(悩みのるつぼ)相談者 大学生と高校生の2人の息子の40代シングルマザーです。次男について相談です。 次男は小さな頃から、少年野球チームに入り、高校でも野球部に所属して頭の中は野球のことでいっぱいです。テレビを見ながらも筋トレやシャドーピッチングをしています。 私も野球当番、弁当作り、遠征応援にと週末の息子との思い出は野球と共にあります。そんな次男は中学生の頃から全く私と話をしなくなり、学校の友達も誰と親しいのかも何も知らない状態が続いています。毎日作るお弁当も、おいしかったの一言も無く、台所のゴミ箱に残したおかずが捨ててあったりします。「量が多かったら多いって言って!」と言いますが、目を合わそうともせず、時間なかったと返ってくるだけです。 家の中でも、すれ違いそうになると、あからさまに嫌な顔をするし、この間息子の首に何か付いていたのを取ろうと触ったら、嫌悪の顔で「触んな!」。息子が口にするのは、「腹減った」「おやすみ」「明日は○○時に起きるから」くらい。夕飯時も、スマホで野球を見ながら黙々と食べるだけです。 長男は普通に話してくれます。2人とも性格は違うけど同じように愛情かけて育てて来たつもりです。次男にどう接して良いか分からず、傷付く毎日です。どうやってそんな次男に接すれば良いのでしょうか。 回答者 政治学者・姜尚中さん 切ない気持ちでいっぱいでしょうね。シングルマザーで2人の子供を育て、人一倍頑張っているはずのあなたに肝心の息子が親子のコミュニケーションを拒絶しているように見えるのですから。 あなたは長男に対しても、次男に対しても分け隔てなく、母親の愛情を注いできたはずです。それなのに、長男はその愛情に応えてくれているのに、次男は真逆にあなたを避けるだけでなく、嫌悪感すら露(あら)わにする。どうして? そう思うのは当然です。 しかし、ここで立ち止まって考… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
コロナ下でも「脱原発」求めて 大阪市で市民団体がデモ
東日本大震災に伴う東京電力福島第一原発事故から10年の節目を目前にした7日、大阪市中央区で脱原発を求める集会があった。約20の団体から450人(主催者発表)が参加。各団体の活動報告や有識者による講演の後、「原発やめて」などと書かれたプラカードを掲げ、デモ行進した。 新型コロナウイルス感染防止のため大きな声を出すのをやめ、太鼓を打ち鳴らすなどしてアピール。「原発再かどう(稼働)いらない」と刺繡(ししゅう)したエプロンを着て参加した大阪府四條畷市の大森正子さん(76)は「フクシマは、国民の原発への無関心が引き起こしてしまった事故。一市民でも、しっかりと声を上げていきたい」と話した。 集会は、原発事故のあった2011年から毎年開催されてきたが、昨年は新型コロナの影響で初の中止に。主催団体の一つ「ストップ・ザ・もんじゅ」代表の池島芙紀子さん(81)は「新型コロナで機会がなくなっていたけど、市民に関心を持ってもらうためにも意思表示を続けたかった」と話した。来年以降も集会を続ける方針だという。(山田健悟) 九州でも座り込み 九州では、脱原発をもとめる団体「原発とめよう!九電本店前ひろば」が2011年4月から、福岡市の九州電力本店前で座り込みを続ける。九電の原発を巡る訴訟のめどがつくまで、活動を続ける予定だ。 座り込みは当初ほぼ毎日だったが、緊急事態宣言が出た昨春から木曜だけに。青柳行信代表(74)ら数人がテントを広げ、脱原発の音楽を流すなどしている。震災から10年となる11日は感染対策をしつつ、他団体と市内で集会を開く。14日も予定している。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
脱原発の金曜デモ、資金難で休止 国会前で最後の訴え
東日本大震災後、東京・永田町の首相官邸前で毎週金曜夜に脱原発を訴えてきた市民団体「首都圏反原発連合」が、3月末で休止する。金曜デモを397回行ってきたが、参加者が減少し、資金難になったことが主な理由という。7日には、団体が主催する休止前最後の国会前での集会があり、参加者が「原発はいらない」「再稼働反対」などと訴えた。 集会は、11日に東日本大震災から10年となるのを前に開催し、数百人が集まった。新型コロナウイルス感染防止のため、参加者の検温などの対策をとった。 仙台市出身の高橋智彦さん(29)は、東京電力福島第一原発事故から約10年が経過し、記憶の風化が心配という。「事故はまだ終わっていない、という思いを政治に届けたかった」 東京都大田区の伊藤あき子さん(67)は9年前から金曜デモに参加。コロナ禍でいまは行っていないが、休止と聞き、この日の集会に参加した。「金曜デモを通じて、おかしいと感じたら、政府に怒っていいんだと気づかせてもらった」 12年6月には20万人、首相とも面会したが 首都圏反原発連合は2011年… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
地震で崩落から5年、新阿蘇大橋が開通 全長525m
2016年4月の熊本地震で崩落した熊本県南阿蘇村の阿蘇大橋に代わり、建設が進められていた新阿蘇大橋が完成し、7日午後3時に開通した。熊本地震で寸断した熊本県北東部の阿蘇地域の国道は、これですべてつながった。 旧阿蘇大橋は国道325号の一部で、阿蘇カルデラの入り口となる立野峡谷にかかり、阿蘇地域と熊本市方面を結ぶ主要ルートだった。新阿蘇大橋は元の阿蘇大橋から約600メートル下流に建設され、全長525メートルで、橋脚の高さは最大97メートル。橋の近くには展望所も整備された。 熊本地震では4月14日の「前震」と同16日の「本震」で最大震度7を観測。熊本県内では災害関連死などを含め273人が亡くなり、約20万棟の住宅が被害を受けた。(後藤たづ子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
SF少年からSF評論家へ、巽孝之・慶大教授の転機とは
慶応大学教授でSF評論家の巽孝之さん(65)は、1980年代半ばにいち早くサイバーパンクSFの勃興を紹介するとともに、日本SFの最先端を欧米に伝えるなど、世界的な活躍をしてきました。子どものころからのSFファンが、どのように世界デビューを果たしたのか。「世界への扉が開かれた」きっかけとなった思い出のSF雑誌について、巽さんに聞きました。 SFに出会ったのは小学生のころです。コナン・ドイルの小説「失われた世界」やテレビ番組「ウルトラQ」や「インベーダー」に現れる恐竜や怪獣や異星人などのこの世のものならぬイメージに衝撃を受け、中学生のときにはすでにガリ版刷りのSF同人誌「科学魔界」を作っていました。 高校生になってプログレッシブ・ロックにはまっていくのも、メロトロンやシンセサイザーといったハイテク鍵盤楽器の怪物が登場し、斬新でこの世のものならぬ音を感じたからです。何か新しいことが起きようとしている感じにひかれるんですね。 EL&P(エマーソン、レイク アンド パーマー)の初来日公演はテレビで見ましたが、YES(イエス)の初来日公演は学生服のまま共立講堂まで聴きにいきました。 SFとロックはもともと相性が… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
在沖の米海兵隊員を逮捕 コンビニで万引きの疑い、否認
コンビニで万引きしたとして、沖縄県警は7日、米海兵隊牧港補給地区(浦添市)所属の伍長、イマーソン・アービンガー容疑者(20)を窃盗容疑で緊急逮捕し、発表した。容疑を否認しているという。 名護署によると、アービンガー容疑者は7日午前9時20分ごろ、名護市港1丁目のコンビニで、モバイルバッテリーとUSBケーブル(計約5900円)を万引きした疑いがある。 アービンガー容疑者の行動を不審に思った店員が、商品の会計をせずに容疑者が店外に出たのを確認し、署に通報。店から100メートルほどの場所で、警察官が容疑者を見つけたという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「この花、触っていい?」 福島の子に揺さぶられた心
札幌市議を3期務めた山口たかさん(71)が、「福島の子どもたちを守る会・北海道」を仲間たちと設立したのは、震災から3カ月後の2011年6月11日だった。「福島」にこだわったのには理由がある。 1980年代、高レベル放射性廃棄物処分場や原発の反対運動に参加した。折しもチェルノブイリ原発の事故が起き、反原発のうねりは一時的に高まったが、心のどこかで思っていた。日本では、こんなひどい事故は起きないだろう、と。 拡大する「かおりの郷」で話をする「福島の子どもたちを守る会・北海道」の山口たかさん(右)と副理事長の泉恵子さん=2月6日、札幌市南区 震災直後、札幌で市民運動に関わる人たちで被災地支援について話し合ったが、原発事故については原発の是非も絡むため、タブーのような雰囲気だった。「それなら逆にやらなきゃ。大事故はないと思っていたことへの贖罪(しょくざい)の意味もありました」 【プレミアムA】海から見た被災地 東日本大震災による津波は、陸地だけでなく海の中にも大きな被害をもたらした。大量のがれき、失われた漁場……。豊かな海はこの10年でどう変わったのか。水深35メートルまで潜ってみた。 自身を含め、女性4人が活動の中心になった。元国連職員の泉かおりさん、福島県天栄村から避難してきた元養護教諭の矢内幸子さんと、娘の怜さん。放射線量が高く外で遊べない福島の子どもたちに、北海道で伸び伸び過ごしてもらおうと、夏休みに親子の「サマーキャンプ」を計画した。 初回のキャンプには約40人が参加。草原や花畑を駆け回る子たちが、お母さんに尋ねるのを聞いた。「この花、触っていい?」「この草は大丈夫?」。だめだめ、と言われ続けてきたのだろう。戻ればまた、花に触れることもかなわない日常が待っている――。山口さんは、心を揺さぶられる思いだった。 その後、夏と春の年2回、期間を決めて親子を受け入れ、寝食を共にする自分たちの活動を「保養」と呼ぶようになった。夏は海水浴、春は雪遊びやスキーが人気のプログラムだ。 震災翌年、会の仲間と訪れたドイツで、チェルノブイリの子たちを招く活動を続ける女性グループと会った。そこで教わったのが、被災者の選択肢は「地元に残るか、避難か」だけでなく、保養が第3の道になり得るということだった。 拡大する「かおりの郷」の前で話をする「福島の子どもたちを守る会・北海道」の山口たかさん(右)と副理事長の泉恵子さん=2月6日、札幌市南区 14年には札幌市南区に空き家を借り、自前の保養施設「かおりの郷(さと)」を設けた。前年春に志半ばで亡くなった、泉かおりさんの名前をもらった。 福島市の高校生、渋谷睦月(むつき)さん(17)は、小学3年生の時から何度も保養に参加したひとり。「ボランティアの皆さんが家族のように接してくれた」。一緒に参加した小さな子と過ごしたことがきっかけで、保育士が将来の目標になった。 拡大する保養に参加した小学生時代の渋谷睦月さん。ヒマワリをうれしそうに手に取る=「守る会」のブログから ただ、山口さんのもとには、「年がたつほど、地元で原発や放射能のことを話題にしにくくなった」との母親たちの声も届く。安全に対する考え方の違いから、被災者が分断されることを心配する。 延べ800人以上を受け入れてきた保養のニーズは、今も根強い。会はNPO法人となり、山口さんは理事長を担う。「10年が区切りと思ってきたが、復興は道半ば。もうちょっと頑張りたい」 ■取材後記 様々な選択 尊重さ… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
被害者は32歳の建設作業員男性 静岡・三島の刺殺事件
静岡県三島市の病院に7日早朝、刺された男性が運ばれ、その後、死亡した事件で、県警は同日、死亡したのは同県清水町伏見、建設作業員鍵和田俊吾さん(32)であると発表した。県警は傷の状態や搬送の経緯などから殺人事件として捜査している。 警察や消防によると、鍵和田さんが病院に運ばれる直前、JR三島駅南側の同市一番町付近から救急搬送を要請する119番通報があった。消防が駆けつけると、すでに現場には誰もいなかったという。県警が通報や搬送の詳しい経緯を調べている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
自殺願望ある女性の首締めたか 嘱託殺人未遂容疑で逮捕
自殺願望のあった女性(19)から殺害を頼まれ、首を絞めるなどしたとして、警視庁は6日、東京都葛飾区東水元5丁目、無職須藤昭雄容疑者(46)を嘱託殺人未遂の疑いで逮捕し、発表した。調べに容疑を認め、「自分も死ぬつもりだった」などと供述しているという。 捜査1課によると、逮捕容疑は1月31日~2月1日、同区の自宅で、都内の女性に睡眠薬を飲ませたうえで、練炭をたき、首を絞めて殺害しようとしたというもの。女性が目を覚まして抵抗し、翌2日に交番に助けを求めたという。 女性はこの直前、ツイッターに「自殺したい」などと投稿。返信してきた須藤容疑者に「殺してほしい」などと伝えていたという。 警視庁は2月、女性を殺害する目的で自宅に連れ込んだとして、須藤容疑者を加害目的誘拐容疑で逮捕していた。 悩みを抱えた時の相談先 ○自殺予防いのちの電話 フリーダイヤル0120・783・556(毎日午後4~9時、毎月10日は午前8時~翌午前8時) ナビダイヤル0570・783・556(午前10時~午後10時) ○東京いのちの電話 03・3264・4343(日・月・火は午前8時~午後10時、水・木・金・土は午前8時~翌午前8時) ○よりそいホットライン フリーダイヤル0120・279・338(24時間、岩手、宮城、福島の3県からかける場合は、0120・279・226) ○生きづらびっと LINEアカウントで友達登録(日、月、火、木、金曜は午後5~10時半、水曜は午前11時~午後4時半) ○こころのほっとチャット LINE、ツイッター、フェイスブック@kokorohotchat(毎日正午~午後4時※受け付けは午後3時まで、午後5~9時※受け付けは午後8時まで) ○チャイルドライン 対象は18歳以下。フリーダイヤル0120・99・7777(毎日午後4~9時) チャットはhttp://childline.or.jp/から(木、金曜と第3土曜の午後4~9時) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
女性デーが許せない スウェーデン大使から見たニッポン
男女平等の先進国であるスウェーデンの駐日大使、ペールエリック・ヘーグベリさんは3月8日の国際女性デーが「嫌い」だと言います。女性が不平等な状態に置かれているにもかかわらず、この日だけ祝うことへの異議申し立てです。では、どうすれば――。実りある日にするための提案を語ってくれました。 ◇ 2008年からスウェーデン外務省に勤め、16年から駐ベトナム大使。19年9月から駐日大使を務める。 国際女性デーは嫌いです。1年は365日。1日だけでなく毎日が女性の日、男女平等の日であるべきだと思っているからです。 女性デーを祝いましょうとか「Happy Women’s Day」という言い方も好きではありません。何がハッピーなのでしょう? 女性の賃金は男性より低く、企業の取締役会など意思決定へのアクセスも少なく、政治参加の機会も少ない。逆に家事分担ではいろんなことが女性に押しつけられ、朝早く食事をつくって出さないといけなかったり、夜遅くに帰ってきた夫に食事を出してあげたり。そんな不平等な状態なのにどうして祝うんでしょう。 今年の女性デーは日本にとって特に、ジェンダー平等を考える重要な機会となるでしょう。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗前会長の女性蔑視発言があったばかりだからです。 男女平等の度合いを示すランキングで4位(日本は121位)のスウェーデンは男女平等で最も進んだ国の一つと言われています。しかしそのスウェーデンでも、「まだまだ足りない」といって議論を続けています。男女平等は民主主義と同じ。毎日みんなで話し合いをして監視をして、毎日あたためていかないといけないものです。 女性デーは、男女平等について意識を深める日にしてもらいたい。なぜ自分はこう言っているんだろう、なぜこんな振る舞いをしているんだろうということを。たとえば森さんなら、どういう衝動に駆られてあの発言をしたのかその根底にあるものを反省してみてほしい。女性デーを、男女がともに意識を深め、社会的な構造にメスをいれるような、そういう日にしたいですね。 ◇ 2008年からスウェーデン外務省に勤め、16年から駐ベトナム大使。19年9月から駐日大使を務める。(聞き手・岡林佐和) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル