2021年8月13日 22時37分 JR東日本は、12日までの約半月間に、渋谷駅の社員12人が新型コロナウイルスに感染したと13日発表した。12人は、みどりの窓口や改札などで業務を担当し、業務中は常にマスクを着けて接客していたという。同社は「クラスター(感染者集団)ではなく、列車運行などに影響はない」と説明している。 JR東によると、7月27日~8月12日に、20代6人、30代3人、40代2人、50代1人の社員の陽性が判明した。感染経路は分かっていないという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
五輪と人出の関係否定 小池氏 専門家指摘は「印象論」
東京都の小池百合子知事は13日の定例会見で、東京オリンピック(五輪)と人出の関係について、「テレワークなどの推進もあり、ステイホームで応援して頂き(テレビの)視聴率も上がった」と述べ、人出を増やす要因にはならなかったとの考えを示した。 五輪と人出については、12日の都のモニタリング会議で国立国際医療研究センターの大曲貴夫氏が「競技場の周辺や沿道に多くの人が集まり応援する姿が見られた」と言及していたが、小池知事は「印象論でおっしゃっている。こちらは人数がどうだったか確認している」と主張。首都高の変動料金制度など交通需要マネジメントが人流抑制に役立ったとし、「エピソード(出来事)ベースではなくエビデンス(証拠)ベースで語ることが重要だ」と述べた。 都オリンピック・パラリンピック準備局は13日、一部の競技場周辺での人流のデータを公表。国立競技場周辺では開閉会式の日に、7月上旬に比べ約3千人増えたが、大会期間中を通してみると、大会前よりも最大で約3500人減少していたという。お台場の聖火台では、平日の午後8時台は大会前に比べて約400人増えたが、休日は約1千人減少していたとしている。 また、小池知事は「五輪を安全・安心に終えることができたか」との質問に対し「アスリートの協力もあり、感染拡大の抑止につながった」と強調。「同様にパラリンピックも経験をいかしながら安全・安心の大会としたい」と述べた。(軽部理人) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
変わる景色、変わらない現実 沖国大ヘリ墜落から17年
女性はこの17年、ほぼ毎年この日に現場を訪れ、周囲の住宅街を歩き、写真を撮ってきた。家が建て替えられていたり、雑木林がお墓に変わっていたり。景色の変化がわかると、「変わらない現実」がいっそう際立ち、胸が苦しくなる。 女性は、切り紙作家の新川美千代さん=沖縄県浦添市。17年前の8月13日、当時の自宅から北に5キロの沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落した。普天間飛行場のすぐ隣だった。テレビの速報で知り、車を走らせて現場へ。真っ黒に焦げた校舎の壁を目にした。 「いつ空から米軍機が降ってくるかわからない」 幼いころから聞かされてきた、戦前生まれの父の言葉を思い出した。米軍統治下の1966年、親族の男性が車で走行中に墜落した米軍機に激突され、亡くなった。33歳だった。 新川さんは大人になって現場を通るたび、慰霊碑さえない一方、次々と離着陸する米軍機の姿に違和感を覚えた。沖縄国際大学への墜落事故は住民にけが人はでなかったが、米軍が現場を7日間封鎖するなど、異様な日米関係の姿があらわになった。 事故の証拠を残したい。新川さんは学生らと「黒い壁」の保存運動を始めた。しかし、大学側の解体方針で断念。その後に始めたのが、学生や住民が撮影した現場写真を集めることだった。 墨汁をぶちまけたような焦げ… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り:1378文字/全文:1928文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
海保学校生40人、帰省先で陽性判明 7月には懇親会も
大野宏2021年8月13日 18時34分 海上保安学校(京都府舞鶴市)は13日、夏季休暇で帰省していた学生40人について、新型コロナウイルスの感染が判明したと発表した。 同校は全寮制で男女計582人が在籍。ほぼ全員が7月28日から帰省した。その後30日から今月12日までに北海道から沖縄までの18都道府県で、女子学生1人を含む10~30代の学生40人の感染が確認された。全員軽症で帰省先で療養しているという。また、夏季休暇前に20代の男子学生1人の感染が判明。学生の濃厚接触者9人は、寮で待機している。 学生24人が7月中に舞鶴市内の飲食店で、国土交通省の感染防止対策に違反して懇親会を計4件開き、参加者から10人の感染者が出たことも明らかにした。酒を飲んだと申告している参加者もいるという。同校は「極めて遺憾で重く受け止めている。改めて全学生に国家公務員としての自覚と緊張感をもたせ、ルール遵守(じゅんしゅ)を徹底させる」としている。 帰省中の学生にはPCR検査を実施し、陰性が確認された学生だけを16日以降に帰校させ、再度検査する。帰校後2週間は全員外出を禁止するという。(大野宏) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
個別指導中、教え子に強制わいせつ容疑 塾講師を逮捕
2021年8月13日 18時49分 学習塾の教え子にわいせつな行為をしたとして、警視庁は13日、塾講師の韓国籍、ファン・インテ容疑者(26)=東京都新宿区榎町=を強制わいせつ容疑で逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。 捜査関係者によると、男は7月15日午後8時ごろ、当時の勤務先だった都内の学習塾で、個別指導していた10代後半の女子生徒の胸を後ろからもむなどのわいせつ行為をした疑いがある。当時、室内には男と女子生徒の2人だけがいたという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ホームレスの命どうでも…」配信が批判されるべき理由
「メンタリスト」のDaiGo氏が、自身のYouTubeチャンネルで、「ホームレスの命はどうでもいい」などと、ホームレスの人や生活保護利用者に対する差別発言をし、インターネット上で「許されない」と批判の声があがっている。 発言があったのは、8月7日公開の動画。視聴者からの質問に同氏が答える形式の配信のなかだった。 同氏は「生活保護の人たちに食わせる金があるんだったら猫を救って欲しいと僕は思う」「生活保護の人生きてても僕は別に得しないけど、猫は生きてれば得なんで」などと発言。自分に必要のない命は「軽い」として、「ホームレスの命はどうでもいい」「言っちゃ悪いけど、いないほうがよくない?」「じゃまだしさ、プラスになんないしさ、くさいしさ、治安悪くなるしさ」などといった発言を繰り返した。 同氏のチャンネル登録者数は約246万人おり、この動画はすでに20万回以上再生されている。自己啓発的な内容の著書が多数あり、メディアにも出演している。若い世代を中心として影響力は大きい。 一連の発言に対し、Twitterなどでは、生産性の有無で命を選別する優生思想に結びつくもの、生活保護利用者やホームレスに対する偏見や攻撃をあおるもの、などと批判が相次ぎ「炎上」。DaiGo氏の名前などの関連用語がトレンドに入った。 こうした懸念は杞憂(きゆう)とは言えない。昨年11月には、東京都渋谷区のバス停で、路上生活をしていた60代の女性が頭を殴られ、死亡する事件が起きている。逮捕された近所の男性は「痛い思いをさせればいなくなると思った」と供述していたとされる。 DaiGo氏は12日深夜からの同チャンネルの配信で「炎上」について、「自分の家族とホームレスとどっちかしか救えないってなったら自分の家族を救うじゃないですか。命は平等って言うけど優劣はある」など自説を述べ、「個人的に思うことを言っただけで、謝罪すべきことではないと思う」と語った。 しかし同氏は13日午後になって、公式ツイッターで同日夜からのライブ配信を告知。YouTubeチャンネルには【間違ったことを言ったので謝罪します】とのタイトルが予告されており、この問題について謝罪することを示唆している。 朝日新聞は同氏の公式ウェブサイトを通じて質問を送っているが、13日夕の時点では回答はない。 発言の悪影響に強い懸念 一連の発言については、生活保護を利用する人や、ホームレスや生活困窮者の支援関係者を中心に、懸念と批判が広がっている。 「人が勝ち組と負け組に分かれるのが現実だとしても、(生活保護利用者やホームレスの人が)『命が軽い』とまで言われるのは非常に不愉快だし、間違っている」。東京都内に住む生活保護利用者の男性(41)は憤る。 昨春、コロナ禍で雇い止めに遭い、社員寮を追われた。自分が生活保護を利用することになるとは想像しておらず、生活保護は誰しも人ごとではないと実感している。「影響力がある人の発信だけに、『生活保護の人は死んでいい』と思い込む若い人がいるのではないか」。男性は不安を感じている。 東京都内でホームレスの人ら生活困窮者への炊き出しや生活相談を続けているNPO法人TENOHASIの清野賢司事務局長は、学生ら若者による襲撃事件が生じやすい夏休みという時期であることを指摘する。「YouTubeという若者に影響力がある媒体で蔑視や憎悪をあおる発言をすることは、ストレスがたまった若者が、それをホームレス状態の人に向ける引き金になりかねない。それは未来ある若者にとっても不幸なことだ。(DaiGo氏には)その危険性を認識してほしい」と語気を強めた。 TENOHASIの炊き出しで医療支援にあたる「世界の医療団」の武石晶子さんも、何万人ものDaiGo氏のファンが発言を耳にした悪影響を懸念する。「路上で暮らす人に対して攻撃的な言動や行動に出る人が現れることを危惧しています」 世界の医療団はコロナ禍のなかで、ホームレス状態にある人への新型コロナウイルスワクチン接種支援に取り組んでいる。武石さんは「彼の発言の真意は理解できない。生活保護の申請や困っている方が支援を求めづらくなってしまうことなど決してあってはならない」と話す。 生活に困窮している人などを支援しているNPO法人「ほっとプラス」理事の藤田孝典さんは「今回の発言を真に受けて、ヘイトクライムが実際に起きてしまわないか心配」と話す。 DaiGo氏のYouTubeのチャンネル登録者数は多く、著書も多数あり、「影響力の大きい人の一人」(藤田さん)。「ホームレス状態の人の中には実際に危害を受けている人も多い。動画を見て、具体的な行動に移す人が出るかもしれない」と懸念する。また、生活保護を利用している人から「危害を受けないか心配」との相談も寄せられ始めているという。 藤田さんは自身のツイッターなどを通して、DaiGo氏に動画の削除や発言の撤回を求めている。「動画についているコメントなどをみても多くの人は発言を批判しているが、賛同する声も一部である」と藤田さん。「視聴者に対して暴力や殺傷行為は絶対に起こさないよう、撤回して欲しい」 生活保護制度に詳しい小久保哲郎弁護士(大阪弁護士会)は「他人が生きていること自体を否定する極論の垂れ流しだ。猫は大事にしていいが、ほかの人は死んでもいいという発言は理解できない」と強く批判する。 さらに「テレビに出ていて、発言力がある人が、みんなが見るところで、偏見を助長する発信をした。これが社会的に許容されれば、より一層、コロナ禍で困窮して、支援を必要とする人が生活保護の申請をためらうことにつながる。『これは許さない』という姿勢を社会が示さないといけない」と強調する。 小久保氏は発言の背景の一つに、2012年以降の生活保護バッシングの後遺症も指摘する。「政治家も加担したバッシングの結果、世の中に広く、生活保護を利用する人への差別的な価値観が刷り込まれてしまっている」 チャット相談を実施しているNPO法人「あなたのいばしょ」の理事長で、慶応大4年の大空幸星(こうき)さん(22)は、DaiGo氏の発信に対して、自身のツイッターで「その考えや発言が自分や自分の大切な人の命を奪うことになるかもしれない。命はね重いんだよ。向き合って欲しい」と投稿した。 あなたのいばしょには、1日に約700件の相談が寄せられている。生活保護の利用を検討している人や、利用したくても周囲から止められていてどうしたらいいかといった相談もある。「生活保護になるくらいなら死んだ方がましだ」という声もあり、スティグマ(偏見)は根強い。ネットカフェから、「家賃や携帯料金も払えない」という相談も届く。 大空さんは、「今回の発信は、生活保護を利用している人や、その手前の人にとっては耐えられない。社会は支え合いで成り立ち、みんながインフラを使いながら生きている。『こうなったのは自分のせいだ』と追い詰め、生活保護の利用をためらう人がいるかもしれない」と危機感を話す。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
終わり見えない記録的大雨 広い範囲で災害おきる可能性
山岸玲2021年8月13日 20時01分 【動画】増水した広島市安佐北区の鈴張川=杉岡剛志さん撮影 日本付近で停滞する前線の影響で13日、九州では記録的な雨量となり、北陸や中国でも大雨となった。広島市には一時、大雨特別警報が出された。気象庁によると、前線の停滞は1週間程度は続く見込み。西日本を中心に東北から九州の広い範囲で「いつどこで大雨による災害がおきてもおかしくない」状況が続く。 総務省消防庁によると、13日夕時点で、長崎県雲仙市小浜町での土砂崩れにより、1人が死亡、2人が行方不明になっている。 13日午後7時10分までに、48時間雨量の最大値として雲仙市で743・0ミリ、佐賀市で470・5ミリ、富山県氷見市で250・5ミリを記録するなど、九州と北陸の8地点で観測史上最多に。広島市では13日朝、発達した雨雲が次々と流れ込む線状降水帯が発生して「経験したことのないような大雨」になり、昼過ぎまで大雨特別警報が出された。 気象庁によると、日本の南にある太平洋高気圧の北方への張り出しが弱いため、熱帯域の暖かく湿った空気が日本付近に流れ込み、停滞する前線を活発化させている。「梅雨末期と似たような気圧配置」(同庁の担当者)という。 すでに記録的な大雨が降った九州北部では、14日午後6時までの24時間でさらに300ミリの雨量が予想され、その後の24時間でも200~300ミリの見込み。東北から九州にかけて少なくとも15日までは広い範囲で大雨が続き、豪雨災害をもたらす線状降水帯がどこで発生してもおかしくない状況が続く。終わりの時期もはっきりと見えていないという。(山岸玲) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
爆破予告、逃走、そして最後の夜に…ウガンダ選手団裏話
東京オリンピック(五輪)のウガンダ選手団を受け入れた大阪府泉佐野市のホテルの社長が取材に応じ、新型コロナ感染や選手の逃走劇の舞台裏を語った。一時は誹謗(ひぼう)中傷の電話が鳴り続け、警官に来てもらった。それでも「今後も交流を続けたい」と思える出来事があった。 「ホンマに連れてくるんか。それはないんちゃうんって思った。国は想定してなかったのかって」 泉佐野市の「ホテルニューユタカ」の西隆社長(64)は、ウガンダ選手団が来日した際の心境をそう振り返る。 来日は6月19日。成田空港に着いた9人のうち、1人が空港で新型コロナ陽性と判明した。しかし残りの8人は、濃厚接触者の判定がなされないまま、翌20日に事前合宿先の泉佐野市に到着。ホテルのスタッフたちは急きょ、フェースシールド、手袋、同市から貸与された防護服を着用して対応することになった。 その後、8人は大阪府保健所によって濃厚接触者と認定され、ホテルの部屋に隔離された。しかし、23日にもう1人が陽性と判明。感染力が強いとされるデルタ株だった。 「誹謗(ひぼう)中傷の電話が鳴りやまなくなり、仕事にならへんかった。『なんで連れてきたんや』って」 ホテル名は報道され、広く知られていた。ホテルを爆破すると告げる電話もかかってきたという。警察官がホテルにひんぱんに巡回するようになり、宅配便などの中身をチェックした。宿泊予定客のキャンセルも出た。「一番つらかった時期。毎日が緊迫していた」 「何で逃がしたんや」また嫌がらせ電話 その頃、地元のラジオ局が「… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り:1476文字/全文:2137文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
愛媛県で新たに91人感染 過去最多、計3476人に
2021年8月13日 15時40分 愛媛県は13日、県内で新たに91人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日あたりの感染確認としては、11日発表の85人を上回り過去最多。県内の感染確認は計3476人になった。 県は11日に独自の警戒レベルを最も高い「感染対策期」に引き上げ、県外からの帰省の延期や中止、県外との不要不急の往来の自粛を求めている。16~31日は松山市内の酒類を提供する飲食店に対し、営業時間の短縮を要請する。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
降り続く雨、西日本豪雨と類似 「災害はどこでも発生」
山野拓郎2021年8月13日 16時09分 今回の大雨は、強弱を繰り返しながら断続的に長時間降り続いているのが特徴で、岡山県倉敷市真備町で多数の犠牲者が出た2018年の西日本豪雨に降り方が似ているという。 山口大の山本晴彦教授(環境防災学)によると、日本の南にある太平洋高気圧と、北にあるオホーツク高気圧に挟まれる形で前線が停滞しており、まるで梅雨末期のような状態になっている。例年に比べて太平洋高気圧の北への張り出しが弱いことが原因と考えられるという。 このため、同じエリアに南から暖かく湿った空気が流れ込み、広い範囲で大気の状態が不安定になった。雨雲が発達して帯状に連なる線状降水帯も発生し、多くの雨が降ったという。 大雨が短時間に一部に集中した17年の九州北部豪雨や昨年の熊本豪雨に比べ、広い範囲で長時間雨が降っているといい、山本さんは「どこで災害が起こってもおかしくない。ハザードマップで住んでいる場所のリスクを確認し、空振りを恐れずに早めに避難することが必要だ」と話す。(山野拓郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル