人生の半分以上の期間を、受刑者の話を聴くことに捧げた僧侶がいる。富山刑務所(富山市)で40年余り「教誨(きょうかい)師」を務める同市の川越恒豊さん(79)は「闇をさまよった受刑者が光に転じるように手伝うのが役割」と話す。これまで100人以上と接してきた。誰にも話せなかった胸中を明かす受刑者たち。3年半前に出会った受刑者もそのひとりだ。 「父親が死んだ年齢を超えて、あと何年生きられるか分からないと思うようになりました」 昨年2月、富山刑務所の一室。50代の男性受刑者が、川越さんを前に記憶を語り始めた。 酒飲みだった父親は、弟や妹に優しかった。男性だけは手足を縛られたり、たばこの火を押しつけられたりした。 「そういうのは忘れられない?」。川越さんの言葉に、男性の声が震えた。 「忘れられないっ… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
対策緩めば「すぐパンク」 独自の宣言、延長どうする
新型コロナウイルス対策として緊急事態宣言の延長が決まった。対象の一つとなった福岡県では、新規感染者数は減少傾向に転じたものの医療現場は引き続き厳しい状況が続く。経済的な打撃は様々な業界に及び、見通せない先行きへの不安が広がる。 福岡県は2日夜、県庁で対策本部会議を開き、政府の方針に沿って、飲食店に引き続き営業時間の短縮を求めるといった対応方針を決めた。入院中の小川洋知事の職務代理者を務める服部誠太郎副知事は、会議で「大変残念だが(宣言延長を)受け入れざるをえないと判断した」と述べた。 一方、延長期間は3月7日までだが、県は、新規感染者数と病床使用率が「ステージ4(感染爆発)」の水準を下回れば、速やかに国に宣言解除を要請するとも表明した。 県内の感染状況は落ち着きつつある。1日あたりの新規感染者数は1月16日に過去最多の411人に達したが、その後は減少傾向に転じ、今月1日は63人と41日ぶりに100人を下回った。2日も77人だった。 政府の分科会が定めた病床使用率などの6指標は、当初は5指標がステージ4に相当していたが、2月1日発表の政府資料では3指標へと改善。県が福岡市、北九州市などの繁華街で調べたところ、飲食店の9割以上が時短要請に協力しており、県幹部は「夜の人出が減ったことで感染者が減少した可能性はある」とみる。 ただし、医療現場の状況は深刻だ。政府の資料によると、病床使用率は、県内への緊急事態宣言の発出が決まった1月13日の51・6%から、2月1日には75・3%に悪化。人口10万人あたりの療養者数も34・5人から55・6人へと増えた。死者数は、1月1~15日の18人から、16~30日は48人に急増した。 福祉施設でのクラスター(感染者集団)の多発が重症者や死者の増加の一因とみられ、県によると1月だけで33件発生し、高齢者中心に511人が感染した。 県は当初は、緊急事態宣言の適用に否定的だったが、「大都市からの感染拡大を防ぎたい」(西村康稔経済再生相)とする政府に押し切られる形で宣言を受け入れた。県幹部によると、今回の宣言延長については、政府から意見は求められず、県からも意見を伝えていないという。「今の病床の稼働率を見れば、宣言延長は仕方ない」と県幹部は言う。 貯金取り崩し「耐えるしかない」 医療現場も、宣言延長を「当然」と受け止める。 北九州市立八幡病院では2日時… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
女装して女性用露天風呂で下着盗んだ疑い 男逮捕
熊本県警小国署などは2日、旅館の女性専用露天風呂に女装をして忍び込み、女性客の下着などを盗んだとして、佐賀市鍋島6丁目、会社員宮原幸一郎容疑者(36)を建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕した。「間違いない」と容疑を認めているという。 署によると、宮原容疑者は1月13日午後4時20分ごろからの約30分間に、熊本県南小国町にある旅館の女性専用露天風呂の脱衣所に侵入し、30歳代の女性2人の下着など計6点(計3千円相当)を盗んだ疑いがある。 宮原容疑者はこの日、偽名を使い、旅館の立ち寄り湯の受け付けをした。旅館の防犯カメラには、茶髪のカツラやスカートなどで女装し、脱衣所に出入りする宮原容疑者が映っていた。署は受け付け後に旅館内のトイレで着替えたとみている。宮原容疑者の自宅からは、今回盗まれた下着以外の女性用下着などが見つかっており、余罪を調べている。(屋代良樹) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
模試で宗教とテロ結ぶ不適切な表現 佐賀県教委が謝罪
佐賀県教育委員会などは2日、高校1年生を対象にした英語の模擬試験で、イスラム教とテロリストを結びつけるような不適切な表現があったと発表した。落合裕二教育長が「偏見や誤解を招きかねない」として謝罪した。 県教委によると、1月8~10日にあった「県下一斉模擬試験」で、英語の文章を読み、内容と合う答えを選ぶ問題があった。 文章は、日本の高校生がエジプトを旅行したときの体験を書いたもの。絵はがきを売ろうとする現地の子どもについて、買わなければどうなるか父にたずねると「もし稼げなかったら、彼らは食べ物を求めてモスクへ行き、テロリストとなる」と言われたという記述があった。全体としては、こうした体験を通じ、世界から貧困と戦争を終わらせたいと感じたことが書かれていた。 英文は、全国の高校生を対象にした過去の英作文コンテストで最優秀に選ばれた作品だったという。同じ高校生の文章で読みやすく、社会問題を扱っていることなどから、昨年6~11月、模試を担当する英語教諭ら13人で問題を作り、チェックもしていた。 県教委は外部などからの指摘を… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
近畿大、サッカー部員ら9人処分 大麻問題で退学などに
近畿大(大阪府東大阪市)は2日、サッカー部の大麻使用問題で、3年の男子部員1人を退学処分にし、2~4年の男子部員7人と体育会に所属していない男子学生1人を停学1~3カ月の処分にしたと発表した。1日付。 近畿大によると、3年の部員は2019年7月~20年9月、SNSを通じて購入した大麻を8回以上にわたり自宅で使ったうえ、部員らに広めた。他の学生8人はそれぞれ1~4回、大麻を使用したという。大学側は、松井清隆監督に退任勧告を通達し、監督は2日付で辞任した。 全部員64人に聞き取り調査をした結果、19年ごろから部内での大麻使用が知られていたことがわかり、「自浄作用が働かなかった」として部を無期限の活動停止とし、推薦入試制度の対象から外した。再発防止のため、今月から部員に研修を受けさせるという。(花房吾早子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
石垣市長、宮古島で複数回の会食 感染防止の呼びかけ中
沖縄県石垣市の中山義隆市長は2日、宮古島市長選(1月17日投開票)の候補者応援のため同市を訪れた際、地元の支援者と接待を伴う飲食店などで会食していたことを明らかにした。 石垣市は1月6日、島外の人との飲食を伴う会合や不要不急の外出を控えるよう市民に呼びかけていた。中山氏によると、宮古島市での会食は複数あり、居酒屋や接待を伴う飲食店もあったという。宮古島市では1月、新型コロナウイルスの感染が急拡大。市長選の選挙運動が影響した可能性も指摘されている。 中山氏は「石垣市民の皆様に感染対策に不安を与えてしまったこと、また宮古島市の皆様にご迷惑をおかけしたことに対し心よりお詫(わ)び申し上げます」とコメントした。(岡田将平) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「早く方針示して」宣言解除の栃木、飲食店から不安の声
新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言が、10都府県で延長されることになった。対象地域で唯一、宣言解除が決まった栃木県でも、不安はぬぐいきれない。 「宣言が解除されても客足がすぐ元に戻るわけじゃない。どう受け止めていいのか」。宇都宮市の居酒屋「陣谷」代表の笹谷光正さん(54)は困惑ぎみだ。年末からの売り上げは例年の1、2割程度。昼食時も外食を控える企業が増え、客足は減る一方だという。時短に協力した店への協力金が解除後にはなくなってしまうのか心配だ。「早く方針を示してほしい」 一方、人気ギョーザ店が集まる「来らっせ本店」を運営する宇都宮餃子会の鈴木章弘事務局長(48)は「栃木だけが解除されると『栃木は安全』というメッセージを伝えかねない。関東圏から人が集まってくると『Go To』の二の舞いになってしまうのではないか」と懸念した。 那須塩原市の塩原温泉街では、2日もほぼ人が歩いていなかった。観光関係者は「例年なら泊まりがけのスキー客でにぎわう時期。これだけ人がいないのは初めて」。塩原温泉旅館協同組合の田中三郎理事長によると、大半の宿泊施設は週末だけの営業にしているという。「栃木が解除になっても、首都圏で宣言が続けば、宿泊客増にはつながらないだろう」ともらした。 佐野駅前で佐野ラーメン店を営む五箇大也さんは「最近はサラリーマンやお年寄りの客をあまり見かけない。解除された後も人の流れは変わらないと思う。これからの方が経営が大変になる店が多いのではないか」と語った。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
NPB spring training begins quietly in Japan amid coronavirus surge
Spring training camp kicked off quietly for Nippon Professional Baseball on Monday with all 12 teams playing in empty ballparks as the coronavirus continues to impact the world of sport. Sites for spring training have always attracted out-of-prefecture tourists, but this year baseball fans have been shut out of parks […]
緊急事態宣言後の人出減少、1週間で増加に 首都圏
政府は2日、10都府県で緊急事態宣言を延長することを正式に決める。首都圏の1都3県には1月7日に宣言が出たものの、1月の人出は前月に比べて最大でも3割程度しか減らなかった。 特に首都圏では、最初の週は人出が減少したものの、その後は増加に転じ、宣言の効果は限定的だった。 宣言は3月7日まで延長される見通しだが、「自粛疲れ」も広がる中で、どこまで効果があるのか注目される。 ソフトバンクの子会社アグープのデータをもとに、主要駅の半径500メートルの人出を分析した。 1月8日(金曜日)を基点とした1週目と、昨年12月に最も多かった週の人出を比べると、東京33%減、銀座32%減、新宿31%減、横浜28%減など3割前後の減少が目立った。 しかし、2週目になると、1週目と比べて、新宿が8%増、東京が7%増など1割弱の増加に転じ、3週目も微増となるところが目立った。 首都圏以外では、12月の多か… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
岐阜城の一ノ門建造、信長ではなかった 斎藤道三説浮上
戦国時代に織田信長が攻略した山城として知られる岐阜城。山上部の発掘調査を続けている岐阜市は、城郭の入り口にあたる「一ノ門」は信長の3代前の城主だった斎藤道三が築いたことが確認できた、と発表した。岐阜城の構造は信長による独創性の高いものと考えられてきただけに、専門家は「これまでの岐阜城の姿を塗り替える発見」と評価している。 今年度の調査は、一ノ門(約180平方メートル)と天守台周辺(約260平方メートル)の2カ所を対象にした。 信長は1567年、道三の孫、斎藤龍興の稲葉山城(現・岐阜城)を攻め落として入城、地名を岐阜に改めた。岐阜城の天守台は信長の時代に築かれたとみられている。通説では、城郭の入り口にあたる一ノ門も、信長が造ったと考えられていた。 今回の調査で、一ノ門は高くな… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル