愛称は「いろは」と「ぽてと」――。アクアワールド茨城県大洗水族館(大洗町磯浜町)で、新しく仲間に加わったメスのカナダカワウソ2頭の一般公開が始まった。公募で選ばれた愛称も発表され、新たな人気者になりそうだ。 一般公開2日目の21日、2頭は体を寄せ合ったり、気持ちよさそうに泳いだりする姿を見せた。千葉県習志野市から来た小学2年の佐藤諒真君(8)は「2頭がじゃれ合い、とてもかわいかった」。 カナダカワウソはカナダや米国に生息し、体長は最大約1メートル。2頭は米国にいた野生の個体で、昨春から同館で過ごし、餌付けなどに慣れる期間を経て公開された。現在、体長は約80センチで年齢は不明という。寄せられた愛称候補は497件。「ぽてと」は県名産のサツマイモに、「いろは」はカナダ国旗のカエデと似ていて、日本の秋を彩るイロハモミジにちなんだ。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
光の魔法が彩る夢 ハウステンボスに11年ぶり新エリア
長崎県佐世保市のハウステンボスに、最新のデジタル技術を使った七つの屋内施設からなる新「光のファンタジアシティ」がオープンした。新エリアの誕生は11年ぶり。坂口克彦社長は「年代を問わずわくわくできる体験型施設です」と自信を見せた。 新エリアは、既存の「スリラーシティ」を全面改装した。昨年3月にオープンする予定だったが、新型コロナウイルス感染症のため1年遅れとなった。 七つの施設は、それぞれ宇宙・海・森・音などをテーマにしており、20日のオープンを前に、18日に報道陣に先行公開された。壁に近づけた手の動きに反応して壁に光が渦を巻いたり、カラフルなクラゲがポンと誕生したりするなど、映像との融合が特徴だ。 「森のファンタジアカフェ」では、テーブルにグラスを置くと様々な花が咲き出し、「アートファンタジア」では、重厚なダンスオルガンが壁に映し出すプロジェクションマッピングと連動して男女のロマンスを表現する。光と遊んで体を動かす「アスレチックファンタジア」もある。(原口晋也) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「感染気をつけ羽伸ばす」 宣言明けの東京、喜びと不安
新型コロナウイルス対応で東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏4都県に2回目の緊急事態宣言が出てから約2カ月半。宣言明け初日の22日朝、東京都心では久しぶりに出社したり、旅行に出かけたりする人の姿があった。 オフィスビルが立ち並ぶJR東京駅前の交差点。信号待ちをしていた東京都世田谷区の男性(58)は、1カ月以上テレワークを続け、久しぶりの出社だ。「やっぱりいいなあ、と思いますね。久しぶりに世の中に出てきたという感じで」。勤務先の金融企業では原則テレワークだったが、22日から週1~2回の出社が認められた。「テレワークは通勤時間を省けるという良さはあったけど、どちらが良いかは捉え方次第ですね」 新型コロナへの不安はあるが「暖かい季節になっていくし、解除されて気分的に少し楽になる」と話す。 40代の会社員女性は「テレワークが基本なのは変わらないけど、出社制限が少し緩和された。コロナが急に収まるわけじゃないし、これからも気をつけます」。春の異動を控えた3月下旬の時期とあって、業務の引き継ぎなど対面業務が必要な場合は出社が認められるようになったという。 スーツケースを手にした川崎市の主婦(56)は、友人3人と車で旅行に出かけるところだった。コロナの影響で予約が2度キャンセルとなった末に、念願の名古屋城観光が実現するという。「宣言中もちょくちょく出かけていました。でも、家族がうるさかったので。きょうからは少し出かけやすくなるかな」と語った。 朝から次々とバスが行き交う東京・新宿のバスターミナル「バスタ新宿」。午前8時過ぎ、山梨行きのバスを待っていた都内の大学に通う男女4人は、宣言解除に合わせて富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)への日帰り旅行を計画した。宣言中はお互いに会うのを控えていたといい、男性(21)は「ずっと我慢してたから楽しみ。東京の人が広めたって思われたくないから、感染に気をつけながら羽を伸ばしてきます」。 都内の金融機関に勤める男性(… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「窓」の向こうに見えるのは 高くなった防潮堤
10年がたった復興への歩み。東日本大震災の被災地を写真で伝えます。 拡大する防潮堤の窓から朝日が差し込んでいた=2021年2月18日午前6時38分、岩手県釜石市、関田航撮影 津波の被害を教訓として、沿岸部には巨大な防潮堤が整備された。岩手県釜石市にある釜石港の防潮堤は震災後、約2メートル高くなった。 一方で少しでも景観に配慮しようと、5メートルおきに壁面の一部がくりぬかれ、「窓」がつくられている。港に面したホテルの従業員は「正直、圧迫感はありますよ。先が見えないような感じがする。けど、窓があるのとないのとでは、少しは違うかな」。 拡大する防潮堤の窓から朝日が差し込んだ=2021年1月29日、岩手県釜石市、関田航撮影 早朝、防潮堤の窓から朝日が差し込む。その向こうに、船から雪を取り除く漁師たちの姿が見えた。(関田航) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
警官発砲、包丁持った男死亡 職務質問時の警告きかず
22日午前3時40分ごろ、富山市飯野の路上で、包丁を持って近づいてきた男に、富山中央署の巡査部長が拳銃を1発発砲した。男は胸を撃たれ、搬送先の病院で約1時間後に死亡した。警察官や近隣住民にけがはないという。 富山県警の発表によると、死亡したのは近くに住む無職の男(38)。男の母親から「息子が暴れている」と相談を受けた近隣住民が110番通報した。 巡査部長ら警察官2人が、自宅近くの路上で男を見つけ、職務質問しようとした際、男が包丁を手に「刺してやろうか」と言いながら向かってきたという。巡査部長が「包丁を捨てろ」「撃つぞ」などと警告したが、さらに近づいてきたため、約5・5メートルの距離で発砲したという。 富山中央署の奥村武志副署長は「適正な職務執行だったと考えている」とコメントした。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
コロナ禍のネット依存、高3男子顕著 受験の現実逃避も
新型コロナウイルスによる一斉休校や外出自粛の影響で、ネット依存の疑いがある小中高校生が急増していることが大阪府の調査でわかった。コロナ禍の前とさなかに実施した各1万人超のアンケートを比べると、ネット依存の傾向がある割合が小中高生で約3~9ポイント上昇した。 調査は大阪府青少年課が府内の小中高生を対象に行い、子どものネット問題に詳しい竹内和雄・兵庫県立大准教授が分析した。コロナ以前の2019年夏とコロナの影響を受けた20年秋、インターネットやスマートフォンなどの利用状況を聞いた。 このうち小4~高3で、ネット依存の疑いがある児童・生徒の割合を比べた。有効回答数は19年が1万4597人で、20年は1万9783人。その結果、小学生は10・2%から13・7%に、中学生は15・3%から18・9%に、高校生も19・3%から28・5%と軒並み上昇していた。学年では高校3年(男女)が最も上昇しており、性別では高校男子が15・6%から27・5%と伸びが顕著だった。 竹内准教授は「コロナの影響は明らか。特に高3は受験で忙しくなり、身近なスマホやネットに現実逃避しやすいようだ」と話す。 アンケートの設問は、①ネットに夢中になっていると感じる②満足するため使用時間をもっと長くしたい③制限や中止を試みたが、うまくいかないことがたびたびある④時間を短くしようとするとイライラする⑤考えていたより長く続けてしまう⑥ネットで人間関係を台無しにしたことがある⑦熱中を隠すため、家族らにウソをついたことがある⑧絶望や不安から逃げたくてネットを使う――の8問。5問以上当てはまる人をネット依存の疑い「あり」と数えた。国際的に広く使われている設問で、厚生労働省の調査でも活用されている。 竹内准教授は「子ども自身から限界という悲鳴が出るほど状況は深刻。家庭や学校で、ネット依存を防ぐルール作りを急ぐ必要がある」と話す。(西村悠輔) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
延期になっていた歌会始の儀が開催 皇室22~28日
天皇、皇后両陛下や皇族方の予定を毎週更新します。皇室の方々は様々な行事や式典、宮中祭祀(さいし)などで多忙な日々を送っています。紙面では掲載しきれない公務も紹介します。 宮内庁は3月22~28日の予定を発表した。天皇、皇后両陛下を始め、皇族方は26日、1月から延期となっていた歌会始の儀に出席する(表記は宮内庁発表に準じます。予定は変更されることがあります)。 ■天皇、皇后両陛下、愛… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ごまたまご歩道橋」?広告つき歩道橋が最多のまちは…
みかん、犬猫病院、太陽光発電……。名古屋市内を歩いていると、商品や企業の名前を記した歩道橋をよく目にする。名古屋市が、歩道橋に愛称をつける命名権(ネーミングライツ)を売る事業を始めて10年。今や100超と、全国の主要都市の中では最多を誇るまでに。その背景は――。 公共施設に、企業が愛称などをつけられる命名権を売る事業は2000年ごろから各地の自治体で広がった。名古屋市は10年11月から歩道橋で公募を開始。歩道橋の命名権は大阪府に次いで2番目に早かった。 契約の条件は「1カ月あたり2万5千円以上、期間は3年以上」。社員らによる周辺の掃除といった地域貢献活動も義務づけられる。交通標識などと混同しないよう、メッセージや矢印は使えず、ロゴでも色は1色のみ、面積は10平方メートル以内と、同市独自の制限も設けられている。 それでも契約件数は右肩上がり。実際に契約を始めた11年度が20件で、19年度(20年3月末現在)には104橋に増えた。市が設置する歩道橋のうち、社名や愛称を掲げているものは約半分を占め、年間収入は計3200万円になった。 なぜ歩道橋の命名権が人気なのか、名古屋ならではの理由があるようです。最も愛称が長い歩道橋は30文字。記事後半でご紹介します。 業種別では医療・福祉法人や建設業が多く、車の販売店、司法書士の事務所、葬儀社などと多岐にわたっている。1社で5橋と契約している企業もあれば、1橋で年55万円という最高額を払っている企業もある。区別では、中村区と千種区が多い。 名古屋市道路利活用課の調べによると、歩道橋の命名権事業に取り組んでいる横浜市や福岡市など10政令指定市と大阪府など4府県の中で、2番目に多いのは大阪市の44橋。104橋もある名古屋市は突出する。 同課の担当者は「他の都市に比べると名古屋は車社会。車内から目につきやすく、PR効果が高いと認知されているからではないか」と推測する。 昨年12月から契約している同市南区の「東海重工」の歩道橋は、企業名だけでなく、業務内容の「一般産業機械製造・機械器具設置」も加えた。河野弘社長(69)は「近所の方が『歩道橋を見たよ』と言ってくれて評判はいい。何をしている会社なのかを知ってもらえるいい機会になっている」と話す。 「河合塾 千種ビクトリーブリッジ」(同市千種区)の愛称で契約している河合塾(同)の広報担当者は「ビクトリーとは勝利、合格。話題性もあり、契約から10年になるが今後も続ける予定」と言う。 同市東区の古出来歩道橋は、愛称「ごまたまご歩道橋」の方が有名だ。10年前から契約している中部飼料(同市中区)は「本社からは離れていますが交通量が多く四方から見やすいのが決め手になりました。商談の際の話のネタにもなっています」と説明する。 ただ、20年度の契約件数は減少に転じた。昨今の景気の悪化もあって経営状況などを理由に契約を打ち切る企業もあり、今年4月には98に減る見込みだ。 名古屋市は、色を複数色に増やせるようにするなど対策を検討している。大阪市などでは複数色を使えるためだ。同課の担当者は「PRにとどまらず、企業が地域とつながりを持つきっかけになれるという利点も含め、アピールに力を入れたい」と話している。(臼井昭仁) ◇区別の契約歩道橋の数(多い順)=3月末時点 ①中村区(13)②千種区(12)③東区、中区(各11)⑤西区、南区(各8)。最少は名東区と天白区(各1) ◇最も長い 30文字 まつかげシニアホスピタル・認知症疾患医療センター四女子歩道橋(中川区) ◇最も短い 8文字 ごまたまご歩道橋(東区) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
少ない煮汁で美しくまとめる 失敗なしのいり豆腐
記事の後半で、作り方のポイントを動画でご覧いただけます ごはんラボ いり豆腐 豆腐がにがりで固まるのはなぜか。化学反応から説明しようとすると、少々難解な話になります。そんなメカニズムが解明されるはるか昔、先人たちは、そのままではあまり消化吸収のよくない大豆のたんぱく質を効率的にとる方法を見いだしました。たっぷりの水で食感をよくした工夫は、豊かな水に恵まれた土地ならではです。 豆腐の魅力を見つめ直すシリーズの最後は、いり豆腐。淡泊な豆腐に、ちくわやシイタケのようなうまみのある具を合わせ、最後に卵でまとめる。栄養面でもバランスよく、知恵の詰まった一品です。ただ、豆腐が細かくなりすぎる、水っぽくなるといった失敗を避けるコツも要る料理です。 解決の鍵は、先に具をやわらかく煮て後から豆腐を加えることと、豆腐の水分を織り込み、煮汁をごく少量にすること。豆腐から水が出ることを前提にしていますから、ゆでたり、重しをしたりして水切りをする手間は不要です。(栗田優美) いり豆腐 材料・3人前 料理監修:料理研究家・渡辺あきこさん □ 木綿豆腐 300g □ ニンジン 50g □ シイタケ 2枚 □ ちくわ 小1本 □ 細ネギ 2本 □ 卵 1個 □ 油 大さじ1 □ だし汁 100ml □ 砂糖 大さじ1 □ しょうゆ 大さじ1 □ 塩 小さじ1/6 【作り方】 ①豆腐を2cm角くらいに手でちぎり、平ざるに広げておく。 拡大する豆腐らしい味と食感を残すため、長時間かけての水切りをせず、炒めるまでの間に水分を落とすだけでよい ②ニンジンは皮をむいて薄いいち… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
汚染土「持って行く所ほかにないと…」 一変した故郷
10年がたった復興への歩み。東日本大震災の被災地を写真で伝えます。 拡大する汚染土が運び込まれる中間貯蔵施設。敷地には民家が残っていた=2021年2月27日、福島県大熊町、朝日新聞社ヘリから、福留庸友撮影 東京電力福島第一原発を囲むようにつくられている中間貯蔵施設には、除染作業で出た汚染土が集められている。国の用地交渉は遅れたが、2017年に本格稼働。林は切り開かれ、風景は一変した。施設がある福島県大熊、双葉両町の住民は避難先から一時帰宅した際、「住んでいた場所とは思えない」「来るたびに景色が変わる」などと驚く。 国との契約に応じた根本友子さん(73)の大熊町の自宅は解体され、施設の一部になった。「影も形もなくなり、やっぱり悲しい。でも、しょうがないというか、他に汚染土を持って行く所はないと思って」 拡大する中間貯蔵施設の敷地に残る民家=2021年2月27日午前、福島県大熊町、朝日新聞社ヘリから、福留庸友撮影 双葉町に自宅があり、津波で息子が行方不明のままの佐藤一夫さん(79)は「先祖代々の土地を苦渋の決断で手放した。息子がいたら相談もできたし、どのような判断になっていたか……。今は残念のひと言」と話す。 施設全体の面積は約1600ヘクタール。約25%は地権者との契約が済んでいない。上空から見ると、黒い袋に囲まれるようにして立つ民家が目に入った。(福留庸友) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル