は2018年5月24日、CC所有の土地を陸自駐屯地用地として国に売却できるようにするなど便宜を図ってもらった見返りとして、当時市長だった下地敏彦被告に東京都内で現金600万円を渡した。(寺本大蔵) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル