米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設予定地にある名護市辺野古沖のサンゴをめぐり、沖縄県は28日、防衛省から申請があった約4万群体の移植を条件付きで許可したと発表した。 移設計画では、全体で約7万5千群体のサンゴの移植が必要とされる。今回の約4万群体は、沖縄防衛局が2019年に移植を申請。県は許可、不許可の判断を示さず、国が県に許可するよう是正指示を出した。県は是正指示は違法だとして提訴していたが、最高裁で6日に棄却された。 玉城デニー知事は「じくじたる思いもあるが、司法の判断、法律に基づいて行政事業を行うことも地方行政としては順守すべきだ」と述べた。おおむね1週間に1回、現場写真を添付して状況を報告することなどを条件とした。 今回の県の許可で、防衛局は… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:232文字/全文:568文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
安全対策次々 条例制定の動きも 八街事故から1カ月
上保晃平、小木雄太、多田晃子2021年7月28日 21時00分 千葉県八街(やちまた)市で飲酒運転のトラックが下校中の市立朝陽(ちょうよう)小の児童をはね、5人が死傷した事故から28日で1カ月がたった。現場付近の道路では今後、様々な安全対策がとられる予定だ。一方、県議会では飲酒運転根絶を目的とする条例制定に向けた動きも出ている。 現場の献花台を訪れる人は今も絶えず、花束やジュースなどが供えられている。この日訪れた同市の会社員斉藤省吾さん(56)は、息子が事故で負傷した児童と同じ保育園に通い、仲良く遊んでいたという。「事故以来、息子の笑顔がなくなった。1カ月経ったとは思えないくらいつらい」と声を詰まらせた。同市のパート鈴木里砂さん(46)は「あともう少しで家だったのに、と思うと胸が詰まる。飲酒運転は許せない」と話した。 現場は見通しのよい直線で、幅は6・9メートル。歩道やガードレールがなく、車が通るスペースと路肩を区切る「外側線」も速度規制の標識もない。抜け道としても使われ、通勤時間帯は交通量が多い。 八街市などは来月から順次、現場を含む約2キロの道路の片側に、歩行者を守るためのガードパイプを設置する。さらに市はこの区間で、外側線を新たに引いたり一部引き直したりする。県警は同じ区間の市道に時速30キロの速度規制を導入するほか、現場と朝陽小の間に横断歩道を2カ所設置する方針だ。 国も現場付近で、路面に凹凸(おうとつ)をつける工事を行うほか、車道を狭めるためにガードレールを設置する。いずれも車に減速を促すのがねらいだ。国土交通省のAIカメラを使って交通量などを計測し、効果を検証するという。 事故を受け、自民党県議団は飲酒運転根絶を目的とする条例の制定に向けて検討を始めた。今年度中の県議会での成立を目指す。飲食店や小売店などに飲酒運転防止の努力義務を課す規定や、罰則を設けるかも含めて検討するという。 この事故では2人が死亡、1人が重体となり、2人が重傷を負った。トラック運転手の梅沢洋被告(60)が自動車運転死傷処罰法の危険運転致死傷罪で起訴されている。(上保晃平、小木雄太、多田晃子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
唐津市が謝罪「不適切だった」 原爆後の広島写真に×印
佐賀県唐津市が原爆投下後の広島などの写真に「×」印を付ける資料を作っていた問題で、唐津市は28日、「不適切で配慮が欠けていた。(原爆の)被害者、関係者におわびする」と謝罪した。資料は今後使わないという。 市は「原子力災害について」というタイトルの資料のなかで、原爆が投下された後の広島などの写真を4枚重ね、赤で大きく「×」を付けていた。昨年11月、隣接する同県玄海町の九州電力玄海原発での重大事故を想定した避難訓練の際、唐津市の離島・小川島の小・中学校で、市職員が講話をする際に使用。昨年12月と今年4月にも、小学校などでの講話で使ったという。「×」印には被爆者から「意味がわからず、嫌な気持ちだ」との声が出ていた。 朝日新聞が広島平和記念資料館(広島市)の学芸員に資料を確認してもらったところ、4枚のうち3枚は、救護や救援に訪れたとみられる人たちが広島駅で休息する姿、爆心地から約2キロの派出所前で警察官が被爆した学生らの応急処置にあたる様子、がれきの中に立つ原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)だった。 28日に記者会見した唐津市の浜口智総務部長らによると、資料は市危機管理防災課の職員が作成。写真はインターネットで見つけたものを無断で使い、出典は確認しなかったという。「殺傷能力のある原爆と、エネルギーとしての原発は仕組みが違うことを示したかった」と説明している。 問題が報じられた25日以降… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:197文字/全文:799文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
世界遺産登録、北海道が歓迎 遺跡PRやアクセスに課題
会員記事 芳垣文子 阿部浩明2021年7月28日 21時30分 「北海道・北東北の縄文遺跡群」のユネスコ(国連教育科学文化機関)世界文化遺産への登録が、27日決まった。道や遺跡の地元では歓迎ムードが広がるが、コロナ禍で観光振興にはすぐにつなげるのは難しい。遺跡の価値のPRや観光客増に備えたアクセス路の確保などの課題も残る。 「遺跡群」に含まれる道内の遺跡は、垣ノ島遺跡(函館市)▽大船遺跡(同)▽北黄金貝塚(伊達市)▽入江貝塚(洞爺湖町)▽高砂貝塚(同)▽キウス周堤墓群(千歳市)。縄文文化を今に伝える貴重な遺跡だ。 道内の世界遺産は、2005年に自然遺産として登録された知床(斜里町、羅臼町)に続き2件目。文化遺産では初となる。 登録が決まった27日夜、道庁赤れんが庁舎では鈴木直道知事や道議会の小畑保則議長、倉本博史教育長ら約30人が世界遺産委員会のライブ中継を見守った。午後7時前に正式登録が決まると一斉に拍手がわき起こった。 鈴木知事は「皆さんと歴史的瞬間に立ち会えたことを心からうれしく思う。遺跡群の適切な保存、活用はもちろん、世界の宝として認められた普遍的な価値や魅力を国内外に向けて積極的、効果的に発信していく」と語った。 遺跡の地元市町の首長もオンライン中継でつなぎ、喜びを分かち合った。登録に向けて活動してきた民間団体「北の縄文道民会議」の堀達也代表からは鈴木知事に遺跡群ガイドブックの目録が贈られた。 最後にくす玉が割られ「祝 世界遺産登録決定」の垂れ幕が姿を現すと、会場は祝福ムードに包まれた。 歓迎ムードの一方、コロナ禍… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:1173文字/全文:1822文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
マクセルの除菌消臭器、「コロナに効く」は根拠なし
杉浦幹治2021年7月28日 23時46分 室内に置くだけで新型コロナウイルスが除去できるかのように誤解させる表示をしたとして、消費者庁は28日、景品表示法違反(優良誤認)で、電機メーカーの「マクセル」(京都府大山崎町)に対し、再発防止策などを求める措置命令を出した。 同庁によると、同社はオゾン除菌消臭器「オゾネオ エアロ MXAP―AE270」について、昨年10月27日以降、「新型コロナウイルスの不活化効果を確認」「20畳までの空間を快適空間に」などと自社や通販のサイトに表示した。大学との共同研究で実証したとしていたが、同庁が調査したところ、極めて狭い密閉空間での結果で、実際に住宅の部屋で使った場合は、裏付けとなる根拠がなかったという。 マクセルの広報担当者によると、この商品はこれまでに10万台以上販売。同社の公式ショップでは2万1780円で売られている。同社は「処分については現段階では答えられない」としている。(杉浦幹治) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
臓器移植番組めぐり、脳死男児側の訴え棄却 広島地裁
戸田和敬2021年7月28日 21時30分 脳死と診断され、肺を提供した男児(当時1)の両親が、移植手術の様子を事前説明なくテレビ番組で放送され、精神的苦痛を受けたとして、TBSと手術をした岡山大学病院などに計1800万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が28日、広島地裁であった。森実将人裁判長は「社会通念に照らし、受忍限度を超えるものとまではいえない」と判断し、請求を棄却した。 判決によると、番組の制作会社は2016年12月、病院から肺移植手術の密着取材を許された。先端医療に取り組む医師や医療現場を取り上げた特集番組として17年7月に全国放送した。番組では男児の肺の映像を加工せずに流したほか、執刀医が「非常に軽くて、いい肺でした」と発言する場面も含まれていた。 両親は「我が子の臓器を見せつけられ、臓器提供を決断したことへの迷い」が生じたと主張。受忍限度を超えて心の平穏が乱され、静かに故人をしのぶ権利が侵害されたと訴えていた。 判決は「幼い我が子の臓器を提供するという想像を絶する重い決断をした親の立場に立てば、葛藤のはざまに立たされたと思われる」と指摘。ただ、番組の目的には相当性があり、肺の映像をそのまま放送することには相応の社会的意義があるとし、発言内容も「男児を冒瀆(ぼうとく)、卑下する趣旨とは認められない」などと判断。相当性を欠くとはいえないと結論づけた。 判決後、男児の母親は代理人弁護士を通じて「言葉がありません。今は何も頭に入ってきません」とのコメントを出した。TBS広報部は取材に「当社の主張が認められたものと理解する。今後も制作や放送に細心の配慮を行うことを徹底していく」とした。(戸田和敬) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
九州でも「第5波」鮮明 4連休で人流増 再時短要請へ
新型コロナウイルスの「第5波」拡大を受け、福岡県は28日、県独自の「福岡コロナ警報」を発動した。感染力の強い変異株の広がりに夏休み期に伴う人流増が重なり、28日の県内の新規感染者数は405人と5月19日以来の400人を突破。コロナ感染は急拡大を続けており、飲食店への時短要請は解除から約3週間で再開となる。 県はこの日、対策本部会議を開き、警報の発動を決めた。不要不急の外出自粛を県民に求め、県全域の飲食店には8月1日から29日まで営業は午後9時、酒の注文は午後8時半までと要請することを決めた。 会議後の記者会見で服部誠太郎知事は「第4波を超える感染拡大、医療提供体制の逼迫(ひっぱく)が懸念される」と強調。時短要請などに理解を求め、今後の感染状況次第で「まん延防止等重点措置」の適用を国に要請することも検討するとした。 県内では、東京五輪開会に合わせた4連休の直前から新規感染者が100人を超えて急拡大。警報発動の目安となる3指標のうち、新規感染者数と病床使用率の二つで基準を超えた。 感染再拡大の要因として、県は感染力の強い変異株(デルタ株)による感染の割合が7月上旬の16・4%から31・2%に上昇▽首都圏や関西圏など感染拡大地域からの人流増加を挙げている。 今後、夏休みやお盆で人の往来がさらに増え、64歳以下のワクチン接種も始まったばかりで感染者の急増や重症化の懸念が大きいことから、県は感染拡大の継続に危機感を強めている。 服部知事は今月12日、感染… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:1747文字/全文:2386文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
石川県、政府にまん延防止等重点措置の適用を要請
石川県は28日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、まん延防止等重点措置の適用を政府に要請した。 同県内では7月下旬から感染者が増加傾向にあり、28日には新たに119人の感染者を発表。1日あたりの新規感染者として、5月25日の101人を超えて過去最多となった。 県は感染が拡大した5~6月にも金沢市を対象地域とした重点措置の適用を受けている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Au Japon, une forte hausse des cas de Covid-19 replace la pandémie en tête des préoccupations
Des journaux rapportant les dernières informations sur les JO, à Tokyo, le 27 juillet 2021. KIM KYUNG-HOON / REUTERS La brusque accélération de la circulation du SARS-CoV-2 au Japon replace au cœur de l’actualité la pandémie, quelque peu occultée par les Jeux olympiques et la moisson quotidienne d’une équipe nippone […]
被害の女性、直前に現金引き出し 奈良・死体遺棄事件
2021年7月28日 18時00分 奈良市の雑木林で介護職員の女性の遺体が見つかった死体遺棄事件で、女性が行方不明になる直前に銀行口座から3千万円近くを引き出していたことが、捜査関係者への取材でわかった。引き出された現金の使途が不明で、奈良県警は同時期に消息がわからなくなった女性の知人男性らが何らかの事情を知っているとみて、行方を捜している。 被害女性は同県大和郡山市の笹岡順子さん(56)。9日に大阪府内の特別養護老人ホームで勤務した後、行方がわからなくなっていた。親族からの行方不明者届を受けた県警が23日、自宅から北に約5キロ離れた第二阪奈道路脇の雑木林で、笹岡さんの遺体を発見した。 捜査関係者によると、笹岡さんが失踪直前に複数回にわたって銀行口座から引き出した3千万円近くの現金は、自宅など関係先で見つからず、使われた形跡もないという。県警は、笹岡さん宅に頻繁に出入りしていた男性らが同じ頃に所在不明となったことも把握し、行方を捜している。 20日には大和郡山市内の駐車場で、笹岡さんの所有車が見つかったこともわかった。車内から髪の毛が付着した粘着テープや血痕が見つかり、いずれも笹岡さんのものとみて調べている。県警は笹岡さんが事件に巻き込まれた可能性が高いとみて、25日に捜査本部を立ち上げ、捜査している。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル