杉山あかり2021年8月13日 10時19分 川遊び中におぼれた小学低学年の女児を助けたとして、福岡県大野城市の下川弘喜さん(69)に7月30日、春日・大野城・那珂川消防組合消防本部から感謝状が渡された。下川さんは元警察官。水難救助の経験はなかったが、素早く川に入って幼い命を救った。 7月10日午後4時ごろ、下川さんは買い物に行く途中だった。同市牛頸2丁目の河川近くの駐車場に車をとめようとすると、川の方向から髪の毛までずぶぬれの小学生の女児が泣きそうな表情で近づいてきた。 「何かあったに違いない」。川へ向かいながら話を聞くと「助けて下さい。友達が溺れています」。 浅瀬に見えたが、入ると胸まで水につかった。「どこにいるの?」。声をかけながら進むと「助けて」とかぼそい声が聞こえ、浮いたり沈んだりしている女児が見えた。両手で抱きかかえ川岸に上がると、女児は安心したように泣き出したという。女児は2人の友人と川遊び中に溺れたとみられ、けがはなかった。 表彰式には、春日署の岡村成生署長らが出席。同消防本部の吉光和彦消防長は「勇気ある行動で貴い命を救うことができた」。下川さんは「助けなければという一心だった」と話した。(杉山あかり) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
軽トラが6メートル落下 ごみがクッション、命は無事
藤谷和広2021年8月13日 10時23分 柏市の市北部クリーンセンターで10日、ごみ捨てに来た軽トラックが約6メートル下の「ごみピット」に転落した。運転していた市内福祉施設の70代男性職員は肋骨(ろっこつ)を骨折したが、命は無事だった。ピットは深さ約11メートルあるが、5メートルほどの厚さでごみがたまっており、クッションの役割を果たしたとみられる。 ピットは焼却炉に入れる前のごみをためておく施設。市によると、軽トラックは投入口の手前の高さ約22センチの車止めを乗り越え、転落した。ブレーキとアクセルを踏み間違えたことが原因という。(藤谷和広) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「新聞載りたい!」5歳で英検準2級合格 母との勉強法
なんとしても新聞に載りたい!――。そんな思いで英語の学習に励み、5歳で実用英語技能検定(英検)準2級(高校中級程度)に一発合格した児童がいる。日本英語検定協会によると、5歳での合格は「相当めずらしい」という。児童は英語だけでなく、ほかの外国語にも興味があり、「いろんな国の人と友だちになりたい」と夢を膨らませている。 大阪府枚方市の小学1年生、延百合華(のぶゆりか)ちゃん(6)は1歳半のときに、市内のインターナショナルスクールに通い始めた。母の舞さん(34)は「学生時代、英語は苦手科目だった。子どもには英語に幼い頃からふれ合って欲しかった」と話す。 スクールでは、ミックスルーツの子どもらに囲まれながら、英語で歌を歌ったり、おしゃべりしたり。2歳ごろから徐々に自宅で英語を話すようになった。大好きなディズニーのアニメ映画「ライオンキング」も自ら日本語から英語に音声を切り替えて楽しむようになった。 3歳からは私立の幼稚園に通… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:548文字/全文:966文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
特高に追われた幼少時代 母の思い支えた父のノート
赤いポロシャツやスカートに身を包んだ女性たちが手をつなぎ、国会を取り囲んだ。2015年6月。安保法制に反対する抗議活動だ。赤い服装は、アイスランドで1970年代、「女の平和」と銘打って女性の地位向上を訴え、赤いストッキングをはいてデモをした運動にちなんだ。 呼びかけたのは、元中央大教授の横湯園子さん(82)。赤いスーツで先頭に立った。「初対面でも『その赤い服、すてきですね』というのがあいさつ代わりで、ぐっと距離が近づきました」と話した。 大学時代、60年安保反対のビラ配りをしたが、運動の先頭に立ったことはなかった。しかし2013年以降、特定秘密保護法や安保法制の成立を目の当たりにし、いてもたってもいられなくなった。幼いころの記憶がよみがえったからだ。 41~45年ごろ、母の芹沢きみさんに連れられ、静岡県内を三十数回引っ越した。母が特別高等警察(特高)から逃れるための潜伏生活だったことは、後で知った。 軍国主義が広まった戦前・戦中にも、反戦を訴えたり、体制に異を唱えたりする人たちがいました。その足跡をたどると、思想や信条を自由に口にできない戦争の実相の一つが見えてきます。記事後半では、横湯さんの母が特高に追われることになった理由や、逃亡生活で負った心の傷を癒やした亡き父のノートの言葉などを紹介します。 2歳から5歳にかけての記憶… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り:1296文字/全文:1733文字 知る戦争 平和への思いを若い世代へ託そうと、発信を続ける人がいます。原爆や戦争をテーマにした記事を集めた特集ページです。[記事一覧へ] Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
逃亡したソ連兵、はじめは重宝 「裏切り者」への仕打ち
「私はあなたの名前を知っている」 1938年6月14日、東京・九段にある陸軍将校の親睦組織「偕行社」の一室で、参謀本部ロシア班の少佐と最初の握手を交わしながら、男はそう切り出した。暗殺者を警戒し、建物の外では憲兵が周囲を見張っていた。 男の名はゲンリフ・リュシコフ。スターリン政権で秘密警察を統括する内務人民委員部(NKVD)の極東局長のほか、ソビエト最高会議代議員などを兼任する大物だった。 だが、6月13日、副官ら数人と満州東部の琿春(こんしゅん)に近い国境地帯を視察中に、突然、単身歩いて国境を越え、日本の傀儡(かいらい)国家、満州国へ亡命した。当時、ソ連で粛清の嵐が吹き荒れていた。NKVD幹部までが次々と罪に問われ、身の危険を感じたためとされる。 リュシコフは1時間後には、国境警備隊から特務機関に身柄を引き渡され、翌14日、特別機で東京へ移送された。 尋問にあたった少佐が戦後、アメリカ人歴史家の故アルビン・クックス博士に当時の状況を語っていた。そのインタビュー音源が残っている。 「どうしてあなたは僕を知っているんだ」と問う少佐に、リュシコフは「あなたを、僕はずっと監視していた」と答えたという。1935年2月から2年余り、少佐はモスクワで大使館付武官補佐官として情報活動に従事したが、当時リュシコフは、NKVD配下の秘密警察幹部として、少佐らを隙あれば取り込む役回りだった。 「私はどういう評判だったか?」。尋問が進んで雑談に移ったころ、少佐が尋ねると、リュシコフは「あなたには本当に困った」と、不満を蒸し返したという。 秘密警察が仕向けた女性を、少佐が次から次へと取り換えたためだった。「それでね、女を固定させることができないって言うんですよ」。「ハニートラップ」への対抗策として、上官から「1人の女と3度以上付き合ってはいけない」と命じられていたと、少佐は語る。 日本軍が重用した3人の亡命兵。しかし、彼らが待ち受けた運命は過酷でした。 【テーマ動画】砂上の国家 満州のスパイ戦 持ち込んだ機密書類を提供し… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
愛知・三重で感染最多更新 名古屋市の入院調整に危機感
東海3県では12日、新型コロナウイルスに956人が感染したと確認された。 愛知県703人(うち名古屋市302人)、三重県131人はいずれも過去最多で、感染拡大が止まらない。 2日連続で最多を更新した三重県はこの日、14日から全県の飲食店に午後8時までの営業時間短縮を要請することを決めた。 岐阜県も122人で2日連続で100人を超えた。 急増を受け、愛知県の大村秀章知事は12日、名古屋市や春日井市など12市町村が対象の「まん延防止等重点措置」区域を来週にも見直す考えを示した。 県内の感染者は30代以下が6割超となっており、大村氏は「若い人が動いているから感染が広がっているのは明らか。お盆での行動の自粛、変容をお願いし、その間にワクチン接種を進めたい」と述べた。 また、全国で動きがある緊急事態宣言の要請については「よく検討すべきで、まずは重点措置でしっかりと規制、抑制を図りたい」と慎重な姿勢を示した。(大滝哲彰、小林圭) 名古屋市では7月末以降、新型コロナウイルス感染者の入院調整の状況が一変した。新しく入院する感染者が1日数人程度から20人前後まで急増している。 「医師と判断してから折り返… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:688文字/全文:1197文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
滋賀で新たに164人感染 過去最多を更新
朝日新聞デジタルに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。Copyright © The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
五輪警備の警察官、さらに8人コロナ感染 計72人に
2021年8月12日 20時25分 警視庁は12日、東京五輪・パラリンピックの警備を担う「特別派遣部隊」として全国から派遣されていた警察官8人の新型コロナウイルス感染が新たに判明した、と発表した。山形、大阪、兵庫、和歌山、長崎、宮崎の各府県警の20~30代の男性で、勤務中に大会関係者や一般の人と濃厚接触した人はいなかったという。特別派遣部隊の感染は計72人となった。 府県警別の感染者は、山形2人(計7人)、大阪1人(同3人)、兵庫1人(同33人)、和歌山1人(同17人)、長崎2人、宮崎1人。 このうち山形県警の2人は、すでに感染が判明している同僚5人と同じ部隊だった。和歌山県警の1人は、感染が確認されていた同僚16人と宿舎が同じで、トイレや洗面所が共用だった。長崎、宮崎両県警の隊員の感染が分かったのは初めて。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
岐阜で新たに122人感染、2日連続120人超
高木文子2021年8月12日 20時30分 岐阜県と岐阜市は12日、10歳未満から80代までの122人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者の発表は、2日連続で120人を超えた。県内の感染者は延べ1万305人となった。 県内の直近1週間の10万人あたりの新規感染者数は26・18人となり、国の基準で最も深刻なステージ4となった。新規感染者数がステージ4となるのは、5月27日以来。 県と岐阜市は6件のクラスター(感染者集団)を認定した。中津川市の大学で同じ運動部に所属する2人と家族4人の感染が判明。岐阜市の職場でも、一緒に運動していた同僚5人が陽性となった。ほかに羽島、多治見、御嵩の各市町の職場でも、同僚や家族らのクラスターが確認された。 県の担当者は「このまま感染が拡大すると、入院が必要になっても入院できないことが起こりうる。第5波のピークをいかに低く、後ろ倒しにできるかが、医療機関への負荷の緩和につながる」と話した。(高木文子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
三重で最多更新131人感染、14日から全県で時短要請
大滝哲彰2021年8月12日 20時30分 三重県では12日、10歳未満~70代の131人が新型コロナウイルスに感染したと発表された。1日あたりの感染者数としては、2日連続で過去最多を更新。県内の感染者数は6641人になった。 県は、この日の新型コロナウイルス感染症対策本部の本部員会議で、14日から県内全域の飲食店を対象に、午後8時までの営業時間短縮を要請することを決めた。 県と四日市市によると、感染が判明した131人のうち67人については、詳しい感染経路が分かっていない。また、県内の学習塾で発生したクラスター(感染者集団)関連では、新たに明和町在住の生徒3人と、玉城町在住の講師1人の感染が確認された。このクラスターでの感染者数は計13人になった。(大滝哲彰) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル