堀川勝元2021年5月20日 21時56分 走行中の東海道新幹線で男性運転士(36)が約3分間、運転室を離れる事案があったとJR東海が20日、発表した。トイレに行ったといい、社内規定では指令所に報告し判断を求める必要があったが、無断で、運転免許を持たない男性車掌長(36)を呼んだという。 同社によると、16日午前8時14分ごろ、熱海―三島駅間を時速150キロで走行中の東京発新大阪行きひかり633号で、運転士が腹痛に耐えきれず、運転室を離れ、用を足した後に戻って名古屋駅まで運転した。 指令所は運転士が腹痛を訴えた場合、免許のある車掌がいれば運転を交代できる。また、どうしても我慢できない場合は運転士の判断で新幹線を停止させ、用を足すこともできるという。だが今回は無断で、運転士はアクセルに当たる「ノッチ」を切り、車掌長を呼んだ。「プロとしてこんなことで列車を止めるのは恥ずかしいと感じた」と話しているという。乗員乗客約160人にけがなどはなかった。 同社で、新幹線走行中に運転士が運転席を離れたのは2001年3月、回送列車で制帽を捜すために最大5分程度離脱した事案がある。それに続く2例目となり、乗客を乗せた状態では初という。国の省令にも違反し、同社は今回の事案を国土交通省などに報告した。(堀川勝元) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
使い道未定のアストラゼネカ製 途上国支援や備蓄用途も
英製薬大手アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンが承認される見通しになった。国内で今後、どのように使われていくことになるのか。 厚生労働省幹部によると当初、血栓症に対する懸念からアストラゼネカの審議は持ち越される可能性もあった。菅義偉首相は4月に訪米した際、ファイザーのブーラ最高経営責任者(CEO)と電話協議し、追加供給を受けることで合意。アストラゼネカの使い道のめどが立ちにくくなったことを踏まえた対応だった、との見方もある。 だが、海外研究などで接種後に血栓症が起きるメカニズムや対処法などがわかってきた。英医薬品審査当局によると、接種後に血栓症を発症する割合は100万人に4人と、極めてまれだ。現時点では接種のメリットがリスクを上回るとして承認が了承された。厚労省は今後、専門家と年齢制限や血栓症対応の手引の作製を議論する予定だ。 ただ、医療従事者や高齢者に使われているファイザー、大規模接種会場で使われるモデルナに対し、アストラゼネカの使い道は未定だ。副反応を心配してほかのワクチンを希望する人も多いとみて、官邸幹部は「(接種に使うのを)後回しにする方法もある」と話す。 政府はファイザー、モデルナ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
高崎線、上下線で運転見合わせ
2021年5月20日 19時33分 【JR東日本発表】高崎線は、午後6時52分ごろ本庄~神保原駅間で起きた人身事故の影響で、東京~高崎駅間の上下線で運転を見合わせています。運転再開は午後8時10分ごろを見込んでいます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
工場から黄色い?煙 男性1人が気分不良 大阪・豊中
2021年5月20日 19時45分 20日午後5時45分ごろ、大阪府豊中市利倉3丁目の液晶ディスプレー加工会社「NSC」の第3工場付近から「黄色い煙が出て異臭がする」と近所の住人から119番通報があった。豊中市消防局によると、工場内にいた従業員の男性1人が気分不良を訴えたが、命に別条はないという。 市消防局は、建物内のリン酸の廃液を入れたタンクから煙が出たとみて調べている。付近で働く人たちに、窓を閉めて建物から出ないよう呼びかけている。 現場は阪急服部天神駅から西に約1・5キロの工場や倉庫が並ぶ地域。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
那覇市、市制100周年 沖縄戦や米軍統治を乗り越え
国吉美香2021年5月20日 19時49分 那覇市が誕生してから20日で100周年となり、これまでの歩みを振り返って記念日を祝う式典が市役所で開かれた。 那覇市は1921年に那覇区から市へ移行。太平洋戦争末期の44年には米軍による大規模空襲で当時の市域約9割が焼失し、翌年の地上戦でも焦土となった。終戦直後、沖縄を統治していた米軍により立ち入り禁止区域となっていたが、49年12月に米軍は那覇を沖縄の首都とすると発表。徐々に開放された区域に人が集まるようになり、いまでは観光地となっている「国際通り」に映画館や商店が立ち並ぶなど、繁栄を取り戻していった。 市内には戦後に米軍から返還された大規模な基地跡地がある。那覇・新都心地区は返還後に経済効果が32倍となるなど、跡地利用の成功例としても知られている。 式典に参加した城間幹子市長は「次の100年も、誰もが心豊かに暮らせる那覇市であるように全力で取り組んで参ります」とあいさつした。(国吉美香) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「元気で」 吉川友梨さん不明18年 情報提供呼びかけ
野崎智也、山本逸生2021年5月20日 17時00分 事件の捜査状況をまとめた大阪府警の動画 大阪府熊取町で2003年5月、小学4年生だった吉川友梨(よしかわゆり)さん(27)が下校中に行方不明になった事件が、未解決のまま20日で18年を迎えた。府警はこれまでの捜査状況をまとめた動画を大阪・梅田などの大型ビジョンで流し、情報提供を呼びかけた。 友梨さんは03年5月20日午後3時ごろ、町立北小から歩いて帰宅中、自宅から400メートルほど離れた同町七山の路上で同級生とすれ違ったのを最後に、行方がわからなくなった。 府警は友梨さんが何者かに連れ去られたとみて、泉佐野署に捜査本部を設置。これまでのべ約9万8千人を投入し、当時、現場近くで目撃された白い旧型のトヨタクラウンの行方などを調べてきたが、有力な手がかりはつかめていない。 動画は友梨さんの容姿や服装、目撃情報と同型のクラウンの画像などをまとめたもの。大阪市内の繁華街や一部のスーパーのレジのモニターなどで、最長1カ月間流す予定だ。捜査1課の原田英明警部は「ささいな情報でも解決への鍵になります」と協力を求める。 毎年5月20日に合わせて府警が実施してきたちらし配布は、コロナ禍で昨年に続き中止に。一緒に取り組んできたNPO法人あいうえお(貝塚市)の三本松(さんぼんまつ)義春・代表理事(74)は「友梨ちゃんへの思いは変わらない。何としても元気で帰ってきて」と話した。 情報は捜査本部(072・464・1234)へ。(野崎智也、山本逸生) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「元気で」 吉川友梨さん不明18年 情報提供呼びかけ
野崎智也、山本逸生2021年5月20日 17時00分 事件の捜査状況をまとめた大阪府警の動画 大阪府熊取町で2003年5月、小学4年生だった吉川友梨(よしかわゆり)さん(27)が下校中に行方不明になった事件が、未解決のまま20日で18年を迎えた。府警はこれまでの捜査状況をまとめた動画を大阪・梅田などの大型ビジョンで流し、情報提供を呼びかけた。 友梨さんは03年5月20日午後3時ごろ、町立北小から歩いて帰宅中、自宅から400メートルほど離れた同町七山の路上で同級生とすれ違ったのを最後に、行方がわからなくなった。 府警は友梨さんが何者かに連れ去られたとみて、泉佐野署に捜査本部を設置。これまでのべ約9万8千人を投入し、当時、現場近くで目撃された白い旧型のトヨタクラウンの行方などを調べてきたが、有力な手がかりはつかめていない。 動画は友梨さんの容姿や服装、目撃情報と同型のクラウンの画像などをまとめたもの。大阪市内の繁華街や一部のスーパーのレジのモニターなどで、最長1カ月間流す予定だ。捜査1課の原田英明警部は「ささいな情報でも解決への鍵になります」と協力を求める。 毎年5月20日に合わせて府警が実施してきたちらし配布は、コロナ禍で昨年に続き中止に。一緒に取り組んできたNPO法人あいうえお(貝塚市)の三本松(さんぼんまつ)義春・代表理事(74)は「友梨ちゃんへの思いは変わらない。何としても元気で帰ってきて」と話した。 情報は捜査本部(072・464・1234)へ。(野崎智也、山本逸生) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ひきこもり経験者ならではの雇用 積極企業を都が後押し
拡大するゲームに欠陥があるかどうかを調べるデジタルハーツ社の社員ら=同社提供 障害者やひきこもりの経験者ら「就労困難者」を積極的に雇う企業「ソーシャルファーム」の育成に、東京都が力を入れている。ソーシャルファームの創設促進条例を全国で初めて制定し、雇用に積極的な企業を認証して助成に取り組むが、国内で浸透するにはまだ課題も多い。海外では法律で促す国もある。(軽部理人) 小5から自室に ゲームづくしの毎日 東京・西新宿の超高層ビル41階にあるIT企業「デジタルハーツ」のオフィス。モニターに向き合う社員たちが、サイバーセキュリティーや、発売前のソフトウェアの点検にあたる。「就労困難者」と呼ばれた人も複数人いる。 20代の男性社員もその一人だ。小5で自室にひきこもるようになり、中学、高校とも通ったのはそれぞれ半年ほど。高卒認定の資格を得て、受かった大学も1年半しか続かなかった。 部屋で過ごす時間の大半をシューティングゲームやパズルゲームに充てた。「人と関わり合うのが嫌だったけれど、ゲームをすると落ち着くことができた」 縁遠かった就職に興味をもったきっかけは、アルバイトの求人サイトだった。発売前のゲームやパチンコ台を操作して、欠陥を見つける「テスター」の募集だった。 「ゲームの腕前なら自信があ… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:1354文字/全文:1872文字 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ひきこもり経験者ならではの雇用 積極企業を都が後押し
拡大するゲームに欠陥があるかどうかを調べるデジタルハーツ社の社員ら=同社提供 障害者やひきこもりの経験者ら「就労困難者」を積極的に雇う企業「ソーシャルファーム」の育成に、東京都が力を入れている。ソーシャルファームの創設促進条例を全国で初めて制定し、雇用に積極的な企業を認証して助成に取り組むが、国内で浸透するにはまだ課題も多い。海外では法律で促す国もある。(軽部理人) 小5から自室に ゲームづくしの毎日 東京・西新宿の超高層ビル41階にあるIT企業「デジタルハーツ」のオフィス。モニターに向き合う社員たちが、サイバーセキュリティーや、発売前のソフトウェアの点検にあたる。「就労困難者」と呼ばれた人も複数人いる。 20代の男性社員もその一人だ。小5で自室にひきこもるようになり、中学、高校とも通ったのはそれぞれ半年ほど。高卒認定の資格を得て、受かった大学も1年半しか続かなかった。 部屋で過ごす時間の大半をシューティングゲームやパズルゲームに充てた。「人と関わり合うのが嫌だったけれど、ゲームをすると落ち着くことができた」 縁遠かった就職に興味をもったきっかけは、アルバイトの求人サイトだった。発売前のゲームやパチンコ台を操作して、欠陥を見つける「テスター」の募集だった。 「ゲームの腕前なら自信があ… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:1354文字/全文:1872文字 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
修道女マリアさん、おにぎりを野宿者に 夜回り30年
大阪市西成区の修道女マリア・コラレスさん(84)は、野宿者におにぎりや毛布を配る「夜回り」を続けて30年余りになる。新型コロナウイルスの感染拡大で炊き出しを休止する団体もあるなか、「どんな人も平等にある命を守りたい」と、週2日、路上に立ち続けている。 11日午後9時前、マリアさんが所属するカトリックの聖母被昇天修道会西成修道院(西成区旭1丁目)の近くに、1台のワゴン車が止まった。 運転するのは、系列の社会福祉法人暁光会大阪支部の責任者、森下敏行さん(51)。森下さんらが作ったおにぎりを積んだワゴン車は、マリアさんを乗せて走り出した。 まず向かったのは、浪速区日本橋の電気街。シャッターを下ろした店舗の前で、寝袋に頭までくるまって横たわる男性にマリアさんが声をかけた。 「大丈夫ですか。おにぎりはいかがですか」 男性が寝袋からそっと伸ばし… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル